2005/11 - 2005/11
1599位(同エリア1811件中)
漣さん
タリンの旅行会社で一週間待ちと言われてしまい、そこまで待てないとリガであたって翌日取得の形で漸く入手したロシア自由旅行の為の一ヶ月観光ビザ。
夜行列車に乗り込みついに憧れの国へ。入国の日時が列車の中で変わることを計算に入れていたこともあり、無事にパスポートチェック通過。ただベラルーシ、ウクライナでしなかった所持金申告をここでも聞かれなかった。唯一の不安を抱えたまま突入したロシアには間も無く冬将軍が訪れようとしていた。
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目が覚めるとそこはサンクトペテルブルクであった。駅を降りると早速のお声掛かり。不用意ながら乗り込んだタクシー。ノヴゴロド行きのことも考えて伝えたバスターミナル隣のキエフスカヤホテルの名。
早速ボッタクリの洗礼を味わうかと思いきや、思っていたほどの値段でなくて拍子抜け。しかし・・・ -
ボッタクられたのはホテルの方であった。おいおい、某日本語ガイドブックには格安料金で記載されてるのに倍以上するじゃないか。
しかも風呂なし、さらに後で気づいたが階下の数フロアは修学旅行の学生の貸切。視線が痛いぜ。 -
勝手知らぬロシアの洗礼。部屋にしっかり鍵をかけ繰り出した市内観光。目指すはアレクサンドルネフスキー修道院。
社会主義時代の雰囲気が漂う大通りを警官に気を付けながら縫い進む。 -
修道院に引っ切り無しにやって来る観光客。巡礼地として未だ現役のロシア教会は魅力に溢れている。
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キエフ以来、未だ抜け出せぬ地下鉄への懐疑心。結局自分の足で次なる目的地スモーリヌイ修道院へと向かうが、既に足が限界。やっと修道院に辿り着くが・・・。
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修復中でした。
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ショックに打ちひしがれるも、まだまだこれ位でへこたれていてはロシアに潰される。そう思い直し、いよいよ街の中心部へと突入。
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ポテトの上の教会。正式名はスパース・ナ・クラヴィー聖堂。社会主義時代にはジャガイモを蓄える場所だったとか。
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煌びやかな葱坊主を幾つも戴く秀麗な聖堂は元馬鈴薯貯蔵庫とはとても思えない。
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教会内部は世界最大のモザイク面積を誇っている。凄いぞ芋倉庫。
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ロシアとヨーロッパを繋ぐ大都市として西洋と社会主義時代の薫りを残すサンクト・ペテルブルクは以下の基準で世界遺産に登録されている。
()都市設計の分野においてサンクト・ペテルブルクはその計画への熱望・計画の一貫性・施工の速度における独自の芸術的成果を表している。
1703〜1725にかけてピョートル大帝は湿地・泥炭地・岩だらけの景観から、彼が望んだヨーロッパで最も美しい都市、サンクト・ペテルブルクの都のための石造・大理石製の建築様式を造り上げた。
()ラストレッリ・ヴァーリン=デ=ラ=モーテ・カメロン・ロナルディ・ザカロフ・ヴォロニキーニェ・ロッシ・モンフェランらによりサンクトペテルブルクと周辺に設計された建造物群は18〜19世紀のロシアおよびフィンランドの建築・記念芸術の発展に重大な影響を与えた。
都の規範的価値は科学学士院の創設により高められ、美術学士院の創設へと受け継がれた。
エカチェリーナ2世やアレクサンドル1世・ニコライ1世の下で完成された未来の業績により明示されたサンクト・ペテルブルクの都市の型は、1812年の火災後のモスクワの再建やオデッサ・セヴァストーポリといった帝国南部に点在する新しい都市群の建設において見本とされた。
()推薦された文化財はバロック・新古典主義様式の非常に優れた都であるサンクト・ペテルブルクの建造物群を含めたバロック様式の皇宮群の顕著な例である。
第2次世界大戦における破壊後に修復されたペトロドヴァレツやツァールスコエ・セロの宮殿群は最も重要な建造物群の内の数例である。
()サンクト・ペテルブルクは2つの普遍的重要性を有する出来事と関係している。
デカブリスト広場に建つファルコンによるピョートル大帝の騎士像に思い出される、1703〜1725年にかけてのサンクト・ペテルブルグの建設は西洋世界に向けてロシアが開かれたことと国際情勢における専制君主“ツァーリ”の帝国の出現を象徴している。
ボリシェヴィキ革命は1917年にペトログラード(当時の名称)にて勝利を収めた。
サンクト・ペテルブルグの中心にある巡洋艦オーロラ号やマティルデ=クシェシンスカヤの邸宅(現ロシア政治歴史博物館)は、ソ連形成の象徴である。
※ユネスコのHPに記載されているものの私訳です。 -
ついにエルミタージュ美術館と思いきや、楽しみは後に取っておいて周辺の建造物から攻める。
イサク聖堂に着くも外国人料金に足が出そうだったので
外観を撮る事だけに・・・。 -
信号が少ないため目の前に目的地があっても渡れない大通りに戸惑いながらも、何とか辿り着いた旧海軍省の前を通るとついに見えた歴史地区の核心、エルミタージュ美術館だったが・・・。
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入り口前には長蛇の列。こ、これはシーズンではないはずなのに読みが甘かった。各建造物の外国人料金に躊躇して毎回十分前後迷ってたのがマズカッタカ!?
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2時間待ちと思われる待ち人の数に入場を諦め、外観だけでも堪能する。
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ネヴァ川の反対側の河岸に見えるペトロパヴロフスク要塞を次なる目的地と定め、足を進める。既に10kmは歩いただろうか、足がそろそろ追いつかなくなってきている。
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要塞入り口の辺りまで来ると本で読んでいたロシア版クレープのブリヌィを売る店が。
一旦、栄養補給の小休止。疲れもあって余りの美味さにもう一枚と手が出そうになるが我慢、我慢。 -
上空から見ると六角形に6つの稜堡とまるで亀の様な要塞だが、位置する島の名は兎島。
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内部の中心にある聖堂の向かい側にチケット売り場が。見学する場所にあわせて綴りになっている数種のチケットがある。
聖堂内部は荘厳そのもの。観光客のカメラのフラッシュが次々に光る。 -
サンクト・ペテルブルクに夜が訪れる。勿論これから地下鉄を使わずに歩いてホテルまで戻る。
その距離約7km。漸くホテルに辿り着いたときには既に辺りは真っ暗。
ボロボロの体。まるで7度の暗殺を切り抜けた直後のアレクサンドル2世のよう。彼は7度目の暗殺を切り抜けた直後に爆弾で命を落としたと聞く。
エレベーターを使おうとすると、故障中と・・・。まさか・・・。
階段を登り、自分の部屋の階に上がると小学生でごった返している。修学旅行生の騒ぎ声は夜中まで止む事は無かった。 -
何気に注意に来る先生の怒鳴り声が一番応えた見事な連係攻撃に撃沈した昨日の反省を踏まえ、修学旅行生が来る前に朝食を済ませ予定していたノヴゴロド行きのチケットを買いに行くが何と売り切れ。
急慮予定を変更し、郊外のペトロドヴァレェツを訪れることに。バスの出る駅へは3km・・・!!
バスを降りると巨大な門の前。庭園を真っ直ぐ進むと夏の離宮についに到着。訪問時期は冬だけど気にしない。 -
宮殿を出ると溢れかえる観光客。開館前に来ておいて良かったと胸を撫で下ろす。
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ガイドブックに記載されている庭園内の数々の魅力的な名前の見所。折角なので散策することに。
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ライオンの滝。冬なので勿論水は無し。
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マルリ宮殿。ここまで足を運ぶ人はそうはいないはず。宮殿と名乗っておきながら普通の一軒家。
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エルミタージュ。美術館ではありません。こちらは隠れ家の名に相応しいひっそりとした佇まい。
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モン・プレジール宮殿。宮殿前のいたずらの噴水からは水は勿論出ていなかった。いたずらの名が泣くぜ。
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サンクト・ペテルブルクに戻りモスクワへのチケットを買ってホテルへ戻る。
その夜ホテルでくつろぎながらテレビを見ていると・・・。
突然始まったとある番組。地方自治体がやるような運動会もどきを老いも若きも一生懸命ハッスルする。数人で腕を組み間にボールを挟んでダッシュ!おたまでのボール運び!!熱く語る専門家っぽい解説者!!!
何これ。写真を撮り逃したのに後悔。
深いぞロシア。モスクワに着くのが楽しみだ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- さすらいおじさんさん 2007/02/25 11:02:19
- 旧ソ連
- 漣さん
サンクト・ペテルブルクは1971年にシベリア鉄道でハバロフスクからモスクワ経由で訪問した思い出があり、懐かしいです。
旧ソ連には機会があれば1971年に行けなかったバイカル湖・イルクーツクやモスクワもまたみたいなあ、と思っています。
漣さんが旅されておられるウクライナ、ベラルーシなど旧ソ連から独立した国にも行きたいです。
ホテルでのボッタクリのお話、私もモスクワのホテルのクロークで釣りをくれなかったこと、を思い出しました。外国人からたくさん金をとろうとする姿勢は変わっていないのかなあ、と思いました。
世界遺産もたくさん見たいと思っています。
また拝見させていただきます。
- 漣さん からの返信 2007/02/25 17:18:50
- RE: 旧ソ連
- 書き込みありがとうございます。さすらいおじさんの旅行記の中にある1971年の旅行記拝見しました。さすがにこの時代と比べれば大きく変わっているとは思いますよ。噂の賄賂警官にも遭いませんでしたし(偽警官には遭いましたが)、地下鉄も問題なく乗れました。
ウラル以東のロシアには自分も興味津々です。1ヶ月の旅行は全てヨーロッパロシアに費やしたのでシベリア鉄道には乗っていませんが、いつかシベリア鉄道ぶらり途中下車の旅には挑戦したいですね。スキタイ王国の古墳群とかシカチアルヤンの岩絵とか魅力満載な地域ですから。
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