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再びタクシーに乗り込んで次は死海を目指す。<br />荒涼とした山岳地帯を走るのだが樹木もなく遠くまで見渡せる絶景が広がる。<br />途中、検問所がありパスポートのチェックが行われる。<br />隣国と緊張関係にあるのでしかたがないのであろう。<br /><br />検問は数箇所に渡って設置され、その都度パスポートのチェックが行われる。<br />山岳地帯から平地に降りてくると放し飼いにされた羊の群れを見る。<br />近くに住むためのテントが点在している。<br /><br />あちきがそれに気がつくとドライバーが教えてくれた。<br />「ベドウィン」<br />この地域に原住民である。<br />彼らはヨルダンの各地に住んでいる。<br />後述するペトラ遺跡付近というよりその敷地内にも住んでいる。<br /><br />タクシーは、いよいよ死海沿岸に到達。<br />対岸はイスラエル。<br />空にはパトロールするヘリが旋回していた。<br /><br />しばらく走るとパブリックビーチ入り口に到着。<br />入場料が5JD。<br />まだ朝早かったせいか観光客の姿はほとんどいない。<br /><br />ドライバーに案内されてビーチに向かう。<br />途中に土産物屋とかレストラン、トイレもあり、ビーチには無料で塩を流せるシャワーもちゃんとある。<br />思ったより設備がしっかりしていて安心した。<br /><br />さっそくノブラとモワイエットが海パンに履き替える。<br />あちきは、荷物の番とカメラマンになる。<br /><br />モワイエットをふと見ると、あちきは言いようのない気持ちに襲われる。<br />彼の大腿部から脇腹近くまで続く大きな手術痕があった。<br />それが素人目にも単なる病気による手術ではないのは明らかだった。<br /><br />彼はそんなことも気にせずに無邪気にに笑っている。<br />あちきも悟られないように笑顔で答えた。<br />心の中で平和ボケした自分が恥ずかしかった。<br /><br />ノブラとモワイエットは、死海に入り浮遊体験を試みる。<br />彼らから歓喜の声が沸きあがる。<br />あちきもひざ近くまで入って死海の水を触ってみる。<br />死海の水はねっとりとした感じが強かった。<br />そして舐めると強烈に塩辛い。<br />梅干が3分でできるんじゃないかと思うくらいである。<br /><br />残念なことに波打ち際には、ゴミが多かった。<br /><br />あなたは、<br />「ちゃんと掃除しろよな」と思いますか?<br />それとも<br />「ちゃんとゴミを持って帰れよな」と思いますか?<br /><br />そして波打ち際には泥が堆積している。<br />そう、この泥が女性に人気なのである。<br />よく知りませんが、きっと豊富なミネラルを含んでいたりするんでしょうね。<br />美肌効果があるらしい。<br /><br />その泥と一緒にあるのが結晶化した塩の巨大な塊。<br />さすがにこの濃度なら生物は生きてられないと思うのであった。<br /><br />死海で浮く二人の向こうには、イスラエルが見える。<br />ニュースなどではいつも悲惨な光景が紹介される。<br />いつか争いが過去のものとなってほしいと思うよ。<br /><br />30分ほど死海で遊ぶ・・・と言っても浮くくらいだが、シャワーを浴びてレストランへ。<br />軽くジュースを飲んで休憩。<br />その後で隣の土産物売り場に入る。<br /><br />店の奥の壁一面が死海成分たっぷりの化粧品コーナーになっている。<br />土産物のおにーさんも、待ってました日本人とばかりに自慢の日本語を披露。<br />「ドロセッケン、ドロパック、ドロシャンプー。安いよ」<br />ノブラは、店に入った瞬間負けていた。<br /><br />気がつけば結構な買い物をしていた。<br />あちきはお土産に泥石鹸を3個買っておいた。<br />3個で9JD。<br />まあ、こんなもんでしょ。<br /><br />再びタクシーに戻り、あちきらは死海を離れた。<br />

2007 ヨルダン・エジプト旅記 0517-02

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2007/05/15 - 2007/05/24

1759位(同エリア1836件中)

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8

morikens

morikensさん

再びタクシーに乗り込んで次は死海を目指す。
荒涼とした山岳地帯を走るのだが樹木もなく遠くまで見渡せる絶景が広がる。
途中、検問所がありパスポートのチェックが行われる。
隣国と緊張関係にあるのでしかたがないのであろう。

検問は数箇所に渡って設置され、その都度パスポートのチェックが行われる。
山岳地帯から平地に降りてくると放し飼いにされた羊の群れを見る。
近くに住むためのテントが点在している。

あちきがそれに気がつくとドライバーが教えてくれた。
「ベドウィン」
この地域に原住民である。
彼らはヨルダンの各地に住んでいる。
後述するペトラ遺跡付近というよりその敷地内にも住んでいる。

タクシーは、いよいよ死海沿岸に到達。
対岸はイスラエル。
空にはパトロールするヘリが旋回していた。

しばらく走るとパブリックビーチ入り口に到着。
入場料が5JD。
まだ朝早かったせいか観光客の姿はほとんどいない。

ドライバーに案内されてビーチに向かう。
途中に土産物屋とかレストラン、トイレもあり、ビーチには無料で塩を流せるシャワーもちゃんとある。
思ったより設備がしっかりしていて安心した。

さっそくノブラとモワイエットが海パンに履き替える。
あちきは、荷物の番とカメラマンになる。

モワイエットをふと見ると、あちきは言いようのない気持ちに襲われる。
彼の大腿部から脇腹近くまで続く大きな手術痕があった。
それが素人目にも単なる病気による手術ではないのは明らかだった。

彼はそんなことも気にせずに無邪気にに笑っている。
あちきも悟られないように笑顔で答えた。
心の中で平和ボケした自分が恥ずかしかった。

ノブラとモワイエットは、死海に入り浮遊体験を試みる。
彼らから歓喜の声が沸きあがる。
あちきもひざ近くまで入って死海の水を触ってみる。
死海の水はねっとりとした感じが強かった。
そして舐めると強烈に塩辛い。
梅干が3分でできるんじゃないかと思うくらいである。

残念なことに波打ち際には、ゴミが多かった。

あなたは、
「ちゃんと掃除しろよな」と思いますか?
それとも
「ちゃんとゴミを持って帰れよな」と思いますか?

そして波打ち際には泥が堆積している。
そう、この泥が女性に人気なのである。
よく知りませんが、きっと豊富なミネラルを含んでいたりするんでしょうね。
美肌効果があるらしい。

その泥と一緒にあるのが結晶化した塩の巨大な塊。
さすがにこの濃度なら生物は生きてられないと思うのであった。

死海で浮く二人の向こうには、イスラエルが見える。
ニュースなどではいつも悲惨な光景が紹介される。
いつか争いが過去のものとなってほしいと思うよ。

30分ほど死海で遊ぶ・・・と言っても浮くくらいだが、シャワーを浴びてレストランへ。
軽くジュースを飲んで休憩。
その後で隣の土産物売り場に入る。

店の奥の壁一面が死海成分たっぷりの化粧品コーナーになっている。
土産物のおにーさんも、待ってました日本人とばかりに自慢の日本語を披露。
「ドロセッケン、ドロパック、ドロシャンプー。安いよ」
ノブラは、店に入った瞬間負けていた。

気がつけば結構な買い物をしていた。
あちきはお土産に泥石鹸を3個買っておいた。
3個で9JD。
まあ、こんなもんでしょ。

再びタクシーに戻り、あちきらは死海を離れた。

  • 死海への道。

    死海への道。

  • 荒涼とした山岳地帯を走ります。<br />途中検問所があるので、パスポートはすぐに出せるようにしましょう。

    荒涼とした山岳地帯を走ります。
    途中検問所があるので、パスポートはすぐに出せるようにしましょう。

  • 死海のパブリックビーチ到着。<br />観光地だけあって整備されています。<br />入場料5JD。

    死海のパブリックビーチ到着。
    観光地だけあって整備されています。
    入場料5JD。

  • ちゃんとシャワーもあります。<br />トイレもありますよ。<br /><br />死海の中でしないでね。<br />死海といっても湖なので大海原に流れていきません。<br /><br />はっ!?<br /><br />だから塩辛いのか・・・。

    ちゃんとシャワーもあります。
    トイレもありますよ。

    死海の中でしないでね。
    死海といっても湖なので大海原に流れていきません。

    はっ!?

    だから塩辛いのか・・・。

  • 浮いてます。<br /><br />新聞持ってくるの忘れました。

    浮いてます。

    新聞持ってくるの忘れました。

  • これが堆積する泥と塩の塊。

    これが堆積する泥と塩の塊。

  • お土産屋さん。

    お土産屋さん。

  • まさにカモにされるノブラ。

    まさにカモにされるノブラ。

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