ぱんちゃんと参加するやんばるトレッキング２本と消火栓

2007/03/25 - 2007/03/25

エコツアー「ナイト・ウォーキング」のスタートは１９時。
沖縄と言えども、この時期ではさすがにすっかり夜の暗さに包まれます。暗すぎて写真はほとんど撮影不可のため、別の写真でお楽しみください。

ロビーにガイドのお兄さんと集合するわけですが、こんなシーズン・オフで申し込むもの好きは、我々夫婦しかいないようで、ガイドさん貸切状態でのツアーとなりました。

晴れていれば、星空を拝むことができ、もっと楽しかったのでしょうが、それでも、陸ホタルやフクロウ、大きなバッタが草むらで鳴く姿、そしてカエルさんの大合唱など、それなりに自然と戯れることができました。

このナイト・ウォーキングは全く激しさはありません。夏の夜でしたら、家族での参加にももってこいです。送迎付きで１時間半程度、料金大人３０００円くらいの手軽なツアーです。

ガイドのお兄さんもとても爽やかで真面目そうな青年で、疲れた心の洗濯には持って来いのひとときでした。但し、帰り際に「ゴロゴロゴロ・・・」という雷鳴を遠くで聞いたのは、ガイドさんも旦那ドンも気のせいだと言い張るのですが、間違いがなかったようで、就寝する頃には土砂降りの雨、そして雷鳴、稲光、とテンコ盛り。

激しすぎる雨の音で、夜中に何度も目が覚めるような有様でした。明日は、本題のやんばるの森の「滝トレッキング」なのに・・・。

(消火栓ネタあります）

次は「ぱんちゃんと巡る今帰仁、美ら海、古宇利」です。
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10161204/

エリア 国頭・大宜味(沖縄)

この１泊２日の旅は、実は貯まったマイルとＩＣクーポンというポイントに移して、そのＩＣクーポンで支払ったツアーによるものでした。

ＪＡＬのマイレージバンクに参加しているかたならご存知でしょうが、この３月末まで、１万マイルで１５，０００ＪＰという単位のＩＣクーポンに変えられました。因みに、この４月より１２，０００ＪＰにレートが下がりました。

そして、ＪＡＬのツアーサイト（eトラベルといいます）で申し込み、ＩＣクーポンで支払いを選択すると、１．２倍のレートで支払い充当させるキャンペーンに乗り、結局、１０，０００マイルで１８，０００円分の支払いレートにて、ツアーを購入しました。

ツアーですと、特典航空券よりもレートは下がりますが、フライトマイルも付きます。購入することを考えると、特割などよりもホテル付きで格安購入できますし、
今回はマイル消化のために、このツアーを選びました。

今回、宿泊したのは、沖縄本島でも北部に位地しているＪＡＬプライベートリゾートオクマです。２９年前に米軍の寮を払い下げて始めたこのホテル、敷地面積は広大で、気分はすっかり南の島。上の写真はフロント前の通路なのですが、ここからしてもう南国の空気。フロントドアの両端には池が位地していて、ニモモドキがお出迎え。

ＪＡＬプライベートリゾートオクマ
http://www.jalokuma.co.jp/index.html

因みに、通路は夜になるとこんな感じになります。

フロントドアの両端には池が位地していて、ニモモドキがお出迎え。

ワタクシ達は、「メインコテージ」という名の、オクマでは、部屋数の多いタイプの部屋に泊まりました。１泊のツアー設定では、良い部屋は売り出されていないようです。

リビングでくつろぐパンちゃんら。（２匹いることに注目）

ベッドルーム　（２匹くつろいでいることに注目）

バルコニー　（２匹に注目）

バスルーム

バスルーム　２

我々が宿泊した「メインコテージ」の他に、いくつかのタイプの部屋があります。

こちらの写真は「ガーデンヴィラ」。

「ガーデン・ヴィラ」にはデッキがついています。
ここのデッキにある長椅子で、夏の日に、まったりしながら読書してみたい。

こちらは「ガーデン・コテージ」。スィートにあたる部屋のようです。我々のメイン・コテージに一見似ているのですが、よくみるとバルコニーにグリーンが撒き付いていたり、内装や家具などもグレードが高いらしい。

こちらは水辺に浮かぶ「パーム・コテージ」。
青い空だったら、この壁の色もとても映えるのでしょうね。

オクマの中庭。夜はライトアップされてとても綺麗。そして、朝になると、それこそ鳥の声があちこちから聞こえてきて、テープで流しとんのか？と言わんばかりの歌声に囲まれます。

で、よく見ると・・・

あら、消火栓さま。

側面からも見てみましょう。
ひょっとこタイプのスリムなおかたでした。

果たして、雨は降り続く２日目の朝。エコツーア出発時刻は午前８時。その１５分前にガイドさんから部屋に電話がありました。雨のため心配してくれたようで、「どうしますか？」と打診です。こちとら、雨にもトレッキングにも慣れてますし、充分に許容範囲の降雨量です。負けません。「もちろん行きます。」と答え雨天決行。

ホテルから車で１５分くらいのところの、このような緑深いところからトレッキングは始まります。実はこの緑の左手に、あまりの雨で体が重くなって飛べなくなった
オオコウモリが２匹も見えるところにぶらさがっていて、我々の姿を見て木の上のほうに登っていくのを目撃できました。小猿のようにも見える、不思議な動物でした。

最初からスゴイものを見させていただきました。

とにかく緑が深い、やんばるの森。

この比地大滝は、沖縄本土で一番標高が高い山にあります。標準では片道４５分くらいの距離にありますが、
我々は雨のとの格闘、そして旦那ドンがいちいち一眼レフを出し入れするので少々時間が押し気味で滝に到着することになります。参加者が我々二人だけなので、思い切りマイペース。

これ、途中の川の様子なんですが、ガイドさん曰く、通常はチョロチョロ流れている程度なのに、一晩中降り続いた大雨で異常な水量になっていて、こんなに勢いづいて流れているのだそうで。

シダの大きいもの、つまり草ではなく木状のものを「ヘゴ」と言いますね。この巨大ヘゴは、やんばるの森、あちらこちらに自生しており、やはり本土とは違う生態系であることを実感。この緑の森から、沢山の元気をもらって帰ろう。




さてー。
やんばるの森を歩いていて、沢山出くわした小さな生き物がいます。

次は、そこで出合った小さな生物についてですが、爬虫類系がダメなかたは、ここから先はスクロールせずに、この記事はスキップされることをオススメします。





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それでは。



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この下の写真に続きます。

黒トカゲさん。
とにかくすっごい数、遭遇しまして、雨なので両生類のトカゲさん、かなり地面を這っていらっしゃいました。

それに、木の葉と同じ保護色で一見わからないこちらのかたは、緑トカゲさん。ガイドさんが、わかりやすいように、持ち上げてくださいました。

ノグチゲラやヤンバルクイナには結局出会えなかったけれど、アカゲラやらクイナの仲間などには遭遇でき、雨でも面白いエコツアーでした。

さあ、そんなこんなしながら、目的の比地大滝に到着しました。この写真、かなり横からの撮影です。水量があまりに多くて、いつも行ける場所までは危険なため近づけなかったのでした。

滝を背にして振り向いてみると、勢いよく水が流れております。ガイドさん曰く、この写真を地元の人に見せても、滝が太すぎて、比地大滝だとわからないはず、とのこと。ガイドさん自身も、こんなに水量の多い滝を見たのは１年ぶりぐらいだそうです。雨の日だっていいことあるじゃない？

さあ、せっかくここまで来たのですから、雨でリュックに避難していたぱんちゃんもようやく登場。記念に１枚パチリ。あんあん、私のインスタント・デジカメだと明るさが足りないわ（泣）
・・・ということで、やっぱり雨女の本領を発揮してしまいましたが、雨の日でもそれなりに、普段出会えない生き物たちに会えたりと楽しめるのがトレッキングのよいところですね。

次は、もう一つの世界遺産、今帰仁城や古宇利島です。

「ぱんちゃんと巡る今帰仁、美ら海、古宇利」
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10161204/

この旅行記へのコメント （2）

• あじぼんさん 2007/08/26 13:16:35

  とかげ

  黒とかげ、珍しいですね。
  しっぽが青いのが多かった記憶があります。
  でも、ナイスシャッターチャンスでした。
  私もこんどエコツアーちょうせんしてみます。
  （ちょっと怖いですけど）

  ねりねり(nemo-lin)さん からの返信 2007/08/27 00:00:18

  あじぽん様へ

  はじめまして。
  クロトカゲって珍しいのですね。
  この類のことは疎くって、お恥ずかしながら全く知りませんでした。
  ここでは、クロトカゲだらけで、普通にトレッキングしていても
  何度も踏んづけてしまいそうなくらい遭遇しました。
  これも雨のおかげの貴重な出会いだったのでしょうかね。