カリブ海・パナマ運河クルーズ　（その４）

2006/04/14 - 2006/04/25

乗船して５日目の朝、私たちの船はリモン港に入港しました。
ここはいわゆる「中米」といわれるところで、リモン港はその真っただ中にあると言えます。しかし観光地としてはあんまり有名ではなさそうですが、大型客船は結構立ち寄っています。観光としては火山などの観光地と、ジャングルや沼地での自然動物の観察などがあります。
また、コスタリカという国自身は中米では最も安定し、教育水準も高い国といわれています。以前Microsoftがインターネットの実験をしようとしたとき、このコスタリカを選んだと言うのもそれだけの水準があったからだとの話がありました。人種としては白人が多いのも特徴的です。さらに、この国は日本と並んで軍隊を持たないという平和憲法をもっていることでも有名で（実際に軍隊がないのです）、中米のスイス（スイスは軍隊を持っているけど）といわれているそうです。そのためか、さまざまな国際機関がこの国に事務所や研究所を置いています。
リモンでは、私たちは観光ツアーに出かけず市内を皆さんと歩きました。そんなに大きな街ではなく人口にして１万〜２万程度かと思いました。こんな街にカーニバル・リバティ号のような大型客船が入港すれば、町の商店街にとっても大いに潤になるものと思いました。
↓をクリックすると地図が表示されます(画像右上の｢航空写真｣に切り替えてご覧下さい)｡
http://locapoint.com/OL5.HA0.EK8.ZA8-06414cruisenoh

エリア その他の観光地(コスタリカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船

リモン港到着しました。ベランダから眺めてみると、「オー、結構田舎じゃん！」という感じでした。今日はツアーに行く予定もないので、ちょっとのんびり出来ます。

そのままカメラを右に回すと、小型のコンテナ船が荷役をやっていました。この港はコスタリカ最大の貿易港です。バナナの出荷の最盛期は大忙しでしょう。
以前、自衛隊の護衛艦が公式訪問でこの港に停泊中、バナナの出荷のために移動してくれと言われたとか。軍艦は腐らないけど、バナナは早くしないと腐ってしまうというわけです。面白い話だなと思いました。

ここにも、もう１隻のコンテナ船が荷役をしていました。このような小型の船ですと、ちょっとした波で大揺れになってしまうのではないかと心配してしまいます。そういう中で仕事をしていると思うと、同情をしてしまいます。

船を降りてツアーや市内見物に出掛ける人たちです。ホテルから出掛けるのと同じようなものですが、それが船であるところに、クルーズの良さがありますね。

私たちも町に出かけました。このあたりがリモンの「銀座」といったところでしょうか。

ひきつづいてリモンの「銀座」を闊歩しました(^o^)　私たちの船からも多くの人がこの町に繰り出しましたから、結構賑やかかったですよ。ちょっとラーメンでも食べたいなと思いましたが、それは少々無理かもね。

町をくるっと回って、今度は海のほうへ歩きました。南国らしい雰囲気が充満していました。

日陰で小休止をする騎馬警官？？　それとも何かを調査中？

「お父さん何かいるよ！」
我が家のカミさんが指さす方を見ますと、白っぽい毛のサル？が気にしがみついていました。これはどういう動物でしょうか？

海に近い公園らしいところに出てきました。南国らしい風景ですね。こんなところでのんびり暮らしてみたいという気持ちが起こってきました。
ジュースのような物を売っていましたが、コスタリカの通貨（コスタリカ・コロン、１ドル＝３４５コスタリカ・コロン）もアメリカドルもこの時は持っていなかったので、ここは我慢するしかなかったね。

海に出たところで、皆さんと一緒に記念写真を撮りました。美人ばかりの我々のグループですが、コスタリカも美人の多いことで知られています。
後に見える島は「ウピタ島」とのことで、コロンブスが４回目の航海で発見したとか。私は何番目の発見者になるのでしょうかね？

船でお昼を食べたあとデッキにあがってみますと、これこのとおり人影もまばらでガラガラという感じでした。そりゃそうだよね。皆さんはツアーや街の見物に出かけているのですから。でもこんな時をねらってプールを楽しんでいる人もいるわけですけどね。

こちらは船尾のデッキです。開閉できる屋根がついていて、雨の日や寒い日でも泳げるのです。私にとっては、きょうみたいな暑い日は屋根を閉めてほしいんだけどね。でも、今日は開けていました。
向こうの方で座ってみえる人たちは遅いお昼を食べている方たちです。ここにはピザやハンバーガー・ポテトなどがあって、それらの焼きたてを好きなだけ食べることが出来るんですよ。

こちらも、人が少なくガラガラの状態です。ここからですと、カーニバル・クルーズ・ライン社のシンボルである煙突の形がよく分かりますね。カーニバル社の船が日本に来るということは、まだまだ先の様です。クルーズ市場としての日本を見た場合、まだとても小さいですからね。　
現在、日本へ来る海外の船は長崎で作ったプリンセスクルーズの船二隻と、ホーランド・アメリカ・ライン社の「スタテンダム」などで、春と秋に来ます。ほかにスタークルーズ社が、一隻を中国を起点に沖縄や九州に寄港させるようです。それ以外では、世界一周の途上で日本に立ち寄る船がある程度です。

市内見物やツアーを終えて船に戻ってくる人たちです。午後の早い時間なので、まだパラパラといった感じですけどね。なんか船から見下ろしていると言うよりも、高いビルの屋上から見下ろしているような気持ちになりますよ。

これはエレベーターの横に貼ってある各デッキの案内板です。これを見ますと自分の現在地が分かりますし、自分の行きたいところが何階にあるかが分かります。乗船直後など、船内にいると船の前後も右や左も分かりませんのでずいぶん迷ってしまい、カミさんと「こっちだよ、いや、右の方だよ」言い合いますよ。ですから、エレベーターを降りた時すぐにこれを見て自分の行く方向を確かめるんですよ。

さぁて、今夜の料理は何でしょうか。私が最初に選んだのがこれでした（メニューには写真が貼付されていないので、本当のところは来てみないと分からない）。なんかトロンとしたスープですね。カーニバル社の船の料理の盛りつけは、若干雑なところがあります。

これはごらんのとおりのサラダです。ほかにお話することはありません(^_^;)

これでも一応メインディッシュです。私は魚よりもお肉をよく取ります。なぜかと申しますと、魚の方は日本のような料理法ではないのでパサパサした感じの場合が多く、当たり外れが大きいからです。カモ肉なんかも結構当たり外れがありますね。

こっちはカミさんが取ったやつ。カミさんは「お肉は太るし、コレステロールが溜まるから」などと言って、魚のほうをよく取ります。
でもねぇ、カミさんはレストランを出た後すぐにケーキなんか食をべにいくんですから、そんな言い訳は通らないよね。私は内心ではそう思っても、口には出しませんけど・・。

きょうはコレを取ってしまいました。文字だけのメニューですとイメージが湧きませんからね。それに、前に頼んだやつが何だったかを忘れてしまうものですから、同じものをまた頼んでしまうこともよくあります(-_-;)　やっぱり、メニューに写真を付けてもらいたいですね。

デザートはコレが一番いいですね。お腹も張らないし・・。

先にも御紹介したエントランスの上にある色の変わる照明です。この次の写真も見て下さいね。

ほら、色が変わりましたでしょう(^o^)

またまた、違う色に変わりましたでしょ(^o^)
ハ？？　何色変化するか、ですか？　それは知りません（数えていなかったのですけど(>_

これは３階から一階のエントランスを眺めたところです。ま、暇な人が多いですね。「暇な時間をゆったり過ごす」のが、船旅の楽しみ方ですよ。

同じエントランスでも、こちらはいっぱいやってる方ですね。このようにお酒類を楽しめる場所は船内の各所にあります。もちろん有料です。私はお酒などほんのちょっとしか飲めないので（せいぜい３５０ccの缶ビール１杯まで）、こういう場所に座ることはありません。ま、安づくりの人間だということでしょうか(^_^;)

部屋に帰ってみると、この子が待っていてくれました。インドやアフリカから来てくれたのでしょうか？

こっちは子供でしょうか。しかし、上手につくるものですね。
さあ、明日はパナマ運河です。

この旅行記へのコメント （4）

• まりりさん 2008/07/09 00:24:47

  私もリバティに乗りました　RCの…

  私もリバティに乗ったんです。RCの…
  空港からタクシーで港のリバティにって言うと
  ドライバーさんにカーニバルの？って聞かれました。
  アイススケートショーが見たかったので
  RCのボイジャーシリーズかウルトラボイジャーシリーズしか
  興味が無かったので、その時初めてカーニバルにも
  リバティ号が有るんだと知りました。
  
  就航から1年…絨毯やプールサイドのデッキ部分など
  チョッと年季を感じるところも有ったけどキレイでした。
  部屋は寝る・着替えと割り切って内側にしました。
  ホント、部屋には寝る時と着替えや物を取りに帰るだけでした。
  料金は代理店を何軒か問合せをして
  一番安い部屋…乗船の1ヶ月くらい前まで
  部屋の決まらない・選べないZクラスにしましたんですよ。
  一番安いQクラスより100ドルくらい安かったかな…
  
  次は22万トンのオアシス・シリーズも良いなって思ってます。
  …アクアシアターってシンクロナイズド・スイミングショーや
  水中バレエ、高飛び込みショー、噴水ショーが見たいんです。
  でも、乗船記を見てると他のクルーズラインにも乗ってみたくなりますね。
  カーニバルやプリンセス・クルーズも良いなって。
  後、ノルウェージャンも♪
  セレブリティ・クルーズは
  私には敷居も高ければ代金も高いんです（笑）
  
  初クルーズがRCの16万トンのリバティオブザシーズの
  西カリブだったら次のクルーズは何処が良いでしょうね。
  
  

  カメちゃんさん からの返信 2008/07/09 16:28:43

  RE: 私もリバティに乗りました　RCの…

  まりりさん こんにちは！！
  
  > 私もリバティに乗ったんです。RCの
  
  まりりさんは１６万トンシリーズ船の「リバティ･オブ･ザ･シーズ」にご乗船になったんですね。羨ましいです。　私達はまだなんですよ(-_-;)
  14万トンシリーズの｢ボイジャー･オブ･ザ･シーズ｣には乗りましたけどね。カミさんは１６万トンの船に乗りたかったようですが、種々の都合でガマンです。
  来春に自由の身になったら、また考えてみたいですね。
  
  > 空港からタクシーで港のリバティにって言うと
  > ドライバーさんにカーニバルの？って聞かれました。
  > その時初めてカーニバルにもリバティ号が有るんだと知りました。
  
  私達が乗ったのはカーニバル社の「カーニバル・リバティ」でした。マイアミを同日出港の時もあると思いますので、運転手が迷うこともありますよね。他には「フリーダム」という名も、ＲＣＩとカーニバルの両社にありますので、気をつけたいですね。
  
  > 部屋は寝る・着替えと割り切って内側にしました。
  > ホント、部屋には寝る時と着替えや物を取りに帰るだけでした。
  
  部屋をどれにするかは、目的や都合、人によって違いますよね。
  船内での楽しみを重点にされるのであれば、インサイドのお部屋も選択の対象になりますね。　
  写真撮影などもしっかりおやりになるときは、ベランダ付きのお部屋ですと様々な場面を捉えることができますよね。出入港時やイルカ・シャチ・クジラなどとの思わぬ出会いなど、「とっさの場合」の撮影ではベランダ付きのお部屋が有利です。
  
  > 次は22万トンのオアシス・シリーズも良いなって思ってます。
  
  私達も２２万トンに乗りたいと思っています。とにかく、スゴイ船ですね。
  当家のカミさんも
  「絶対に乗る」と息巻いておりますよ(^o^)
  乗船は来年末か再来年春の頃になるのでしょうか。
  
  > カーニバルやプリンセス・クルーズも良いなって。
  > 後、ノルウェージャンも♪
  > セレブリティ・クルーズは
  > 私には敷居も高ければ代金も高いんです（笑）
  
  
  カーニバルの船は家族連れや若者が多いので、「品（ヒン）」という感覚ではちょっと落ちますが、公共の場も広くて、とにかく楽しい船です。一度は乗ってみて下さい。
  プリンセスもいいですね。私も長崎で作られた11万６千トンの「ダイヤモンド・プリンセスに乗りました(^o^)
  
  セレブリティーの船は、オススメです。サービスがいいですし、気楽な感じの船です。オシャレも気兼ねなくできますし・・。クルーズ代金がちょっと高価な感じですが、季節の変わり目とかシーズンの初期と最後では、比較的安価なクルーズを売り出します。実は、私達はそういうときに乗っているのですよ。
  当家のカミさんは、
  「セレブリティーの『サミット』なら、何度でも乗りたい」
  と言っておりますよ。
  
  > 西カリブだったら次のクルーズは何処が良いでしょうね。
  
  私達はカリブ海をメインにしたクルーズには、まだ行ってないんです。カリブ海を横断したり、中米の沿岸を行ったりしていますので・・。
  カリブ海クルーズも東・中・西、そして南もありますので、いろいろ回ってみたいですね。
  もし、先にお出掛けでしたら、詳しいお話をお聞きしたいですね(^^)
  そうそう､「リバティ･オブ･ザ･シーズ」ではどちら方面へお出掛けでしたか？
  
  それでは・・。
  カメちゃんより

• まりりさん 2008/07/07 22:40:11

  私もメニューに写真が欲しいと思いました

  私もメニューに写真が欲しいと思いました。
  ロイヤル・カリビアンのメインダイニングでは
  2日目から日本語のメニューを用意をしてくれるんですが
  肉の大きさや量や盛り付けを知りたいので
  写真付きのメニューが欲しいと思います。
  入口のメニューだけでも
  その日のメニューの写真が有れば良いのにって思いました。
  船のメニューはズット使いまわしてるんだろうから
  なんとかならないんでしょうかね…
  

  カメちゃんさん からの返信 2008/07/07 23:19:31

  RE: 私もメニューに写真が欲しいと思いました

  まりりさん こんばんは！
  
  まりりさんもお船を楽しんでいらっしゃるようで、私たちにとっては
  「クルーズ仲間」と言った感じの友達ですね(^o^)
  
  > 私もメニューに写真が欲しいと思いました。
  
  これは、私もそう思いますよ。
  でも実際には、客船のダイニングレストランで（日本の船も含めて）写真付きのメニューを見たことがありませんよ(-_-;)　
  メニューが分からないからと言って（その他の理由もあると思いますけど）、上階のビュッフェへ行く人もたまにはみえますよ。
  
  日本語のメニューを出してくれても、それだけでは何が出てくるのか分かりませんからねぇ。(^_^;)　ステーキと言っても大から小まであるようなもので、写真があると大助かりですけどね。　
  従って、私達は当てずっぽうに選びます(^o^)　結果として気に入らなければ、別のものを取ることも、たまにはありますけどね。
  
  写真付きのメニューが出ないものか、これも尋ねてみたいものですね(^^)
  どなたか、知ってみえる方がおられると良いですけどね。
  
  お答えにならなくて、申し訳ありません｡<(_ _)>
  でも、また来て下さいね。
  カメちゃんより