2007/05/01 - 2007/05/02
255位(同エリア295件中)
牛街さん
瑪曲がどこにあるか? 甘粛省と四川省と青海省の境にあり、瑪曲県は甘粛省にあって、四川省と青海省に挟まれているところである。そういう条件のところは瑪曲県しかないので、地図で確認すれば直ぐ分かるが、地図を見なければおそらく分からないだろう。どこの大都会からも400kくらいは離れていて、交通が不便なところである。そこは湿原もあってその辺りを黄河がくねくねと流れている。瑪曲と黄河の関係と言えば瑪曲で黄河が大湾曲して西に流れるところである。ここは青蔵高原の一端であって海抜は最低でも3300mはある。産業はチベット族による純牧畜業だそうである。勝れた牧草地が広がっているらしい。瑪曲に行った目的は黄河の上流を見る為であった。そもそも瑪曲はマーチュイと読み、チベット語で黄河と言う意味だそうである。しかしマーチュイに黄色という意味はないと思う。ここの黄河は黄色くないから。
そこに旅の四日目に入った。郎木寺からは舗装した良い道があると思うが、ルーアールガイ大草原にある花湖に寄ってから行ったので、舗装していないがたがた道を走ることになってしまった。今回の旅で唯一舗装されていない道であった。花湖からはタクシーで3時間かかった。瑪曲に着いてみると、瑪曲は草原にぽつんとできた真四角の田の字型の小さい街であった。タクシーはあるが街の中で3元だったか? しかしタクシーでまっすぐ走ると直ぐ町を突き抜けてしまう。街の建物は新しく作られたもので古いい建物は殆どなく、なんだか西部劇の荒野に作られた街のように思えた。
しかしここにはインデアンがいるわけではなく、当然チベット族が多い。チベット族でも民族服を着ている人と普通の服を着ている人がいる。普通の服を着ている人の中には漢族もいるのだろう。タクシーやホテルは中国語で大丈夫であった。しかしタクシーの運転手に何族か聞いてみたら、××族というので、これは珍しい少数民族に出会ったと思って、その民族の名前を書いて貰ったら、単なる漢族であった。中国語もかなり訛っているようである。
泊まったホテルはスタンダードルームで80元で安かったが、部屋はちゃんとした部屋だった。しかしここにはバスタブがあったかもしれないが、お湯が出なかった。一時的な故障だと言っていたが、本当かどうか? 周りは殆どが風呂には入らないチベット人だし、漢族にしても、あまり風呂には入らない人達であるのだから。しかしこのホテルの中のレストランは凄かった。豪華だったのである。三階分が吹き抜けで、チベット仏教の金ぴかな仏様で壁が飾られていた。ホテルに豪華なレストランがあっても不思議ではないが、ここは都会から遥か離れた高原にある、小さな町なのである。何故こんなに豪華なのか? 上級機関からここに視察に来る役人の為に豪華にしたのだ、なんてことが分かったなら、この瑪曲の実情などが分かって面白かったのだが、私の中国語の問題もありそこまでは分からなかった。
しかし、夜、ここで食事したが、ここには結構お客も多く、上品なチベット族の婦人が子供を連れて食事に来ていた。上品だと言う感じは、顔立ちが上品なのと、着ている服が民族服であるが、ゴテゴテと分厚いチベット服ではなかったことで、チベット族にも貴族のような一族がいるのかなんて想像した。美人を見ると写真を撮らせて貰いたくなるが、どうも押しが弱いのでそこまではできなかった。
この町の産業には、チベット犬の飼育も入るのかもしれない。チベット犬飼育基地なんて施設もあり、町を歩いていたら、背広服の男に犬を買わないかなんて勧められ名刺も貰ったが、そう言われてもねえ〜。 金持ちの旅行者に見えたのかもしれない。そうではなくて、瑪曲にはチベット犬を買いに来る人が多いのかもしれない。町でもチベット族が子犬を売っていた。
瑪曲に行ったのは黄河を見るのが目的だったから、黄河を見に行った。瑪曲からタクシーで10分位行ったところに黄河に架かる橋があって、それは黄河第一橋とも言うらしいが、黄河第一橋としては蘭州の天下黄河第一橋と言われる橋の方が有名である。ここを黄河第一橋と言う理由は、黄河の最上流にある橋という意味だったかもしれないが、今ではもっと上流に橋があるらしい。残念だったのは黄河の水が全くの清流ではなかったこと、周囲に高い所がなく、黄河を高いところから見られなかったことである。しかし水はたっぷりあり、とうとうと西に向かって流れていた。大部分の黄河は東の渤海に向かって流れているのである。ここの橋にもチベット族のタルチョがあった。夕方だったので、もっと粘れば夕日の写真が撮れるかと思えたが、雲が取れそうもなくちょっと寒かったので、帰ってきてしまった。高原だから日が蔭ると結構寒いのである。
黄河は別のところの高いところからも見えた。しかし遠すぎてかすかに見えた程度である。瑪曲に入るには高い峠(3902m)があって、そこを通る時、平原をくねくね曲がって流れる黄河が見えた。この高い峠にはまだ雪が残っていて、峠の上にはチベット族が通る峠には必ずある、祈りの旗のタルチョがあった。ここを通過する時は、何か経文が書いてある小さい紙切れをばら撒くらしい。あちこちにチベット族の住んでいるところらしい風景がある。
ホテルで聞いたら、瑪曲には黄河以外に見るべきものは無いと言っていたが、瑪曲の郊外にやはりチベット寺院があった。黄河にしても、もっと運転手に頼んであちこち行かせれば、もっと別の風景が見えたかもしれない。いずれにしても瑪曲あたりになると、中国語のページで探すにしてもなかなか情報が無い。
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草原を走れる唯一の乗り物は、オートバイで羊を追うのにも使えるのだとか。しかし若者にとっては馬に代わるかっこいい乗り物である。顔をぐるぐる巻きにして覆面をして走る。
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売り物チベット犬の子供。このくらいならおとなしくて可愛い。赤い首輪はよく使うものらしい、あちこちで見た。
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何故か古い建物は殆ど無い、正方形で新しく作られたような町。この通りをまっすぐ行くと直ぐ草原に出てしまう。
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泊まったホテル
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豪華の作りのホテルの中のレストラン。何故こんなところに豪華なレストランがあるのかそれが疑問?
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黄河に架かる「黄河第一橋」。
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西にとうとうと流れる朝の黄河。黄河は普通どちらになげれているか考えていただきたい。写真の向きは西で下流。
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西にとうとうと流れる夕方の黄河
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朝方の黄河、東から西に流れている。これは上流側。
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黄河第一橋の上のタルチョ。チベット族や重要な橋や、峠にはよくタルチョを立てる。
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この道は碌曲から瑪曲に入るときは、必ず通らなければならない峠道。
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峠の辺りから、かすかに見える黄河の流れ、草原をくねくねと流れている。
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これも草原をくねくねと流れる黄河の流れ。かすかに見えるだけ。
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峠に残る雪と、峠に立つタルチョ。もっと上まで登って写真を撮りたかったが、息が切れて・・・・・
もう少しで4000mの高所である。 -
峠に立てられているゲート、チベット文字がかかれている。
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峠の海抜3902mの標識。運転手が言ってくれなかったら気が付かないところだった。
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峠を越した辺り。山の尾根にまだかすかに雪が残っている。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とらべるさん 2007/07/08 22:57:53
- あら♪ワンコ♡
- チベット犬と言うのですか^^
この大きさで子供ということは、大型犬なのでしょうか?
モコモコしていて可愛い後姿ですね♡
猟犬になるのでしょうかね?^^
標高が高い所の生活に興味があります。
やはり慣れると普通に運動もできるのでしょうね。。。
- 牛街さん からの返信 2007/07/10 00:33:18
- RE: あら♪ワンコ♡
- 犬がお好きでしょうか?
チベット犬は大型犬の中に入るでしょう。
獰猛な犬として、中国人の間では知られていますが、
気性が激しいみたいですが、獰猛とまでは
いえるかどうか。
この犬は、牧羊犬ですね。狩りはしないと思います。
高原に行くと犬も面白いですが、人を見ているのも
面白いですよ。高原にはチベット人が多いです。
中国は広いですから、中国的ではないところも
たくさんあります、チベットとか新疆とか雲南の少数民語が
いる辺りとか。
そうそう、雲南の棚田の写真は見ていただけたでしょうか。
写真を載せたのは、ホームページの方だったかもしれませんが。
とにかく、中国にはいろいろ顔があるので、
ぜひ、将来のとらべるさんの旅行の予定に入れておいてください
では。
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