2007/01/16 - 2007/01/30
45835位(同エリア49362件中)
雪兎さん
世界遺産ナカグスクへ行く途中で思いもかけず立ち寄る事になった中村家住宅。何の知識もなく遠いといわれたバス停からナカグスクへの道を歩いたお陰でご褒美がいただけたような気がします。古い沖縄の様式の整った民家が保存されています。手入れをする方の思い入れなのでしょうか綺麗にきちんと掃き清められて、大事に住んでいた中村家の歴史を髣髴とさせます。中に入って見る事も出来ます。当日は曇りでしたが時々雲の切れる時には強い南国の日差しが眩しく、軒深い家から見える中庭の石の白さに沖縄の暮らしの面影が偲ばれました。暑い夏この家中は風が吹き渡って涼しかったに違いありません。
http://www4.ocn.ne.jp/~knaka/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ
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車でおいでの方にはこちらの案内があります。
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表紙の看板は道脇右側を覗くと目に入ります。
因みにメインの通りには電信柱に中村家の看板も付いています。地味で目立たないので、上の車の案内を目安にすると見逃さないです。 -
道なりにいくと先ず駐車場です。
バスも止められるくらい広いです。 -
左に写っているのが受付と帰りにお茶菓子の頂ける休憩所のような所です。お土産も売っています。
中村家の外観に影響しないよう屋根瓦や外壁などの建材の色などが配慮されています。
ここだけ見るとそういうことは分からないのですが、敷地内の庭を巡って小高い所に上ると、赤い琉球瓦の中村家の雰囲気を壊す事無く実にバランスよくこの建物が建てられている事に感心します。眼に入る物が古い中村家にマッチしているのです。 -
チケットを買って右手のこれが入口の門です。
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恥しいので写真は白抜けで失礼します。
石壁はこのぐらい立派な大きさがあります。
村中で見た他家の石壁よりも少し高いようです。
格式の違いでしょうか。 -
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中に入ると石畳の中庭を囲んでこういう風景が目に入ります。
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軒を支える柱が綺麗です。金武町の石畳にある沖縄式建物の休憩所等でもよく見るように、石灰岩を基石に白木の柱の上下は木が生えていたように使ってあります。柱の根元はちょっぴり根っこの形が見えるのが特徴かと思います。
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倉庫に使っていたのではないかと思われます。
これを見るうちにはっと思い出したのですが、パティオにこういう感じというのは、バリ島なんかの民家です。中国の四合院もこんな感じでした。
本当は何も無かったのかもしれませんが、バリではイベント用の高床式舞台とか別棟の家とか建っている所がありましたし、四合院では井戸を囲んで家の建て増しが中庭を狭くしていました。元から倉庫を設置するのが沖縄スタイルなのかどうかは分かりませんが、経年して家が豊かになって倉庫が建っていたなら素敵な事です。雰囲気がいいので勝手な発想が次々湧いてきます。 -
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別のカメラで撮ると同じ時同じ場所でも印象が変わって見えるような気がします。
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石の使い方は本当に巧みで驚かされます。
敷地は庭以外殆どが石畳で塞がれています。ですから雨が降った時の排水にこういった排水溝や、ホンの少し石畳に傾斜をつけたりして排水への工夫がなされています。 -
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これは豚小屋です。
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井戸の後ろから家を取り巻く坂道を登ると、石の敷地や鮮やかな琉球瓦の屋根が目を奪います。
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上に見える赤い屋根がチケットを売っていた休憩所です。
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もし中村家に行ったなら是非この景色を見逃さないで下さい。
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