2007/05/27 - 2007/05/27
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pianoさん
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生来の海好き、海を久しく見ないと、たちまち禁断症状が現れ…海水パンツ一丁で町中を徘徊する等々(嘘)、と言ったデリケートな性分故、pianoにとって海は生きて行く上で必要不可欠な重要且つ甘美な世界。
今回は、オリーブで名高い小豆島をベロンベロンと存分に味わい尽くそうと、愛車「ブラック・ホース2号」と共に海を渡ります。
が、思いがけないトラブルが待ちかまえることに、はたして薄幸の旅人pianoの行く末や如何なることになるやら。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 バイク
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-
○月○日日曜日早朝の新岡山港、船は行く行く、私を置いて〜♪、って全然良くないじゃん。
が、偏に私のミス。(人は私をミス岡山と言う。(嘘))
出航の時間を10分見間違えしていました、8時、9時の便は出航は30分出航なのですが7時の便は20分出航と10分早い、コンビニでちんたらと朝飯を調達している間に時間は経ち、呆然と岸壁を離れるフェリーを見送る始末。
海に飛び込み抜き手でフェリーを追いかけるというのもなかなか一興(ん〜、全然しゃれにならない)なのですが、急ぐ旅でも無し港を眺めながらのモーニング・タイムと洒落込みますか。
海を眺めながらの朝食もおつなものです、普段朝食は摂らない私ですが、潮風に鼻をくすぐられ、いやが上にも食欲が湧いてくるもの、ワシワシとお握りとサンドイッチをコーヒーで胃袋に流し込み、活力だけは120%全開、後は船を待つだけ。
暫し、司馬遼太郎先生「燃えよ剣」でも読んで時間つぶし。 -
おりんぴあどりーむ。
ORIMPIA DREAM
「東洋のエーゲ海に浮かぶオリンピアの夢」
ギリシャでオリンピックが開催された年に起工することを記念した命名
両備フェリーの旅客船フェリーは1964年東京オリンピック(10月10日)開催日に小豆島に就航し、小豆島とオリンピック発生の地オリンピアのあるギリシャの島ミロス島が姉妹島縁組(1988年)していること等から、オリンピアと命名。以降サン・オリンピア、ニュー・オリンピア、と全てオリンピアがついています。
一船乗り過ごしたお陰で、2005年就航の最新フェリーに乗れる僥倖に預かれました。
同じ料金なら、素敵な船旅をと思うのは旅人の常、ちなみに新岡山港−土庄港 旅客835円 原付410円 しめて、1,245円也。 -
おおおお、さすが両備フェリーが誇る最新フェリー、ん〜、内装はこぎれいなホテルのロービーを彷彿させるデザイン。
九州新幹線「つばめ」をはじめとJR九州の車両や、岡山電気軌道の路面電車「MOMO」のデザインで知られる、水戸岡鋭治氏がトータルデザインを担当したたとのこと、フムフムさすがは資本投下しただけの快適空間、ソファーの座り心地も、ん〜、最高!!
あ、そうそう岡山へお越しの際は路面電車「MOMO」乗ってみて下さいね〜。(かく言う私は未だ乗っていない…って、全然駄目じゃん。) -
白波を蹴立てて疾走するは高速艇、35分と言う短時間にて小豆島まで到着します。
が、如何せん原チャは載せられないので、フェリーでちんたらと参ります、どのみち急ぐ旅でもないし、文庫片手に潮風に当たりながらの船旅、なかなか乙なものです。 -
え〜、いきなりオリーブ園です、しかるにフェリーは沈没等という憂き目にあうことも無く無事土庄港へ到着、観光案内所でしこたまマップを確保して(天下御免の方向音痴故、常々自分の居場所が何処か分からない始末、困った、困ったと付近の住民の方に「ここは何処?」と言う至極情けない質問を浴びせる始末、情けなものです。)、最初の目的地オリーブ園目指して疾走、が、やはり期待通り迷子になった、何故と天を仰いで落涙することしばし、気を取り直して近くのコンビニでコーヒーを購入するついでに入念に道筋を伝授頂き、ようよう彼の地にたどり着きました。
オリーブは香川県の県花・県木に指定されています。なぜ香川県の小豆島で栽培されるようになったかといいますと、今から100年近く前の話になります。
当時魚の漁獲高が増えたため、いかに加工保存するか検討した結果、オイル漬けの缶詰にすること、そしてそのオイルはオリーブ油が適しているということになりました。
その当時のオリーブ油は輸入物ばかりで、しかも高価だったため、1908年(明治41年)国内で試験的に生産することとしました。
栽培地に選ばれたのは、香川県(小豆島)・三重県・鹿児島県の3県でした。
三重県・鹿児島県では台風や虫の被害により失敗に終わりましたが、小豆島は栽培者のたゆまぬ努力により成功を収め、3年後には74Kgの果実が収穫されました。
オリーブ園には当時をしのばせる“オリーブ原木”が現存し、いまだに毎年多くの実をつけています。
なるなる、魚の保存方法としてオリーブの栽培が奨励されたとは初耳、一つ賢くなりました。(1つ覚えると1つ忘れるのは常、おいらの頭の収納容量が如何に小さいかを物語るもの、困ったものです。) -
ああ、ここは何処?もしやして知らぬ間に時空を移動して遙かギリシャに来てしまったのでは…ん〜な訳はなくオリーブ園のギリシャ風車でございます。
ん?この風景何処かで見たような?デジャブ?ほうほう思い出した、牛窓の港で見た風車と同じではありませんか、ただ牛窓の方は公衆トイレになっていましたが、ギリシャの方々に申し訳なく、岡山県民を代表してお詫び申し上げます。 -
オリーブの花です。
オリーブは、5月下旬〜6月上旬にかけて白い小さな花を咲かせます。
その後、7〜8月と果実が肥大化し、加工用果実の収穫は9月末頃から、緑黄色の果実をひと粒ひと粒手摘みで行います。
オリーブの果肉には渋みがあるため、まず渋抜きをしてから塩漬けなどに加工いたします。10月〜11月にかけて、果実が赤紫色に色づき始めたら油用の実の収穫に入ります。
油用果実の収穫は木の下にネットを敷き、熊手のような道具を使って引っかき落とします。
当園では、大量に収穫した果実を24時間以内に遠心分離法により採油しております。
クリーム色の可憐な小さな可憐な花を咲かせ、9月にはたわわに緑黄色の実をつけることになるのでしょう。 -
天気良好にして薫風爽やかなりし今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
私はオリーブ園の丘に立ち、じっと瀬戸の穏やかな海を眺めています、陽光に水面が眩しく、実に良い五月晴れの1日です。
ププ、お手紙書いちゃいましたよ〜、皆様のところへ届〜どけ。 -
いきなり現れしは、オリンポスの神々か?
え〜、私め人生振り返れば恥ずべきことも数多ありましたが、良き行いも…( ̄〜 ̄;)??ンン〜、余り無いか、ここのところは何卒よしなにおねげえしやす。 -
おおお〜、あな嬉しやな、試食コーナーではないですか、辺りに人だかりもないことですし、ここは大量に、( ̄〜; ̄)ムシャムシャ、ムシャムシャ、ムシャムシャ…ハーブの効いたオリーブ・オイルがこんがり焼いたフランスパンに合って美味しゅうございます。
で、いつまで喰っとんじゃ…ああ、哀しきは貧乏人の性なり、試食となるとつい止まらない、(;___;)ウルウル -
試食のコーナーで小腹を満たしたので(情けなか〜)
館内を徘徊。
古代ギリシャのオリーブにまつわる様々な日常が再現されています、フムフム、なかなか良くできた人形です、たまに展示場なんかで思わずププッて笑っちゃうものに比べれば出色の出来、侮れぬ小豆島。 -
古代ギリシャ・ローマ時代のオリーブ・オイルを入れた香油ツボだそうです。
緻密に描かれた細工も美しくこれ自体美術品としての価値があるのではと、名高き古美術商piano(嘘)の目には映るのですが、如何なものでしょうか。 -
ホラホラそこの彼方、彼方ですよ、そんな細い木に登っちゃって、危なかしいちゃありゃしない。
下のお兄さんみたくに棒でタシタシ叩いて、落とすほうが安全ですぜ、全くもって無鉄砲なんだからさ。 -
ああ、これはまたイケメンなお方。
頭にオリーブの冠、後ろにはリースと、ん〜、クリスマスかいな?
恋人はサンタクロ〜ス♪本当はサンタクロ〜ス♪ん?歌わなくって良い?(;___;)ウルウル、せっかく興が乗ってきたというのに、お邪魔なのね、じゃ、サヨナラ〜。 -
オリーブの木の下イーゼルを立て水彩画に勤しむ初老の男性が1人。
人間歳をとると趣味の1つや2つ在るというものは良いものです、張りがある、人生が前向きになる、人生常に後ろ向きに生きている私が言うのだから間違いないです、俺の後ろ姿に幾ばくかの寂寥感が漂うのは、今までの人生に悔いを残しているのか…(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!、在る訳ね〜じゃん、ケケケ、おいらの人生無人の野を駆けるが如く、誰も止めるもの無し!! -
満開のオリーブの花を後にして次に向かうはマルキン醤油記念館。
薫風爽やかな五月晴れの中、原チャは一路西へ向かうのでありました、が、がですよ〜、大きな落とし穴が一つどっかりと開いてました。
気持ちよくブンブン飛ばしていると、何やら交通整理要員の人達が数名道を封鎖している模様、何故?
すかさず交通整理のお兄ちゃんに尋ねたところ、本日は「第30回記念小豆島オリーブマラソン全国大会」なるものが催され、世界陸上のメダリスト、千葉真子さんもゲストで来られているとか,ってどうでも良いからいつになった封鎖が解けるの?
「ん〜,12時30分までは完全封鎖ですね。マルキン醤油記念会館ですか〜?ん〜,迂回しても無理ですね〜,12時30分まで待ってください。」
と、あくまでも、にこやかな表情で爽やかに説明するお兄ちゃん、ヘッドロックかましました、ウリウリ。(嘘)
あああ、そう言えばフェリーの中で何か館内放送してたっけ、ああ無情、ジャンバルジャン。 -
行く手を塞がれ撤退を余儀なくされたpianoは傷心のまま振り出しの土庄港へ。
しかしむざむざと土庄港へ帰ってきたのには実は深〜い訳がある、とっておきの虎の子のワイルドカード「食堂マルセ」。
民宿もかねているこの食堂、地元でも美味いと評判の店、あのままマルキン醤油へ行けば昼飯は何処ぞの店を探さなくてはならなかったのだが、災い転じて福と成すとはこのことなり。ムハハハ。天は我に味方セリ。 -
これぞ「食堂マルセ」が誇る「島じまん定食」也。
鉢に無造作に盛られた瀬戸内のとれとれぴちぴちの刺身、ド〜ンと肉厚に切られ量も半端じゃない。
そんでもって、小豆島と言えば素麺。
清涼感溢れる器に氷水にどっぷりと、これまた大盛。
ついでに、〆は小豆島の名物、佃煮。
これぞ島じまん、小豆島に来た理由の半分は、否、大半はこれを喰らわんが為、美味いものあるところ、地の果てまでも馳せ参じる所存でございます。
ではでは、前置きはともかく頂きますか…。
さて何はともあれお刺身から、( ̄〜 ̄) モグモグ... 美味〜い、肉厚の身はぷりぷりで、旨味がぎっしり詰まっていて、ご飯が足りね〜。
お次は素麺、( ̄π ̄) チュルチュル、おおお、何と爽快な喉ごし、めんつゆも美味くああ天国。
これだけ食べれば満腹間違いなし、これにて680円とは、世の中、神様もいたもんだ。
全国のB級グルメを称する皆々様よ、今すぐ仕事何ぞ放り出し「マルセ」を目指せ、そこには天国が待ちかまえているぞな。 -
土庄港から歩いてぽちぽちの所にある「平和の群像」
「平和の群像」は、香川県丸亀市出身の彫塑家矢野秀徳氏の作品で、「二十四の瞳」の12名の生徒たちがおなご先生を取り囲んでいる群像です。
昭和31年11月10日除幕。
題字の「平和の群像」は、当時の内閣総理大臣鳩山一郎氏、碑文は、当時の文部大臣大達茂雄氏によるもの。
大石先生の顔は、高峰秀子さんにそっくり。除幕式で高峰さんは、「自分の顔を映画では度々見るが、ブロンズ像になったのは生まれてはじめて」とおっしゃったとか。
ちなみに、「平和の群像」の大石先生、そして子ども達の背の高さは、後ろに見える皇踏山(おうとざん)の山並みと稜線が同じ。周囲の風景に調和するよう配慮がなされています。
なるなる、山より高きは師弟愛、ん?親の恩か?ま、この際どっちでも良い、我が輩も幼少の頃、女先生のような優れた慈愛に溢れる師に恵まれれば、今日のような捻くれ親父にならずに済んだものを…。 -
道の駅にて素麺工場を見学。
できたてほやほやの素麺が工場内から出てきました、その香しき香りや、ゲ、全然良くないじゃん。
ム〜、素麺は天日に干されて美味しくなるもの、辺りに漂う素麺臭に思わずクラクラ、しからば退散。
美味なるもの、その過程必ずしも美味ならず。
piano今日の一言。 -
第30回記念小豆島オリーブマラソン全国大会を開催します!
地中海を感じる(ん?)小豆島で、初夏のさわやかな潮風と光をカラダいっぱいに浴びながら、海岸沿いのコースを駆け抜けてみませんか?
コースには日本の心のふるさとを象徴する「岬の分教場」「二十四の瞳 映画村」やかぐわしい醤油の香り漂う「醤油蔵の町並・醤の郷」・・・
30回の歴史を積み重ねてきた今大会も町民一丸となった温かいおもてなしで、多くの皆様の参加をお待ちしています。
ははは、待たせて頂きました、しっかりと。
何て言うのは嘘。いやはや自分の落ち度を棚に上げてのご無礼の談、平にご容赦を、スリスリ。
と言うことで、紆余曲折は多々ありましたが、やって来ました「マルキン醤油記念館」
黒い屋根や塀は醤油の発酵によりなったものらしく、そう思えば何やら辺りに醤の香りが漂って…来ません、ん〜、せっかく自分の世界に浸ってたのに、ではせっかくだからそそくさとご入場、入り口で入場料210円を支払うと、なな何とマルキン特製の醤油が洩れなく付いてきます、(;___;)ウルウル、何て幸せ…。 -
江戸〜昭和初期に書かれた帳面などの文書を展示しています。
その文字が読める人はかなりの古文書通。
フムフム、ホホ〜、ナルナル…皆目解らん、って何なんだよ。 -
大樽のトンネルです〜。
創業時から実際に醤油造りに使われていた大きな樽「大桶(おおこが)」をくり抜いたトンネル。
今でもほのかに醤油の香りがします。
この樽は30石(約5.4キロリットル)の諸味(もろみ)を造ることができ、その諸味からは5キロリットル近い醤油(1リットルのペットボトルで約5千本)がしぼられます。
このトンネルををくぐり抜けると一気に百年前にタイムスリップ。おじいちゃんおばあちゃんには懐かしい、古い道具を展示した「昔々のコーナー」です。
クンクンクン、ン〜???だだ駄目だ〜、俺の鼻機能してないじゃん、(;___;)ウルウル、一抹の寂寥感にうち拉がれる、鼻づまり男が1人。 -
棒締式圧搾機です〜。
1年から2年という長い時間をかけて熟成された諸味から醤油をしぼり出す道具。
てこの原理を利用したもので、右下にある木枠の中に、袋に詰めた諸味を積み重ねます。
そして積み重ねた袋の上に落とし蓋をして斜めに走る太い木の棒との間に枕木をかませます。
最初はそれだけで醤油がにじみ出てきますが、徐々に棒の先へおもり石を吊り下げていくことで力を加え、諸味が板のようになるまでしぼり切ります。
諸味受難の時代かな、絞りに絞られ板のようになるなんて、今の中間管理職みたい、下から突き上げられ、上からどやされて身が細る思い、ん〜、現代社会の構造を浮き彫りにした諸味の末期…ん〜、何か変な方向へ話がずれてるみたい。 -
大樽にて諸味を突き醗酵を促しているおじさん…だろう、かもしれない、なら良いのに、って何言っとんじゃ、粗忽者故説明を見忘れたがための苦し紛れの発言。
良い子は真似しないでね、ちゃんと説明は聞いておかなきゃ、こんな変なおじさんになっちゃうからね。って、俺か〜。 -
1枚板に金文字で丸に金の字、風雪に曝され(小豆島で雪はどうかと?)色褪せてはいますが、未だ威風堂々とした有様、時代の重みを感じさせます。
誰かさんとは大違い…皆まで言うな俺のことか。 -
諸味を絞る重しを吊す滑車なのでしょうか、太い梁にこれまた太い竹の棒が組み込まれています。
何処からか職人の声が聞こえてきそうです、何やらそんな雰囲気が漂う室です。
エンヤコラサ〜、の、ドッコイショ、すいません私の独り言です。 -
なかなか風情のあるポスターです。
和髪を結った女性が台所で煮炊きをする姿を、綺麗に切り絵の様に描いた、フム、アートですな。ポスター界の鬼才piano(誰のこっちゃ?)が言うのだから信じて貰って結構。ハハハハ。 -
海に向かって工場は続いています、その先に切り抜いたように海が見えます。
張り巡らされた配管は現代のものですが、黒々とした塀は往時のままの姿を残してます。ん?塀は往時、平和王子…すいません、アホはほっといて先にお進み下さい。 -
二十四の瞳映画村です。
マルキン醤油の先でまたも交通規制にて立ち往生。
ダラダラと車の長蛇の列、目的地は何れも二十四の瞳映画村と推測されます。
原チャの利点はネロネロ(パトラッシュのご主人じゃないよ…このフレーズ何度使ったことやら。)と車の横をすり抜けてたちまち規制地点の先端にたどり着けること。
待つこと暫し、ようよう規制が解かれ、脱兎の如くに疾走すること、10分ほど、目的地二十四の瞳映画村にトップでたどり着けました。
ちなみに、1位賞金はマルキン醤油1樽でした。(嘘) -
おお、いきなり江戸時代にタイムスリップ。
ここは何処私は誰?ってなもんです。
向こうから八さん、熊さん、横町のご隠居が手ぬぐい片手にやって来ます一番湯を洒落込もうって寸法ですか、ちなみにpianoの役どころは、ん?与太郎か〜。 -
小豆島町田浦地区よりさらに600m南、瀬戸内海を見渡す海岸沿い約1万平方mの敷地に大正・昭和初期の小さな村が出現しました。
これは、映画「二十四の瞳」(監督:朝間義隆、主演:田中裕子)のロケ用オープンセットを改築したもので、あの名場面がここで撮影されました。
本物そっくりの分教場、男先生の家、漁師の家、茶屋、土産物屋・・・。
また、壺井栄文学館では、生前壺井栄が愛用していた調度品や各作品の生原稿などを展示しており、映画館「松竹座」では、「二十四の瞳」を常時上映しています。
おおお、懐かしや田中裕子主演の「二十四の瞳」とは私がまだ20過ぎの若かりし日の作品、映画をこよなく溺愛するpianoにとってはある意味聖地の一つ、メッカ巡礼の旅路です。 -
二十四の瞳映画村の中にある二十四の瞳天満宮。
映画村がオープンした後、映画村の鎮守の神様を・・と太宰府天満宮より御霊分け(みたまわけ)をして頂き、この地に勧請されたものです。
この天満宮のおみくじは、ちょっと変わったおみくじ。
文章を作られたのは、映画「二十四の瞳」の監督であり、「男はつらいよ」シリーズや「たそがれ清兵衛」など数々の脚本も書かれている朝間義隆監督。
朝間監督ならではの、寅さんのせりふをも彷彿させる文章や、ちょっぴり指令的な意味合いの文章もあって、読んでいるうち、心がすうっと楽しくなります。
天神様からあなたへの贈る言葉。。
うわ〜、知らなかった(;___;)ウルウル、知ってたらおみくじ引いたものを、後悔先に立たず、覆水盆に返らず、ウッキ〜。 -
天神様からの眺め…未だ人影見えず、よほどぶっ飛ばして来たのかと、些か呆れる、我が愛車「ブッラク・ホース2号」は三国志の英雄、関羽の愛馬「赤兎馬」(稀代の名馬で一日に千里を走るという、ものスゴ〜イお馬ちゃん)に勝とも劣らぬと自負しております。(嘘)
ん〜、しかしこうも1日中嘘をつきまくるというのは、不惑を越え早5年ながら、まだまだ未熟者でござる。 -
とめどなく あふれる泪…
田中裕子主演の二十四の瞳のポスターです。
昭和三年、瀬戸内海に浮かぶ小豆島。
この岬の分教場に大石久子という若い女性教師が赴任した。
洋服を着て自転車で通勤する彼女は、村の人々から好奇と非難の目で迎えられる。
月日は流れ戦争がこの島にも押し寄せ、無惨にも二十四の瞳は十に減ってた。
(;___;)ウルウル、語るも涙、見るも涙とはこのこと…。 -
二十四の瞳像「せんせあそぼ」です。
'99年、壺井栄の生誕百年を記念して建てられた像。
先生と12人の子ども達の中に入って、一緒に遊ぼ!
鑑みるに、今日の日本の教育現場に於いて、先生と生徒に彼のような触れ合いの場があるのでしょうか!!ドン!!
あああ、すいません、つい興奮してしまいました。なむなむ。 -
五右衛門風呂です。
なかなか乙なものでやんす、瀬戸の島々を眺めながらの湯三昧、フイ〜、これを極楽と言わずして何処に極楽が…熱っ、こら!めたらやったらぼうぼう燃やすんじゃないの、釜ゆでじゃ無いんだから、もう。
すいません、またも1人芝居でした。エヘ。 -
ボンネットバスです。
これじゃないですが、オリーブ園からここまでこれに似たボンネットバスが運行しています。
それに乗って、ここを訪れるのもこれ一興かと存じます。 -
二十四の瞳のロケに使われた分教場です〜。
スゲ〜,海が真ん前にあるなんて,自称海馬鹿のpianoにとっては羨ましい限り,俺もこんな環境で育ったら,もう少し人様に面倒を掛けることのない,真っ当な人間になったものの,返す返すも惜しいことをしたものだと思います。
俺だったら,毎日海に向かって馬鹿やろ〜,って叫んじゃいおすね,終いには海が怒って「お前の方が100万倍馬鹿野郎じゃ〜!!」って返ってくるかも。ププ。 -
おなご先生が教鞭をとった教室です。
昔のまんま,ここだけ時間がポッカリと止まっています。
何処からか,子供達の嬌声が聞こえてきそうな,そんな空気がここに閉じこめられています,時代に置き去られた場所,懐かしいような,寂しいような,そんな気持ちがない交ぜになります。 -
窓の外は海〜。
窓枠を額縁に1枚の素晴らしい絵が切り取られています,なんて素敵な教育環境,こんな素晴らしいところで育った子供は皆素直になること間違いなし,稀代の教育評論家pianoの言うことですから,ハハハハ。 -
子供らの駆ける足音、さざめきが聞こえてきそうな廊下、今はひっりと静まりかえっています。
1人踏みしめるようにして歩くと、微かに床の軋むような音が聞こえます。
「分校の 廊下を独り 五月晴れ」おお、何処に身を潜めていたのか、孤高の俳人piano久々の駄句…自分で言っていて情けないです。(;___;)ウルウル -
直参旗本・早乙女主水之介、人呼んで“旗本退屈男”
市川右太衛門さんは、町人たちには絶対にやさしく、弱い者を助け、悪い奴はどんな相手でも容赦しないところに惚れ込んだそうです。
“旗本退屈男”は豪放磊落な右太衛門のキャラクターにピッタリあい、右太衛門以外の退屈男は考えられないくらいです。
なるなる、かく言う私も実のところ人後に劣らない、退屈男、暇で暇で今日もリビングでゴロゴロとのたくってます。ん?全然違う?こりゃまた失礼しました〜。 -
うお〜懐かしい!!高校の頃、リバイバルが上映されるというので、授業中に突如として原因不明(スゲ〜分かり切った原因)の腹痛を訴え、学校を後にした不逞の輩数名ははスクリーンの闇の中に逃げ込みました。
圧倒的な迫力、今なお、見劣りすることのない不朽の名作とはこのことなり、見たことのない不幸な吾人は今すぐレンタルビデオ屋に走れ、今夜は血の雨が降るぜ!! -
日本が誇る稀代の名監督黒澤明。
小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男らと共に、海外でも広く名前が知られている日本映画の 巨匠の一人であり「世界のクロサワ」、またその妥協を許さない徹底ぶりとワンマンな振舞に対して尊敬と皮肉をこめて「クロサワ天皇」などと呼ばれた。
そう言えば「椿三十郎」が織田裕二さん主演でリメイクされるとのこと、あの灰汁の強い三船さんのイメージを如何に演じるのか、それとも織田「三十浪」を貫き通すのか、今から楽しみです〜。 -
映画村にもようやく人影が、思いのほか無茶苦茶な走りをした模様です、赤兎馬も舌を巻く疾走「ブラック」・ホース2号」の面目躍如です。
映画好きにとっては、とても楽しい、映画嫌いな人でもちょこっとは楽しい(何のこっちゃ)、素敵な映画村です、小豆島にお寄りの際は是非是非、訪れてみて下さいね。 -
再び場所はマルキン醤油工場。
黒い塀が延々と続いています、なかなか趣のある景色です。
小豆島はオリーブあり醤油あり映画あり交通渋滞あり(これは余計か…。)のてんこ盛りで、特にマルセの「島じまん定食」には感服致しました、また喰ってみたい、こんどは、民宿マルセに泊まって「島味定食」なる夕餉を是非食してみたいものです。
何時もながらの、ながながのお付き合い有り難うございました。
またのご来場お待ち申しております。
では、良い旅を。
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この旅行記へのコメント (19)
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- ベスママさん 2007/06/11 08:59:53
- 懐かしい!
- おはようございます、ベスママです。
小豆島!もう15年くらい前になりますが、行きました。
総勢10名の女軍団で、小豆島の港に着いて・・・さあどうしよう・・・
すかさず、おじさんが「バス1台チャーターしたら?好きな所に案内するヨ」
まだ若かった私たちは事前に考えてもいなかったので、その言葉にのりました。確か10万円位したような・・・気がしますが・・・・若かったんです。
「二十四の瞳の映画村」行きました、良かったですヨ。くまなく見ました。
孔雀が大勢で飛ぶ動物園?は行きませんでしたか?もう今はないかも・・
結構、おもしろかったです。
普通3匹くらいしかいない孔雀がたくさんいるんです、その孔雀が空をとぶんですヨ、圧巻でした。
- pianoさん からの返信 2007/06/14 15:56:38
- 10万…。
- それって、完全にぼったくりじゃないですか〜、貧乏なpianoは逆さにつり下げても鼻血も出ませんので、その手のぼったくりには会いません、喜んで良いものやら、悲しむべきやら甚だ複雑な心境です。
孔雀園有ったような気がします、土庄港から映画村の途中に看板を目にした気がします、時間の都合でよりませんでしたが、惜しいことをしました。
では、良い旅を。
-
- jilllucaさん 2007/06/08 21:58:27
- いいですねえ、小豆島
- pianoさん
こんばんわ、ジルルカです。
いいですね〜、小豆島。
行きたいな〜と思いつつ、関西からの微妙な遠さに阻まれてまだ行った
ことのない島です、上はたまに飛びますけど(笑)。
この夏は瀬戸内の船旅をしたいと思っていますので、旅行記参考にさせて頂きま〜す。
家島、小豆島、直島・・・鬼が島ってのもありましたね。
ジルルカ
- pianoさん からの返信 2007/06/13 18:15:33
- 空の上から
- 眼下を眺めるというのは、気持ちが良いものでしょうね、昔から人間は鳥にあこがれ、その気持ちは今も変わらないのでしょうね。
瀬戸内の島は大小様々な島がありますが、どちらかというとこぢんまりとした、そう、自転車でフラフラと回れるくらいの(そう言いながら原チャを乗り回しているのは何故?)手頃な大きさの島が好きです。
今度直島に行ったら、美味しい魚を出す食堂を探してみることにしましょう。
では、良い旅を。
-
- 旅するクマーさん 2007/06/08 21:00:38
- 小豆島の魅力
- pianoさん、初めてお邪魔します。
小豆島って素敵ですね。
クマーもぜひいってみたいです。
また来ます!
- pianoさん からの返信 2007/06/13 17:59:23
- 瀬戸内は魚の宝庫
- 高い料亭で食べなくても、港の近くのこぢんまりした食堂で十分美味しい魚にありつけます。
後はぼんやりと、穏やかな瀬戸の島々を眺めていると、スゲ〜、幸せな気分になってきます。
海馬鹿ならではの、感想でしょうか。
では、良い旅を。
-
- もーみいさん 2007/06/05 22:17:58
- 定食安っっ!
- pianoさん、こんにちは。
いつもご訪問ありがとうございます。
「食堂マルセ」の定食安いですね〜!びっくり☆良心価格です。
ちなみにお刺身は何種類かあったのでしょうか?写真ではイカ刺しと青魚?があるみたいですが。見ていてお腹がへってきました。
旅行記の完成、楽しみにしています。
もーみい
- pianoさん からの返信 2007/06/08 17:47:15
- 馬鹿旨です
- ちなみに宿泊は島味定食1泊2食付きで5750円と言うまたも,超破格のお値段で島のご馳走を腹一杯食べられます,これは天国以外にあり得ない(;___;)ウルウル,有り難うマルセ…ここまで褒めてるとタダで泊まらしてくれないかな〜。
では,良い旅を。
-
- シベックさん 2007/06/04 13:25:03
- 薫風さわやか小豆島
- pianoさん、こんにちは!
まいどおいでいただいて、ありがとうございます。
pianoさんの名調子で、オリーブと小豆島の観光楽しみました。
我が家にも鉢植えのオリーブがあり、花が咲いていますが実は生らず・・。
薫風さわやかな五月晴れの小豆島ありがとうございました。
行ってみたい小豆島です。
シベック
- pianoさん からの返信 2007/06/05 14:58:09
- 我が家の庭には
- 「隅田の花火」と言う粋な名前の紫陽花が植わっています。
もともと、私の姉貴に誕生日億プレゼントされた鉢植えだったのですが、庭の片隅に植え替えると土壌が合ったのかスクスク育ち、今では庭の一角にこんもりと茂ってます。
名の通り白い可憐な花が一杯咲き、夜空に散る花火のようです、ところでこの花、咲くときにド〜ンって音を立てます。(嘘)
では、良い旅を。
- シベックさん からの返信 2007/06/06 01:09:39
- RE: 薫風さわやか小豆島
- こんばんは!返信ありがとう・・です。
pianoさん家にも、墨田の花火がありましたか。
いやぁ〜!我が家にも咲いています。
カミさんが好きでして...(^^ゞ。
-
- ガコさん 2007/06/03 19:43:42
- 懐かしい…
- 遠い昔、見た景色がありました。
あ〜あの頃は若かった…きゃぴきゃぴしてた…
ほろ苦い思い出を呼び覚ませていただきありがとうございます〜♪
- pianoさん からの返信 2007/06/04 18:13:48
- そうそう
- 懐かしいです、私もあの頃はキャピキャピしてた…ゲ〜、誰ですそこでゲロしてるのは、俺か?
フムフム、人世誰しも輝いていた頃があるものですね、俺なんてズ〜っと、五月雨状態、日陰の女,否,男ですよ〜。
では,良い旅を。
-
- 犬のおまわりさんさん 2007/06/03 11:17:17
- タイムスリップのようですね。。
- pianoさんいつも、訪問ありがとうございます。
すごいレトロな雰囲気が、また、なんともいいですね。
マルキン醤油って
今の、マルキン忠勇と関係アリかなぁ?
小豆島そうめんって
美味しいですよね。。
もう夏には欠かせません。
1票投じまーす。
では、では、
- pianoさん からの返信 2007/06/04 18:07:39
- 昔ながらの
- 焼き杉の塀が延々と並ぶ古い工場は味があります、ペロ、こらっ舐めるんじゃありません、はしたない。
素麺に新鮮な瀬戸内の刺身、んん〜酒が欲しい。
レトロな映画村でのタイムスリップ、時間の歯車が音を立てて逆向きに回ります、分校の窓から見える瀬戸の海、そこだけ切り取られた1枚の絵画のような趣です。
では、良い旅を。
-
- Rockyさん 2007/06/02 16:55:33
- (人は私をミス岡山と言う。
- pianoさん、こんにちわ
>(人は私をミス岡山と言う。(嘘))
タブンび・じ・ん・さんですよ!
文章&写真判断からね。。。。
元気で何よりです。
上海行ってきました。
結構写真撮ったので旅行記アップに時間掛かっています。
これからも継続です。
是非ご感想を....Rocky
- pianoさん からの返信 2007/06/04 17:52:48
- うわ〜
- 凄い力作ですね〜、気合いを入れて拝見させて頂きます。
私の場合は東南アジアは海とセットとなっており、人はこれをマックとポテトの法則と呼びます。(嘘)
しかし上海もなかなか魅力多き街ですね、いつの日か訪れることがあるのでしょうか?
では、良い旅を。
-
- たらよろさん 2007/06/02 09:08:37
- 小豆島行きたくなりました〜〜
- こんにちわ。
小豆島って見るところがいっぱいあるんですね。
旅行記拝見してて、彫刻があるところはどこですか??
行ってみたいです。
あと、素麺なのかなぁ??の工場みたいなところや、
二十四の瞳の学校など見どころ満載なんですね♪
今度お出かけ計画に入れたいと思います〜〜
- pianoさん からの返信 2007/06/04 17:11:51
- オリーブ記念館
- ですよ〜、試食し放題でひんしゅくをかってしまいました、人世恥のかき放題の日々です、トホホ。
マルキン醤油記念館に限らず佃煮や醤油の工場は数多解放しているところが多く、関心のある方には楽しく、関心の無い方にはそれなりに(何を言っていることやら)楽しい島です。
では、楽しい旅を。
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