2003/11/18 - 2003/11/18
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ぱんぱーすさん
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2003年のペルー旅行記第3話。今回は秘境マチュピチュを訪ねてみたいと思います。
マチュピチュは意外にもクスコよりも標高が低く、2500m付近にあります。まぁ、それでも十分すぎる程に高いのですが。
さて、では行きますか。
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朝8時前。クスコの駅にて。
これからマチュピチュ鉄道に乗って、日帰りでマチュピチュまで行ってくる。青を基調としたなかなか綺麗な列車だ。 -
ちなみに当時は、午前に往復2便、午後往復2便の全4便だった。第1便でマチュピチュへ向かい、第3便の復路便でクスコに帰る事にする。
腹具合が激しくやばかったっけなぁ。 -
午前8時02分。列車はゆっくりと動き始めた。
駅から離れ、マチュピチュ行きの専用軌道に乗ると、電車はスイッチターンを繰り返しつつ、山を登り始めた。列車は前へ進んでは後ろへ進み、また前へ進んでは後ろ……少しずつ高度をあげていく。
線路脇には、おそらく低所得層の住民が住んでいるのであろう家屋がいくつも点在していた。周辺に道路はなく、どうやらこの線路がそのまま生活道路になっているようだ。危ないったらありゃしない。 -
こんな山の上に家なんて建てちゃったら、街へ出るのも一苦労なんじゃないか、と思うのだが。
クスコで会ったジプシーの少年とか、こんなトコに住んでるのかなぁ。 -
山の上から撮ったクスコ市街。
ピューマの姿は確認できなかった。 -
山を1つ越えると、その向こうにはクスコとは全く違う、穏やかな高原の畑が広がっていた。何となくほんわかした空気に包まれながら、列車をボクらを乗せていく。
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オリャンタイタンボの駅。クスコとマチュピチュの中間に位置する要所の駅だ。プラットホームには肉や果物のワゴンが立ち並び、列車から降りてきた客を歓迎している。俺もそこそこお腹が減ってはいたのだが、何しろ調子が絶不調なもので、およそ食べ物を受け付けるとは考えられなかった。あえなく断念。
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オリャンタイタンボを抜けると、雰囲気は一転、山や谷、渓谷のようなところをいくつも抜けていく事になる。自然は荒々しさを増し、人知の及ばぬ力を見せ付けるようにせまってくる。
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マチュピチュのお膝元、アグアス・カリエンテス駅に到着した。マチュピチュ観光の客が、大勢降りていく。俺も期待に胸を膨らませるが、まずはおトイレ(><)
ちなみにアグアスはラテン語で「水」、カリエンテスは「熱い」を意味する。ここはペルー有数の温泉地でもあるそうだ。 -
さすがに世界的な観光資源がある街だけあって、こんな山奥にも拘わらず、インフラ面の整備はかなりしっかり行われている。国際通話可能な公衆電話、きちんと流れる水にお湯、そして電気。
ところで、やはり噂通り駅からマチュピチュは全く見えない。マチュピチュの発見者ハイラム・ビンガムは、どうやってマチュピチュを見つけたのか、偶然という説もあるが、実に不思議だ。 -
アグアス・カリエンテスの街は線路を中心にした小さな集落だ。個人的な推測では、まずマチュピチュありきで、後からこの街が造られたのだろうと考える。
ここもやはり、スーベニアショップが軒を連ねる所だった。しかも店への入り口が線路(兼生活道路)に面しているのだから、これまた面白い。しかし危ないし足元悪い!
マチュピチュTシャツを(値切りまくって)買って帰ったところ、渋谷のとあるシルバーアクセサリショップに立ち寄った時に、女性従業員が「何でそのTシャツ着てるの?それあたしの国のだよ〜」と言ってきてビックリした。渋谷にもペルー人っていたのね。
そこからは大盛り上がりでした。何が人とのつながりになるかってわからないですね。 -
まだ建造中のようだが、アグアス・カリエンテスの学校なのだろうか。しかし、これだけ小さな集落だというのに、そんなに沢山子供がいるのだろうか。山あいとか山向こうとかに別の集落でもあるのだろうか。色々な意味で興味深い建物でした。
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アグアス・カリエンテスからはこのバスに乗って、山頂のマチュピチュまで向かう事になる。かなりの台数があり、この小さな街がいかに潤っているかが見て取れる。
このバス、工場からここまで持ってくるのも結構苦労したんだろうなぁ。 -
アグアス・カリエンテスからマチュピチュに向かう道路には、マチュピチュの発見者の名をとって「ハイラム・ビンガム道路」と名付けられています。写真の通り、くねくねくねくね登って行きます。
バスに乗らないでも行けることは行けるのだが、この坂を自力で登って行くのはかなりしんどいんじゃないか。挑戦している旅行者も何人かいたが、何しろ暑いのでしんどそうだった…… -
マチュピチュのゲートに到着。入口左にユネスコマークが輝いている。期待もますます膨らむ。
スミマセン、またトイレ。もうお腹がかなり悲惨な状況で……あぁ、思い出してもあの時は辛かった、かな。 -
で、出たぁ!旅行書や紹介ページで必ず見かけるアングルスポットだぁ!ついに俺はマチュピチュまで辿り着いたんだぁ!!!
ゲートを潜り抜けた先には、壮大な風景が広がっていた。山肌に敷き詰められたように並ぶ遺跡群、抜けるような青空(すぐ曇っちゃったけど)、サイコーに美味しい空気、そして何よりこの大パノラマ!ラピュタかと錯覚してしまうかも?とにかく素晴らしいスケールとレスポンスの光景が、眼前に広がっていた。 -
段々畑の跡だろうか、整然と区画整理された石垣がいくつも連なっていた。
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住宅跡だろうか、しかしそれにしては少々広めのスペースで仕切ってある。何かの宮殿跡だったのかもしれない。
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これも住居跡だろうか。こちらは保存状態がいいようだ。マチュピチュにはペルー政府も相当な力の入れようのようで、至るところに監視員兼修復活動家が立ってたり座ってたりした。
こういう仕事って、誇り高いんだろうな。 -
マチュピチュから、アグアス・カリエンテス方面を撮ってみた。写真左上、谷の向こう側に見えるのがアグアス・カリエンテス。
これじゃあ、やはり下からこちらを窺うのは至難の業だろう。これだけの天然の要害、古代インカ人はなぜここを捨てなければならなかったのか。諸説あるものの、やはり謎に包まれている。 -
我々は今、歴史の息吹をその身で感じる事ができる。
物言わぬ遺跡群を、人々はどう捉えていくのだろうか……。 -
マチュピチュ遺跡、太陽の神殿。
後ろには、マチュピチュの霊峰ワイナピチュが聳えている。 -
霊峰ワイナピチュ。マチュピチュを背後から見下ろすかのように、静かにそのたたずまいを見せている。
このワイナピチュ、何とマチュピチュから登れる。俺も登ろうとしたのだが、その瞬間!!
ピーゴロゴロー……
この山の中にトイレがある保証なんてない!泣く泣く登頂を諦めましたが、クスコに帰った際に、とある日本人バックパッカーに「何で登らなかったのよ〜勿体無い〜」と言われてしまいました。俺だって登りたかったわい。 -
マチュピチュのゲートの上側、ワイナピチュとは反対の山の方向に、何やら道路があった。行けども行けども続く道だ。
この道路、オリャンタイタンボから続く道路で、マチュピチュトレッキングルートという、トレッキングとしては世界的に有名な道路なんだとか。実は俺もちょっと参加してみたいと思ってたのだが、オリャンタイタンボから5日間かけて歩いてたんじゃあ、サラリーマンには時間が無さ過ぎるわ! -
ここからは、マチュピチュで見かけた動物シリーズ。
まずはトカゲ。岩の色とよく似ていたので、ちょこまか動いてくれてなければ普通に見逃してしまいそうだった。こういう生き物だって、人間と同じようにちゃんと命があり、生きているんだ。 -
何だ、この動物は。見た事ない動物だ。毛並みはいいようだが……
誰か、この動物が何なのか、教えて下さ〜い☆ -
羊、だな?多分間違いなく羊。
写真ちょっと失敗しちゃってる。ピンボケしまくり。
しかしこの羊、ふかふかで可愛かったなぁ。でもこんな暑いトコでそんな毛皮着込んでたら、汗だらだらじゃないのか? -
おいっ!!!!!!!!!!!!!!!
お前らが何という動物なのかはまぁいい。暑いんだから石の下から出てこないのも許そう。まだ餌の時間じゃないんだろうから、無理して日の下に出ることないもんな。だけどなぁ……お前らのやっとる行為はなんじゃあ!この猥褻物陳列罪動物がぁ!お前ら発情期か?発情期なのか?にしてももっと人目……もとい動物目に付かないトコでやっておくれよ〜!!
俺は見ちゃいけないものを見てしまったのかもしれない。奴らの腰……ガッツンガッツン動いてました orz -
綺麗(?)にオチも付いたところで、そろそろ帰るとしますかぁ。
という事で再びバスに乗り、アグアス・カリエンテスの駅まで戻ってきたのだが……何かが足りない。マチュピチュと言えば欠かせない有名イベント……
グッバイ・ボーイがいない。
グッバイ・ボーイとは、マチュピチュを去る観光客に対して、山頂で「グ〜〜〜ッバ〜〜〜〜イ!」と挨拶してくる少年だ。そしてその後、彼らはハイラム・ビンガム道路をバスでくねくね曲がり降りる観光客を尻目に、一気にショートカットでアグアス・カリエンテスの街まで駆け下り、バスを降りた観光客に再び「グ〜〜〜ッバ〜〜〜〜イ!」と挨拶をする事で、「あの子さっきまで山頂にいた子じゃない?!いつの間に……」と観光客を最後で驚かせて、和やかにチップを要求する子供達だ。観光客達もこれを知っているので、快く要求に応ずる事が多い。
各国のTVで特集が組まれるほどに有名なサービスだったのだが、何とこれ、自分がペルーを訪れる少し前に廃止されてしまったらしい。理由はよくわからない。公認された仕事ではなかったというのが1番の理由っぽいが……ちょっと残念だ、見たかったのに。 -
美しい夜景の広がる、もうすっかり日の落ちたクスコに戻ってきた。
あぁ、今日は疲れたなぁ。お腹も相変わらずへろへろだし。と苦しんでいたら、クスコのレストランの従業員が見かねたのか、お茶を出してくれた。
「はぁ、おいしいね。これ、何の葉っぱ?」
「コカの葉よ。高山病とかお腹を壊した時に効くの」
「へぇ、そうなんだ。コカの葉、コカ……」
げげぇっ!これはあの有名な麻薬「コカイン」の原料の葉っぱじゃないですか!所変われば使い方も変わるんだろうけど、よくもまぁ……とても日本にはもって帰れないや。
MACHUPICHU編 FIN
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