2007/07/15 - 2007/07/17
9位(同エリア16件中)
チヘさん
9日間でラジャスタンを巡る旅。
青い町ジョードプルから、ヒンドゥー教の聖地のひとつのプシュカルへ。
プシュカルには、天地創造の神ブラフマーが蓮華を落として出来たという湖があり、
それがここの聖地たる所以である。
多くの巡礼客が歩いてやってくるようだ。
表紙は、鳩のフンを拭いてくれた花売りのおじさんがくれたジャスミンとバラ。
共に香しい。
7/12 成田→デリー→夜行列車
7/13 →ジョードプル
7/15 ジョードプル→(アジメール経由)→プシュカル
7/17 プシュカル→(ジャイプル経由)→ジュンジュヌ
7/19 ジュンジュヌ→デリー
7/20 デリー→
7/21 →成田
-
ジョードプルからはアジメール経由でプシュカルに向かう。
ジョードプル7:15発のJodhpur Ajmer Fast Passengerにてまずはアジメールへ。
前日、エアコン席の予約にいったら無いと言われ、
予約不要の2等座席、Rs36。
出発前には、ライト付きボールペンを売る子供が沢山きた。
座席上段は荷物置き場であり、人が乗る所でもある。
私の前の席には、ワイルドインド親父が座ったが、
出発して30分位すると、俺、寝てくるわと言って、上段座席へ消えた。
ちびっこ連れの家族も多いが、周りの大人が上手にあやして世話をしている。
悪ガキそうな子供が二人私を見に来たり、前の席に座ってみたりと落ち着きがない。
途中の駅で外の子供に悪たれをついて枝を投げらつけれたりしていた。 -
反対車線の列車の通過待ちチックなかんじで長いこと止まる。
皆さんチャイを飲んだり外に出てみたり。
アジアの人はよくうんこ座りをしますね。
うちのおじいちゃんもよくしてた。
駅には大抵、素焼きのつぼが置いてあって中に水が入っている。
なんか気化するときに水が冷えてどーのこーのらしい。
で、それを計量カップみたいなコップで皆さん口をつけずに水を飲むのだ。
私はもちろんミネラルヲーターで。 -
だんだん景色が変わって、山が増えて来たなーと思ってしばらくするとアジメールに着いた。1時過ぎ。
歩き方には、プシュカル行きのバス停は駅を出て東へ150mと書いてあったが、あたくし方向音痴なので東がどっちかわかりません。
親父がが寄って来てプシュカルバスはここから2kmのとこだ!
という。
近くにいたインテリ風な人に訊いてみても、その親父が横から口をはさんで、インテリも2kmだという。
えー150mじゃないのー?
いや違う。ベリーファーだ、ファー!
というので、Rs20で連れてってもらうことにした。
親父についていくと、サイクルリキシャーマンだった。
熱い日差しの中、ガバメントバスターミナルへ到着。
親父、熱い中自転車こぎこぎありがとう。さっきは疑ってごめんなさい。
で、結論。
きっと歩き方に載っている東へ150mにあるバス停からもプシュカルへ行けるのだろうが、私の乗ったバスは途中のバス停をすっとばして行った。
よってバスターミナルまで行った方が良いのではないかしらん。
バスはRs8。
一つ山を越えてプシュカルに着いた。 -
同じバスには超シャンティな欧米人が乗っており、オシャレっぷりに見とれてしまった。
エメラルドグリーンのシャツ、オレンジ色のパンツ、花畑柄の帽子、レインボーな鼻緒のサンダル、丸いサングラス、沢山の石の指輪。
よく見ると結構おじいちゃんだった。
宿は歩いて5分だというので客引きについていく。
が10分以上歩いて疲れて不機嫌になってくる。
すると違う親父がやってきてバラの花びらを持たせて、
湖に投げろ、と言ってくる。
ああ、これは例のぼったくりだなと思い(後ほど書きます)、
後でね、といくら言っても
ダメだ、今やらんとだめだ、としつこい。
バックパック担いだままなんですけど。
うざいんですけど。
と日本語でいいながら無視することにしてもまだ来るので不機嫌この上なし。
で、着いた宿はHotel Everest 。
この部屋はシャワー付き、エアクーラー(エアコンではない)付き
Rs400。Rs150〜部屋あり。 -
宿の一角。
不機嫌この上なく到着した宿だったが、宿自体はとても清潔で、
すみずみまでよく手入れされている。
ホテルカードにはルーフトップレストラン&レイクビューとあるが、
まあ間違いではないんだけども、という程度。 -
とりあえず何か食おうと歩き出してみる。
外国人が沢山くるので、土産物屋が多い。
アジア雑貨屋に売っているような可愛い服が売っているので眺めていると、店の奥から親父に呼び止められて、世間話をする。
日本人でも韓国人でもないし、かといって髪は完璧な黒だから何人だかわからなかった、と言われた。
10月のキャメルフェアーはスゴいぜ、俺もラクダ買った、とか
デリーはファッキン都市じゃ、でもカシミール人はもっとヤバい、とか
長々と話してしまい、親父はもっと話したそうだったが、じゃっといって店を出た。
が、親父は出て来て、俺が前間借りしてた家だよ、ついてこいといって近くの家の門を入る。
と、畑が広がっていて、この子らがおった。 -
なんだかインドの子じゃないみたいな感じ。
アフガンとかあの編のお顔立ちな気がする。
そしておしゃれな服だね。 -
お供えもののお花はここで栽培してるんだー。
-
お手伝い、お手伝いー。
-
親父とさよならをし、
ブラフマーがご本尊のお寺へ行く。
入口でサンダルを預け、お供えセットを渡されたので、
いらない、というと、これ無きゃだめ、金いらん、と言われるので持ってく。 -
奥がご本尊。
サンダル預けコーナーにいた兄ちゃんがついて来て、
ここがブラフマー、ここで花を供える、などと説明しはじるので、いやな予感がしてくる。 -
これがお供えセット。
お花やお砂糖が入っている。 -
供えられた花たち。
で、結局、出口で兄ちゃんが俺にお礼は?というので、
もうやる気無し子になる。
サンダル預け代以外、金は払わん。
案内頼んでないし。
このくらい、気楽に流せよ、金払ってやれよ、
あるいは始めっから断れよ、
と言われるかもしれないけど、だって不愉快なのですもの。
で、なんかすごくイヤイヤな気分になる。
あ、きっと腹が減っているのだ、と気づいてごはん食べに行く。 -
レストランから町を見下ろす。
レストランにはインドおかずは2種類しかない。
あとはピザとかパスタとかサラダとか。
イスラエル人が多いのです、この町は。
で、アルーゴビを頼む。
ゴビってオクラのことだと思ってたら、キャベツだった。
なんかトマト風味がして食べやすかった。
で、帰って数独して寝る。 -
5:30目が覚める。
今日はアザーンではなくインド歌謡?インドお経?で。
5:45散歩にいく。
宿から、湖に行くまでに細い道を行くのだが、
そこに野牛、野犬、野猿が集結していてたいそう怖かった。特に野犬は朝はご機嫌ななめのよう。 -
ガートには、自称聖職者がおり、観光客にバラの花びらを家族の名前を言わせながら湖に撒かせ、お祈りをし、最後に赤い紐を手に巻いて、はいRs500くれなさい、とか家族5人であったな、じゃあ50ドル払いなさい、という輩が沢山いるとのことだったので、かなり警戒していた。
昨日プシュカルについたばっかりの時に会った奴もその手だったと思う。
が、今朝もぼーっとしていたらいらっしゃいました。
プシュカルレイクはホーリーで、プージャー(この儀式)はネセサリー。ブラフマーにリスペクトを・・・
お金いるんでしょ?というと、何いってるんだ、いりませんよ、
という。
はっきりいって、この儀式自体はやりたい。
で、お供えセットはお断りして、手に赤い紐巻いてもらった。
で、Rs10払った。
周りを見ると、インド人巡礼客も、お祈りの仕方を教えてもらっている。とするとコレはツーリスト向けのぼったくり方法ではなくて、本来インド人巡礼客向けに行われていた一種の商売だったのだとわかる。
で、たまに悪い奴がぼったくったろ、と考えるのだな、と。
宿のあんちゃんに訊いたら、この儀式にインド人はRs150〜Rs200位払うらしい。 -
ぼーっとしながら気づいたことには、
私はどうにかしてうまく旅をしようとしているということだ。
というか予防しすぎというか。
もっと適当で良いはずだぞよ、と自らに言う。
朝の沐浴後、原色サリーのおばあちゃんたちは、
もう乳丸出しで着替えていた。
どこの国でも同じだね。
そしてよってたかって神様に花を供えてオイル?をたらして、色を塗って、お祈りして。完成されている動き、様式。 -
昨日の祈りの残骸。
-
牛とバイクと積まれた何か。
-
路地。
土産物屋の通りを一歩奥に入ると人々の暮らしがある。 -
この町も鳩が多い。
そして鳩にフンをされた私。
本当はガートで写真を撮ってはいけないので撮ってたからだな。
このおじさんがおやおや、といって拭いてくれて、
そしてお祈り用のジャスミンとバラをくれた。
バッグにいれとくだけで、
すごーくいい香りがするよ。
ほんとだ。
バラはプシュカルの名産らしく、
バラの香りが好きな私は、
バラ水、バラオイル、バラのお香、を買った。 -
床屋。
マッサージ、タトゥーの文字は、ツーリストの多さを物語っております。 -
ネット屋にいたら音楽が聞こえて来て、
いそいで外にでてみたら。 -
この写真を撮った直後、
インド人に話しかけられた。
「財布落としましたよ」
インドで財布を落として拾ってもらった。
なんてっ! -
今日の夕飯、SANJAYルーフトップレストランで。
湖がよく見える。 -
日の入りはだいたい20時。
-
-
今日こそオクラのカレー。
猿がうろうろしていたので嫌な予感がしていたのですが、
やっぱりチャパティーを盗られました。
ああ、怖かった。
で、代わりのチャパティーまた持って来てくれた。 -
ポップサドゥー。
別の日には館ひろしばりのサングラスをかけていたのをみた。
ツーリストが思わず足を止めてしまうこの格好。
自分は胡座で(両足あったかはわからない)車輪付きの祭壇付き台座に乗っている。
で、そのまま移動する。
ばいならばいなら。
あと一日あったら近くの小山に登ったりしたかったな。
明日はジュンジュヌに向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
プシュカル(インド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
29