2007/01 - 2007/01
5852位(同エリア8907件中)
masaboさん
- masaboさんTOP
- 旅行記75冊
- クチコミ10件
- Q&A回答1件
- 263,547アクセス
- フォロワー8人
世界遺産の旅がブームの中、やはり「アンコール遺跡」を見逃す訳にはいかない。どういう知り方をしたのかも忘れたが、幼い頃から「アンコールワット」という遺跡の存在は知っていたし、一度は行ってみたいと思っていた。今回、実にヒョンなことから「ベトナム・カンボジアの旅」を実現させることが出来、遂に、その「遺跡群」を目の当たりにすることができた。
早朝と午後の見学ツアーを二日間、時には方向性さえ見失いかねない密林の中の道を歩いたり、一方では、数多の観光客の群れに混じって見学したり、大急ぎながら、タネイ、タケウ、トム、タプロム、ワット等を回ってみることが出来た。
延べ4回の遺跡見学行程は全て専用ルモックで往復したがドライバー&日本語ガイドが同じ顔ぶれで、まるで、われわれを含む4人が、ワンクルーとして行動しているようであった。
最後の日、ワットに次いで見学したのが写真の「タプロム遺跡」だ。まるで、大きな「木」という手が軽々と遺跡建築物を持ち上げようとしているかのような、不思議な感覚に陥ってしまった。ここでは、こうした遺跡群の中から、個人的に印象深いものを取り上げてみた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- ベトナム航空
-
遺跡見学の第一歩は「タネイ」だった。朝6時半にホテルを出発し、林の間を上る朝日の美しさに感動しながらルモックに揺られる。やがて遺跡群の森の入口、誰もいない静かな場所で降りて森の中の一本道を約30分歩く。ようやく「タネイ」に到着だ。ここも、後に見学する「タプロム」と同様、巨大な樹木の「根」が建造物の隙間に入り込んで、多くの建築物が破壊され、四散していた。
そして「タネイ」に隣接する「アンコールトム」の入り口「勝利の門」に向かう。「アンコールトム」は一辺が3キロ、つまり周囲12キロという広さを誇っており、東西南北の4方向に5つの門が設けられているが東向きの門としては「勝利の門」と「死者の門」の二門が造られている。写真は「勝利の門」。
アンコール遺跡群は、それぞれ周囲を堀で囲まれているが、乾季のこの時期、ほとんど水がない。しかし各門には、そうした「堀」を渡る橋が作られ、橋の欄干としての役割も持つのか、門の入り口左右には、巨大なナーガと呼ばれる蛇神が、なーがく(長く)伸び、それを各54体の像が支えるように並んでいる(写真拡大版参照)。向かって左側は顔の表情も穏やかな「神々の像」、右側は怒り顔の「阿修羅の像」だ。
「勝利の門」は、時おり走る車も通り抜けられる幅を持ち、門を挟んで東西に長く舗装路が伸びている。真っ直ぐに伸びる道路が沿道の木々の緑と相まって、実に美しい森の景観を見せてくれる。 -
「アンコールトム」の中心に位置するのが「バイヨン寺院」。ものの本によると、ここは「アンコールワット」などに比べ建造が遅かった為(12世紀後半)、仏教の影響が大きいという。そうした影響もあるのか、ここには多くの顔像が残されており、写真の著名な顔像「クメールの微笑み」の前では、多くの観光客が記念写真を撮る為、列を作っていた。
こうした大きな建造物の中に、われわれ観光客が多く入り込み、個々の顔像などを見学する訳だが、足を踏み入れている建造物そのものも、古い時代の大変貴重な建造物だ。
そこで、ふと考えてしまったが、アンコール遺跡群は、目下、日本などの協力のもと現在進行形で修復や補修作業が行われている訳で、さて、これら貴重な建造物を「世界遺産」として広く世界の人々へ「公開」することが第一義なのか、あるいは修復作業等による貴重な建造物の「保存」が第一義なのか、果たして、どちらなのか…?遺跡見学という貴重な体験をしながら考え始めた次第だ。同時に「有名なキョウ・ウタコさん似の顔像はドコニアルノカ?」とも考えながら見学したが…。 -
アンコールワットの定番写真。この蓮池からの写真が最も「絵」になるとされ、この場所で見る「日の出見学ツアー」が大変有名だ。
われわれは少々ひねくれ者?なのか、この尖塔越しに上る朝日を見るのではなく、森の間から上る朝日を見ようということで写真の西門ではなく東門に向かったのだ。早朝5時半にホテルを出発し、真っ暗な東門近くでルモックを降りて、日本から持参した懐中電灯を照らしながら10分近く歩く。そして第2回廊へ上がって日の出を待つこと約20分。数十人が同様に日の出を待っていたが、日本人の姿は殆ど見られない。欧米人が多い。6時40分、朝日が顔を覗かせると、皆、一斉にカメラのシャッターを押す。われわれのアンコールワット見学は、この東門がスタートだった。
日の出ツアーの大半は、西門(西が正門といわれている)をスタートして東方向に向かうが、われわれは全く逆方向に進んだ。この方式で助かったのが第3回廊へ上がる時だ。まだ他の観光客の姿が見えないので「怖くて絶対に上には行かない」と言っていた妻も、第3回廊へ「手すり付き階段」で、及び腰ながら上がることが出来たのだ。
東から見学して、最後の場所になったのが西門ということで、写真のように、朝日も相当上った所での撮影となった。いわば「絵葉書」ともいえるきれいな写真だが、この西門付近には、先の内戦の傷跡、銃弾痕が建物のあちこちに見られたことを付記しておく。 -
これも、アンコールワットの定番写真。急階段をいかに上り、いかに下りるか、高所恐怖症には天敵ともいえる階段だが、写真の左側に手すりと特別階段が作られ、それを上る女性が写っている。
先に見学した「タケウ」も急階段が多く、ここで「アンコールワット」の急階段の練習をしてみようと、ひとりピョンピョンと階段を上り始めたが、途中で、突然足がすくみ、振り返って下を見るとゾーッとしてしまった。その昔、母が高所恐怖症だと言っていたのを突然思い出して、あえなく途中で引き返してしまった。それにしてもガイドさん、狭い階段の上り下りをスイスイと斜行する、その勇気に拍手! -
このアンコール遺跡群には、一体、何体の人物が彫られているのか…、想像することさえ出来ないが、ガイド氏の説明によると、このアンコール遺跡群の中にある多くの像やデバター(女性の像)の中でも、女性が歯を見せて笑っているのはこの一体(写真)だけだという。アンコールワット西塔門の一角にあり、ちょうど東門から進んできたわれわれには最後の場所となり、その姿は、まるで、われわれに「サヨナラ!」とでも言っているかのようであった。
アンコールワット西門付近は、先の「絵葉書」ともなる蓮の花の咲く池、その周りで暮らす猿の一家等に加え、多くの地元の売店などが並び、文字通りの観光地となっている。僅かに2日間、合計4回で、アンコール遺跡群の全てをじっくり見学することなど、到底不可能であった。できることなら、長期日程で再訪問し、ものの本でも持参して一つ一つの遺跡をゆっくりと吟味したいところだ。その時には、きっと、一つ一つの建造物、像の解説もできるのではないかと思う。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- たらよろさん 2007/05/25 21:38:18
- はじめまして♪
- こんばんわ。
アンコールトム前からすごく見たいって思ってました。
アンコールワットよりトム見たさに行ってみたい国になっちゃってます。
でも、この顔すごいですねぇ。。。
行った事のある友達に聞いたら、これってすごく大きいんですよね。
石の?表情までわかっちゃうようなお写真ありがとうございます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
112円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
1
5