瑞西・仏・小国巡りの旅：ルクセンブルグ編

2007/06/15 - 2007/06/25

1週間強の強行旅行だったけどフランスに程近いスイスのバーゼルを基点にフランスはアルザス地方、小国のルクセンブルグとリヒテンシュタインを周ってきました。

エリア ルクセンブルク

ルクセンブルグは大都市という感じで（一国の首都だから当たり前なのかもしれないけど）、人の量と交通量に圧倒される。地図を見ると街とYHまで歩けそうな感じだったので歩き始める。それにしても西日がきつくて肌が痛いし、サングラスをしていても良く見えない。

橋から見た旧市街の眺めはきれいだったけど、旧市街自体はそんなに特別とも言えず、いまいちな印象。

ノートルダムも新しくてこぎれいで味がないし。YHまでの道をかなり間違えてしまい、グルントといわれる低地にいったん降りて、そこからまた崖を上がらなくてはいけないという遠回りをしてしまい、靴擦れもできてくたくたに。

やっとついたYHはとてもきれいだったのだけど、なんと満室。途方にくれる私。午後8時以降になったらキャンセルが出るかもということでそれまで街で時間をつぶすことにする。それで空きが出なかったら安ホテルで妥協しようと思っていた。

足が痛くてあまり歩けないので広場でボーっとしたりして時間をつぶし、7時半ごろYHに戻ってみる。すると私のようにキャンセル待ちをしている人が数人いた。その中に日本人女性がいたので声をかけてみる。ルクセンブルグ国内のRemerschenという町にYHがあって、そこなら空きがあるということがわかり、一緒に行くことにする。あのシェンゲン条約が結ばれたシェンゲンの近くでもある。ほかの町といってもバスで1時間くらいの距離らしい。ワインを飲んでしばしくつろいでから出発すると、なんと次のバスが40分後くらいまでない。しかもそれだと乗り継ぎのバスが最終で、最終地まで行かないので、最寄のRemishという街までYHの人が車で迎えに来てくれることになった。バスで1時間くらいだけど、かなりの田舎で、モーゼル川沿いにあり周りはワイナリーに囲まれていてとっても素敵！YHの人はフランス語とルクセンブルグ語で英語は少ししかわからないようだったのであまり会話が成立しなかったのだけど、YHは今年の2月にできたばかりでとってもモダンで広々としていておしゃれでびっくりした。

今まで泊まったYHの中でもベスト。4人部屋のドミトリーには私と一緒に来た日本人女性しかいなかったし、部屋にはシャワーとトイレもついていてとても便利。

そして部屋からの眺めがすばらしかった。ローカルのモーゼルワインも25dlのボトルで売っていて、またワインを飲みながら外のテラスで語らう。日本人女性は年齢も私とあまりかわらず、今まで訪れた国も60カ国くらい、チュニジアが大好きでアラビア圏にはまっているというなんとも共通点の多い人で、午前2時近くまでおしゃべりしてしまった。

朝8時起床。部屋からの眺めはやはりすばらしかった。

雨で肌寒かったけど、いい感じのテラス。

でも朝食は期待はずれで、パンとハム、チーズ、ジャム、シリアルのみでヨーグルトもなかった。残念。昨夜雨が降ったせいかぶどう畑はしっとりと濡れていてとてもきれい。ワイナリーめぐりもしたかったけど、今日もまだ移動と観光が残っているので10時にチェックアウトをして日本人の子にお別れを言い、ルクセンブルグに戻ることにする。帰りのバスはなぜか1.5ユーロ+3ユーロもして高くついてしまった。というか、たぶん行きが間違っていたんだよな。バス乗り換えの地、Remich（レミッシュ）

モーゼル川にはボートが。

とっても短い滞在だったLuxemburg Ville。さようなら。

ルクセンブルグのYHは今までのYHの中で一番良かったけど、朝食は期待はずれだった。パンとハム、チーズ、ジャム、シリアルのみでヨーグルトもない。残念。

ルクセンブルグの駅で買って電車の中で食べたツナとご飯の入ったサラダ。3ユーロと安かったのだけど、ボリュームたっぷりで結構おいしく、しかもご飯がたっぷり入っていたので大満足。