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 リマから飛行機で一気にクスコへ。標高約3399M、かつてのインカの都クスコ。朝7時過ぎに到着するなり精力的に市内を観光した。昨日はリマでサーフィンしていたし、夜はほとんど寝ていない。食事も普段と同じようにバクバク食べてしまう。確かに息苦しいけど僕は大丈夫。なーんて舐めていた高山病は半日経った夜から徐々に襲ってきた。<br /><br /> まずは体が重く感じ始めた。頭が普段以上に働かない。次に胃腸にきた。刺さるような胃の痛み。交互に襲う吐き気と下痢。先ほど食べた晩飯がうまく消化できていないようだ。その後は数時間ごとにトイレに駆け込む。次第にトイレへ行く体力も気力もなくなり、ベットの横でゲーゲー吐く。最後は吐く物もなくなり、胃の苦しみと頭の痛さでもがき苦しんだ。<br /><br /> そして夜が明けた。まったく寝ていない。しかし今日は待望のマチュピチュだ。こんな体調で大丈夫かしらん。<br /><br /> マチュピチュ観光の基点となるマチュピチュ村へはクスコから列車で約4時間。クスコよりも標高が1000M以上低いので体調はだいぶ楽になるだろう。そう考え、寝ぼけ眼でとにかく駅へ向かう。立ち上がるだけでしんどいし、歩くと体の関節が音をたてるように軋む。<br /><br /> 列車はなんとかクリアできた(半分以上寝ていた。景色なんか見る余裕なし)。麓の村の宿のトイレへ駆け込む。雨季のクスコのような水下痢が直らない。やっぱりマチュピチュに登るのやめようかしらん。<br /><br /> でも他ならぬマチュピチュだ。安静と天秤にかけると早く見たい気持ちのほうが遥かに強い。動かない体に鞭打ち、薬局でもらったよくわからん薬を飲み、バスでマチュピチュへ向かう。遺跡に入ってからは徒歩で登る。かなりの急斜面。息はすぐに上がり腹がまた痛み出した。マチュピチュ内にトイレってあるのかしらん。<br /><br /> 山道を登りつめるとバーンと姿を現した石造りの都市。霧がかる断崖と尖った山々に囲まれたマチュピチュは『空中都市』と呼ばれるだけあって、やはり神々しい。なんでこんなところにつくったの?インカ人はトイレどうしてたの?<br /><br /><br /> 夢中で遺跡の中を歩き回っているといつのまにか腹の痛みは治まっていた。僕は、過去にエアーズロックでおしっこが我慢できず、山頂でしてしまったことがある。世界遺産で同じ過ちを繰り返さずに本当によかった。安堵のせいか足取りも少し軽くなる。<br /><br /> 時が経つのを忘れて散策していると突然、強い雨が降り出した。さっきまでは晴れていたのに山の天気は変わりやすい。もう少しここに居たかったが已む無く下山する。<br /><br /><br /> その夜は昨日とは打って変わってよく寝れた。印象があまりにも強かったのか、マチュピチュの夢を見た。僕は遺跡の上をひらひらと裸で飛んでいる。下にはたくさんの観光客。昨日と同じように突然雨が降りだした。しかしそれは雨ではなかった。なんと裸になった僕が天上から下痢の雨を降らしていた(汚い話でごめんなさい)。<br /><br /> なんじゃこの夢!?<br /><br /> 目が覚めて僕はすぐにトイレへ駆け込んだ。やっぱりまだ下痢。高山病は直っていなかった。むしろ悪化して頭にまでまわってきたのかしらん。<br /><br /> 僕にとってのマチュピチュは「下痢でちゅ」というつまらないダジャレ遺産として記憶されてしまった。もういい加減に直って欲しいでちゅ。デチュデチュね。<br />

マチュピチュで下痢でちゅ@マチュピチュ村

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2007/02/13 - 2007/02/13

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フーテンの若さん

フーテンの若さんさん

 リマから飛行機で一気にクスコへ。標高約3399M、かつてのインカの都クスコ。朝7時過ぎに到着するなり精力的に市内を観光した。昨日はリマでサーフィンしていたし、夜はほとんど寝ていない。食事も普段と同じようにバクバク食べてしまう。確かに息苦しいけど僕は大丈夫。なーんて舐めていた高山病は半日経った夜から徐々に襲ってきた。

 まずは体が重く感じ始めた。頭が普段以上に働かない。次に胃腸にきた。刺さるような胃の痛み。交互に襲う吐き気と下痢。先ほど食べた晩飯がうまく消化できていないようだ。その後は数時間ごとにトイレに駆け込む。次第にトイレへ行く体力も気力もなくなり、ベットの横でゲーゲー吐く。最後は吐く物もなくなり、胃の苦しみと頭の痛さでもがき苦しんだ。

 そして夜が明けた。まったく寝ていない。しかし今日は待望のマチュピチュだ。こんな体調で大丈夫かしらん。

 マチュピチュ観光の基点となるマチュピチュ村へはクスコから列車で約4時間。クスコよりも標高が1000M以上低いので体調はだいぶ楽になるだろう。そう考え、寝ぼけ眼でとにかく駅へ向かう。立ち上がるだけでしんどいし、歩くと体の関節が音をたてるように軋む。

 列車はなんとかクリアできた(半分以上寝ていた。景色なんか見る余裕なし)。麓の村の宿のトイレへ駆け込む。雨季のクスコのような水下痢が直らない。やっぱりマチュピチュに登るのやめようかしらん。

 でも他ならぬマチュピチュだ。安静と天秤にかけると早く見たい気持ちのほうが遥かに強い。動かない体に鞭打ち、薬局でもらったよくわからん薬を飲み、バスでマチュピチュへ向かう。遺跡に入ってからは徒歩で登る。かなりの急斜面。息はすぐに上がり腹がまた痛み出した。マチュピチュ内にトイレってあるのかしらん。

 山道を登りつめるとバーンと姿を現した石造りの都市。霧がかる断崖と尖った山々に囲まれたマチュピチュは『空中都市』と呼ばれるだけあって、やはり神々しい。なんでこんなところにつくったの?インカ人はトイレどうしてたの?


 夢中で遺跡の中を歩き回っているといつのまにか腹の痛みは治まっていた。僕は、過去にエアーズロックでおしっこが我慢できず、山頂でしてしまったことがある。世界遺産で同じ過ちを繰り返さずに本当によかった。安堵のせいか足取りも少し軽くなる。

 時が経つのを忘れて散策していると突然、強い雨が降り出した。さっきまでは晴れていたのに山の天気は変わりやすい。もう少しここに居たかったが已む無く下山する。


 その夜は昨日とは打って変わってよく寝れた。印象があまりにも強かったのか、マチュピチュの夢を見た。僕は遺跡の上をひらひらと裸で飛んでいる。下にはたくさんの観光客。昨日と同じように突然雨が降りだした。しかしそれは雨ではなかった。なんと裸になった僕が天上から下痢の雨を降らしていた(汚い話でごめんなさい)。

 なんじゃこの夢!?

 目が覚めて僕はすぐにトイレへ駆け込んだ。やっぱりまだ下痢。高山病は直っていなかった。むしろ悪化して頭にまでまわってきたのかしらん。

 僕にとってのマチュピチュは「下痢でちゅ」というつまらないダジャレ遺産として記憶されてしまった。もういい加減に直って欲しいでちゅ。デチュデチュね。

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