2007/03/04 - 2007/03/08
56717位(同エリア85185件中)
UZさん
社会人になる前にぶらり野宿の旅をしてきました。場所は伊豆諸島の神津島と大島。
浜松町駅近くの竹芝桟橋から夜行船に乗ると翌朝には大島、利島、新島、式根島、神津島に、高速ジェット船では大島まで2時間弱、神津島まで3時間半程度で着いてしまいます。
伊豆諸島、意外にも東京から手軽に行ける離れ島です!
今回は1畳くらいのスペースに雑魚寝する夜行船2等席和室を選びました。ツアー客はみんな大島で下船。大島では三月は椿祭りをやっているとのこと。低気圧による波の影響で利島には寄らずに、10:10に神津島の多幸港に到着。大して下調べもしてないので、とりあえず村営バスに乗り、町側の神津島港の観光案内所へ。低気圧の接近により天気が荒れそうなので「天上山」は今日中に登った方がよいとアドバイスを聞いていると、案内所にいた島のおじさんが「登山口まで送ってやる」と言ってくれたので、甘えさせてもらいました。
11:00黒島登山口。
1合目、2合目、5合目と振り返りつつ登っていくと、海、港、町が眼下に徐々に姿を現していきました。1時間弱で10合目に辿りつくと、山の上はものすごい風が吹き荒れていました。天上山は山の上が非常に広くなっているので、いくつか見るポイントとコースがあるのですが、せっかく来たので全部見てやろうと歩き回りました。裏砂漠、新東京百景展望地、不動池、最高地点、どこもものすごい突風が吹き荒れていて砂が顔面にめり込むんじゃないかというほどでしたが、行きの船で寄航した伊豆諸島の島々が見渡せました。白島方面への下りではやぶ椿がきれいに咲いていました。
13:20白島登山口。
神津沢沿いに車道を下ると行きの黒島方面への道と出会い、周回できます。下山後には再び先ほどおじさんに温泉に連れて行ってもらい、その上家にまで泊めていただき、明日葉のスープや鯖などをご馳走になりました。夜は台風並の嵐。野宿しようものなら大変なことになっていました。島のおじさんの温かさに心から感動そして感謝。
翌日の便で大島に渡るつもりでしたが、快晴にも関わらず海は大時化のため船は欠航。時間ができたので西海岸をずっと北上し、ブットーシ岩や赤碕遊歩道などの名所を歩いて回りました。低気圧が通過したあとの強烈な海からの西風に悩まされ、3時間ほどで再び港に戻る頃には疲労困憊してしまいました。昼食にラーメンを作って食べて、落ち着いたら今度は島の町を歩き回りました。島民は2200人ほどだそうで、商店や郵便局、民家が立ち並ぶ狭い路地を海を眺めながら目的もなくぼんやりと歩きました。夕飯用にカレーとトマトを購入し、今日は昨日のおじさん家の近くの倉庫で一晩明かすことに。
翌朝ラーメンを食べて港へ行くと、白く雪を被った富士山やなんと南アルプスの山々まで見渡せました。「今日は船が出ます」という村の放送が流れたので、村営バスに乗り、多幸港まで。東側の多幸港は海も穏やかでキャンプ場もとても静かで広々としたいいキャンプ場でした。船に乗り込み、2日間滞在した神津島に別れを告げ、いざ大島へ。
大島は高校時代に陸上の合宿で2回訪れたことがあるのですが、その時はほとんどただただ走るだけでこれといったものも見られなかったので、今回の大島観光は非常に楽しみでした。大型客船で3時間半ほどで大島岡田港に到着。翌日に用事があったので翌日の10時半には大島を出なくてはならないので、観光には自分の目と足で動ける自転車を借りることに。ママチャリをレンタルすると、すでに15時。今日は三原山はあきらめ、一周道路をチャリで元町港、野増、千波と走り、1時間ほどで地層切断面へ到着。一周道路は結構アップダウンがきつくバテバテです。巨大な地層の断面は見事に褶曲していて圧巻でした。元町で温泉に入り、寝ぐらを探しているうちに日が暮れてしまったので、ひとまずスーパーで稲荷寿司を買って腹ごしらえし、再び岡田方面に向かうと屋根つきのちょうどいいバス停を発見。最終バスが行ったのを確認し、お借りすることに。
フリースにカッパ、ジャケット、ニット帽全て着込み、シュラフに包まりましたが、相当の寒さで寝たり起きたりを繰り返して4時を迎えました。まだ星もきらめく5時にヘッドランプをつけ、三原山への道をチャリをひたすらこぎ続けました。斜度がきついところでは押しながら登り、1時間半ほどでようやく登山口に到着する頃には、伊豆半島や富士山が朝日にきれいに映えていました。舗装された三原山への登山路を登り、お鉢巡り。北には富士山、南には伊豆諸島、朝も早いので絶景を独り占めでした。再びチャリにまたがると下りはほとんどペダルも踏まずにあっという間でした。チャリを返却し、9時には岡田港に着きました。そして10時半に高速ジェット船東京に向けて出航。大島滞在わずか20時間のスピード観光となりました。
3月はまだ観光オフシーズンということで、ビーチや土産物屋などの活気はまだまだというところでしたが、そのぶん島の人々の生活を垣間見られた気がします。
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大型客船カメリア丸
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大島寄港。椿祭りがあるせいかツアー客が多かったです。
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いとも簡単に足場を取り外していました
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大島出航
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新島寄港
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無人島?
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式根島寄港
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ついに神津島です。
海岸からいきなり天上山がそびえ立っていました。
海もきれいです。 -
登山開始!
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さすがは島、まだまだ海抜低いです
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振り返ると海、港、町が見えます。
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上記説明文の
オロシャの石塁です。 -
天上山で一番大きな池だそうですが、干上がってました。
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裏砂漠です。
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大島、新島、式根島が見渡せました。
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上記説明文の不動池です。
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風非常に強いです、突風でした。
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島の西側の神津島港が見渡せました。
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椿です。
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こちらも椿です。
やぶ椿というのでしょうか、非常に背の高い木でした。下山路の白島登山口付近にて。 -
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下りてきた天上山を振り返る。
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ご馳走になった明日葉のスープとさばです。
初体験の明日葉スープうまい! -
神津島港。
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この日も風強しです。
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亀のような形をしたメッポー山です。
メッポーってなんだろ。 -
たしかにぶっ通してます。
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かつて山から石を切り出し、船に積むのに海までトロッコで運んでいたらしいのですが、そのトロッコ道の名残があります。
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崩れちゃってます。
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式根島、新島、大島、利島が見えました。結構近く感じます。
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海岸から吹き付ける強風に負け、帰りは途中から山側の道を通りました。
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昨日欠航したので、1日待ってようやく乗船です。
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村営バスです。
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伊豆諸島の島々がさらに近づいてきます。
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大島にて。
ママチャリ借りてどこ行こうか思案中。 -
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褶曲地層切断面です。想像以上に大きく長く、圧巻です。
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耐寒。
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三原山、朝焼けです。
苦労してチャリで上ってきた甲斐がありました。 -
富士山や南アルプスの山々まで望めました。
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噴煙が上がってます。
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スルメ美味そうです。
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大島岡田港。
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帰りは高速ジェット船で東京まで2時間弱とあっという間でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 野宿さん 2007/03/17 17:17:01
- なつかしい〜〜〜
- 久しぶり本気で見る旅行記に出会いました!!!
私が東京に居た若かりし頃を思い出しました。
思い出その1
神津島に最初に行った時乗った船が「橘丸」と言って、戦後外地に残っていた
日本人を運んだ客船です。確かこの年廃船に。
前後の揺れが酷く、吐いた覚えがあります。
その2
1回目は一人旅で民宿に泊まり、夕食に出てきた生カツオの刺身が旨いと
言ったら、満腹になるまで何回もおかわりOKでした。
その3
その当時の港は町に近い神津島港のみで、多幸湾は海水浴場しか無く
キャンプ場も記憶に有りません。いい波の有る最高の浜ですね。
全国のキャンプ場を検索して、当然神津島も調べ、多幸湾そして反対側にも
いいキャンプ場が有るのをチェックしてるのですが、何せ遠すぎます。
だけどこの時期、UZさん一人で寝袋だけの旅行かっこいいです!
おまけの思い出
大島も何回か行ってますが、岡田港から最終の船で帰るとき、時間が有ったのでアンコ姿のお姉さんが居る屋台で焼きイカかさざえか忘れましたが、それをつまみにビールを飲んで(今はアル中状態ですが当時は弱かった)港の堤防の上で寝てしまい、ハット気がついたら最終便は遥か沖!!!
会社に明日休みますと連絡を入れて、雑魚寝の民宿に泊まりました
今思えば私の人生で最大のチョンボです。
「野宿野朗」と言う寝袋だけで、東京都心近郊でキャンプするグループのサイトが有りますが、UZさんにピッタリみたいですよ。次もよろしく。
- UZさん からの返信 2007/03/27 13:22:14
- RE: なつかしい〜〜〜
- 卒業→引越しで忙しく返事が遅れましたが、コメントありがとうございます。
船待ちに堤防で酒飲んで眠りこけて、起きたら遥か沖に最終便が…
の情景を思い浮かべると本当に笑えました★
「人生最大のチョンボ」は今となっては笑える「いい思い出」ですよね?きっと
じつは野宿さんの旅行記を拝見して偶然にも私もなつかしの写真にめぐり合いました。
【鳥取三朝温泉河原露天風呂】
鳥取のあの橋の横というか横の下にある温泉はこういう名前だったんですね。
高校生のときに部活の遠征で鳥取まで行き、そのついでにあの露天風呂に入りました。野宿さんの写真を拝見して間違いない!と思いました。
当時は先生に引率されるがままに車降りて、温泉入って、はしゃいで、といった感じで、温泉の名前も所在も記憶がない状態だったので、野宿さんの写真を見たとき驚きと懐かしさがこみ上げてきました。
出会い、交流から生まれる思い出、感動に乾杯!
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