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遺跡紹介をしようとして挫折した、&quot;まわり&quot;や&quot;すみっこ&quot;ばかりの、見て歩き記ですが、これで『ミャンマー途中下車~?ウエストコースト編』はおしまいです。失礼いたしました。<br /><br />写真は、朝もやのミャウー王宮跡周辺。

ミャンマー途中下車~?ウエストコースト編~?古都ミャウー(Mrauk U) その?

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2006/10/04 - 2006/12/30

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なうたくえ

なうたくえさん

遺跡紹介をしようとして挫折した、"まわり"や"すみっこ"ばかりの、見て歩き記ですが、これで『ミャンマー途中下車~?ウエストコースト編』はおしまいです。失礼いたしました。

写真は、朝もやのミャウー王宮跡周辺。

  • 有名なシッタウン(Sittaung)寺院へ行ってみようと、<br />王宮跡まわりを近道してみる。<br /><br />桟橋側と違って迷うことは少ないけど、<br />ちょっと横道を覗くと、こんな感じ。

    有名なシッタウン(Sittaung)寺院へ行ってみようと、
    王宮跡まわりを近道してみる。

    桟橋側と違って迷うことは少ないけど、
    ちょっと横道を覗くと、こんな感じ。

  • すぐにシッタウン寺院前へ。<br /><br />道路際の出店でお茶を飲んでいたら、<br />「Myauk-u Archaeological Zone ADMISSION TICKET」<br />の徴収者さんがやってきました。5ドルです。チャット払いで交渉してみたら、妙に相場が最新。降参。<br /><br />ちなみに王宮跡にある博物館でも、入場料を別箇に5ドル徴収するようになっていました。それだけの価値はない(一周だけさせてもらった限り)…と思う。

    すぐにシッタウン寺院前へ。

    道路際の出店でお茶を飲んでいたら、
    「Myauk-u Archaeological Zone ADMISSION TICKET」
    の徴収者さんがやってきました。5ドルです。チャット払いで交渉してみたら、妙に相場が最新。降参。

    ちなみに王宮跡にある博物館でも、入場料を別箇に5ドル徴収するようになっていました。それだけの価値はない(一周だけさせてもらった限り)…と思う。

  • 「歴史」が大の苦手だった僕には、遺跡の紹介は苦手です。<br /><br />こんな&quot;まわりの風景&quot;ばかり見てしまいます。

    「歴史」が大の苦手だった僕には、遺跡の紹介は苦手です。

    こんな"まわりの風景"ばかり見てしまいます。

  • シッタウンの北側にはいつくものパゴダが連なっていて、どれがどれだかよく分かりません。<br /><br />でも朝の光を浴びるパゴダは美しいです。

    シッタウンの北側にはいつくものパゴダが連なっていて、どれがどれだかよく分かりません。

    でも朝の光を浴びるパゴダは美しいです。

  • え〜っと、やっぱり無理でした。<br />ちゃんとした遺跡案内は諦めます。<br /><br />シッタウン寺院周辺のパゴダです。

    え〜っと、やっぱり無理でした。
    ちゃんとした遺跡案内は諦めます。

    シッタウン寺院周辺のパゴダです。

  • シッタウン寺院の本堂…のすみっこ。<br /><br />シットウェー〜ミャウー間の船で出会ったインド双六と同様に、貝殻での遊びです。

    シッタウン寺院の本堂…のすみっこ。

    シットウェー〜ミャウー間の船で出会ったインド双六と同様に、貝殻での遊びです。

  • ダッカイゼイン(Dukkanthein)寺院近くのパゴダ。<br />(全然案内になってなくてごめんなさい)<br /><br />大きなパゴダ、小さなお坊さまたち、そして命を支える井戸、の風景が印象的でした。

    ダッカイゼイン(Dukkanthein)寺院近くのパゴダ。
    (全然案内になってなくてごめんなさい)

    大きなパゴダ、小さなお坊さまたち、そして命を支える井戸、の風景が印象的でした。

  • シッタウン寺院から東に向かい、ピタカタイ(Pitaka Taik)方面へ北上。<br /><br />ヤギをお供にしながらのんびりと歩きます。

    シッタウン寺院から東に向かい、ピタカタイ(Pitaka Taik)方面へ北上。

    ヤギをお供にしながらのんびりと歩きます。

  • ピタカタイ(Pitaka Taik)そのものは、ガイドブックそのまま(正直に言えばつまらない)ですが、行き帰りの道のりはとても楽しい。<br /><br />そしてそのすぐ近くの草むしたパゴダ。

    ピタカタイ(Pitaka Taik)そのものは、ガイドブックそのまま(正直に言えばつまらない)ですが、行き帰りの道のりはとても楽しい。

    そしてそのすぐ近くの草むしたパゴダ。

  • こういう道があれば行かずにはおれん!<br /><br />そういう(僕みたいな)変人以外は、迷わずに進めると思います。

    こういう道があれば行かずにはおれん!

    そういう(僕みたいな)変人以外は、迷わずに進めると思います。

  • 僕にはとても美しく感じる。いたわしさまでもが。<br /><br />ただ、熱帯のこの地では、朽ちゆく美しさは永続できない。<br /><br />この姿に出会えてよかった。

    僕にはとても美しく感じる。いたわしさまでもが。

    ただ、熱帯のこの地では、朽ちゆく美しさは永続できない。

    この姿に出会えてよかった。

  • ピタカタイ(Pitaka Taik)から南へ戻ったT字路の先を、西へ戻るのではなく東に向かい、Ratanamaung(現地表記:Ratana Manaung)パゴダを経由して、コータウン(Kohtaung)寺院へ向かう道があります。<br /><br />『地球の歩き方』では道はあるけどRatanamaungが無く、『ロンプラ』ではRatanamaungはあるけど道は無いですが、両方あります。

    ピタカタイ(Pitaka Taik)から南へ戻ったT字路の先を、西へ戻るのではなく東に向かい、Ratanamaung(現地表記:Ratana Manaung)パゴダを経由して、コータウン(Kohtaung)寺院へ向かう道があります。

    『地球の歩き方』では道はあるけどRatanamaungが無く、『ロンプラ』ではRatanamaungはあるけど道は無いですが、両方あります。

  • Ratanamaungパゴダ。<br /><br />パゴダそのものだけじゃなく、そこから振り返った風景が素晴らしい。

    Ratanamaungパゴダ。

    パゴダそのものだけじゃなく、そこから振り返った風景が素晴らしい。

  • Ratanamaungの近く。

    Ratanamaungの近く。

  • RatanamaungからKohtaungへは長い道のり。

    RatanamaungからKohtaungへは長い道のり。

  • 湿地や池の間をひたすら歩く。

    湿地や池の間をひたすら歩く。

  • やっと見えてきたかな。

    やっと見えてきたかな。

  • これがコータウン(Kohtaung)寺院。<br />シットウェーで勧めていただいた場所のもう1ヶ所です。<br /><br />コータウンとは9000という意味。<br />シッタウン(8000)より1000だけ多い。<br />もうちょっと鯖読んでもいいのに。

    これがコータウン(Kohtaung)寺院。
    シットウェーで勧めていただいた場所のもう1ヶ所です。

    コータウンとは9000という意味。
    シッタウン(8000)より1000だけ多い。
    もうちょっと鯖読んでもいいのに。

  • 周囲には小さな仏塔が立ち並び、壮観です。

    周囲には小さな仏塔が立ち並び、壮観です。

  • その内側です。<br />この崩れゆく仏塔の下に、一周する回廊が通っています。<br /><br />美しい、素晴らしい、信じられない、…その次にに感じるのは「穢(けが)したくない」。<br /><br />穢したくない場所です。

    その内側です。
    この崩れゆく仏塔の下に、一周する回廊が通っています。

    美しい、素晴らしい、信じられない、…その次にに感じるのは「穢(けが)したくない」。

    穢したくない場所です。

  • 回廊部です。ただ、佇むばかりです。

    回廊部です。ただ、佇むばかりです。

  • 屋根の崩落している場所も、それとして美しい。<br /><br /><br />&quot;寂(さび)&quot;ではなく<br />&quot;待つ&quot;美しさ

    屋根の崩落している場所も、それとして美しい。


    "寂(さび)"ではなく
    "待つ"美しさ

  • その中央にそびえるパゴダ。<br /><br />お花とお線香を買ってお参り。

    その中央にそびえるパゴダ。

    お花とお線香を買ってお参り。

  • ミャウー市内へ向かう道まで案内してくれました。<br /><br />ありがとう。

    ミャウー市内へ向かう道まで案内してくれました。

    ありがとう。

  • 謎の建物があったり

    謎の建物があったり

  • ガイドブックに載っていないパゴダがあったり

    ガイドブックに載っていないパゴダがあったり

  • ばんごはん<br /><br />ミャウーの市場側で、唯一生ビールが飲めるのが&quot;<br />「Pyae Wa(Pyi Wa)」<br /><br />写真左がチキンサラダ、左奥がスープ、<br />右が魚カレー、右奥が大根の煮込み(これ最高)。<br /><br />店員や店主の人柄は悪くなく、いい店なんだけど、<br />味や素材に、結構ばらつきがある。これは良いとき。<br /><br />(ヤカインの魚カレーは、たいていどこでも旨い)<br />(カレーだけならば、通りを隔ててすぐ南の店の方が旨い)<br /><br />ちなみに、この店はヤンゴン〜シットウェー間のバスの休憩地点にもなっていて、ヤンゴンから3泊4日かけてやってきた人々が、ほんとうに疲れ果てた姿で、カレーをかきこんでいたりする。<br /><br />もちろんこのルートは外国人には開放されていないけど、開放されたとしても、(少なくとも僕には)無理。<br /><br />ここまでの旅で、どんなときでも平然悠然としたミャンマー人旅行者に、いつも助けられ救われて、しんどいながらも楽しく次の目的地にたどり着かせてもらった。<br /><br />その彼らがこれだけ疲れ果てている。想像するだに恐ろしい旅路。<br /><br />あと4時間ほどでシットウェーです。がんばってください。

    ばんごはん

    ミャウーの市場側で、唯一生ビールが飲めるのが"
    「Pyae Wa(Pyi Wa)」

    写真左がチキンサラダ、左奥がスープ、
    右が魚カレー、右奥が大根の煮込み(これ最高)。

    店員や店主の人柄は悪くなく、いい店なんだけど、
    味や素材に、結構ばらつきがある。これは良いとき。

    (ヤカインの魚カレーは、たいていどこでも旨い)
    (カレーだけならば、通りを隔ててすぐ南の店の方が旨い)

    ちなみに、この店はヤンゴン〜シットウェー間のバスの休憩地点にもなっていて、ヤンゴンから3泊4日かけてやってきた人々が、ほんとうに疲れ果てた姿で、カレーをかきこんでいたりする。

    もちろんこのルートは外国人には開放されていないけど、開放されたとしても、(少なくとも僕には)無理。

    ここまでの旅で、どんなときでも平然悠然としたミャンマー人旅行者に、いつも助けられ救われて、しんどいながらも楽しく次の目的地にたどり着かせてもらった。

    その彼らがこれだけ疲れ果てている。想像するだに恐ろしい旅路。

    あと4時間ほどでシットウェーです。がんばってください。

  • 左奥の白い建物が、宿泊先のGolden Star Guest House。<br /><br />右側の光る点が、水汲みの女性の壷。<br /><br />貯水池の静かな夕暮れ。

    左奥の白い建物が、宿泊先のGolden Star Guest House。

    右側の光る点が、水汲みの女性の壷。

    貯水池の静かな夕暮れ。

  • シットウェーへの帰路のガバメントボート。

    シットウェーへの帰路のガバメントボート。

  • ミャウーとのお別れ。<br /><br />もしも僕の旅行記を読んでいただいて、ミャウーとバガンを比較される方がいらっしゃったとすれば、正直なところ、バガンをお勧めします。<br /><br />ヤカイン州は天然資源開発は進んでいますが、そのお金が民衆のためのインフラ整備に向かっているとは、とても思えません。交通、電気、通信、医療、福祉、そして教育。<br /><br />とくに短期旅行において安価で快適でスムーズな旅をするのはとても難しく、悪い印象を持たれる方もいらっしゃると思います。<br /><br />それでもミャウーに行きたい方は、ぜひ行ってみてください。そして迷ってみてください(帰りの便の手配はお忘れなく)。そして

    ミャウーとのお別れ。

    もしも僕の旅行記を読んでいただいて、ミャウーとバガンを比較される方がいらっしゃったとすれば、正直なところ、バガンをお勧めします。

    ヤカイン州は天然資源開発は進んでいますが、そのお金が民衆のためのインフラ整備に向かっているとは、とても思えません。交通、電気、通信、医療、福祉、そして教育。

    とくに短期旅行において安価で快適でスムーズな旅をするのはとても難しく、悪い印象を持たれる方もいらっしゃると思います。

    それでもミャウーに行きたい方は、ぜひ行ってみてください。そして迷ってみてください(帰りの便の手配はお忘れなく)。そして

  • お米をたくさん積んでいる舟です。

    お米をたくさん積んでいる舟です。

  • こういう、全体を覆う舟も、たくさん見かけます。

    こういう、全体を覆う舟も、たくさん見かけます。

  • シットウェー空港。<br /><br />とりあえずMay Yuでお別れの生ビールを飲み、サイカーで空港へ向かう。<br /><br />すべての乗り物に対して、早めに到着して待たずにおれないビビリなので、2時間前に到着。<br /><br />待つのはいい。空港正面のお店で紅茶を飲むのもいい感じ。

    シットウェー空港。

    とりあえずMay Yuでお別れの生ビールを飲み、サイカーで空港へ向かう。

    すべての乗り物に対して、早めに到着して待たずにおれないビビリなので、2時間前に到着。

    待つのはいい。空港正面のお店で紅茶を飲むのもいい感じ。

  • ヤンゴン行きのフライトはサンドウェ(ガパリ)経由。<br /><br />サンドウェ空港は海際にあるので、海から陸に突っ込むように着陸して、なかなかスリリングで楽しい。<br /><br />それにしても飛行機ってすごい。あれだけ苦労した距離をひとっ飛び。早すぎ。<br /><br />ヤンゴンに着いて、国際線感覚で、タクシーの勧誘をスルーして、ワンボックスの合い乗りあたりを探しながら歩いていたら、敷地外へ。予想外。<br /><br />まだまだ交渉の相手はたくさん、と思っていたら、ほとんどいない。国内線の到着時間には待っていないみたい。失敗。<br /><br />こうなれば意地で(こういう意地はたいてい意味がない)、ずるずる歩いて、ヤンゴンへようこその看板を2ヶ所越えて、T字路にぶつかった。通りを渡って左に進むと、やっとバス停。<br /><br />バス停にはおばさんとお嬢さん4,5人。おばさんは親切で、僕の片言のビルマ語を一生懸命聞きとってくれて、道に飛び出してまでして、乗るべきバスを停めてくれた。<br />ありがとうございます。<br /><br />だけどバスを待つ間の、ホテルに行くならこの中の娘といっしょに行かない?、というおばさんのビルマ語も理解できた。理解できてしまった。無理やり笑った。冗談にした。<br /><br />ヤンゴンは嫌いではないけど、旅の途中では長居できない。<br /><br />モン州へ向かいます。

    ヤンゴン行きのフライトはサンドウェ(ガパリ)経由。

    サンドウェ空港は海際にあるので、海から陸に突っ込むように着陸して、なかなかスリリングで楽しい。

    それにしても飛行機ってすごい。あれだけ苦労した距離をひとっ飛び。早すぎ。

    ヤンゴンに着いて、国際線感覚で、タクシーの勧誘をスルーして、ワンボックスの合い乗りあたりを探しながら歩いていたら、敷地外へ。予想外。

    まだまだ交渉の相手はたくさん、と思っていたら、ほとんどいない。国内線の到着時間には待っていないみたい。失敗。

    こうなれば意地で(こういう意地はたいてい意味がない)、ずるずる歩いて、ヤンゴンへようこその看板を2ヶ所越えて、T字路にぶつかった。通りを渡って左に進むと、やっとバス停。

    バス停にはおばさんとお嬢さん4,5人。おばさんは親切で、僕の片言のビルマ語を一生懸命聞きとってくれて、道に飛び出してまでして、乗るべきバスを停めてくれた。
    ありがとうございます。

    だけどバスを待つ間の、ホテルに行くならこの中の娘といっしょに行かない?、というおばさんのビルマ語も理解できた。理解できてしまった。無理やり笑った。冗談にした。

    ヤンゴンは嫌いではないけど、旅の途中では長居できない。

    モン州へ向かいます。

  • おまけ<br /><br />東へ

    おまけ

    東へ

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