2007/02/10 - 2007/02/11
161位(同エリア173件中)
たぬぽんさん
東海道本線沿線旅、2日目です。
昨日はけっこう歩いたので、遅寝早起きでは疲れがなかなか取れませんが、とりあえず起床。
2日目?
昨日、原〜清水までほとんど何も見ずに飛ばしてしまったので、途中の名所、薩埵(さった)峠へ向かいます。
さった峠は由比・興津の両駅から行く事ができますが、由比駅から行くことにしました。
さぁ出発です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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-
5時起床。
早朝の清水駅です。
始発2本目の列車に乗り、清水から2駅戻って由比駅へ。
切符は清水まで途中下車してしまっているので、清水−由比は別に乗車券を購入します。 -
5時50分、由比駅着。
さった峠、西へ約4キロ、とのこと。
・・・いろいろ考えました。
歩く速度をだいたい時速4キロ、つまり60分かかる。山を登るということなのでさらに10分多め、70分。この時期大阪では日の出が6時50分くらい、ここは大阪より東のためさらにそれより早い・・・
ということは、、、、、
え、ムリ!?!?!?!?!?
どちらにしろ、歩きます。
由比駅から東に行くと由比宿本陣がありますが、その方向とは反対です。それでも、旧東海道の雰囲気は残っています。(暗かったため写真はないのですが・・)
至るところに桜えびの宣伝。この由比は桜えびがよく獲れるところだそうです。 -
とにかく歩きます。
だんだん東の空が白みはじめ、オレンジ色に・・・ -
陸を辿ると伊豆半島まで見えます。
-
20分ほど歩くと、急に普通の道路から外れ、急な坂道を行くことになります。車でも通れますが。
だんだん高度が高くなりました。
だんだんさった峠の歌川広重の絵に近づいてきたような。。。。 -
-
6:27(写真のデータから)
もう富士山の姿もはっきり分かります。 -
下を見ると、東名高速道路。
由比パーキングエリアが近くにあり、そこに車を停めて美景を拝む人もたくさんいらっしゃいます。 -
6:33
下に高速道路があるって、
なんとも気分がいい!!!^^; -
6:38
おー!
すげーそれっぽい!!!!
今歩いている道、車も入る事ができるので、徒歩の僕を後ろからばびゅんと抜かしていく車が、、、、しかも他地域ナンバー。
お、同じことを考えている人がいるということだな!
少し心強く思いました^^; -
この付近、南側斜面でしかもその先は海のため
非常に日当たりがよく、このように柑橘系の植物がよく育ちます。
歩いているとたくさん、この木を見る事ができます。 -
6:40
お!!
駐車場が!!!
さった峠の展望台は150m先とのこと。
これまで歩いた4キロの距離に比べると150mなんて無に等しいですね^^;
車はここまでです。
このさき、少し足場の悪い斜面を歩くことになりますが、手すりがあるので大丈夫です。不安な方は杖も用意されています。 -
6:43
展望ポイント到着!!!!
展望台と言っても、小さな台がある程度です。
日の出はまだみたい、よし!!!!!! -
6:44
同じような写真が多くてすみません。
これぞさった峠!!というアングルでの写真。
ほんま富士山の稜線がはっきり見え、美しい御姿。 -
6:45
日の出の方向が分かりました。
この時間でまだ日の出を迎えていないというのは、おそらく、この向こうに見える伊豆半島と、その上にかかる雲のおかげでしょう。 -
6:46
実はこんなにたくさんの写真家さんたちがいまして^^;
そりゃ3連休中日ですからねー。
写真家さんたちはさすが三脚で写真を撮ってますが、僕はこんな方たちに紛れて携帯写真・・・・音が恥ずかしいですよね^^; -
6:54
あ!!!
もう日の出!!!!!!
写真中央左にいる舟。 -
6:54
あーーー!!!!!きたーーーーーーー!!!!!!
おはようございまーーす♪♪♪
こんな劇的な日の出は初めてです。
太陽からこちらへ向かってくる、水面に映る太陽の尾っぽ。
太陽の恵み・パワーを授かっている気分になります。
幸せな気分になります。
いろんなことがプラス思考になります。
周りの人の幸せを願うようになります。
ここにいらっしゃったみなさんそれぞれいろんな思いを感じたと思います。 -
6:59
さった峠。
日の出の方向と富士山の方向がちょうど90°くらいあるので、一つの視野に両方を納める事ができないのが残念ですが、
これから夏になれば同時に見る事ができるかも。
さった峠から見える富士山の姿は、とても雄大で、どこにいても見守ってくれるような、そんな感じです。 -
ここで一服、さっき見た柑橘^^;
これ、道端に落ちていたのですが、
例えばもし、これを拾ってもって帰ったら罪になるのでしょうか?既にどの木から落ちたかも分からないのにどうやって特定するのでしょうか?
・・・・をこっそり考え・・・(;´▽`
この柑橘、なんですか、、、?
すみません、もし分かる方がいれば教えてください。 -
さった峠であった合戦。
険しい山ですが、これはれっきとした旧東海道で、交通という意味では要所なわけです。もちろん通るのは大変ですが。 -
さて、そろそろ行こうかと思ったときに、由比駅に戻るよりも興津駅に進んだほうが近い事が分かったので、さらに奥に進むことに。
この上の写真のように見えると、気持ちいいでしょうねー。
でも今日は十分きれいだったと思います。
時期・時間によって見せる姿が違うのもまた味だと思います。 -
梅がきれいです♪
近くを通ると梅の香がふわぁーっと・・・
確かに南側斜面で暖かく、植物はよく育ちますよねー。 -
もういちど富士山方向。
ここは旧清水市指定のさった峠眺望地です。
個人的にはこっちのほうが良い景色な気がします。
手前の山に少し富士山が隠されていますが、手すりもなく(その分危険です!)、よく見えるので。 -
寒桜でしょうか。もう花がきれいに咲いています。
興津方面から登ってこられたご夫婦。
何度かこのさった峠に来られているみたいで、今回で4回目。その中で今日が一番きれいとのこと。
他の日は富士山が霞んでいたり天気が悪かったり。。。
「いい日に来たねー君は」と。
確かに僕もこんなきれいな景色が見れてラッキーでした。滅多に無い経験できたと心に留めながら先に進む。。。 -
ようやく下山に。
さった峠の興津側は、階段がほとんどなので徒歩の場合はそれほどつらくありません。そのかわり車では全く進めないので、車の場合は由比側から先ほどの駐車場まで進むと、簡単に行く事ができます。 -
高度ほぼ0m^^;
国道1号、東海道本線です。
こういった人工物って、景色を見る場合邪魔になる事がほとんどですが、さっきのさった峠はあまり邪魔にならないのでいいですね。 -
興津川。
-
興津の町に入ると、
旧身延道の分岐が現れます。
この身延道は甲府まで続いています。 -
興津駅に到着しましたが、海に近いので海まで出てかしゃっと。
太陽がもうあんな高いところに。
まぶしい!!
水平線がはっきり見えるくらい、いい天気です。 -
興津駅駅舎。
かれこれ6〜7キロ歩いたでしょうか。結局一駅歩いたことになりますからね。 -
興津駅構内。
ただいまの時間、8:48
まだ一日が始まったばかりですね。
それなのにものすごい充足感。そして疲労感^^;
興津の方々にとって、いつもの朝、という感じの風景ですが、僕だけ非日常を生きている。このギャップが実は大好きです。
これから、また西へ。
次は清水で三保の松原へ。
つづく。
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