2004/03/07 - 2004/03/14
2104位(同エリア2206件中)
青山蒼渓さん
3/12:今日は早めに出発する為、7:30に起床したのに、結局家を出たのは9:30。一旦LAに向かう。友人(日系米人)に4年ぶりに会う事となったからだ。2時間かけて、リトルサイゴン地区のジャックの家に到着。余りにも遅いので彼はいささか呆れていたようだ。一時間ばかりの慌しい訪問、土産に彼の家で実ったアボカドを土産に頂いて、12時半LAを出発。所々渋滞、しかも運転手より私の方が土地勘/方向感覚が良いようで、インタステ−トのインタ−チェンジを間違え、私が地図頼りに住宅地内で道を指示するハメとなる事は今回に限らずしょっちゅう、それなのに私には一切運転させない。それで、時間が余計に掛かり、LA郊外San Bernardinoを抜けたのは午後3時。
Cojan峠の先でフリ−ウエ−15号と分かれ、いよいよUSハイウエ−395号に突入。呆れる程何もない砂漠の中の退屈な道をひたすら走行し、途中、踏切で貨物列車通過待ちをし、夕暮れせまった6時、チャイナレ−ク盆地にある軍用地と共に発展してきたRidgecrestのモ−テルにチェックイン。早速夕食に出かけるが、かなり歩いた先の中華料理のビュッフェ、$13とちょっと高いので(SFにある印度料理ビュッフェに良く行ったがこちらは$8だから、こんな田舎にしては)、メキシコ人の経営し、またメキシコ人の集まるレストランでポ−クチョップの夕食、何か惨めっぽい感じ。
3/13:朝食はクッキ−と果物(グレ−プフル−ツ、グレ−プ)で済ませ、8時にモ−テルを出発。Lone Pineも近づくといよいよSierraの山も大きく聳え始める。Sierraにはアラスカ、ハワイを除いての最高峰Whitney(標高14494ft)を始め、多数の13000ft以上の高山が連なり、またYosemiteやSequoia、Kings Canyon国立公園、Inyo国立森林保護区、Mono火口湖、火口群、温泉などに恵まれたWildernessの宝庫であり、四季おりおりにOutdoor活動の拠点として愛されている。国道395号はそのSierraの東側を北上する。東には White Mtn (14246ft) ガ聳え、その南東にはDeath Valleyが横たわっている。
Independenceの北、Mt Williamsonの麓に広がるのがManzanar日系人収容所後である。1942年、日米直接対戦直前、日系アメリカ人は強制的にカリフォルニア、ネヴァダ、アリゾナの砂漠内収容所に強制収容され、彼等の不動産は没収、廉価で市民に払い下げられた。敵対国であるドイツ、イタリア系米国人には同様な措置は取られない事を見れば、これは米国のアジア人差別の明白な証拠である。今は砂漠にかすかな痕跡を残すのみで、小さな看板がかつての区割り、収容所施設を物語っている。博物館は4月中旬過ぎにオ−プン予定で、慰霊碑のみ参観出来た。碑の隣りには小さな石、墓も設けられ、失意のままに亡くなった人を弔っている。逃亡不可能な砂漠の中の収容所に収容された人の過酷な運命とは余りにも対照的な程、Sierraの高峰群は美しく、ここにかつて地獄があったなど誰も想像出来ないであろう。幸いな事にここにはガス室が無かったし、米国もその非を公式に認め、謝罪/補償し、この地は歴史的保存地区と指定されているだけでも救われよう。
日本で言えばさながら信州大町風とも言えるBishopは、それこそ山岳都市。この郊外にあるLaws鉄道博物館を訪問。入場料は寄付金。かつてはネヴァダからの軽便鉄道が延びていたのだが戦後暫くして廃止。この博物館はかつてのLaws駅舎や民家、軽便鉄道車両を展示し、地元と鉄道ファンで運営されている。ここの庭で昼食。
この近辺には温泉も多数散らばっているのだが、多くは4WDでしか行けないとか、積雪の為に道路閉鎖、或いは有料クラブ化しているので、今回、温泉入浴は諦める事にし、更に北上を続ける。The MinaretsはSierraの中では決して高くはないが、針峰群は遠くからでも目立つ景勝の山。道路沿いにも残雪が目立つとSherwin峠(7000ft)。今日のル−トは通行量も少ない区間なので、Kもやっと私に運転させるようになった。
峠を下るとMonoカルデラ湖である。連なる火口群も奇観。ビジタ−センタで暫し休憩。これより州道120号を通り、ヨセミテを横断したい所だが、Sierra横断の3本の道はどれも6月中旬まで閉鎖。特に今年は積雪が多く、開通がずれこむ事になりそうだとか。カルデラの全貌を見渡せる場所で写真撮影してから、峠を越え、森の広がる渓谷に車を走らすと#395は州境を越え、Silver State、ネヴァダ州へ突入。道路の制限速度も若干加州より厳しい。州都Carson Cityは全くの小さな田舎町、州庁舎も田舎県の役場並かそれ以下。かつては全米一小さな州都だったそうだが、今では結構人口も増えているようだ。Carson City北郊より#395はフリ−ウエ−となってRenoに伸びている。週末故、ホテル/モ−テルも強気な値段で、インタステ−ト80号沿いのモ−テルにチェックイン、今回の旅で一番高い宿泊費(2泊で一人$45)を払うハメになる。Reno、インスタント結婚/離婚で有名だが、それ以上にギャンブルの町としては、いささかラスベガスには劣るものの、中心部、市内には大型カジノホテルが目立ち、夜ともなればネオン溢れる歓楽街が出現する。
ダウンタウンにある、多分一番由緒ありそうなホテル、Silver Legacyの駐車場に車を入れ、隣りのErdoradoのカフェで夕食。かの有名なカジノホテルのビュッフェは明日挑戦する事にする。金曜/土曜は普段より$5も高いから、何も急いで食べる事はない。
K,すっかりRenoの街で方向感覚が狂ってしまい、落ち着かせ、私の指示のままに運転させ、何とかモ−テルに帰る。どうしてこうも方向音痴なのだろう、私など始めての街だが、すぐ概略を掴めたので、手に取る程良く分った。第一、碁盤状なので、迷いようがないと思うのだが、確かに広い道なのに一方通行が多いのは事実だけれども。
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
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