2007/05/08 - 2007/05/10
275位(同エリア489件中)
マカロンさん
5月8日の0時過ぎ、温州から北京に到着。
それから6時間、空港で徹夜して朝7時台のフライトで今度は敦煌へ!
先に温州行きの計画を立ててしまった為、すごいルートで移動することに。
北京→温州→北京→敦煌ときて、2日後には蘭州経由で成都へ向かいます。
敦煌は井上靖の「敦煌」を読んでからずっと行きたいと思っていた場所なので、ようやく念願が叶いました。
天気も悪くトラブル続きで大変でしたが、また今度は晴れてる日に行きたいな。。
あの敦煌ラーメンをもう一度食べたい。。。
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
本当は時間があれば火車で嘉峪関にも行きたかったのですが、、
寝台列車に乗る体力はあるけれど、今回は時間の余裕が無く。。
思いだけでも力だけでもダメなので、フリーダム・・ではなく結局CA敦煌直行便のチケットを入手しました。
冗談はさておき、手配するに当たり、五一の黄金週(ゴールデンウィーク)は北京からの直行便が毎日飛んでいたので助かりました。
片道1500元と、ちょっと高くつきましたが、、
搭乗率50%の直行便で、1人で座席3つも使えたのはラッキー。
4月以降はCAの中国国内線もANAのマイレージに登録できるようになりまして、帰国後にマイル登録をしたら、814マイルになりました。 -
予約していたホテルに到着・・・
しかし、そこは全面改装工事中!!!
どこに泊まれっていうの〜〜〜〜〜
工事現場のおじさんに話しかけたら「町外れに別館があるよ」って。
Webサイトで予約したときは、そんなこと全く説明されなかったし!
この場所(市内の真ん中で便利なロケーション)が良いと思って予約したのに!
もちろん町外れに行く気なんて無いし。
というわけで、予約サイトに怒りの電話をしてキャンセル。
着いて早々、疲れた。。。。 -
今回お世話になった安い宿がこちらの「五環ホテル」。
予約していたホテルに続き、ガイドブックに載っていた西域賓館は休業中だったので、、
ダブルの部屋で80元。
2日泊まるから、と値切ったらあっさり70元/日になりました。
(ドミトリーもある様子でした)
こちらにはバックパッカーも多く泊まるらしく、ツアーの手配もしています。
英語の案内もあったけど基本的に中国人対象というか、ガイドは中国語です。(私の他に韓国人留学生もいました)
初日は午後から莫高窟と鳴沙山への半日ツアーで30元、2日目は雅丹・古漢長城・陽関・玉門関・西千仏洞を周って150元の1日ツアー。
連休も終わり、陽関・玉門関・西千仏洞を周るツアーはここでしか手配できないということでお願いすることに。
(翌朝ツアー参加者が10人と多く、窮屈な思いをした為ゴネたら、30元割引してくれたので結局120元で済みました)
でも、個人で手配した方が自分のペースで動けるので、その方が良かったかも。。 -
シャワーを浴びてさっぱりしたら、お腹が空いてきた。。
ので、昼食を求めて街中へ。
敦煌のレストランで良く見かける「敦煌拉麺」の文字。
ちょっと気になり、イスラム系少数民族のお店で注文してみると、、、
お・おいし〜〜〜〜〜い!!!
トマト+にんにく+ピーマン という組み合わせは中華料理の域を越えている!
3年間中国にいて、初めて食べた味。
あまりのおいしさに、後で友達にこの感動を伝えると、彼女曰く「そのあたりは『中国のイタリアン』だからねぇ」。。
なるほど!イタリアン、、言いえて妙かも!
シルクロードはまさに「麺ロード」ですね。 -
食後、近所を散策して午後2時半ごろ出発。
そしてやって来ました莫高窟!
敦煌観光のハイライトがいきなり1発目です。
追加料金を奮発して日本語ガイドを頼もうと思ったら、連休中に連日出勤した為、この日はお休みでした。
残念無念、、、
中は写真撮影禁止なので、とりあえず外観の写真を。
保存状態があまり良くないのもあったけど、、あれだけのものが、あんなにたくさんある(残っている)ということに驚き&感動。 -
月の〜〜砂漠ぅ〜〜〜
これぞ期待通りの敦煌らしい一枚。
レンタルラクダを連れて歩くおじさんを見て、大昔のキャラバン隊の姿に想像をめぐらせました。
しかし!入場料の他にラクダレンタル60元というのは高い!
動物に乗るのがちょっと怖かったのと値段にびびって、10元の電動自動車で月牙泉まで向かうことにしました。
(後で歩ける距離だとわかったけど、、ホントに観光地の人たちは商売上手…) -
鳴沙山の砂山に現れた、木のハシゴ。
砂山の下で見上げていたら「登るかい?10元だよ」と話しかけられました。
えっ!お金とるの・・?
おじさん曰く、砂山を登ると足をとられて大変なので、ハシゴを登る方が楽ということで。
そういうことなら、とお金を払って登ろうとしたら「靴脱ぐと気持ち良いよ」とアドバイス。
確かに素足で砂の上に立つと気持ちいい!
靴をおじさんに預けて、砂山登り出発します。 -
ハシゴの途中から見た「月牙泉」。
まさに砂漠のオアシスといった感じです。
(実は、手前の緑地ではなく、後ろの搭のあたりに小さな湖があります)
近くで撮った写真もあるのですが、水も少なくちょっとガッカリしたので、こちらの方が雰囲気が良いと思いアップしてみました。 -
私の影が長〜〜〜〜く伸びていたので、面白くて撮影してみました。
影だとわかりませんが、日よけに帽子をかぶり、この日は風が強かったので入り口で売ってたマスクを装備しています。
ワイドパンツが風で広がってしまい、足長というより足太に見えますね(苦笑 -
砂山のてっぺんにて。
見渡す限り砂漠が続きます・・
青い空と砂の色がとてもきれい。
この明るさで夜8時というから、もっと驚き。
もっとも、日中こんなところに来たら暑すぎるということで、鳴沙山に来るのは夕方〜夜がベストなんだとか。 -
敦厚市内に戻り、夕食を食べようと夜市へ向かいました。
しかし、土産物のドライフルーツ(干しブドウ)やアクセサリーを売る屋台ばかりで、食事できそうな所は見つかりませんでした、、
結局ホテルへの帰り道に「街景」のタピオカミルクティー(3元)を飲んだらお腹いっぱいになったのでそれで済ませてしまいましたが、、
昼間の敦煌ラーメンをもう一度食べに行けば良かった。。 -
2日目の朝、、、なんと雨が降っている!
強風で雨と砂が打ち付ける為、窓の外は真っ白で10メートル先が見えない程キケン!
(運転手さんは「沙霧 sha wu」砂の霧?と言っていた)
敦煌市からひたすら西へ3時間のロングドライブでようやくたどり着いたのがこの「雅丹」ことヤーダン。。? -
雅丹が何だか知らず、とにかく入場料70元を払い中に入ると、いきなり施設内でビデオを見るよう案内されました。
ビデオの音声を聞き取る自信がなかったので隣の展示室の説明を見て、ようやくここが何なのか理解できました。
これが展示室のパネル。年代別の地層の色が説明されています。
4Tの旅行記やガイドブックにも載っていた「ヤルダン魔鬼公園」を中国語で書くと「雅丹」になるとは知らず。。。。。
敦煌を旅したトラベラーさんの旅行記を拝見して行きたいと思っていたけれど、遠すぎて諦めていたヤルダンに、今、来ているわけです。
知らずに来たなんて、ちょっと申し訳ない、恥ずかしい気持ちになりました。。 -
昔、川底だったこのあたりは、長年の地形変動でいまやこんな砂漠のど真ん中に位置しています。
風によって削り取られた砂岩が乱立していて、なんとも不思議な感動を覚えます。
(天気が良かったら最高だったのに・・)
奇岩が大好きな中国人が、この大自然をただ野放しにして置くわけがありません。
こちらの岩は「金獅迎賓」と名づけられています。
右側の小さく写っている岩が、ライオンに見えるようです。
その他、孔雀やらスフィンクスなんてのもありました。 -
足元の石を拾って触ってみると、、
砂でできているので、強くにぎると脆く崩れてしまいます。
自然にあのカタチになるなんて、やっぱりすごい。。。 -
そしてこちらが一番驚いた「艦隊出陣」!
たくさんの岩を戦艦に見立てた、迫力の眺めです。
霧の中でわかりにくいかもしれませんが、逆に雰囲気でてるかも。
呆然と景色に見とれるも、強風に舞った砂が身体や顔に打ち付けて非常に痛い思いをしました。
(さえぎる物が無くてあたり一面砂ですから、砂も飛び放題です) -
続いて漢代の長城跡にやって来ました。
北京あたりの万里の長城を想像してやってくると、期待はずれかもしれませんが、これこそ長城の名残なわけで。
ボロボロに崩れかかった長城跡を見て「兵どもが夢の跡…」って頭をよぎったけど、それは日本の歴史!
(学生の頃の私は理系で、古文漢文や歴史はニガテでした。漢文で0点とったことあるのに、どうして中国にハマっちゃったんだろう?)
高さは2メートルくらいしかないので「私でも越えられるよ」と言ってみたら、同行のガイドさんに「昔はもっと高かったし、壁の前に堀もあったからね」と笑われました。
ガイドさん曰く、人間の為にというよりは、馬(騎馬隊)が進入しないように作られたものだそうです。 -
玉門関の烽火台跡、、
残念ながら中は良く見えませんでした。
周りは見える範囲ずっと砂漠で何もないのに、、
シルクロード貿易で栄えていたころは、このあたりは関所の町として賑わっていたなんて。。。 -
烽火台をバックに、このあたりの地図を見つけたので記念に撮っておきました。
雅丹(ヤルダン)まで75km、、、この悪天候で片道1時間以上かかりました。 -
こちらは玉門関とはうってかわって立派な陽関。
博物館も併設して、このあたりの歴史的背景や文物の説明がありました。
人が少なくて暇だったのか、ガイドさんがとても丁寧にひとつずつ解説してくれました。
私含めた参加者やうちの同行ガイドが急かすほど、たっぷり時間をかけてくれて(笑
この時点で夕方になってしまい、西千仏洞に行けるか時間的に怪しくなってきました。。 -
陽関の烽火台跡。
こちらも囲みがあって中には入れず。。 -
なんであんなところに荷台車が?
ガイドさんが「あの柵が見えるかい?」
「あの柵の向こう側の、平らなところが、昔の『シルクロード』なんだよ」と。
え!!!
そのまま「道」として残ってるの?!
当時はここを、キャラバン隊のラクダやこういう台車を曳く行商人たちが行き交っていたのでしょうか。
(この後、柵の向こうまで降りようとしたけど止められてしまいました) -
敦煌での雨は、まだ今年3回目だそうで。
何年か前に流行った刀郎の代表曲の名を借りて「今日は『2007年的第三場雨』ですね」(2007年の3回目の雨)と言うと、ツアー参加者も「そうだねぇ」「良く知ってるねぇ」と話に乗ってきました。
(この後しばらく、雨の愚痴が続く)
しかし、雨で貴重な経験?もしました。
「雨降って地固まる」と、砂が飛んでくることもないので痛い思いから解放されます。。
写真はツアー同行者が固まった地面を歩く様子です。 -
陽関に併設された、昔のこのあたりをイメージしたテーマパーク?
しかし、この天気で客も従業員も1人も見当たりません。。
私もちょっと見たいと思いましたが、あまりの寒さに車に直行。
一昨日までいた温州の暑さが嘘みたい。 -
ようやく雨もやみ、風も砂霧もおさまりました。
来るときも通ったはずの並木道、窓を開けて身を乗り出しての一枚。
どこまでも続くなポプラ並木がシルクロードっぽい。。
良く見たら消失点が見えてない…? -
午後6時半、ようやく西千仏洞に到着するも。。
やっぱり閉まってるーーーーーー!
ガイドさんには一日中ずっと行きたい行きたいって伝えてたのに。。
まあ、この天気ということもあって客足も少ないのでいつもより早く閉館していたらしく。
私たちがもう少し早く到着したところで入れなかった様子。
悔しいので外観を1枚、記念にカメラに収めてきました。
悔しい、、是非また来なくては。。。!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- こまちゃんさん 2007/07/26 13:59:35
- 閉館時間
- 再びおじゃまします。(~~;ゞ
こちらはどうか知りませんが、莫高窟は4時に入場禁止になります。
理由は、参観に2時間かかるので、6時の閉館に丁度という訳。
西千佛洞は未確認ですが、観光施設の閉館時間は、鳴沙山以外は結構
早めですよ。
町の食堂やお土産屋は、夜10時過ぎても殆どが開いていますけど…(^^;
こま
- マカロンさん からの返信 2007/07/27 03:31:06
- いつの日かリベンジを
- この日は旅行記にも書きましたが雨が降っていて、特に午前中は風雨とも強く、ヤルダンまでかなり時間がかかりました。
晴れている日に順調に周れば、4時頃までに西千仏洞まで行くことができたかもしれません。。
映画城も行けなかったので是非もう1度敦煌に行きたいと思ってはいますが、日本に帰国してしまった今となっては、なかなか機会もなさそうです。
あの敦煌ラーメンを是非もう一度食べたいのですが。。
最近は東京でも米線や刀削麺、小肥羊の火鍋などはありますが、さすがに敦煌ラーメンは見つからないと半分諦めてます。
自分で再現してみようかしら、、、、
-
- こまちゃんさん 2007/07/26 13:51:15
- 敦煌夜市
- 初めまして!
敦煌夜市の写真見ました。ここは「一条街の夜市」ですね。
この通りの北牌坊、そこに大通り(東大街)があり、それに沿って直ぐ
東横に「敦煌夜市」の入り口があります。中は小振りな広場になっていて、
夜は露店のビアガーデン、テーブルと椅子が出され賑わっています。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10032382/
この旅行記後半に、その入り口とそこから入った「昼の様子」があります。
お写真の通りは、仰る通りアクセサリーとドライフルーツばかりで、
みなさんが「敦煌夜市」として勘違いされる所です。
ただ、一番奥まで行くと、南牌坊にカバブの屋台と日本人経営のカフェが
あります。
次回、チャンスが有れば、敦煌夜市を訪問してみて下さい。
こま
- マカロンさん からの返信 2007/07/27 03:23:07
- 夜市と敦煌ラーメン
- こまちゃんさん、掲示板の書き込みありがとうございます。
あらら、、途中の八百屋横丁みたいな場所は気づいたんですけど、ビアガーデンは気づきませんでした;
私は以前、大連に住んでいた頃に普通の市場はもちろん夜市に行ったり羊肉串(Yang rou chuan)もたくさん食べていたので、あまり珍しいものではないのですが、、
本場で羊肉串は食べておきたかったですね。残念です。。
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