2007/04/25 - 2007/04/27
997位(同エリア1652件中)
ニーコさん
いつかは行ってみたい…と思っていた世界遺産の島、屋久島。
2週間程前に急遽行くことになり、とりあえず宿を予約し、1週間前に飛行機を予約し、近所の本屋で「まっぷる 屋久島・奄美大島」を買い、なんとか行って来ました。
本当は、憧れの場所だったので、綿密に計画を立てて、十分な準備をしてから行きたかったのですが…。
でも、なんとかなるものです。
「縄文杉」は見に行きませんでしたが、屋久島満喫しました\(≧▽≦)丿
1日目 午後、屋久島に到着。
ヤクスギランド
「送陽邸」泊
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ ANAグループ
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-
出発時、羽田空港からトラブル勃発!
9:30の便に乗るはずが、一緒に行く先輩が遅刻して、その便には乗れず…(´ヘ`;)
しょうがないので、予約を変更して次の11:30の便に乗りました。
到着が2時間遅くなる…もう!(-"-;)プンプン
とはいえ、すぐに便の変更もでき、羽田空港で空弁食べたりしているうちに、結構すぐに2時間は過ぎました。
11:30の便は空いていたので、CAさんと屋久島についてちょっとおしゃべり。
私 「縄文杉を見に行くか、白谷雲水峡に行くか迷ってるんですが…」
CAさん 「私は縄文杉を見に行きましたが、かなりスポ魂でしたよ…縄文杉まで行った!っていう達成感はありましたけど。
白谷雲水峡もとてもいいみたいですよ。」
…やっぱり縄文杉ってつらそう…(;゚-゚)
白谷雲水峡にしましょう、と先輩と話す。
鹿児島空港には、13:15に到着。
屋久島行きの便まで少し時間があったので、空港内のレストランで「とんこつラーメン」を食べる。
羽田で弁当食べたばっかりなのに(^_^; アハハ…
味は普通でした。鹿児島空港 空港
-
JAC3751 14:40鹿児島発 15:15屋久島着。
機材は、Q400 DHC-8402 (DH4) ボンバルディアQ400。
74席仕様。
例の、あの、ボンバルディアだ〜。
初めて乗ります。 -
機内はこんな感じ。
結構広々してます。
フライトタイムは35分。
あっという間に屋久島に着いてしまいます。
機内サービスは、
・キャンディー(黒糖キャンディー、美味しかった)
・JACオリジナル・ルートマップ(山の地図、機材紹介、CAおすすめスポットやおみやげ等も載っていて、おもしろい)
・絵はがき(飛行機のものと、屋久島の名所のもの) -
屋久島空港。
もちろん、飛行機を降りて、ターミナルの建物までは歩いて向かいます。屋久島空港 空港
-
小さい空港。
なので、受託手荷物は、ターンテーブルではなく、カウンターで手渡し。 -
屋久島空港・外観。
空港に着いたら、レンタカーを借りようと思っていたのですが、空港内にはレンタカーのカウンターがない
(((゚Д゚;)ド・ドウシヨウ…
とりあえず空港の外に出て、よーく周囲を見回してみると、上の道路に小さな小屋があって、「レンタカー」と書いてある。
良かった…ε=( ̄。 ̄;)フゥ
こんな所、通っていいの?というような草木がボウボウの細い階段を登って、小屋に向かいました。 -
マツダレンタカー・屋久島空港店。
ダイハツのBoonを、2日後の昼まで(2日間)借りて、\12600也。
屋久島は細い山道が多いので、レンタカーは軽自動車の方が人気があるみたいでした。 -
さぁ! 早速、出発〜!
ε=ε=ε=ヾ(・∀・`*)ノ☆イッテキマース☆
ヤクスギランドを目指します☆
しかし、ここで再びトラブル発生…。
運転慣れしていないドライバーの先輩(と、完全にペーパードライバーの私)は、ハンドブレーキが見つけられず、でもまいっかー、と走り始めたのですが、なんか苦しそうな音がしてる…(〃゚д゚;
念の為、知り合いに電話して聞いてみたら、
パーキングブレーキには2種類ある。1つはハンドブレーキ。もう1つは足で踏みこむタイプで、ドライバーの足元、左手にある、とのこと。
!!!!!
先輩の足元を覗き込んでみたら…、あったー!!!
マズイマズイ…、パーキングブレーキかかったまま走ってたよ…( ̄Д ̄;) ガーン
気を取り直して、ブレーキを解除して、再発進! -
ヤクスギランドに向かう山道を上り始めてすぐに、第一ヤクザル発見 d(゚▽+゚)☆
みんな、子供連れだー♪
車を降りて、写真を撮る。
こんなにすぐにヤクザルに遭遇できるとは思わなかった〜(^▽^喜) -
ヤクスギランドに到着。
ヤクスギランドは、「屋久島の中でも手軽なトレッキングで、樹齢1000年以上の屋久杉を見られる。時間や体力に合わせて、4本のルートから選べる(30分・50分・80分・150分)。」
管理棟で協力金 \300を払い、パンフレットをもらいます。
(管理棟のおじさんは、私達にパンフレットを渡した後、すぐに帰ってしまいました。)
すでに時間が16時半だったので、歩道が整備されている50分コースを周ることにしました。
写真は、ヤクスギランドに入ってすぐの「くぐり栂(つが)」。ヤクスギランド 自然・景勝地
-
「ヤクスギランド」なんていう安っぽいテーマパークみたいな名前が付いているので、もっと全然違うものを想像していたのですが、遊歩道こそあるものの、屋久島の自然を感じることのできる、本格的な森林公園です。
樹齢1000年以上の杉を「屋久杉」と言うそうなのですが、(ネーミングの通り)気軽に屋久杉を見ることができます。
誰もいない静かな森の中を歩いていきます…。
写真はヤマグルマの木。 -
森の中を歩く、遊歩道。
マイナスイオンが充満してる〜(´ 0`).。o○ -
倒木。
ヤクスギランドでは、着生、倒木、更新、合体などの森の自然のメカニズムを、そのまま見ることができるようになっています。 -
林泉橋からの眺め。
-
砂地に、ヤクシカのものらしい足跡が残っていました。
-
この辺は「ときめきの経」という名前がついています。
なんでそんな名前…。 -
水滴の滴る、苔…。
こういうのが、まさに屋久島のイメージ。 -
千年杉。
千年杉というくらいなので、樹齢は1000年?
でも、実際には樹齢や樹高は計測されていないので、不明。 -
ここはヤクスギランドなのに、すでに「もののけ姫の森」のような感じ…。
もののけ度、80%ぐらい。 -
おもしろい形をした(ペリカンのくちばしみたい)ヒノキの木。
-
荒川橋。
80分・150分コースはこの先に進みますが、50分コースはここから引き返して、「仏陀杉」に進みます。 -
荒川の流れ。
この流れ、そしてこの橋。
西川美和監督の「ゆれる」を思い出しました。
この橋から落ちたら、絶対死んじゃうだろうなー。
オダギリジョー、かっこいー。 -
川岸。
見えにくいのですが、私の好きな「苔の緑の上に、赤い椿の花」があるんです。 -
こちらもかなり、もののけ度高し。
もののけ度、85%。 -
仏陀杉。
このヤクスギランドの最大の見所で、仏陀の顔に見えるという。
推定樹齢:1800年
樹高:21.5m
胸高周囲:8.0m -
幹にはコブがいくつもあり、おじいさんのような仏陀杉。
内部が空洞化して、衰えているのだそうです。 -
双子杉。
-
くぐり杉。
斜面から倒れた杉と、下にあった杉が合体したもの。
推定樹齢:1010年
樹高:25.7m -
清涼橋のたもとから、下の清流に降りてみました。
水が透明ですごくきれい…。
ちょっとすくって飲んでみましたが、自分の手の汚れが気になって、よく味わえず。
先輩曰く、「すごく軟水」。
屋久島の水は、深い森に浄化され、超軟水なんだそうです。 -
ヤクスギランドから、さらに山の奥に向かって安房林道を6km程走ると、推定樹齢3000年!の「紀元杉」があるそうなのですが、すでに時間は18時近く。
辺りが薄暗くなってきたので、紀元杉は諦めて、宿に向かいました。
山道を下る途中でまた見かけた、ヤクザルのグループ。
ヤクシカも何頭か見かけたのですが、薄暗い中でよく動くので、写真には撮れませんでした。 -
グルーミング中〜 ε({・〒・})зウキーッ
-
今回の宿は、永田にある「送陽邸」。
ヤクスギランドから宿までは、たっぷり1時間以上かかりました。日も暮れて、辺りはもう暗い…。
「送陽邸」はよく雑誌に紹介されている有名なお宿。
ウミガメの産卵場所として有名な、永田いなか浜にあります。
写真は、案内された私達のお部屋の前の廊下。
部屋に案内してくれたのは、宿の次男の方。
すごく有名なお宿なのに、家族経営で家族4人で切り盛りしているのです。
(繁忙期には、近所からお手伝いの人が来るそうですが。)
「送陽邸」
住所:上屋久町永田522-8
TEL:0997-45-2819
1泊2食付、\12600送陽邸 宿・ホテル
-
部屋を入ったところ。
部屋の中に岩がある。
海に沿った、岩の斜面に宿泊棟が建てられているので、そのまま岩を活かしたりしています。 -
私達の部屋。
広い。
6畳×2間、奥に板の間、手前に洗面所とトイレ。
4人でも、広々使えそう。 -
鹿児島空港でラーメンを食べて以来、何も食べていなかったので、空腹はもう限界ヾ(´¬`;)ゝ
念願の夕食です。
まず、お刺身♪
屋久サバ(鮮度を保つ為に、釣ってすぐに首を折って血抜きをするので「首折れサバ」とも呼ばれる)、屋久サバの白子、他2種類(何の魚だったか、忘れてしまいました…)。
屋久サバ、美味しい〜っ(0゚▽゚)0 -
他にもおかずがずらりと並びます。
お煮しめ、飛魚のつけ揚げ(さつま揚げ)、筍の辛子酢味噌、地魚の竜田揚げ、サバ節、など。
これらのお料理も全て、家族の方の手作り。 -
これが、サバ節。
高菜漬けのようなお漬物、島らっきょうみたいなもの、と一緒にいただきます。 -
これが、この宿の名物、伊勢海老の味噌汁☆
伊勢海老がまっぷたつに割った、半分入っています。
「この伊勢海老は、やっぱりこの辺で獲れたんですか?」と質問したところ、
「そうです、って言いたいんですけど、残念ながら違うんです。」とのこと。
食事中、焼酎「三岳」とお湯のポットを持った、宿のお父さんが各卓を回ってくる。
この日は、お母さんは朝からはりきって筍を採りに行っていて疲れてしまったらしく、先に休んでしまったとのこと。 -
翌朝…。
なぜか、早朝4時に目が覚めてしまい、それから眠れなかった…。
部屋の欄間が自然の木を使っていておもしろい。
ここ、送陽邸は、江戸〜昭和初期にかけての古い民家を移築した建物を使っているのだそう。
(私達が泊まったのは、新館だったけど)
夜、隣の部屋の人のいびきが聞こえた…。相当大きないびきをかく人だったのか、壁が薄いのか。多分その両方でしょう。 -
部屋のベランダから、道を隔てて向こう側の母屋を見たところ。
母屋の向こう側が、いなか浜。 -
島をぐるりと1周する県道沿いにある、「送陽邸」の看板。
県道を挟んで、海側に母屋、山側に宿泊棟があります。 -
母屋から道を隔てて山側にある、宿泊棟。
何棟かに分かれている。 -
屋根の上に、丸い石が置いてある。
海からの風に屋根が飛ばされないように?
これは、この辺りの古民家の特徴なのだそうです。 -
海の見える露天風呂への入口。
貸切りの風呂。
ここ以外に、やはり貸切りの内風呂もある。 -
これが、海望露天風呂☆
少し小さめですが、サイコーでした!
これに入る為に、またここに来たい、と思うくらい。 -
宿の名物である、海を望むバルコニー。
本当に、いい景色!
涼しい風が通り、気持ち良い。 -
朝食はこのバルコニーでいただきます。
まだ少し寒いので、夕食は中で食べましたが、暖かくなると夕食もこちらで食べるのだそうです。 -
朝食。
屋久とろ(屋久島特産のとろろ)、焼魚は飛魚。
シンプルだけど、しみじみと美味しい朝食。
朝食を食べたら、いざ、白谷雲水峡に出発です。
======☆(((((((((^ー^*)ノイッテキマース♪
「屋久島の旅(2)」に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 96さん 2007/05/09 11:07:45
- 送陽邸!!!
- 屋久島の旅にお邪魔してます。
この送陽邸って、いいですね!
ニーコさんの先輩って、・・・やるなぁ!
けっこうそんなひと好きです(笑)
あっしは、いわさきホテルだったんです。何かの雑誌で、ロビーからのモッチョム岳の雄姿が素敵だったので。 でも、それだけでした。
屋久島行きたくなってきた!
風情もあっていいなぁ、送陽邸。
でも、隣の部屋の人のいびきが聞こえちゃうんですね(笑)
- ニーコさん からの返信 2007/05/09 15:55:44
- RE: 送陽邸!!!
- ジェロニモさん、ご訪問ありがとうございます。
送陽邸、宿のお父さんとお母さんが結構個性的でおもしろいです。
好きな人(合う人)と、嫌いな人(合わない人)に分かれるかもしれません。
でも、これからの季節は(5月〜8月?)宿の隣のいなか浜でウミガメの産卵が見られるみたいですよ!
一緒に行った先輩は、ちょっと変わってる人で、おもしろい人です。
隣の部屋の人のいびきが聞こえた次の日、その先輩に、
「あんたも、昨晩いびきかいてはったで。」(関西人)
と言われました。
「いわさきホテル」良さそうじゃないですか。
私も次に屋久島に行く時には、「いわさきホテル」に泊まりたいなーと思ってました。
送陽邸は良かったのですが、縄文杉に行くにはちょっと遠いのです。
ニーコ
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