2007/02/17 - 2007/02/18
246位(同エリア303件中)
松村博司さん
日本最強の怨霊と言われる『崇徳天皇』の御陵です。
讃岐に流された上皇は極楽往生を願い五部大乗経の写経を行いました。
その写本は京の寺に納めてほしいと朝廷に願い出ますが、呪詛が込められているのではないかと後白河法皇に突き返されてしまいます。
元々、近衛崩御を呪い殺したとの風説から始まった一連の出来事、これが切っ掛け手で保元の乱が発生し崇徳上皇は讃岐に流されたわけですから、こう言ってはなんですが後白河法皇の態度は当然のものかと。
何より、後白河法皇と言えばこの時代、源平武将をさんざん引っかき回したタヌキ中の大ダヌキ。
最後には調子に乗りすぎて鎌倉幕府樹立を許してしまい、崇徳上皇の呪いとして世に定着してしまいました。
なにせ送り返された写本に怒った崇徳上皇は自分の舌を噛み切りその血で写本すべてに「我魔性となり王を奪って下民となし下民をとって王となし、この国に世々乱をなさん」 書き込み、崩御直前には爪や髪を伸ばし放題にして夜叉のような姿になっていたと言うことですから、その後起こる平氏の台頭と滅亡、鎌倉幕府の成立。
承久の乱の勃発など混乱はまさに崇徳上皇の祟りだと京の街では騒がれていたのでしょう。
また明治天皇即位の際は使者を讃岐に送り、崇徳上皇を京に帰還させ白峯神宮を創設しました。
そんな崇徳上皇のお墓参りです。
挫折禁止(松村博司の貧乏旅日記)
「淡路・鳴門うずしおの旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-36.html
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
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瑜祇塔。字が違う?
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えらい渋い五重塔で。
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さっそくお参り・・・
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こちらが大師堂。
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本尊千手観音の額。
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お参りが済んだところでぐるっと回って山を下ります。
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言っておきますが雨降ってます。
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傘さしてます。
地面はぬれていませんが^^; -
で、下までおりてきました。
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そしていよいよ白峯御陵に向かいます。
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この辺りも江戸期になってから整備されたのでしょうか。
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場所が場所だけに軽くドキドキしてます。
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なんせ一人なので。
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五十石塔、ずいぶん年季が入ってますね。
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そしてきました白峯御陵です。
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まずは手を合わせて低頭・・・
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日本最強の怨霊と言われる『崇徳天皇』の御陵です。
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もう一度低頭・・・
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さて、次の場所に向かいますか。
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こんなおどろおどろしい話が残っている崇徳上皇ですが、その割に根強い人気がありますよね。
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そんな私もその一人だったりして・・・
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そうでなければ鳴門の旅、わざわざ讃岐に立ち寄りません。
大国主、崇徳上皇と超パワフル怨霊様のお参りをしました。
次は菅原道真、太宰府天満宮ですかね。 -
てか、ミゾレが・・・
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やはりここでも出雲大社同様あまり歓迎されていないようです・・・
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最後に源頼朝が建立したという言い伝えがある十三重石塔です。
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こちらが1278年。
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こちらが1324年と言う銘があるためあくまでも伝と言うことで重文指定となっています。
てなわけで今回の旅、崇徳上皇関連の史跡はこれにて終了。
本当は沢山あるのですが、本来メインはここではないのでとりあえずここまで。
6月、もしくは7月に予定している讃岐の旅で再び訪れることにしましょう!
さあ、次へ行きましょう! -
気持ちを切り替え次なる場所は五色台。
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が、すでに雨が降り始めています。
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てか、こんな天気で展望台に行っても仕方ないだろうに^^;
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時間は9時半。
何のかんので1時間白峯寺にいたことになります。 -
それよりも寒いと思ったら気温3度。
インフォメーションディスプレイに凍結注意のメッセージが表示されてます。 -
高松市に突入、さらば坂出また初夏に!
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えっと、何番だったっけ? 四国霊場札所です。
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これ、目的地を五色台じゃなくて屋島にしていたような気がする・・・
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ワインディングロード、慣らしが終わっていないスタッドレスタイヤの車ではおもしろくも何ともありません・・・
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なんか見えた!
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てなわけで休憩村讃岐五色台です。
駐車場に車を駐め展望台へと・・・ -
ごっつう寒><
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高松を代表するデートスポット?
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男一人旅・・・
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考えてはならぬw
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てか、マジ寒いし^^;
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これだけ寒いと景色をゆっくり見る気にもなりません。
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次へ行こう!
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滞在時間五分。
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この旅最速の離脱でありました・・・
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本来の五色台の展望台はここのような気がするのですがどうでしょう。
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まあいいや。
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さあ、次なる目的地は屋島だ!
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