行ってきましたヨルダン　３日目（ペトラ観光１日目）

2007/04/27 - 2007/05/04

いよいよ念願のペトラ観光です。

今日はいわゆる定番コース。

シク〜エルハズネ〜都市中心部〜エルディルの往復。

本当にすばらしい景色でした。

シクの隙間から見えるエルハズネは本当に感動しました。

８００段の階段を登るエルディルからの全景も絶景でした。

しかし、予想以上に歩いたため、早くも筋肉痛・・・。

エリア ペトラ(ヨルダン)

昨日の夕食と同じ場所での朝食です。

キウイやリンゴなど、生フルーツの乗ったパンが特に美味しかったです。

朝食後、さっそくペトラ遺跡に向かいました。

ホテルからは歩いて数分でチケット売り場に着きました。

二日券を買いました。

１ディナールは約１６０円ですので、２６ディナールは約４２００円。

チケットだけでなく、ペトラ全体の物価は高いと思いました。

早速入場口へ。この時点から早くも興奮していました。

ジン(精霊)の岩

オベリクスの墓とトリクリニウムの門

入り口から約１ｋｍくらい歩きました。

行きは下り坂、帰りは上り坂。

シク入り口

ペトラ最大の見所「エルハズネ」に行くには、シクと呼ばれるこの渓谷を通る事が唯一の道です。

長さは約１５００ｍあります。

これも行きは下り坂で、帰りは上り坂です。

シクの内部にはナバテアの神「ズゥシャラー」を象徴する彫刻が多数ありました。

シクの高さは１００ｍにも達します。

馬車やカフィーヤ(アラブのターバン)がシクの景色と非常にマッチしています。

結構クネクネしているシクを３０分ほど歩くと、突然現れました、エルハズネ！

ついに現れました「宝物庫・エルハズネ」

インディジョーンズ・最後の聖戦の舞台で一躍有名になった舞台。

高さは４０ｍ、横幅２０ｍ。

彫刻のように岩を掘って出来ています。

宝物庫といわれていますが、王の墓という説が強いそうです。

朝９時頃に行くと太陽の光がほどよく差し、一番美しいと言われています。

当然その時間に行きました。

感嘆、の一言です。

朝９時ごろがベストな時間というのを知ってか、結構混んでいました。

エルハズネの前にはラクダが居ました。

写真撮影用です。

近づいて写真を撮っていたら、思いっきりゲップをされました。

何食うてんねん、という臭いでした・・・。

壁面には美しい彫刻が多数ありました。

二階建てと思われていたエルハズネですが、実は地下一階が近年発見されました。

残念ながら見学は出来ません。

エルハズネの内部です。

インディジョーンズのような事にはなっていませんでした。

内部に居た警察官です。

本来撮影できないはずですが、観光客の格好の撮影ターゲットになっていました。

しかもカメラ目線でナイスな笑顔。

撮られなれているんでしょう。

横の写真にすると、岩をくりぬいて作ったというのが良く分かります。

外側のシク

ファサードの道の墓。

上部にある階段は「天国への道」を表しているとの事。（by世界ふしぎ発見）

サンドボトルを作っていました。

売られているのを見ると、木目細やかなデザインでした。

別途料金で名前とかを入れてくれます。

１０ディナールのちょっと大きめなものを買いました。

名前は入れませんでした。

この辺は休憩地帯で、ラクダの客待ちをしていました。

ちなみに、ベドウィン達はタクシーと言っていました。

お土産通り

ロバも木陰で休憩中。

こっちのロバはガツガツご飯を食べていました。

大小色々ありますが、全てお墓です。

ローマ劇場。

３３列、３５００人の観客を収容できたそうです。

本当に不思議な景観です。

ラクダ岩（自称）

列柱通り

ナバテア大神殿

ニンフォニウムの遺跡

アーチ門。

奥には別のラクダ岩(自称)が。

エルビント城

ここではラクダが休憩中。

ペトラ遺跡内にある唯一のレストラン。

クラウンプラザホテルの系列なのでしょうね。

シシケバブを一生懸命焼こうとしていましたが、なかなか焼きあがりませんでした。

フレッシュレモンジュース。

疲れた身体には効きます。

ここもビュッフェでした。

サラダの味付けがアラブを感じさせてくれました。

先ほど焼いていた羊の肉をフォブスという名前のパンに包んで食べました。

もう少しウェルダンな方が良かったです。

デザートです。

一番奥にあるツバメの巣みたいなのが、パリパリしていて美味しかったです。

レストランの前ではロバ(タクシー)が客待ちしていました。

「この先のエルディルは歩いて１時間、ロバなら２０分。」

これがセールストークでした。

ロバに乗ると写真が撮れないので、のんびり８００段の階段を登ることにしました。

この階段も岩を切り開いて作ったのでしょう。

傾いた岩がトンネルのようになっていました。

彼らはすごい勢いで駆け下りてきました。

ロバに乗れる上限体重というのはないのでしょうか？

黄昏るベドウィン

８００段ある階段からの景色。

落ちたら完全に奈落の底・・・。

修道院・エルディル。

エルハズネよりも大きい、高さ４５ｍ、横幅５０ｍ。

水のない山頂の荒野に咲く花。

生命の力強さを感じます。

エルディルから更に登ります。

非常にかわいいロバ君。

山頂からの景色。

登って来た甲斐がありました。

山頂にもベドウィンのショップはありました。

しかも店主は携帯で通話中。

電波が届くことに驚き。

もう一つの山頂に行きました。

ヨルダンの旗も力強くはためいていました。

こっちの風景もすばらしかったです。

風が非常に心地よかったです。

でも、落ちたらアウト。

こっちのショップ店員はやる気万点でした。

エルディルの近くにある休憩所に戻ってきました。

登って来た時にはいなかったロバ君。

本当にマッチしています。

お父さんはなかなか大変。

ベドウィンの子供たちは全速で階段を駆け下りていきました。

ロバも負けじと全速で追っかけていました。

エルハズネに戻ってきました。

シクをテクテクと歩いて帰りました。

地味な上り坂がずっと続くので、歩き疲れた身体には結構効きます。

タクシー(馬車or馬)に乗ればよかったとちょっと後悔。

なんとか戻ってきました。

初日にして、かなりの筋肉痛。

この日の夕食はホテルの屋上テラスでバーベキュー。

５つのソースにつけて食べました。

ご飯もデザートも美味しかったのですが、風が冷たく、寒かったです。

やはり砂漠地帯。

昼夜の寒暖の差は大きかったです。