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ブルネイへ行ってきた。<br />特にブルネイへ行く目的があったわけではなく、そこに辿り着くまでの過程を楽しむ旅。<br />相変わらず「スタンプラリー」なども。<br /><br />コタキナバルから再びエアアジアを利用してジョホールバルに飛び、バスでシンガポールに移動。<br />チャンギ空港で「野宿」して早朝のUAで帰国した。

ブルネイへの道 【その8】帰国の途へ

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2007/07/07 - 2007/07/13

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STAMP MANIA

STAMP MANIAさん

ブルネイへ行ってきた。
特にブルネイへ行く目的があったわけではなく、そこに辿り着くまでの過程を楽しむ旅。
相変わらず「スタンプラリー」なども。

コタキナバルから再びエアアジアを利用してジョホールバルに飛び、バスでシンガポールに移動。
チャンギ空港で「野宿」して早朝のUAで帰国した。

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  • コタキナバル空港第2ターミナル(T2)へは、路線バスが利用出来た。<br />市民広場北側のバスステーションから、タンジュン・アル(Tg.Aru)ビーチ行の[16A]系統で。<br />このバスは直接T2のターミナルビル前に行く。<br />所要20分程で、料金はRM1。<br />時刻表は無いようで、人が集まり次第適当に出発しているようだ。

    コタキナバル空港第2ターミナル(T2)へは、路線バスが利用出来た。
    市民広場北側のバスステーションから、タンジュン・アル(Tg.Aru)ビーチ行の[16A]系統で。
    このバスは直接T2のターミナルビル前に行く。
    所要20分程で、料金はRM1。
    時刻表は無いようで、人が集まり次第適当に出発しているようだ。

  • T2のターミナルビル。<br />実質的な格安航空会社用ターミナル。<br />施設は新しく、清潔。

    T2のターミナルビル。
    実質的な格安航空会社用ターミナル。
    施設は新しく、清潔。

  • 搭乗手続を済ませ、搭乗口へ向かう。<br />ジョホールバル行なので、当然のように国内線搭乗口に向かおうとすると、「JB? No! あっち!」と、国際線搭乗口へ向かうよう促される。<br />係員の指示通り進むと、当然のように出国審査カウンターがあり、パスポートと搭乗券の提示を求められる。<br />搭乗券と、パスポートに挟んである出国カードにコタキナバルの出国スタンプが捺されていた。<br />パスポート自体にはスタンプを捺さない。<br />出国審査(?)後も、国際線の搭乗待合室で出発を待つことになる。<br />ジョホールバル以外にも、クアラルンプール行の乗客や、サラワク州のシブ行の乗客も、同じように国際線搭乗口から搭乗していた。<br />国内線搭乗口はサバ州内便にしか使われていないのだろうか?

    搭乗手続を済ませ、搭乗口へ向かう。
    ジョホールバル行なので、当然のように国内線搭乗口に向かおうとすると、「JB? No! あっち!」と、国際線搭乗口へ向かうよう促される。
    係員の指示通り進むと、当然のように出国審査カウンターがあり、パスポートと搭乗券の提示を求められる。
    搭乗券と、パスポートに挟んである出国カードにコタキナバルの出国スタンプが捺されていた。
    パスポート自体にはスタンプを捺さない。
    出国審査(?)後も、国際線の搭乗待合室で出発を待つことになる。
    ジョホールバル以外にも、クアラルンプール行の乗客や、サラワク州のシブ行の乗客も、同じように国際線搭乗口から搭乗していた。
    国内線搭乗口はサバ州内便にしか使われていないのだろうか?

  • T2の駐機場には、懐かしいB727の貨物機が駐機していた。<br />機体には「TRANSMILE」いうロゴが入っていた。<br />帰国後に調べてみたら、マレーシアの貨物航空会社だった。<br />こんな所で727が見られるとは思わなかったが、この後さらにDHLの727貨物機が離陸して行ったのには驚いた。

    T2の駐機場には、懐かしいB727の貨物機が駐機していた。
    機体には「TRANSMILE」いうロゴが入っていた。
    帰国後に調べてみたら、マレーシアの貨物航空会社だった。
    こんな所で727が見られるとは思わなかったが、この後さらにDHLの727貨物機が離陸して行ったのには驚いた。

  • FAX(FlyAsianXpress)のフォッカー50。<br />FAXはエアアジアの関連会社(子会社ではない)で、ボルネオ島内のローカル線を運航している。<br />この会社、現在は単なるローカル航空会社に過ぎないが、将来はエアアジアブランドで長距離国際線への進出を計画しているらしい。<br />2007年中に中国の数都市とマンチェスター(!!)に就航するとか。<br />中国はともかく、いきなりマンチェスター!?<br />にわかには信じ難いのだが、計画は進んでいるらしい。<br />もちろん日本への就航計画もあり、関空を皮切りに福岡など数都市への就航を目指しているとか。<br /><br /><br />※追記※<br />その後、紆余曲折が会ったようで、FAXの路線はマレーシア航空の子会社「MASWings」に移管された。<br />FAXブランドは消滅したようだが、国際線進出計画は進んでおり、2007年11月、クアラルンプール〜ゴールドコースト線が「AirAsiaX」ブランドで運航を開始したらしい。<br /><br />AirAsiaX<br />http://www.airasiax.com/<br />会社案内の就航予定地(就航希望地?)の地図が興味深い。<br />日本は大阪・名古屋・福岡と常識的な地名が並んでいるが、中国は天津・杭州と、ちょっと微妙。<br />韓国は何故か清州。<br />インドも何故かアムリトサル。<br />ペルシャ湾岸は、ドバイ・バーレーンは分かるとしても、何故かシャルジャが。<br />シャルジャはドバイの隣町だが、ドバイとは別の首長国で、中東版LCC「エアアラビア」の本拠地でもある。<br />欧州も、ロンドン(スタンステッド)・マンチェスター・モスクワは分かるが、プラハとはこれまた微妙。<br />豪州も、さり気なくニューカッスルなんかが入っている。<br />成田就航は初めから眼中に無いようだが、代わりに東京から2時間圏の空港への就航を模索しているらしく、2010年開港予定の茨城空港(自衛隊百里基地)を狙っている、という噂も。

    FAX(FlyAsianXpress)のフォッカー50。
    FAXはエアアジアの関連会社(子会社ではない)で、ボルネオ島内のローカル線を運航している。
    この会社、現在は単なるローカル航空会社に過ぎないが、将来はエアアジアブランドで長距離国際線への進出を計画しているらしい。
    2007年中に中国の数都市とマンチェスター(!!)に就航するとか。
    中国はともかく、いきなりマンチェスター!?
    にわかには信じ難いのだが、計画は進んでいるらしい。
    もちろん日本への就航計画もあり、関空を皮切りに福岡など数都市への就航を目指しているとか。


    ※追記※
    その後、紆余曲折が会ったようで、FAXの路線はマレーシア航空の子会社「MASWings」に移管された。
    FAXブランドは消滅したようだが、国際線進出計画は進んでおり、2007年11月、クアラルンプール〜ゴールドコースト線が「AirAsiaX」ブランドで運航を開始したらしい。

    AirAsiaX
    http://www.airasiax.com/
    会社案内の就航予定地(就航希望地?)の地図が興味深い。
    日本は大阪・名古屋・福岡と常識的な地名が並んでいるが、中国は天津・杭州と、ちょっと微妙。
    韓国は何故か清州。
    インドも何故かアムリトサル。
    ペルシャ湾岸は、ドバイ・バーレーンは分かるとしても、何故かシャルジャが。
    シャルジャはドバイの隣町だが、ドバイとは別の首長国で、中東版LCC「エアアラビア」の本拠地でもある。
    欧州も、ロンドン(スタンステッド)・マンチェスター・モスクワは分かるが、プラハとはこれまた微妙。
    豪州も、さり気なくニューカッスルなんかが入っている。
    成田就航は初めから眼中に無いようだが、代わりに東京から2時間圏の空港への就航を模索しているらしく、2010年開港予定の茨城空港(自衛隊百里基地)を狙っている、という噂も。

  • エアアジアのB737-300。<br />エアアジアは整備コスト削減のため、機材をこれ一種類に統一していたが、さすがに古くなってきたので、順次A320への置換えが始まっている。

    エアアジアのB737-300。
    エアアジアは整備コスト削減のため、機材をこれ一種類に統一していたが、さすがに古くなってきたので、順次A320への置換えが始まっている。

  • そのA320がやって来た。<br />残念ながらこの機体はクアラルンプール行で、私が乗るジョホールバル行はオンボロのB737だった。<br />このA320、随分派手な塗装だな、と思ったら・・・

    そのA320がやって来た。
    残念ながらこの機体はクアラルンプール行で、私が乗るジョホールバル行はオンボロのB737だった。
    このA320、随分派手な塗装だな、と思ったら・・・

  • 何と!イングランドのサッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドの特別塗装機だった。<br />機体には朴智星、ファーガソン監督などが描かれている。<br />何故かエアアジアがマンUのスポンサーになっているらしい。<br />東南アジアの格安航空会社が、世界的に有名とは言えイングランドの一チームのスポンサーになってどういうメリットがあるのか理解できないが、もしかしたらマンチェスターへの長距離国際線進出計画を睨んでのものかもしれない。

    何と!イングランドのサッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドの特別塗装機だった。
    機体には朴智星、ファーガソン監督などが描かれている。
    何故かエアアジアがマンUのスポンサーになっているらしい。
    東南アジアの格安航空会社が、世界的に有名とは言えイングランドの一チームのスポンサーになってどういうメリットがあるのか理解できないが、もしかしたらマンチェスターへの長距離国際線進出計画を睨んでのものかもしれない。

  • ジョホールバル行のオンボロ737は全員が搭乗したら定刻を待たずにさっさと出発。<br />15分も早発した。<br /><br />ジョホールバルのスナイ(Senai)空港は、小規模な地方空港だが、旅客ターミナルにはちゃんとボーディングブリッジが設置されている。<br />しかし、到着したエアアジアの機体は、スポットに入ったかと思うと右に大きく120度方向転換し、贅沢にもスポット2つ分のスペースを使って斜めに駐機した。<br />意地でもボーディングブリッジは使いたくないらしい。<br />また、こういう駐機方法だと、出発時にトーイングカーでプッシュバックする必要が無く、無駄な時間を削減できる。<br /><br />飛行機を降りてターミナルビルに向かう途中、シンガポール航空のB777-300が滑走路から飛び立っていくのを目撃した。<br />えっ? シンガポール航空?<br />「隣町」のシンガポールまで航空路線があるわけはなく、一体何だろうと思っていたが、どうやらタッチアンドゴーの訓練を行っていたのだということに、後で気付いた。<br />もっと早く気付いていれば、ゆっくり見学できたのに残念!

    ジョホールバル行のオンボロ737は全員が搭乗したら定刻を待たずにさっさと出発。
    15分も早発した。

    ジョホールバルのスナイ(Senai)空港は、小規模な地方空港だが、旅客ターミナルにはちゃんとボーディングブリッジが設置されている。
    しかし、到着したエアアジアの機体は、スポットに入ったかと思うと右に大きく120度方向転換し、贅沢にもスポット2つ分のスペースを使って斜めに駐機した。
    意地でもボーディングブリッジは使いたくないらしい。
    また、こういう駐機方法だと、出発時にトーイングカーでプッシュバックする必要が無く、無駄な時間を削減できる。

    飛行機を降りてターミナルビルに向かう途中、シンガポール航空のB777-300が滑走路から飛び立っていくのを目撃した。
    えっ? シンガポール航空?
    「隣町」のシンガポールまで航空路線があるわけはなく、一体何だろうと思っていたが、どうやらタッチアンドゴーの訓練を行っていたのだということに、後で気付いた。
    もっと早く気付いていれば、ゆっくり見学できたのに残念!

  • タラップから降りた乗客は歩いてターミナルビルに向かい、ボーディングブリッジの付け根にある階段で2階に上がるのだが、すぐにまた1階の手荷物受取場へと階段を下りることに。<br />元々格安航空会社用に設計されていない「普通の空港」では、乗客はしばしば無駄な動きを強いられるようだ。<br /><br />スナイ空港は出発客と到着客が分離されていない。<br />それだけならチャンギや羽田の第1ターミナルも同じだが、驚いたことに、到着客に関しては国際線と国内線も分離されていない。<br />恐らく国際線が到着した時にはロープで区切るか監視が付くかはあるのだろうが、決して利用客が少なくない空港としては珍しい。<br />国際線で到着すると、到着客動線の途中で脇に逸れて入国審査ブースに向かい、その後再び合流して手荷物受取場へ向かう階段を下り、階段を下りた所で、国際線手荷物受取場と国内線手荷物受取場に分かれる。<br />国際線と国内線が同時に到着したら、簡単に密入国や密輸がされてしまいそうだが、大丈夫なのだろうか?

    タラップから降りた乗客は歩いてターミナルビルに向かい、ボーディングブリッジの付け根にある階段で2階に上がるのだが、すぐにまた1階の手荷物受取場へと階段を下りることに。
    元々格安航空会社用に設計されていない「普通の空港」では、乗客はしばしば無駄な動きを強いられるようだ。

    スナイ空港は出発客と到着客が分離されていない。
    それだけならチャンギや羽田の第1ターミナルも同じだが、驚いたことに、到着客に関しては国際線と国内線も分離されていない。
    恐らく国際線が到着した時にはロープで区切るか監視が付くかはあるのだろうが、決して利用客が少なくない空港としては珍しい。
    国際線で到着すると、到着客動線の途中で脇に逸れて入国審査ブースに向かい、その後再び合流して手荷物受取場へ向かう階段を下り、階段を下りた所で、国際線手荷物受取場と国内線手荷物受取場に分かれる。
    国際線と国内線が同時に到着したら、簡単に密入国や密輸がされてしまいそうだが、大丈夫なのだろうか?

  • 手荷物受取場を出た所に、シンガポールの観光案内パンフが多数用意されていた。<br />ヨーロッパではRyanairがスロバキアのブラチスラバ空港をBratislava(Wien)空港として、そう名乗ってはいないもののスウェーデンのマルメ空港を事実上のコペンハーゲン空港として使っているが、スナイ空港もそれに近い使い方をされているのかもしれない。<br />実際、私自身もシンガポールに行く為にこの空港を利用しているのだし。<br /><br />スナイ空港<br />http://www.senaiairport.com/

    手荷物受取場を出た所に、シンガポールの観光案内パンフが多数用意されていた。
    ヨーロッパではRyanairがスロバキアのブラチスラバ空港をBratislava(Wien)空港として、そう名乗ってはいないもののスウェーデンのマルメ空港を事実上のコペンハーゲン空港として使っているが、スナイ空港もそれに近い使い方をされているのかもしれない。
    実際、私自身もシンガポールに行く為にこの空港を利用しているのだし。

    スナイ空港
    http://www.senaiairport.com/

  • スナイ空港から市内へは、市街地近くのコタラヤ2バスターミナルへ直行するバスもあるが、料金RM8と高い割に本数が少なく不便なので、市街地の北5km程の所にあるラーキンバスターミナル行のローカルバスを利用。<br />こちらは料金RM3と格安。<br /><br />スナイ空港は市内からかなり遠く、空港からラーキンまで1時間近く掛かった。<br />ラーキンターミナルは、コーズウェイを渡る170番バスの終点として名前だけは知っていたが、来たのは初めて。<br />ジョホールバルからマレーシア各地に向かう高速バスのターミナルで、バスを降りた途端「KL? KL?」と客引きが寄って来る。

    スナイ空港から市内へは、市街地近くのコタラヤ2バスターミナルへ直行するバスもあるが、料金RM8と高い割に本数が少なく不便なので、市街地の北5km程の所にあるラーキンバスターミナル行のローカルバスを利用。
    こちらは料金RM3と格安。

    スナイ空港は市内からかなり遠く、空港からラーキンまで1時間近く掛かった。
    ラーキンターミナルは、コーズウェイを渡る170番バスの終点として名前だけは知っていたが、来たのは初めて。
    ジョホールバルからマレーシア各地に向かう高速バスのターミナルで、バスを降りた途端「KL? KL?」と客引きが寄って来る。

  • バスターミナルの簡易食堂で軽く昼食。<br />葉っぱに包まれた駅弁ならぬバス弁(?)を買ってみた。<br />茶碗一杯程のご飯に、辛いタレ・煮干し・瓜の輪切り・ゆで卵。<br />これでRM1.5也。

    バスターミナルの簡易食堂で軽く昼食。
    葉っぱに包まれた駅弁ならぬバス弁(?)を買ってみた。
    茶碗一杯程のご飯に、辛いタレ・煮干し・瓜の輪切り・ゆで卵。
    これでRM1.5也。

  • ラーキンバスターミナルからSBS170番バスでシンガポールへ向かう。<br />このバス、マレーシア側から乗車する際は運賃をRMで支払うことが出来る。<br />しかも、RMでもS$でも運賃は1.8なので、RMで支払うとかなりお得。

    ラーキンバスターミナルからSBS170番バスでシンガポールへ向かう。
    このバス、マレーシア側から乗車する際は運賃をRMで支払うことが出来る。
    しかも、RMでもS$でも運賃は1.8なので、RMで支払うとかなりお得。

  • ラーキンを出てすぐに、自動車専用道路が十字に交差する大規模なジャンクションがあったのだが、この構造が変わっていた。<br />九州道の鳥栖JCTと同様のクローバー型ジャンクションなのだが、何故か4方向とも左90度方向に曲がるランプウェイが無い。<br />そのため、左90度方向に曲がるためには、四葉のクローバーの葉に当たるランプウエイを3回まわって行くことになる。<br />非常に理解に苦しむ構造のジャンクションだ。

    ラーキンを出てすぐに、自動車専用道路が十字に交差する大規模なジャンクションがあったのだが、この構造が変わっていた。
    九州道の鳥栖JCTと同様のクローバー型ジャンクションなのだが、何故か4方向とも左90度方向に曲がるランプウェイが無い。
    そのため、左90度方向に曲がるためには、四葉のクローバーの葉に当たるランプウエイを3回まわって行くことになる。
    非常に理解に苦しむ構造のジャンクションだ。

  • ラーキンからコーズウェイのイミグレまではノンストップで10分程。<br />ジョホールバル駅の裏側では新しいイミグレーションの建物と思われる巨大なビルが建設中だった。<br />バスは出国審査場の建物入口前に横付けされる。<br />出国審査後、コーズウェイを渡り、シンガポールの入国審査へ。<br />シンガポール入国審査後のバス乗場は、クランジ駅で降りる客とそれ以遠に行く客とで、並ぶ列が別れている。<br />今回は終点まで乗るつもりだったので、「Queen St.」の列に並ぶ。<br /><br />ウッドランズから40分程でクイーンストリートバスターミナルに到着。<br />結局、スナイ空港からシンガポール中心部まで3時間程を要した。<br />スナイをシンガポール第2空港として利用するには、現状ではやや不便。<br />ところが実は、スナイ空港と【その2】で紹介したセカンドリンクとは、実は高速道路1本で繋がっている。<br />もしスナイ空港からセカンドリンク経由でジュロン辺りに空港バスを走らせれば、1時間少々でアクセスできそうなのだが、今のところ、そのようなサービスは無いようだった。

    ラーキンからコーズウェイのイミグレまではノンストップで10分程。
    ジョホールバル駅の裏側では新しいイミグレーションの建物と思われる巨大なビルが建設中だった。
    バスは出国審査場の建物入口前に横付けされる。
    出国審査後、コーズウェイを渡り、シンガポールの入国審査へ。
    シンガポール入国審査後のバス乗場は、クランジ駅で降りる客とそれ以遠に行く客とで、並ぶ列が別れている。
    今回は終点まで乗るつもりだったので、「Queen St.」の列に並ぶ。

    ウッドランズから40分程でクイーンストリートバスターミナルに到着。
    結局、スナイ空港からシンガポール中心部まで3時間程を要した。
    スナイをシンガポール第2空港として利用するには、現状ではやや不便。
    ところが実は、スナイ空港と【その2】で紹介したセカンドリンクとは、実は高速道路1本で繋がっている。
    もしスナイ空港からセカンドリンク経由でジュロン辺りに空港バスを走らせれば、1時間少々でアクセスできそうなのだが、今のところ、そのようなサービスは無いようだった。

  • クイーンストリートバスターミナル近くのブギスジャンクションショッピングセンターに行ってみた。<br />元々西友とパルコがプロデュースしたSCなので、オーチャードの高級デパートよりも気軽に楽しめる雰囲気。<br />地下のフードコートにはホーカーズの代表的メニューが一通り揃っており、値段も割と良心的なので、シンガポール初心者でも手軽に食事が出来る。<br /><br />ここでシンガポール名物のチキンライスを食べた。<br />チキンライスと聞くと日本人はオムライスの中身を思い浮かべるが、シンガポールのものは全く違う料理。<br />まずチキンを茹で、その茹で汁でご飯を炊き、茹でたチキンは蒸したりローストしたりして炊き上がったご飯に添えられる。<br />さらに余った茹で汁は、味付けをしてチキンスープに。<br />徹底的に食材を無駄にせず、その上味にも妥協しない、物凄く完成度の高い料理。<br />高級食材を出汁を取るためだけに使ったりする料理番組が一時期流行ったが、あんなことをする料理人を私は軽蔑している。<br />連中に是非とも見習って欲しい料理だ。

    クイーンストリートバスターミナル近くのブギスジャンクションショッピングセンターに行ってみた。
    元々西友とパルコがプロデュースしたSCなので、オーチャードの高級デパートよりも気軽に楽しめる雰囲気。
    地下のフードコートにはホーカーズの代表的メニューが一通り揃っており、値段も割と良心的なので、シンガポール初心者でも手軽に食事が出来る。

    ここでシンガポール名物のチキンライスを食べた。
    チキンライスと聞くと日本人はオムライスの中身を思い浮かべるが、シンガポールのものは全く違う料理。
    まずチキンを茹で、その茹で汁でご飯を炊き、茹でたチキンは蒸したりローストしたりして炊き上がったご飯に添えられる。
    さらに余った茹で汁は、味付けをしてチキンスープに。
    徹底的に食材を無駄にせず、その上味にも妥協しない、物凄く完成度の高い料理。
    高級食材を出汁を取るためだけに使ったりする料理番組が一時期流行ったが、あんなことをする料理人を私は軽蔑している。
    連中に是非とも見習って欲しい料理だ。

  • 翌朝の飛行機で帰国するため、夜のうちにMRTで空港へ向かう。<br />航空会社によっては24時間前からチェックインが出来るらしいが、1日2便(東京・香港)しか飛んでいないUAでは利用できない。<br />早朝4時頃から始まるチェックイン開始まで、ひたすら待つ。<br />24時間営業のバーガーキングで2時間程粘ってみたりもした。<br />看板メニューのワッパーミールはS$6.9と、市内より50セント高い。<br />バーガーキングといえば、何年か前に日本でも細々と展開しており、熱狂的なファンも少なくなかったが、残念ながら撤退してしまった。<br />最近ロッテリアがフランチャイジーとなって日本に再上陸し、連日大賑わいと聞いているが、近隣諸国では以前から普通に展開しており、それなりの地位を確立している。

    翌朝の飛行機で帰国するため、夜のうちにMRTで空港へ向かう。
    航空会社によっては24時間前からチェックインが出来るらしいが、1日2便(東京・香港)しか飛んでいないUAでは利用できない。
    早朝4時頃から始まるチェックイン開始まで、ひたすら待つ。
    24時間営業のバーガーキングで2時間程粘ってみたりもした。
    看板メニューのワッパーミールはS$6.9と、市内より50セント高い。
    バーガーキングといえば、何年か前に日本でも細々と展開しており、熱狂的なファンも少なくなかったが、残念ながら撤退してしまった。
    最近ロッテリアがフランチャイジーとなって日本に再上陸し、連日大賑わいと聞いているが、近隣諸国では以前から普通に展開しており、それなりの地位を確立している。

  • 早朝4時過ぎにチェックインが始まった。<br />以前シンガポールからNWに搭乗したときは、荷物の隅々まで徹底的に調べられ、液体物規制が無かった頃にも拘らず、シャンプーや歯磨きチュープ等は強制的に預け荷物にさせられ、さらに搭乗口でも別室で厳重な荷物の再チェックを受けた経験がある。<br />UAもアメリカの航空会社なのでセキュリティチェックは厳しく、NW同様、チェックインカウンターに向かう前に一人ずつ質問をされ、場合によっては荷物チェックを受けたりする。<br />厳しいチェックを覚悟していたが、今回は「Tokyo? OK.」だけで済んでしまって拍子抜け。<br /><br />チャンギ空港の搭乗手順は、他の多くの空港とかなり違う。<br />チャンギ空港は出発旅客と到着旅客を分離していないので、手荷物検査は搭乗直前に行なわれる。<br />多くの空港では、乗客の動きは<br />(1)手荷物検査(2)出国審査(3)免税店エリア(4)搭乗口<br />の順番だが、チャンギ空港では、<br />(1)出国審査(2)免税店エリア(3)手荷物検査(4)搭乗口<br />の順番となる。<br />最近は手荷物検査に時間がかかるので、早目に搭乗口に行かねばならず、免税店エリアではあまりゆっくりしていられない。<br />また、手荷物検査後の搭乗待合室にはベンチが並んでいるだけなので、あまり早く行き過ぎても暇を持て余す。

    早朝4時過ぎにチェックインが始まった。
    以前シンガポールからNWに搭乗したときは、荷物の隅々まで徹底的に調べられ、液体物規制が無かった頃にも拘らず、シャンプーや歯磨きチュープ等は強制的に預け荷物にさせられ、さらに搭乗口でも別室で厳重な荷物の再チェックを受けた経験がある。
    UAもアメリカの航空会社なのでセキュリティチェックは厳しく、NW同様、チェックインカウンターに向かう前に一人ずつ質問をされ、場合によっては荷物チェックを受けたりする。
    厳しいチェックを覚悟していたが、今回は「Tokyo? OK.」だけで済んでしまって拍子抜け。

    チャンギ空港の搭乗手順は、他の多くの空港とかなり違う。
    チャンギ空港は出発旅客と到着旅客を分離していないので、手荷物検査は搭乗直前に行なわれる。
    多くの空港では、乗客の動きは
    (1)手荷物検査(2)出国審査(3)免税店エリア(4)搭乗口
    の順番だが、チャンギ空港では、
    (1)出国審査(2)免税店エリア(3)手荷物検査(4)搭乗口
    の順番となる。
    最近は手荷物検査に時間がかかるので、早目に搭乗口に行かねばならず、免税店エリアではあまりゆっくりしていられない。
    また、手荷物検査後の搭乗待合室にはベンチが並んでいるだけなので、あまり早く行き過ぎても暇を持て余す。

  • 往路と同様、意外と美味い機内食と不味いスターバックスコーヒーを味わいながらのフライト。<br /><br />往路ではやっていなかったが、このフライトでは、オーディオサービスでUA名物の航空無線中継をやっていた。<br />コックピットの航空無線を客室のオーディオシステムで聴けるというユニークなサービス。<br />何故かフライトによってやっていたりやっていなかったりする。<br />その航空無線、何故か海南島近くでは中国語と思われる交信が頻繁に聞こえた。<br />交信に使う言語はどこでも英語だと思うのだが、あれは一体何だったのか?<br /><br />成田到着1時間前には2度目の機内食が配られた。<br />箱餌…じゃなくてボックスミールで、中身はサンドイッチが2切れとブドウが数粒、チョコレート。

    往路と同様、意外と美味い機内食と不味いスターバックスコーヒーを味わいながらのフライト。

    往路ではやっていなかったが、このフライトでは、オーディオサービスでUA名物の航空無線中継をやっていた。
    コックピットの航空無線を客室のオーディオシステムで聴けるというユニークなサービス。
    何故かフライトによってやっていたりやっていなかったりする。
    その航空無線、何故か海南島近くでは中国語と思われる交信が頻繁に聞こえた。
    交信に使う言語はどこでも英語だと思うのだが、あれは一体何だったのか?

    成田到着1時間前には2度目の機内食が配られた。
    箱餌…じゃなくてボックスミールで、中身はサンドイッチが2切れとブドウが数粒、チョコレート。

  • 途中台風を避けるルートを取ったようだが、それでも成田には定刻よりやや早く到着。

    途中台風を避けるルートを取ったようだが、それでも成田には定刻よりやや早く到着。

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