2007/05/10 - 2007/05/19
744位(同エリア1042件中)
マカロンさん
2007年5月、3年間働いた中国から本帰国する前に、約1ヶ月旅行することにしました。
行きたい場所はたくさんありすぎて計画を立てるのも大変でしたが、今回旅の拠点となったのが実はここ「成都」。
敦煌から飛んできてこの後ラサへ。ラサから戻って九塞溝へ行き、重慶方面に向かうので、その度に成都へ戻ってくるわけです。
成都には5年前にも来たことがあったので、正直観光には気合いを入れるつもりもなかったのですが。
滞在の合間に路線バスでブラブラしていたら思いのほか安上がりで楽しめたので、何かの参考になれば幸いです。
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5月10日 曇り
はい、成都の双流空港に到着しました。
これから303路の路線バスに乗って、市内へ向かいます。
空港からは10元のリムジンバスもありますが、今回の宿に行くには火車駅からの地図しか手元にないので、あえてこの路線バスに乗ることにしました。
市内まで17kmを3元って、、時間がかかるけどすごく安い! -
今日の宿は「驢友記」。
以前平遥を旅したときにユースホステルでもらった名刺を頼りに、電話で予約を入れました。
Chapest Price in Chengdu
の文字が興味をそそります。。(別に最安値を求めていたわけではありませんが、、笑)
6人のドミトリーだと1人1日15元だそうです。
私は4人部屋(25元)に挑戦しました。 -
ちなみに中はこんな雰囲気。
アジアンな内装と成都らしい竹のイスが良い感じです。
ビール片手におしゃべりしたり、本を読んだり、ネットをしたり。。
完全に英語の世界なので、ホントに外国に来たみたい!
(中国も外国なんですけどね)
既に中国語が第一外国語になっている私、同室のオーストラリア人やイスラエル人と、たどたどしい英語でなんとか会話をしました。
久しぶりの英語で緊張したなぁ。。。 -
夕方、旅行会社の人との打ち合わせが早めに終わり時間が余ったので、どこかに行こうと思い地図を見てみると、、
新南門から動物園行きのバスが出てる!
そういえば中国に3年いて、実はパンダを1度も見たこと無い。。
ということでバスに乗り昭覚寺ターミナルで下車。(1元)
ところがバスターミナルから動物園までの距離が結構あるので近道をしようとしたら、治安の悪そうな住宅地に迷い込んでしまいました。。
薄暗い裏道で「動物園はどっち?」を繰り返してなんとか無事到着;
夕方6時頃だったので入場できるか不安でしたが、なんと「夜8時閉園だから、ゆっくりしていきな」とのこと。
そして入場料はどひゃー!たったの12元!! -
パンダは「熊猫」、、
ん?小さい熊猫と大きい熊猫がいるの?? -
小熊猫は、レッサーパンダのことでした!
ちょうど食事の時間らしく、エサを入れたタイヤを係員の人が置いていきました。
3匹ともタイヤに頭つっこんで、夢中で食べまくっているので、写真撮るの大変でした;;
シマシマのしっぽがかわいいーーー! -
大きいパンダさんもお食事中。
あれ、、?某歩き方には「成都の動物園にはパンダがたくさんいる」って書いてあるのに、たった1匹??
うーん夕方6時を過ぎて、他のパンダの営業時間が終わっちゃったのかな。。
まあ、今度時間があるときに、改めてパンダセンターに行ってみることにします。 -
他の動物にはあまり興味が無かったので、動物園を後にして隣にある「昭覚寺」にやってきました。
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良く見ると、アルコールランプ?が卍の文字に並んでいます。
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お寺の境内にて。
鳩がこんなにたくさん、、
以前、日本にいたときの中国人の友達が「日本に来たときは鳩がたくさんいてびっくりした。中国だったら(捕まえて売ったり食べたりしちゃうから?)ありえないよ」って言ってました。
なので、日本ではあたりまえのこの景色も、中国ではこの日「初めて」見たのでした。 -
バスターミナルに戻ろうと思い、お寺の参道へ向かうと、両脇にアクセサリーを売る露店と占い師がたくさん並んでいました。
占いにちょっと興味が沸いたので、冷やかしで隅のほうにいるサンダル履きのおばさんに値段を尋ねると「5元」と。
安いけど、この人はあまり占い師ぽくないと思い、お寺の方に引き返してそれっぽい人に声をかけてみました。
手元の本もボロボロ、看板の「高級予測師」にひかれてこの人に話しかけたら、なんと10元で占ってくれました!!
自分の誕生日と生まれた時間を言うと、暦の本をめくり始めて、、
「あんたまだ結婚してないね?おじさん(四柱推命を見て)すぐわかったよ、あなたは晩婚だね」
って大きなお世話・・・!
その後、仕事や体調に関すること、家族のことまでズバズバ当てられてびっくり。
相性の良い人の生まれ年はしっかりメモしてきました(笑
そして最後に「今年11〜12月は交通事故に気をつけて。通勤途中の事故だからね」と、具体的にありがたいアドバイスをいただきました。。。。 -
中国に来てからいろんな町でバスに乗りましたが、成都はちょっと乗りづらいかもしれません。。
理由は
・街が大きいので路線が多すぎ
・地下鉄の工事中で一方通行が多くて行きと帰りで違う道を通る
・川沿いの道は一方通行もあり、近道かと思いきや逆に遠回りになった
・切符売りの若い女の子が、成都訛りの発音でバス停の名前を叫ぶので聞き取れない。(他の大きい都市では標準語の車内アナウンステープが流れることが多い)
・暑くて湿気があるので、満員バスだと隣の人たちと密着して暑苦しくて地獄
それでも私はバスに乗り続ける、、、、
最初の頃は面白がってたけど、後半は何故か使命感に燃えてました; -
夕飯はバスの車窓から見えた麻婆豆腐発祥の店・「陳麻婆豆腐」へ。
5年前に支店に行きました。こちらが本店だそうで(知らずに入ったけど)。
久しぶりの本場の味はやっぱり美味しい!
しかも安い!
(有名店なのに、この麻婆豆腐5元もしなかった・・)
その他2品とビール、ご飯を頼んでも20元くらいでした。
もちろんこの量、1人では食べ切れません。。 -
5月11日、上里からの帰り道。
夜はライトアップされた橋がきれい。 -
5月15日
ラサから戻りました。
成都は霧が多くてもや〜〜〜っとしています。
晴れることもあまりないとかで、色の白い女性も結構見かけました。 -
こちらは観光専用の路線バス。
新南門バスターミナルの裏側(交通飯店の隣)にバス停があります。
パンダセンター行きの路線もありました。
2階建てに乗りたかったのに、終バスが既に出てしまって乗れなかったのが残念。。!
結局私は902路に乗って、武侯祠に行くことに。(2.5元) -
街中に船!ではなくて、船の形のレストラン?
バスに乗っているときに見かけて、写真撮ってから陸上にあると気づきました。 -
劉備のお墓「恵稜」。
この赤い壁に囲まれた竹林は、武侯祠の中で一番好きな場所です。 -
武侯祠の園内には蜀の代表的な武官と文官の塑像が並び、奥の建物には張飛・関羽と諸葛亮、そして劉備の像があります。
手前の建物で武官の一番奥にいるのがこの「趙雲」。
ガラスが反射してしまい、ちょっと見づらいですが・・
私の石家荘旅行記の像よりも老けてます。
60過ぎても現役で将軍をしていたというので、蜀の人たちにとってはこの姿なんでしょうか。
(ゲームなどではもっと若いイメージのことが多いので意外!) -
「孔明苑」という建物は、5年前来たときにはありませんでした。
中では諸葛亮の足跡や戦術などを、資料や写真を交えて紹介しています。
木牛?もありました。 -
おおおーー!三国無双がこんなところで紹介されてるぞ!
「現代でも三国志は愛され続けている、、」
みたいな紹介の脇に、こっそりと貼られたポスター。
メーカーの許可はあるのかしら?
いや、こんな場所(劉備のお墓)に展示されるなんてむしろ光栄?(なーんてw) -
武侯祠の隣には、昔の街並みをイメージしたショッピングストリート「錦里(Jin Li)」がありました。
レストランや小吃(軽食)、お土産物のお店が並びます。 -
射的ではなく、弩で的を射るゲームがありました。
弓は他のん場所でも見たことあるけど、弩は初めて見ました。
ここが成都ということもあり、孔明が弩を改良した(新しい弩を発明した?でしたっけ??)、、ということにかけているのかも。 -
5月19日 九塞溝から帰ってきました。
四川で初めて食べる火鍋!
今回お世話になった旅行会社の人と仲良くなり、おごってもらっちゃいました☆
ひとり旅だと鍋なんて食べる機会もないから嬉しい〜〜っ
大連時代に大連で一番美味しいと思っていた「皇城老マ」という火鍋のチェーン店は、成都人曰く「高いだけでそんなに美味しくはない」とのこと。。
ということで連れてきてもらったのが、この地元の客で満席の火鍋屋。
値段もかなり安い。さすが地元人御用達!
真ん中の小さいのが辛くない白いスープで、外側の大部分のが辛〜〜いスープです。
でも、辛い方が美味しいの!
今まで食べた火鍋の中で一番美味しかった!! -
成都駅から夜行列車に乗って、「涪陵」という街へ向かいます。
いやー、火車駅も立派になってました。
以前は駅前でスリに遭ったというのに(盗られる前に気づいたので未遂でしたが)、今は見通しも良くなって、治安も少しは良くなったのかな。。
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