羊の国で新年を！'06～'07ニュージーランド旅行記?

2006/12/27 - 2007/01/05

ついに最終目的地のオークランドへ到着
初日は冷たい風が吹いていたオークランドだったが
今日はポカポカと暖かい日差し
夏だということをやっと実感できた
Tシャツ１枚になって、太陽で熱されたハンドルを握ると
自然に笑みがこぼれてくる
やっぱり夏は良い！

エリア オークランド(ニュージーランド)

オークランドの宿“Parnell's Village Motor Lodg”
交差点のすぐ側にあるので、見つけやすかった。
本当はオークランドの中心地の宿を探していたが
車があるので、結局はMOTELになった。
建物は古いけれど、部屋は広いし、ベッドの寝心地も良い。
パーネルという街自体、居心地が良いので、快適な生活を送れた

部屋は1BRアパートメント
入ってすぐに気付いたけれど
窓に挟んであるのは・・・まな板？
聞くと、窓のストッパーが壊れているらしい。
夫に通訳すると、案の定不安そうな顔
そんな夫の顔を見た宿の人は「大丈夫、問題ないよ」
とニッコリ笑って去っていった。
いいのか・・・これで(--;)
ここの窓を開けておくと、心地良い風がすっと通り抜ける。
それを知っているからか、朝窓を閉めて出て行っても
ハウスキーピングの人がしっかりまな板を挟んでいくので,そのうち気にならなくなった。
でも、料理する時はまな板が必要なので、ちょっとだけ大変。
夫に窓を抑えてもらいながらまな板を引き抜く瞬間、下の道を歩いている人と
目が合って、爆笑されてしまった。

翌日は、念願のマタマタへ出発
南島でも何箇所かLord of the Ringsのロケ地を見たが
私達にとって、ここが旅のメインイベント
色々調べて、悩んだ結果
日本語ツアーではなく、自分でマタマタまで行き
現地で英語のツアーに申し込むことにした

オークランドから２時間かけてマタマタに到着
話に聞いていた通り、のんびりした田舎町だけど
i-siteに着いたら何だかメルヘンな建物でビックリした
ここは本当にLord of the Ringsの街なんだなぁ

私たちが申し込んだ回のツアーは参加人数が少なくて
バンで牧場まで移動。
メンバーは
カナダ、アイルランド、ニュージーランド、日本
と国際色豊か(?)な8人
ニュージーランドの人はガイドの人に「どこから来たの？」
と聞かれ“We're KIWI!"と答えていたのが印象的だった
牧場までの道すがら、Kiwi同士、すごいローカル・トークで盛り上がっていた。

牧場へ着くと、点々と車を停めて、パネルの前でガイドが説明してくれる
所々夫に訳しながら聞いているんだけど
延々と話続けるので、なかなかタイミングが計れない
こりゃあ、苦戦するかも(>_

左側にある大きな木が、一作目でビルボの誕生日パーティーをした
パーティー･ツリー。
本番では丸く見えるように、色々加工したそうだ

ホビットたちの家。
思ったよりもキレイな状態で保存されている。
家の中のシーンはスタジオで撮ったため、
中に入ると、洞穴の中にいるような気分だった

撮影に使われたのも納得の、牧歌的な風景
時折歩いている羊も可愛らしい。
のんびり雰囲気を味わおうと散策していると
すぐにガイドに呼び戻されてしまう
「次のグループが来ちゃうから早く！」
ピーク時には一日1000人訪れたというhobbitonツアー
１時間程であっけなく終了

当初の予想通り、ガイドが機関銃のように話まくるので
夫にはほとんど通訳できなかった。
お陰で彼はほとんどわからなかったみたい。
帰りの車内で、思い出せる限りツアーで言っていた事を話したけれど
「それ、現地で聞きたかったよ」
と言われてしまった。
そりゃあ、ごもっとも･･･。

KIWI Englishはちょっと癖があるので
英語ツアーはある程度のヒアリング力が必要です。
不安な方は日本語のツアーをお勧めします

翌日はデボンポートへ軽く足を伸ばしてみる
オークランドからフェリーで10分
車では橋を渡って20分
私たちは車で行ったけれど、フェリーも良かったかも

朝早く行ったにも関わらず、車を停める場所を探すのが大変だった
カフェでコーヒーとマフィンを買って、ブラブラと散歩。
デボンポートにはカフェがたくさんあって
その中で一番混んでいる店を選んだけれど、これが正解
今回の旅で一番美味しいコーヒーだった。
お店の名前忘れちゃったし、写真撮っておけば良かった。

マウント・ビクトリアからオークランドを撮影
そんなに標高が高いわけではないけれど、とても良い景色だった

これが、私たちが座っていたベンチ
柵の外にベンチって日本じゃありえない！

午後からはオークランドの中心地へ
さすが首都だけあって人も車もすごく多い。
そんな中で、数日前クライスト・チャーチからの飛行機で
隣に座っていた人を発見！
世の中って広いのか、狭いのかよくわかりません

オークランドは予想以上に坂道と一方通行が多くて大変だった
そんな街の中で、いつも私たちを導いてくれた、スカイタワー
ランドマークの役割、しっかり果たしているね

今回の旅はただボンヤリと景色に見とれている時間が多かった
今でも写真を見る度に、胸をドンッと叩かれたような衝撃が襲う瞬間がある。
何だか、魂の欠片をニュージーランドのどこかへ置き忘れてきた気分
「次は北島メインで行こうね」
帰りの飛行機で、夫が言った。
そうだね。次のマイル旅行もＮＺかな。
マイルと想いをしっかり溜めて、また行こう！ＮＺへ・・・