2003/11/17 - 2003/11/18
641位(同エリア786件中)
ぱんぱーすさん
- ぱんぱーすさんTOP
- 旅行記44冊
- クチコミ0件
- Q&A回答9件
- 111,578アクセス
- フォロワー4人
2003年に訪れたペルーの写真集を引っ張り出して載せていく、全4話の旅行記の第2話です。改めて写真を見てみるとかなり忘れてる部分が多いなぁ、としみじみ感じますね。
コメントは少なめに、純粋に写真でお楽しみ下さい。
-
リマ発クスコ行きの飛行機に乗る。
アエロ・コンチネンテ航空。ラン系列ではない航空会社だ。国内線専用の航空会社なのだろうか。
写真はボーイング727型。エンジンが垂直尾翼及び後部に3機まとめて設置されているのが特徴だ。 -
隣にいた737型。これはどこまで行ったのだろうか。
何故かはわからないが、クスコの空港の写真を撮り忘れてしまっていたらしい。クスコの空港では、民族楽器ケーナやその他の民族楽器による伝統音楽で、ゲートから出てくる客を迎えてくれました。ちなみに俺が出て来た時は、ちょうどペルー音楽の定番「コンドルは飛んでいく」を物悲しげに演奏してくれてました。
もう大感動だったのに、何でその写真を撮って無かったんだ?当時の俺は。 -
場面は一気に飛んで、クスコの宿。クスコの中央広場へ着いた後、ツーリストインフォメーションで出会った日本人のバックパッカーに教えてもらった安宿だったかな。いくらだったかはすっかり忘れてしまったが。
標高3000m以上のこの地、富士山頂程度の高度にいるはずなのだが、息苦しさは不思議とない。広場からここまで来るのに、結構な坂を上ったりしたのだが、息が切れる様子は無かった。高山病にもまだかかっていないようだし、適応性の高い身体を生んでくれた両親に感謝。 -
上の写真の、螺旋階段を上ったところにある扉が俺の今日の寝床。なかなかに面白い造りをしている。
部屋の中も結構洒落ていて、居心地がよかった。TVもエアコンも勿論ない部屋だが、窓を開けると、インカの風が部屋に入り込んできて心地よかったのを覚えている。また行ける時があるのだろうか。 -
宿の息子さん兼従業員。学校は休みなのか行っていないのか、平日にも拘わらず黙々と洗濯をこなしていた。
-
クスコ市内。
-
クスコの中央広場。アルマス広場だったかな。これはその傍にあるカテドラル。古びた印象があるが、味わいがあってまたよい。
-
市内からアンデスを撮ると、山肌に「VIVA EL PERU」の文字が。ペルー万歳!
でも市内で色々話を聞いてみると、現在の大統領(当時の大統領。誰だか忘れた)よりも前大統領であるフジモリ氏を惜しむ声が多かった。フジモリさん、何だかんだ言われながらも、低所得層には人気あったみたいですよ。 -
クスコ市内にある、インカ博物館。建物がまたまたいい感じ。
-
インカ博物館。ペルーは南半球、日本とは違いこれから夏に向かう時期。日差しは強く、草の芽吹きは柔らかく、そして花は美しく咲き誇っていた。
-
インカ博物館中庭。小洒落た宮殿のようだ。
-
古代インカで使われていた何かの道具を再現したものらしいが、何の用途で使われていたかはもう忘れた。
-
古代インカで使われていた研究道具らしい。ガイドが光の研究に使われていたと語っていたような気がする。
-
インカ博物館奥から外を撮る。
青空と雲が見事なコラボレーションを描き、燦々と降り注ぐ太陽の熱が心地よい。ここに来てよかったと感じた瞬間だった。 -
博物館近くを走り回っていたわんこ。オスメスのカップルだったようだが、メス犬が壁に開いた小さな穴を潜り抜けて向こう側へ行ってしまい、身体の入りきらないオス犬が途方に暮れて戻ってきたのを思い出す。
ガンバレ雄、押忍! -
クスコ市内。アイス売りがのんびりとアイス売りにいそしんでいる。確かにちょっと暑いし、食べても良かったかも。
-
リマは車が多い上に排気ガスの規制もないので、空気は非常に汚かったのだが、ここクスコも例外ではなくひどいものだった。風景は非常に風光明媚なのだが、もう少し環境保全にも力を入れてほしい。
-
アルマス広場。地元の人達が思い思いに時間を過ごしている。いいね、こういうのどかな雰囲気は。空気の汚さは相変わらずだが、遠景を望めばそれを吹き飛ばしてくれるかのような素敵な光景が広がってるし、いいなぁ、この街。
余談だが、クスコの街は空から見るとピューマの姿をしていて、目に当たる部分には城郭が現在でも残っている。これは古代インカの知恵なのだろうか。何か宗教的な意味合いでもあったのだろうか。 -
クスコの裏路地。クスコ市内には至るところにこういった路地があります。俺が泊まった宿も、路地をいくつもいくつも抜けたところにありました。
-
ジプシーの子供。おそらく母親が作ったのだろうお手製の人形を持って遊んでいた。
小さい子はやはり可愛い。所作がちょこちょこしていて、周辺の皆も微笑ましげにそれを眺めていた。
でもジプシーはジプシー、その一方では物乞いをしたり靴磨き等で生計を立てている者もおり、やはり苦しい生活状況が見受けられた。 -
夜。アルマス広場近くのレストランで、偶然居合わせた日本人観光客の親子2人連れと食事をした。母と娘の2人旅のようだが、羨ましく思えたっけな。
どうやらここでの水にあたったらしく、この先の旅はお腹の調子に悩まされる事になる。 -
せっかくだったので、こんな時間までクスコの伝統土産を売っていたジプシーの女の子と写真を撮った。うーん、お金ちょっととられたけど、まぁ向こうも商売だし、こんなモンでしょ。それにしても……道行く欧米人のねーちゃんに写真を頼んだのだが、もうちょっとうまく撮れんかったのかね。
と鼻唄交じりで宿に帰ろうとしたのだが、先ほどの様子をどこからか見ていたらしい靴磨きのジプシーの男の子(7〜8歳)が寄ってきて、俺のGパンの裾を掴んで放さないのだ。無視してがしがし歩いていったのだが、必死になって付いてくる。
俺が「帰るんだから付いてくるな!」と叱りつけると、半べそで「何でさっきの女の子達はよくて、ボクはダメなの……?」というモンだから、これは俺の方が先に降参してしまった。
色々話を聞いてみると、今日は全然収入が無かったとか、この状態で帰ったら親父にぶたれるとか、涙無しには聞けない話を半べそでしてくるものだから、俺も気の毒になって写真を撮ってお金を渡してあげてしまった(写真自体は掲載できるレベルのものではないので掲載しませんが)。これって、後の観光客のためにはあまりよくない事とはわかっていたんだけれど……
色々貧困について考えさせられた一幕だった。
CUZCO編 FIN
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- 機乗の空論さん 2021/05/27 09:12:36
- 懐かしく拝見しました!
- 懐かしく拝見しました~、私も更に以前に中南米を旅しましたが、アエロコンチネンテのB727型機を利用しました。クスコではジプシーについて考えさせられ、コロンビアでは麻薬の売人や中米では反政府ゲリラなどカルチャーショックを受けて日本は平和ボケなんだと思った次第です。そう言えばクスコでは空気が薄いせいか毎日ぼーっとした感じでした。これからも拝見させて頂きますね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
クスコ(ペルー) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
22