ポルトガル紀行　?　（ロカ岬、オビドス、ナザレ）

2007/01/04 - 2007/01/11

今回はヨーロッパ最果ての国、ポルトガルに行って来ました。
日本にキリスト教と西欧文明を伝え、近世に大きな影響を与えた国、今まで訪れた他のヨーロッパ諸国とは違い　何処か郷愁をそそる、哀愁に満ちた魅力的な国でした。
日本人にとって遠くて近いヨーロッパ、
そんなポルトガルの見聞録（５部作の予定）をお届けします。

＜旅程＞
１日目：成田空港ーロンドンーリスボンーカスカイス
２日目：カスカイスーロカ岬ーケルースーオビドスーナザレ
３日目：ナザレーポルト
４日目：ポルトーアヴェイローコスタ・ノヴァーコインブラ
５日目：コインブラーファティマーシントラーリスボン
６日目：リスボン
７日目：リスボンーロンドンー
８日目：　−成田空港

エリア ポルトガル

ユーラシア大陸最西端の地、ロカ岬：
険しい断崖、果てしない空と海の広がり、
ここにたたずんでいると希望が湧いてきます。

ロカ岬の石碑：
ポルトガル最大の詩人、カモンイスの有名な詩
「ここに地果て　海始まる」が刻まれている。

ケルース宮

アンコウのリゾット：
　（Ａｒｒｏｚ　ｄｅ　Ｔａｍｂｏｒｉｌ）

えびが目立っていますが、
中にしっかりアンコウが入っておりました。
お味は”Ｇｏｏｄ”です。

リケイジャオン：
　山羊チーズの製造過程で出た副産物で作られた物。
　食感は木綿豆腐様、
　味のないカッテージチーズって感じ・・・

オビドス：

城壁に囲まれた小高い丘の上に立つ小さな町で
狭い石畳の道が町中を巡っています。
「谷間の真珠」と言われるだけあって、趣のある町並みです。

Ｐｏｒｕｔａ　ｄａ　Ｖｉｌａ（ポルタ・ダ・ヴィラ）：城門

敵の侵入を防ぐために二重の鍵型構造になっていて、城門内側上部には美しいアズレージョの祭壇があります。

城壁から見下ろすオビドスの町並み：

城壁の小道

Ｇｉｎｊａ（ジンジャ）：チェリー酒

さくらんぼを漬け込んだ果実酒でアルコール度数は１８〜１９と高く、甘い！
店先で試飲も出来、小さなチョコカップ一杯で１ユーロでした。

ナザレの海岸：（シティオ地区展望台よりの眺望）

フランス映画「過去をもつ愛情」の中でファド歌手アマリア・ロドリゲスによって歌われた「暗いはしけ」の背景として有名に。

時期的に「誰もいない海」状態！

まさに大西洋に沈むナザレの夕陽！
（シティオ地区展望台より）

ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会：

ナザレの守護聖人が祀られている。

イワシの炭火焼き：

ポルトガル人は魚の皮は食べないそうで非常によく焼かれていてレモンを絞っていただきます。
ポルトガルではパンに挟んで食べることもあるとか・・・

ブライア地区の街並

ホテルの部屋からナザレ海岸を望む

Ｍｅｒｃａｒｄ　Ｍｕｎｉｃｉｐａｒｕ：市場

甘食発見！

甘食をはじめポルトガルのスウィーツを手作りし売っていた優しいお姉さん。