2006/04/14 - 2006/04/25
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カメちゃんさん
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きょうはパナマ運河の西の玄関口、コロンにやってきました。私たちの船はパナマ運河のサイズを超える船なので、観光船に乗り換えての見学になります。
ここからバスに乗ってパナマ運河の東の玄関口に行き、そこから観光船に乗ってパナマ運河を見に行きます。コロンからバスに乗ってとは言っても、トイレ休憩もせずに2時間以上も走りっぱなしだったのには参りました。
実は、パナマ運河自体はこのクルーズの2年前に9万トンの大型客船で通過体験をしていたのです。それですから、今回は小さな観光船で運河を下から見るということになります。それがどんな風に見られるのかとても楽しみでした。
↓をクリックすると、この写真の撮影場所が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OI2.HG3.JL7.JG7-06414cruisenoi
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- カップル・夫婦
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- 船
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この舳先の方向はどこでしょうか?
私はパナマのコロンを訪れるのは初めてです。でも今日は、パナマ運河を見物に行くのでコロンの町でゆっくりすることは無いかもしれません。 -
大型のコンテナ船と行き違いました。パナマ運河への通過を待つ船でしょうか?たくさんの船が停泊していました。そうした船のあいだを縫うようにして、コロン港に向かいます。
↓をクリックするとコロン港が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OJ1.HF9.MD8.VL9-06414cruisenoj -
きょうは、パナマ運河見物のツアーに向かいます。この日の集合時刻は早朝の6時45分。9階のレストランは6時からですので早めに起きて食事に行き、少しでも体調を整えなければなりません。ですからこの日の朝は大忙しでした。これから太平洋側のパナマ運河入口に向かいます。この写真は出発する直前にバスの窓から船を見上げたものです。
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パナマ運河の太平洋側入り口は、パナマシティーの北側の町はずれにあります。コロンから2時間以上も走って、漸く観光船に落ち着きました。やはり港ですね。いろいろな船がたくさん泊まっています。私は船が大好きなので、こういう眺めに飽きることはありません。(^o^)
↓をクリックすると、観光船乗船場所が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH6.HG5.NJ0.ZO3-06414cruisenok -
あっちの方では、コンテナ船が荷卸し中です。 天気もいいし、ちょっとのどかな感じのする港です。コンテナの積み下ろしをするクレーンの動きを見ていると、なかなかうまいもんだなあと思いました。私も昔、種類は違っていても40トンクレーンによく乗ったので、クレーン操作の腕前にはとても関心がありますよ。
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それにしても、この観光船がなかなか動き出しません。どうしたのかと思って船尾の方に見にいくと、手持ちの小さなモーターでチェーンを巻き上げているのです。「これじゃダメだわなぁ」と思いましたが、皆さんじっと待っていましたね。その頃には軽食も配られたので、気も紛れたかと思いまけど・・。
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だいぶ時間が経ってから、ようやく動き出しました。これは先ほどから見えていたコンテナ船です。相変わらずクレーンの動きが忙しく、見ているのも結構面白かったですよ。
でもカミサンはそんなの全然関心がないんですよ。 私が説明をしても「アッ、そう」でおしまい。一家の主婦は給料さえもらえばそれでよし!男の仕事には関心なんてなかったんだよね(T_T) -
港を出たらパナマ運河は右にあるので、当然右に舵を切ると思ったけど、左に舵を切って太平洋側に向かいました。そこで見えてきたのはこれ。アメリカのヘリコプター搭載型のフリゲート艦でした。ここってパナマだからどうしてアメリカの軍艦がいるの?と思いましたが、まあ、これはこれ。観光の要素が一つ増えたということでしょうか。
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http://locapoint.com/OH6.HG5.FA0.UX2-06414cruisenol -
またちょっと戻ってきました。これは自動車専用船ですね。日本から来たのでしょうか?日本からですと、船腹にHONDAとかTOYOTAとか、またNISSANなんて大書してあるのが多いですけど、そんな文字はないですからちょっと分かりませんねぇ。
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http://locapoint.com/OH6.HG5.HI0.YB1-06414cruisenom -
あれっ? また元のところに戻ってきたよ!パナマ運河へは行かないの?ってな感じになってきました。
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http://locapoint.com/OH6.HG5.NC2.XQ5-06414cruisenon -
この真ん中に写っている船は漁船のようですね。我々の観光船はまたまた太平洋側に戻ってきました。この写真の右手が太平洋側で、左手がパナマ運河側です。ですから、こんなところをもたもたしていること自体がおかしいのです。
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これは荷下ろし中か、修理中か見ただけでは分かりませんね。船名の下のMONROVIAは、便宜置籍船で有名な国であるリベリアの首都となっている都市の名前なんですね。実際にこの船を運用している会社がどこの国なのかは分かりません。
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今度は帆船が見えてきました。ここで帆船を見るなんて、思ってもいませんでした。どうせモタモタしているならもっと近くに寄ってくれればいいのに、そういうサービスは無いのですね。
このころになって、パナマ運河に向かわない理由が伝わってきました。それはパナマ運河の管理者から、運河への進入許可が下りてこないとのことだった。「そんな馬鹿な!」と思いました。クルーズ客船のオプショナルツアーの日程は1年以上も前から確定しており、それが今になって運河に入れないなんておかしいですよ。私もそうですけど、みんなイライラしてきましたね(-_-;) -
そんなことを言っているうちにも貨物船が入ってきて、ノンストップでパナマ運河に向かっていきます。「こりゃ、どうなってるんだ?」「おかしいよね。」そう思いながら、羨ましそうにこの船を眺めていました。
↓をクリックすると、パナマ港外での迷走図が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH6.HG5.NL0.ZQ2-06414cruisenop -
貨物船に気を取られているうちに、大きな船がまた入ってきました。これは自動車専用船ですね。この船も我々のもたつきをしり目にさっさと運河に向かって行きました。我々の「カーニバル・リバティ号」は時間きっちりに運航しているので、こんなにもたもたしていていいのかと心配になってきました。
あの橋は太平洋側から入る船にとって、パナマ運河の起点とも言える位置にあります。橋の名は 「Bridge of America」というのですが、アメリカの支援で作ったんですかね。
↓をクリックすると、写真の橋の位置が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH5.HG5.WV7.YO3-06414cruisenoq -
こちらは中国の貨物船ですね。母港は厦門のようです。塗装もはげてチョット汚い感じですけど・・。
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ようやくパナマ運河に向かいはじめました。これは最初のロックに進入し始めるところです。もう既に小型のヨットや観光船が待ちかまえていました。正面は水を止める扉ですが、「閘門(こうもん)」と言うのですね。これでは大きなドブの中に入った感じで、運河の周辺の景色があんまり見られませんね。
↓をクリックすると、写真の場面が地図で表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH7.HG5.VR7.MB2-06414cruisenor -
後ろの閘門が閉められ、水位が上がっていきます。その時の運河のコンクリート壁をジーっと見続けました。そのコンクリートの壁には苔のようなものが一面に生えていって、なんとなく古さを感じました。
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2段ばかり上がってロックから抜けだそうとしているところです。両側には照明灯が並び、船を牽引する機関車のレール等もあります。この先は湖のようなところに出て、しばらく進みます。
これだけではパナマ運河の様子が分かりにくいと思いますので、このときの2年前に見たパナマ運河の様子をおまけにつけたいと思います。 -
この写真は大西洋側からのものですが、運河の構造は殆ど同じです。
まずはロックに進入しようとするところです。このとき乗っていた船は9万1千トンの「サミット号」でした。
なお、ここからの7枚の写真は下記の旅行記と重複しています。「サミット号」によるパナマ運河横断の様子は、↓の旅行記で詳しく掲載していますので是非ご覧下さい。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10261040/ -
もうちょっと近づいてみると、運河の様子がよく分かります。最初の印象は「あんなに狭いところへこの大きな船が入れるのか?」というものでした。
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パナマ運河を2段登ったところで、後ろの方を振り返ってみました。大型船が続々入ってきますね。このパナマ運河を通過するのは年間でおよそ1万3000隻余りといわれています。1日当たり37隻弱になるでしょうか。私たちが乗っている「サミット号」はこのパナマ運河を通過できる最大のサイズで、全長が294m、幅が32.2mあります。この船のサイズを「パナマックス」と言うそうです。
↓をクリックすると写真の位置が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OI8.HF9.HD8.GD0-06414cruisenou -
これは大型コンテナ船が両側の機関車にバランスをとられながら移動を始めて行くところです。船の前の方に機関車が左右に1台ずつ、船の後ろの方にも左右に機関車が1台ずつついて船のバランスを取っています。
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パナマックスサイズの「サミット号」がロックを通過する時の様子です。船とロックのコンクリート壁との隙間はほんのわずかです。この隙間を維持しながらしずしずと進んでいくのですから、大変な技術ですね。ほんのわずかに角度をふるだけで、船体がコンクリートと摩擦を起こしてしまいます。これこそ最大のスリルですね(^o^)
こんな時、ブリッジにいる船長とか航海士などは大変な緊張をしていることでしょうね。 -
「サミット号」が機関車にリードされて、次のロックへと進んでいく様子です。大型船のパナマ運河通過はこのようにして進められていきます。ずっと見ていても飽きることはありませんよ。
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ロックの中の水位と、進む先の水位とが一致すると閘門が開きます。その閘門の根元の方を見てください。コンクリートの壁の方から1本のアームが伸びているのが見えますね。このアームで閘門の開閉をやっているのです。
これで、大型船によるパナマ運河通過の様子のご紹介を終わります。 -
話は元に戻って、全部で3段のロックを通過した我々の船は、ゲイラード水路を進んで行きます。我々の前をゆく観光船も、我々と同じ「カーニバル・リバティ号」から来たツアー客です。我々の観光船もあの船とほぼ同じです。
ゲイラード水路とは水路の掘削に尽力したゲイラード大佐の名前に由来するとのことでした。パナマ運河は上り3段・下り3段のロックと、このような山を削って作った水路と、中央部にある人工の湖とで出来ています。 -
私たちはゲイラード水路をどんどん進んでいきますが、その途中で色々な信号標識が出てきました。青く光っているのは電車の信号と同じ「進め」の合図でしょうか?他の三つのパネルは何を表しているのか知りませんけど、この船の船長ならばしているでしょうね。それとも、英語で説明があったかもしれませんが、私たちにはさっぱりわからないので知らずに済んでしまったかもしれませんね。
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前方につり橋が見えてきました。この橋は「Centenario Bridge」です。2004年の春現在ではまだ繋がっていませんでしたが、この時には完成して車が走っていました。「グーグルアース」で見ますと、写真なども見ることが出来ますよ。
↓をクリックすると、正面に見える橋の位置が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH9.HG4.FF9.RE8-06414cruisenov -
船はどんどん進んでいきます。運河を航行しているというよりも、川の中という感じがします。それが正直な感じでしょう。私たちがパナマの港でモタモタしていた時に先に行った船は、影も形も見えませんでした。もずっと先なのでしょうか。
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おや、こんなところに大きな船が止まっています。貨物の積み下ろしが出来るようなところでもなく、何なのでしょうかね。
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オオー!! デッカイ船がやってきました。こんな狭い水路で行き違うのですから、その迫力はスゴイですよ!! 船の形からして「パナマックス」サイズであることは間違いなさそうです。
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ようやく観光船の港につきました。パナマ運河の見物はやっぱり楽しかったですよ。皆さんもぜひパナマ運河を楽しむクルーズにお出かけくださいね。
私たちが楽しんだパナマ運河も、実はおよそ3万人もの犠牲の上にできあがったものでした(もっと多くの犠牲が出たという説もある)。そうしたことを考えますと単なる見物ではなくて、やはり勉強をしに来たんだと実感しました。 -
港に帰ったのはよいけれど、すぐにも船を降りてバスに乗るはずなのにその気配が全然感じられません。なんか微妙な雰囲気なんですよね。
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だいぶ待って、一方の船からのみお客さんを一人ずつ降ろし始めました。何百人も乗っているお客さんをこうやって一人ずつ降ろしていては、かなり時間がかかりそうですね。
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ところが、そんなに時間のかかる作業が中断してしまったのです。しかも、私たちの船からはまだ一人も降りていないのですよ!! パナマ港でモタついて、再びここでモタモタしていては船に帰るのが遅くなってしまいそう。みんな心配し始めました。
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しばらくして、また一人ずつ下船させているのです。皆イライラし始め、当事者への質問がふきだしました。彼らの答えは「安全第一」でしたね。でも、私たちの船からはまだ一人も降りていないのですからね。そのうち、お客さん達が一斉にコールしだしたのです。「早くしろ」とでも言うような意味でしたが、「Hurry up」だったかどうか忘れましたけど・・。あの渡し板を幾つも付けて一斉に下船を始めたのは、それからでした。
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ようやく船にたどり着きました。この時点で出航時間から大幅に遅れていました。すでに船に乗っている人たちも心配していたようで、船の上から我々の到着を見守ってくれていました。
今回は、船側が主催するツアーでしたので出航時刻に遅れても待っていてくれましたが、個人的な都合で間に合わなかった場合には、船は時刻通りに出航してしまいます。ですから、船側が拘わっていない個人的な観光に出掛けるときには、時計の時刻合わせも確認した上で、慎重且つ早めの行動を心掛けて下さいね。 -
こんな忙しいときにも、カミさんを立ち止まらせてパチリ(^o^) そう、パナマなんてめったに来れるところではありませんからね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- エムさん 2008/05/10 12:07:16
- パナマ運河
- カメちゃんさん、こんにちは〜!
お久し振りです。
今日は雨で肌寒く、どこへも行かないでブログにお邪魔しております。
パナマ運河も順番待ちがあるんですね。
今年の1月末にエジプト旅行に出かけ、ナイル河クルーズが4泊5日で入っていました。
エスナ水門で、夕方5時頃通過の予定が夜の11時まで通過できず、長い間待たされました。
通過する時はあっと言う間でしたから感動が薄かったのです。
http://4travel.jp/traveler/emuemu/pict/13399912/
カメちゃんさんのパナマ運河通過で臨場感を味あわせて頂きました。
カリブ海・パナマ運河クルーズ楽しそうですね。
いつか行ってみたいです。
楽しい旅行記にそれぞれ一票!!
また続きを見せて頂きます。
エム
- カメちゃんさん からの返信 2008/05/10 13:22:51
- RE: パナマ運河
- エムさん こんにちは〜!!(^o^)
それに、お久しぶり〜〜(^_^)/~
ご訪問頂き、とっても嬉しいです(*^_^*)
パナマ運河クルーズの旅行記見てくださってありがとうございます。
また、投票までしてくださって感謝・感激で〜すm(_ _)m
パナマ運河は見るのも横断体験するのも、とても面白いですよ。
エムさんもいつかは行きたいと仰ってみえますから、私もお勧めします。
その時にはRCIまたはセレブリティ・クルーズ社の9万トン船がお勧めです。(気の早い話で恐縮です(^^) )
そうだったんですか。ナイル川クルーズをなさったんですか。
私達も行ってみたいところと思ってはいたんですが、先を越されましたね(^_^)
旅行記も拝見させて頂きました。
旅を堪能されているエムさんのお気持ちが画面から溢れておりましたよ!!
あの、蛇の写真、よく撮られましたね!!
私だったら全身の血が逆流してしまい、撮影どころではないと思います。
でも、ネコちゃんは可愛い!!
エムさんの旅行記をじっくり見させて頂いて、ナイル川クルーズへの想いを暖めていこうと思っていま〜す。
では、また。(^_^)v
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