やちむん通り　南窯

2007/01/16 - 2007/01/30

博物館と並んでやちむん通りの重要なスポットです。


やちむん通り入口には博物館があります。

この博物館の建物と敷地を通り抜けてもこの窯跡に行けます。このルートを取るとまるで釜跡が博物館の付帯施設のようにみえますが、窯跡自体は無料で自由に見ることが出来ます。
或いはやちむん通りに沿って博物館を通り過ぎて左手を注意していくと見える道沿いの坂道の上にあります。

エリア 沖縄

私が行った時は雨が降ったり止んだりしていました。
宿の直ぐそばなので何度か足を運びましたが、晴れていても雨でもやちむんの通りは素敵でした。
但し一月だというのに蚊が結構居てビックリしました。ノンビリ見物していたのでいい餌になったのかもしれません。

やちむん通りは国際通りから一足です。
アーケードを通り抜ければもうやちむん通りの入口です。行かないのは勿体無いです。

初めて見る窯の内部はまるで生き物の腹中を見るようでちょっとグロテスクです。

お供えです。
このやちむん通りには今も窯業に携わる人が多く、廃窯跡も大事にされているようです。こういうのを見ると沖縄を見る気持ちが深くなります。

たった百年でがっしりしたグスクの石垣を崩してしまうという沖縄の植物が、ここでも古い窯の歴史を飲み込んでいます。

下の方にやちむん通りがあります。
ご覧のようにかなりな坂道ですが、首里城近辺を歩いてみると、こういう狭い坂道が昔からの沖縄の生活道路だという事がよく分かります。
左の緑が南窯の敷地です。
右の家の下に駐車場があります。
そしてこの家側の右手前にやちむん博物館への路地が続いています。

窯跡の隣は民家と生活道路。
他人の行き来があります。

南窯を右に見て坂を登り。写真左の白い柵の下にある駐車場を見ながら坂を登ると左側に小さな路地。
この道の奥に見える四角い建物がやちむん博物館です。ちょうど三階部分に当たります。

今日は休みですがテラスでコーヒーが頂けるようです。

人気の無い窯跡は子猫の遊び場でした。

坂道の塀の上にも常連の猫が・・・

窯跡は小高いので見下ろす民家の屋根にも猫が・・・

やちむん通りから見ると南窯はこの上になります。
私達が行った時は休みでしたが小奇麗な喫茶店もあるようです。