2007/04/14 - 2007/04/14
109位(同エリア1069件中)
pianoさん
- pianoさんTOP
- 旅行記388冊
- クチコミ16件
- Q&A回答4件
- 1,232,746アクセス
- フォロワー303人
瀬戸内の小島でありながら島全体がアートに覆われた摩訶不思議な島「直島」
PART−1−では、穏やかな白砂青松の島の自然を堪能しつつ、島全体に溢れるアート、アート、アートに驚愕の連続のpianoでした。
でもって、PART−2−では大型企画である「NAOSHIMA STANDARD2」を中心に探索隊(若干1名)を編成、直島のディープなアートの世界に果敢に潜入いたしました。
そこに待っていたのは、様々な現代アートのラビリンス、直島の町中を彷徨い続けるpianoの運命は如何に?
で、直島ってやっぱスゲ〜!!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 バイク
PR
-
ななな,何なんだ〜???
「海はよぉ〜海はよぉ、でっかい海はよぉ〜♪」と大音量で鳴り響く歌声。
「おやじの海」発祥の地とのこと、ムムム、先ほどまでの現代アートとど演歌とのギャップ大きさ、まさにでっかいです〜。 -
海釣り公園への道並みに桜並木。
満開を過ぎ葉桜になりかけだけど、春風に乗って舞い散る花びらの乱舞…これもれっきとしたアートなのかも。
「瀬戸内の 麗らかな日 花吹雪」現代アートに対抗して古式豊かな俳句での応戦、見事散りました。 -
海釣り公園です〜。
沖の浮島に太公望が約1名、釣り糸をたれています。
かなり暇そうです、ってか無茶苦茶寂しいじゃん。
お〜いっ!!何か釣れますか〜???って聞きたかったけど恥ずかしいので止めました。 -
灯籠が立ってます、港の安全を見守るように。
現代アートの島として賑わっていますが、こういう風景を見ると何故かほっとします、自分が古い過去の人間なのだからでしょう。 -
本村港です。
大小の漁船が所狭しとひしめき合ってます。
瀬戸内の宝はやはり魚介類、今は何が旬なのでしょうか。
岡山ではこの時期サワラが最盛期です、やはり魚へんに春と書くだけあり、味もこの時期が格別、瀬戸海の名物の一つです。 -
本村ラウンジ&アーカイブです。
ここは、ベネッセアートサイト直島におけるアートプロジェクトに関わりのあるアーティストや建築家の書籍や資料を収集、公開しています。また、関連グッズ、書籍などを販売する本村ラウンジストアもここに併設されています。
本村ラウンジ&アーカイブは、家プロジェクトが展開される直島・本村地区にあります。建物は以前、農協のスーパーマーケットとして使用されていました。その基本的な構造をほぼ残し、建築家・西沢立衛氏が空間をデザインしました。
さすが有名な建築家の作品だけあり、斬新な空間で中にはいると何故かホットします。
ゆったりとした、時間が流れているようで訪れている人達もしっかりくつろいでます。 -
広々とした空間の所々にアートが飾られていて、訪れた人はのんびりとソファーに身を沈め暫しのくつろぎの時間を過ごしてゆきます。
直島は小さな島ですが歩いて観て回ると、はっきり言って疲れます、私は原チャなので小回りがきいて良いのですが、歩きの人はかなりに疲れが溜まるので、こう言ったスペースがあるのは大変助かると思います。 -
奥でくつろいで本を読んでいる外人さん、ここまでで沢山の外国の人に出会いました、中国地方の片隅の岡山での外人遭遇率よりか遙かに高い確率で異国の人と邂逅しました。
なかなかこの直島、全国区の観光地になりつつある、と言うかもはやなっているのでしょうか?? -
本村エリアにある道に佇むお地蔵様。
しっかりと生花が供えられており、なかなか良いものです。
新しいものを追い求めつつ、尚かつ古いものも大事にする、その精神が息づいているのを肌で感じました。なむなむ。 -
今回の「NAOSHIMA STANDARD2」では、「アートの日常化」に取り組みたいと考えています。アートを、美術館という枠組みの中で見るだけではなく、私たちの生活の中に置き、それを欠かせないものだと実感するとき、作品は単なる装飾品ではなく、「自分はそれについてどう考えるのか、なぜそう思うのか」を問い掛けてくる存在になるはずです。
「NAOSHIMA STANDARD2」の主な舞台となるのは本村地区ですが、ここでは、日本の原風景ともいうべき町並みに人々の生活が息づいています。先祖代々に伝わる家屋に住み、庭を手入れして四季折々の草花を楽しみ、家族や近隣に住み人々を思いやり、挨拶を交わす暮らしぶりは、私たちが忘れてはならない、日本の精神性の美しさです。
そのような日本の家屋とそこでの暮らしの中で、いかにアートを、装飾ではなく意味あるものとして位置づけるのか、どのようなメッセージを見る人に伝え、考えさせるのか。各アーティストと私は、この点についてさまざまに意見を交わしました。その結果が、今ご覧になっている「NAOSHIMA STANDARD2」です。それぞれの作品と、それを取り巻く直島という場所が、来られた方々の心に何かを残し、考えさせる機会になれば幸いです。そして、「アートは、地域を元気にする」ことを実感していただければと思います。日本の地方の多くが抱える人口減や高齢化といった問題は、直島にもあります。しかし大規模な開発ではなく、自然や歴史も尊重されつつ、現代アートが地域に入り込むことで、地域は元気になる。私はこれまでそう信じて直しまでのアート活動を行ってきました。今回の展覧会は、その信念をさらに推し進めるものです。「NAOSHIMA STANDARD2」によって、直島をもっと元気にしたい−。これが私の一番の願いです。
と、現ベネッセ・コーポレーション社長「福武總一郎」さんの談でした、ちと長い。
でもって、ここは須田悦弘さん作「碁会所」
日本家屋にたおやかに咲く椿。目に美しい木彫の椿は、須田悦弘が好んでつくるモチーフのひとつです。建物は、日本家屋にたおやかに咲く椿。目に美しい木彫の椿は、須田悦弘が好んでつくるモチーフのひとつです。建物は、須田悦弘のために建てられた江戸時代の蘭学者の書斎をイメージしたもの。繊細で、近寄りがたい、それでいてどこかほっとする、須田悦弘の世界が広がっています。庭には、本物の椿が植えられており、室内の椿と対比をなしています。のために建てられた江戸時代の蘭学者の書斎をイメージしたもの。繊細で、近寄りがたい、それでいてどこかほっとする、須田悦弘の世界が広がっています。庭には、本物の椿が植えられており、室内の椿と対比をなしています。
フムフム、何やら華やかな雰囲気の漂う空間、一見無造作に置かれたような椿にも、凡人には計り知れない深〜い意図の元に並べられているのだと(と勝手に推測)いたく感心。あ〜有り方や。なむなむ。 -
「家プロジェクト」には各々スタックが在中しています。
案内して下さるのと,私めのような傍若無人の不埒な輩が粗相をしないようにとビシバシと目を配っています。ちと怖い。
部屋に勝手に上がろうものなら,後ろから踵落としが喰らわされるのは必然,良い子は素直にスタッフの指示に従いましょうね。 -
いけばな京花博なるものが町中のいたる所で見られます。
んん〜、華やか、本村地区全体が家プロジェクトとリンクして盛り上がっています。
島民の皆さんも親切で迷えるpianoを次の目的地まで、懇切丁寧に導いてくれました、(一度、近くで屯っていた小学生に場所を聞いたところ、嬉しそうにチャリンコで案内してくれました…で、全然違うところでした、アハ。)島民の皆さんの協力もあって今回の「NAOSHIMA STANDARD2」も成り立っているのだと思います。感謝。 -
玄関に暖簾が下がっています。
いけばなといい、暖簾といい現代アートとリンクして素晴らしい空間を演出してくれます。
ほんま良いとこですわ。 -
ゴージャス且つ大胆に活けられた花々、バックの暖簾とマッチして一幅の絵画とも言えるワンカット。
フラフラ(俺だけか…。)と町歩をしている旅人の心を癒してくれます。 -
「石橋」です。
江戸末期から明治前半の建物として島で最大規模の民家のひとつ「石橋」では、日本画家・千住博により12色のビビットな滝15枚が母屋を回遊するように配置されている。蔵では、全長15mにも及ぶ大作「ザ・フォールズ」の迫力に圧倒される。
おお,滝だったのですね,なんともカラフルな水しぶき,虚構の世界に暫し佇んでいます。ゴ〜!!! -
部屋に何気なく置かれたガラスのオブジェ…何なんでしょうか???
日頃アートと縁のないpianoには計り知れぬもの,これも滝と関連しているのでしょうか??? -
全長15mにも及ぶ大作「ザ・フォールズ」
壁一面に描かれた滝,こちらは青と白のいたってシンプル,が故に迫力を感じます。
黙して佇んでいると,何処からかザ〜っと言う滝の流れが聞こえてきそうなそんな空間です。 -
「石橋」の庭にて暫し佇む。
原チャを港の片隅に置いて,家プロジェクトの中心本村エリアを彷徨い続けること暫し,いささか疲れ申しました。
のんびりと春の陽光を浴びて次への鋭気を養います,って俺ってウルトラマン?? -
その名もズバリ「はいしゃ」。
愛媛県宇和島にアトリエを構える大竹伸朗が、元歯科医院兼住居を使用し外内部まるごと作品化。
何げに外見だけ見過ごすと「ん?廃屋?」ってな感じともとれる(スッゲ〜失礼な発言)のだが、よくよく観察するとインパクトがビシバシ。
これって「ハウルの動く城」かいなって感じ、夜な夜な足が生えて直島を徘徊するのを見てみたいような…。 -
「はいしゃ」内部です。
ベニヤの壁に直接ペンキでアーとしてます。
大雑把に塗りなぐっているところが、斬新?なの?かな?ウウウウッ、解んね〜(T_T) -
床はガラス張りで雑誌の切れ端とか様々なもので飾られてます。
まさにカオスの世界。
混沌とした世界に迷い込んだpianoの運命は如何に、ってよく使うフレーズですよね、語彙が少なくてご免なさいませ。 -
「はいしゃ」の混沌とした内部を彷徨ううちに突如として眼前に立ちはだかる巨大な像。
んんん、これって、もしや、あれ?? -
おおお、自由の女神様では。
こんな狭いところに押し込められてさぞやお辛うございましょう、私めがお救いを、よっこいしょっと、ボコ!!ウギャ!!…スタッフの方の踵落としが脳天に炸裂、無念じゃ〜、バタッ(嘘) -
八幡神社に繋がる石段、些か歩き疲れた足の前に立ちふさがる試練の壁。
フヘ〜と思いつつもやけくそでダッシュ。
二段飛ばしの爆走、数分後には見事撃沈、駄目だ〜、歳には勝てね〜(T_T) -
山門の左右に2対の不思議な人形が。
良く見る仁王様ではなく、どちらかと言えば平安時代のお公家様???
直島に不思議と言う言葉は存在せず、ただあるがままを受け入れること、そう言うものだと思えてきました。 -
無事八幡神社に到着、フヘ〜。
島全体を護る直島八幡神社は、人々の篤い信仰を集める神社です。八幡神社に至る石階段中腹の「随神門」と、本殿・拝殿が建つ神域(拝殿内)に、上原三千代の「猫」が展示されています。
とのこと、早速、拝見拝見。 -
木彫で彩色された「猫」は、仏像彫刻の制作時などに使われる日本の伝統的な技法によってつくられたもの。愛嬌たっぷりの猫たちは、頼もしくもあり、直島をしっかりと見守っているように見えました。
ちょっぴおでぶの猫ちゃんです〜、大人しくちんまりと佇んでいます、何を思っているのやら…? -
護王神社です。
江戸時代から祀られている護王神社の改築にあわせ、本殿と拝殿の建物、また拝殿の地下の石室を杉本博司が設計しました。これらの建物そのものが作品と言えます。石室と本殿とはガラスの階段で結ばれていて、地下と地上とが一つの世界を形成しています。本殿と拝殿は、伊勢神宮など初期の神社建築の様式を念頭に、さらに作家自身の美意識に基づくものとなっています。
まさに温故知新、古と現代の融合(言っている本人が一番解ってないと思う、マジ)の結晶。 -
本殿に続くガラスの階段が氷の様で涼しげです。
伝統を継承していく上で、斬新なアイディアを取り込むことによって、更なる飛躍が…、すいません、自分で何を言っているのか、ハハハ、皆さんさようなら〜。 -
ここのたこ焼きは美味いと後で写真を見た義兄が教えてくれました、後悔先に立たず、勿体ないことをしてしまいました。
かき氷オール200円とはかなりリーズナブルな設定、ベネッセ関係の異常な金額と相反して、嬉しい価格設定、庶民の味方です〜。
今度訪れたときには是非、かき氷とたこ焼きで腹ごしらえをしましょう。 -
ピンポンギャラリーです。
シンプルな空間に並ぶ濃紺の写真は、宮本隆司が直島で撮影したピンホール写真です。展示空間はかつて卓球場であった場所。宮本隆司は、直島の各所に大きな箱(ピンホールカメラ)を設置し、中に入り、直島の光、海、風景を写し取りました。写真をよく見ると、下方に撮影をする宮本隆司の姿が写っています。さかさまに、ぼんやりと浮かび上がる直島の穏やかな風景からは、ゆっくりとした時の流れを感じることができます。
凄く素敵な濃紺の世界、心にしみてくるものがあります。 -
芸術作品なので何処もフラッシュ撮影は禁止。
しかるに、マニュアルで発光禁止状態にしての撮影、お陰でボケボケ写真の山が築き上げられました。
ど素人なので、如何にすればよい写真が撮れるのかも解らず、ただ数撮りゃ、1枚ぐらいはめっけもんがあるじゃね〜の?との安易な発想、向上の欠片もない困ったpianoです。 -
旧床屋です。
瀬戸内海名産の「蛸」を題材とした三宅信太郎のインスタレーション。1996年まで理容院として使われていた場所に、布製の蛸のぬいぐるみや蛸をモチーフとしたドローイングが踊っています。ポップで、楽しく、ちょっと妖しい「蛸」ワールド全開の作品。期間中には、三宅信太郎が蛸の着ぐるみを着て、絵を描くパフォーマンスも予定されています。
ハハハ、何ともお茶目なアーティストさん、哀しいかな本日はお目にかかれませんでした。 -
大きな蛸がちゃぶ台を前にくつろいでます。
かなり笑えるアートです、スゴ〜ク解りやすいというのか、勝手にこっちが理解していると誤解しているのか、はてさてどっち? -
旧床屋は人気です〜。
ワラワラと人が集まってます、島の中は巡回バスが走っていて、各家プロジェクトやベネッセ・ミュージアム等々を頻繁に走っているので便利です。 -
今日1日でスゲ〜情報が頭の中に乱入してきました。
とても私の頭の処理能力を遙かに凌駕したアートの乱立、せめて1日ゆっくりと見て回りたかったと言うのが悔しい思いです。
今度訪れるときは1泊でもして(ベネッセじゃないぞ〜。)ゆっくりと島の流れを感じてみたいと思います。
長々とお付き合い有り難うございました、ではまたお会いするまで、暫しの別れ。
では、良い旅を。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- hugoさん 2007/05/31 13:59:23
- 楽しく読ませていただきました。
- pianoさん こんにちわ。
先週 2度の予定変更の末、ようやく直島へ行ってきました。
でも、もう”naosima standard2”は見れなかったので 大変残念に思っていたところ、pianoさんの旅行記に 詳しく載っていたので 楽しく拝見しました。
ありがとうございました。
- pianoさん からの返信 2007/05/31 15:46:07
- 次回を楽しみに
- 私も直島を再訪したいので、次回のスタンダード3を期待して様子をうかがいます。
こぢんまりとしていて、すごく居心地のよい空間、直島って感じですよね。
余談ですが、港の正面のたこ焼き屋さん美味いそうです、要チェック!!
では、良い旅を。
-
- 義臣さん 2007/05/01 17:08:12
- 現代アート
- 現代アートはどうも、、苦手ですね、
いいなあーもあれば 何だこれも
現代美術は理解できないけど
直島は面白そう
義臣
- pianoさん からの返信 2007/05/05 23:52:56
- こんばんは〜
- 義臣さんいつも有り難う御座います。
直島スタンダード2は町並みにとけ込んだプロジェクトで興味深いものでした。
芸術とは何ぞやと言うような堅苦しさが無く、芸術とは縁遠い私でも楽しめるもので、その意味では画期的なプロジェクトでは?
では、良い旅を。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
直島・豊島・小豊島(香川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
36