2006/10/04 - 2006/12/30
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なうたくえさん
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今回はヤカイン州の古都ミャウー(Mrauk U)。
ほとんど手付かずの遺跡、穏やかな人々の生活、水の流れ。
最高の水の都です。
(ごめんなさい。書ききれないので、その?に続きます)
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ミャウー桟橋。
例によってサイカーの大襲来。
いかにも予定があるように装い、左手にあった喫茶店へさっさと退避。
紅茶を飲みながら話していると、ロンプラ最新刊以降に、2軒のゲストハウスが出来たもよう。
(1) Thazin Pann Khine Guest House ($5〜)
桟橋から中心街へ向かい、最初の橋を越える手前を右側。
(2) Golden Star Guest House (5000K〜)
Royal City Guesthouseの先の橋を越え、さらに市場を右手に見てそのまままっすぐ行った先の橋を越え、Kan Hla Lakeのすぐ左。
(1)は桟橋からは一番近いんだけど、まだまだ。スタッフの感じは悪くないんだけど。
(2)は後に泊まることになる。お勧め。(後述)
結局はお茶を飲んでのんびりしすぎたので、とりあえず今夜は、他の旅行者から薦められていたRoyal City Guesthouseに、歩いていって投宿。 -
今夜はコンサートが開かれるというので、行ってみる。
場所は王宮跡のすぐ南。出店で夜食のとうもろこしを買う。 -
ヤカイン地元の歌手が出演するということで、大盛り上がりです。
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ポップな曲もあったけど、やっぱり民俗音楽と踊りのコラボが始まると、一番の盛り上がり。
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『奉納』が染みいる。
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踊り手さんたちの出番が終わると、多くの人が帰り始める。
しばらく居続けたけど、僕も途中退席させていただく。
帰り道。月明かりに白茶けた道路が光って、まるで雪道を歩いているよう。
ぼんやりと道が白くほのめく。
ゲストハウスまでの道のりで、動いているのは僕と川だけ。
この写真がその帰り道です。
ここは市場の前で、ミャウーで一番の中心街。
Exif情報を見ると、22時04分04秒撮影、露光8秒。
雰囲気が伝わればいいんだけど。
ベッドに入ると、まだ続いているコンサートの音が聞こえてくる。
1km以上は離れているはずなのに、静かに、でも妙にくっきりと、まるで耳元で鳴っているように。
近くで聞くPAの音質は、音割れドンシャリで酷いものだったけど、遠く離れてベッドに横たわって聞く音は、子守唄のように安らかな音質だった。 -
シットウェーで色々な人々出会う中で、ミャウーに行ったらぜひ行ってみろと薦められたのが、『バンドーラ(Bandola)僧院』と『コータウン(Kothaung)寺院』。
起きるのだけは早い僕は、朝もやの中、前者のバンドーラ僧院へ向かう。
Royal Cityゲストハウスから、中心街へ向かう橋を渡らずに手前を右に曲がり、道なりに進み、この写真の突き当たりの参道を登ってゆく。
ごめんなさい。
ミャンマーの方々が僕に薦めてくれる場所は、観光の場所というよりは、仏教的に大切な場所、自分が行ったら真っ先にお参りしたい場所、という場合がある。
それはとてもありがたいことです。
正直に言います。ここには特別に見どころはありません。だってここは僧院で、修行と祈りの場所だもの。外国人はほとんど来ません。
そんな僕でも、僧院の方々は歓迎してくださり、お祈りとお布施が終わって帰ろうとするころ、シットウェーからの船に同乗していた学生たちと出会いました。
彼らもまず最初にバンドーラ僧院に参拝しようとしたら、外国人の僕が自分たちより朝早くに参拝していたことに驚き、感激したようです。
誤解です。でも訂正しないのを許してください。
それからは街で出会うたびに、より親しく呼びかけられるようになり、『15世紀に日本のサムライがやってきて、アラカンの2人の王のボディーガードを勤めたんだ。アラカンと日本には長い歴史があるんだ』なんて言われたり。
伝説です。でも信じてもいい。
(後日談 : 見所はあります。参道を登る前を右に曲がって登っていく丘陵には、仏像が立ちならび、そこからの夕陽は格別でした) -
暮らしと遺跡
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馬と遺跡
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市場側の橋を渡ると、道は分かりやすいんだけど、バンドーラ僧院側(桟橋側)は道に迷いやすい。
突き当たったら運河。
戻ったら、あれ、どっちから来たっけ?
でも応援団がいっぱい。
迷うのが楽しくてしょうがない。 -
こんな感じ。突き当たりに橋はなし。
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翌朝。
青のとき。 -
翌朝。
赤のとき。 -
シットウェー行きのバス。毎日運行。
外国人は乗車不可。
シットウェーとミャウーの間は、外国人はボートだけ。
プライベートボートでの死亡事故があったことも考えると、保安を建前にして、利権を守るためための制度としか思えない。
それはともかく、バイバイ、元気でね。 -
Wethali(英語ではウェサリ、ヤカインではヴェサリと発音)にあるタンシャイタウン(タンシュエタウン)で、お祭りが開かれるらしい。
自転車で行ってみる。すんなり行ければ1時間ほど(たぶん)。でも行き過ぎて戻ったりして2時間弱。
ちなみに、Wethaliは村全体の名前で、ロンプラに載っているWethaliは『Wahtali(現地表記)寺院』を中心としているみたい。
タンシャイタウンからは1,2km離れている(後述)。
写真はミャウーから北へ向かう道路から、タンシャイタウンへの分岐点。 -
ここへの参拝は出遅れたみたい。
登ってゆく人々よりも、下ってくる人々の方が多い。
それしてもミャンマーでは、丘に登ってばっかりだったような気がする。 -
ひたすら登る。
でもミャンマーでは楽なほう。 -
タンシャイタウンに到着。お祭りなので晴れ着。
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本堂は大混雑。
それにしても、くじ引きで大当たりが出たように、『日本人がお布施をしましたぁ(たぶん)』と放送するのは……人間が出来ていないから、正直うれしい。
現世利益……旅先利益……まぁ座ろう。 -
座った。
瞑想の方法のひとつとして、灯りがひとつ、ふたつ、そのことだけを思い続ける方法があると教えてもらった事がある。
全然だめだけど、それでもしばらく座ってみた。 -
あずまやからの風景。
みんながお弁当を食べている、幸せな場所。 -
これ!
シットウェーからミャウーへの船でも、途中で売りにきていた、タニシに似た貝。
みんな旨そうに食べてた。
淡水貝は寄生虫が怖いので、遠慮してきたんだけど、我慢の限界。 -
看板娘さんs。
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貝の出汁に大根(のようなもの)の千切りを入れ、塩と唐辛子で味を調えた冷たいスープを、そうめん(のようなもの)にかけたもの。出汁をとった後の貝付き。
めちゃくちゃ旨い。
とりあえずは大丈夫だったけど、お勧めはしません。
僕の胃腸はごく普通で、あんまり強くないです。
旅行中はせめてがんばって欲しくて、腸内細菌を応援する乳酸菌錠剤を旅行前から飲んできたおかげで、お腹を下す事はほとんどなく過ごせました。
でも寄生虫となると話は別で、ただ運が良かったんだと思います。茹でているところ所を見ずに淡水貝を食べたのは、今思えば軽率でした。
でもめちゃくちゃ旨かった。
普通のレストランではメニューに無いんだよなぁ。 -
お祭りに酒を飲むミャンマーの若者たちは、普段、お酒を飲みなれていないだけに、羽目を外しすぎるきらいがある。
とくに女性は、近寄らないほうがいいと思う。
ほとんどは、ふだんは口に出せない言葉を投げかけるくらいだけど。
外国人女性がひとりでいた場合、たいていは近くのミャンマー人女性がコンパニオンになってくれると思う。 -
……といいながら、のんべえの集団に誘われてしまう。
ちょっと付き合っただけなのに、ペットボトルに入っている謎の酒は、度数が高くてキツイ。 -
村の中をさんざ、さまよいながら、なんとかヴェサリ(Wahtali)寺院へ。
ここにも参拝客が多い。 -
ヴェサリ寺院の本堂内、この奥がご本尊。
ここで出会った子供たちと、いっしょに自転車でミャウーまで帰ることになった。 -
翌朝。
Royal City Guesthouseは居心地が良くて、オーナーはとても信頼できる人なんだけど、一ヶ所に留まるのが苦手なので、新たな宿探し。
代理店経由がない場所での宿探しの基本は、?午前中、?徒歩(紹介なし)、?手ぶら。
ロンプラに載っている(ミャウーの同系ゲストハウスで薦められる)Prince Hotelは桟橋からは遠いけど、環境はよく、人もよい。でも値引きは不可。
結局、市場から北の橋を越えてしばらく行った先の貯水池の左側にあるGolden Star Guest Houseに泊まることにして、Royal Cityをチェックアウトする。
写真はKan Hla Lake(英語表記:実際はReservoir)のすぐ手前。 -
というわけで、ここが『Golden Star Guest House』です。外国人を受け入れてから日が浅く、不慣れな部分はありますが、素朴な設備も素朴なサービスもとても気に入りました。
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書き忘れていたんだけど、朝食込みのゲストハウスに泊まっていて、トーストに飽きたとき、「翌朝はモヒンガーにしてもらえませんか」、と頼むと応えてくれる場所は多いです。
ヤカイン(シットウェーおよびミャウー)でも、「朝食は『モーンディ(Mondi:ヤカイン風麺)』にしていただけませんか?」、とお願いすると、「おぉそうか、よし、任せろ」、という感じで応えてくれました。
ここもそうです(出前形式だけど…でも旨かった)。
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言い値は1階が$5、2階が$8だったけど、すぐに2階を5000K(当時で$4ほど、朝食込み)に値引きしてくれた。
清潔で快適、周囲は思いっきりのんびり、従業員はとても親切、すぐ前には水浴びや洗濯に人々が集まり、馬も集まる、貯水池。
でも王宮跡や市場にも近い。かなり気に入る。 -
翌朝のGolden Star Guest House前の貯水池。
そういえば、ミャウーの (いわゆるガイドブックに載っている) 遺跡に全然行っていないことに、いまさら気付いた。
ミャウー自体が遺跡の街というか、遺跡の中の街というか、街の中の遺跡という場所なので、散歩するだけでとにかく楽しくて、すっかり油断していた。
今日から遺跡に出かけます。
写真も多くなりすぎたので、次の旅行記に続けさせてください。
ちゃんとした旅行記になるはずです。
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