2006/09/15 - 2006/09/15
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高級和牛の会のかいさん
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列車に揺られてやってきた最果ての町。
ただでさえ強い夏の陽射しは、南の町に来たことでより一層強く感じられる。
最南端の地を踏むことに、このインドリベンジの旅の意味がある。
なおかつ、果たせることなら、アラビア海へ沈む夕日と、ベンガル湾から昇る朝日を拝みたい。
現地滞在時間は、太陽が南から西へ傾きだしたこの時間から翌朝の日の出まで。
そんな予定で歩くカニャークマリ。
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駅からカニャークマリの町のメインストリート(Main Rd.)へ。
さらに南へと延びるこの通りは、賑やかだけどのんびりした雰囲気が漂う。
海を背にしたカトリックの聖堂も、陽射しを受けて輝いて見える。
子供たちが学校から出てきて、道行くジャパニに人懐こく近づいてくる。
そんな子供たちをかまってみるのがまた楽しい。 -
メインロードからさらに海岸寄りの道に入る。
両側に店を連ねた道の先には、眺望絶佳、と思われるHOTEL SAMUDRA。 -
色鮮やかな漁船が並ぶ海岸と‘TSUNAMI REHABILITATION PROJECT’の看板。
目の前の穏やかな漁村の風景からは、2年前のインド洋大津波の惨事は想像すらできない。 -
さらに南に目を移せば、海に浮かぶヴィヴェーカーナンダ岩と記念堂、巨大なティルヴァッルヴァル像。
(「地球の歩き方」ではこの像をヴィヴェーカーナンダ像と記していますが誤りだと思います。) -
そしてHOTEL SAMUDRAへ。
まずは部屋を見せてもらう。
3階の部屋から外を眺める。
さて値段交渉。
相手は強気のノーディスカウントで570Rs。
高めだけど、払う価値あり眺望絶佳。
加えてチップの請求30Rs。 -
部屋からの眺め・その1。
ベンガル湾へと舳先を向けるカラフル漁船群。 -
部屋からの眺め・その2。
海を隔ててヴィヴェーカーナンダ岩。 -
宿も決まったことだし、昼飯を食いに出かける。
南インドの定番といえば、ミールスと呼ばれる定食。
(北インドではターリー)
ミールスの特徴はバナナの葉に盛られていること。
せっかく南インドに来たからには、バナナの葉に盛られたミールスが食いたい。
バススタンドからの道(Kovalam Rd.)と駅からの道(Main Rd.)の交差点の角にあるミールス屋(多分「SRI DEVI TIFFIN STALL」というのが食堂の名前だと思う)へ。
厨房までも外から丸見え。
おーっ、バナナの葉に盛られてる!
この食堂に決定。 -
とりあえず「あれをくれ」と隣の客が食ってるものを頼む。
「ベジかノンベジか、なんたらかんたら○×※…」と聞かれ、よく聞き取れないので「ああそれでいいよ」と適当に相槌。
しばらくしてバナナの葉に盛られた飯とカレー、そして魚の丸焼きと鶏の唐揚が運ばれてくる。
食う前にミールスを撮る。
すると、おやじが「俺も撮れ」と言い、撮ったのがこの画像。
ミールスとカメラ目線の気さくなオヤジ。 -
昼下がりのミールス。
当然、周りの客と同様、右手でつまんで食う。
突然、スコール。
牛までも雨宿りに逃げる様子をミールスを食いながら眺める。
好きなだけおかわりができるが、おかずが多いのでご馳走様。
店の外にある大きなポリバケツから水を汲んで手を洗う。
(地元民はその水を飲み、俺にもその水がコップに注がれて出されたが、さすがに飲む気にはなれない。)
そして勘定。
110Rs。
他のほとんどの客は魚や鶏を頼まず、支払う様子を見たところ20〜30Rsといったところか。
それに比べてこちらは100Rsを超過。
注文したとき何を言ってるのか聞き取れなかったとはいえ、頼みすぎた(頼まされた)ようだ。
しょうがねぇなぁ。南インドに免じて素直に払う。 -
「問題なく旅を進めていくための『3.3日目の昼にトリバンドラム発チェンナイ行の飛行機に乗らねばならない。最南端での日の出を拝んでから午前のうちに問題なくトリバンドラムに戻れるか。』」
これを越せれば旅が無事に進む。
そのためにはどうすればよいか。
ミールス屋の少し南にあるタミル・ナードゥ州政府観光局の窓口で相談する。
「明日の朝、日の出を見たい。ただし、飛行機の時間までにトリバンドラムに戻らなければならない。何時にここを発てばよいか。」
バスや鉄道のダイヤが記載されているカニャークマリの無料のガイドブックを手渡され、懇切丁寧に教えてもらう。
「鉄道では間に合わない。バスなら本数も多いし間に合う。日の出は6:10。西に行くとバススタンドがあるから6:30のバスに乗ればよい。トリバンドラム空港へは途中のEast Fort Bus standで降りなさい。」
トリバンドラムに問題なく戻れそうだ。
ありがたやありがたや。
明日の計画も決まったことだし、さらに南へと歩く。
三つの海の交わる地。
マハトマ・ガンディーの遺灰の一部はここで流され海の一部となった。
それを記念して建てられたガンディー記念堂。
建物の高さはガンディーの年齢を表す79ft。 -
ガンディー記念堂は聖跡として崇められているらしく、遠足で訪れた子供たちや家族連れのインド人たちは裸足で参拝。
俺は入らなかったけど。 -
スコールに打たれながらもゴミを待つ猿。
クマリ・アンマン寺院の南の広場にて。 -
雨に打たれて露店も一時休業。
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雨に霞む沖のヴィヴェーカーナンダ岩・ティルヴァッルヴァル像
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NAME WILL BE WRITTEN ON THE SEA SHELLS
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聖堂に見守られる最南端の漁村を歩く。
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舟を守るイエス。
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網収納中。
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浜に並ぶ舟。
背後の集落には、津波の爪痕なのか、崩れたままの家屋も見受けられた。 -
浜辺で興じるカードゲーム
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漁村のとある家の祖母と孫
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海のそば、漁村の中の小さな教会。
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漁村探検を切り上げ、いよいよヴィヴェーカーナンダ岩へ。
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ヴィヴェーカーナンダ岩への渡船の船着場。
料金は往復で20Rs。
かなり年季の入っている船。 -
出航。
意外と速く感じる。
インド亜大陸=ユーラシア大陸から離れていく。 -
船内はすし詰め状態。
難民船か!?
席が空いてなかったので立ち乗りを余儀なくされる。
乗船客はインド国内の観光客が多そうな感じ。
白人旅行者も乗っているが、東洋系は見当たらない。
そういえば、トリバンドラム空港でサーフボードを抱えた日本人らしき人を見て以来、日本人のいない環境に身を置いている。 -
近づくヴィヴェーカーナンダ岩。
本土から沖へおよそ500m。 -
船から眺めるティルヴァッルヴァル像。
高さ133ft≒40m。
ティルヴァッルヴァル(Tiruvalluvar)は、タミルの詩人。
(出典:Wikipedia「Tiruvalluvar」)
http://en.wikipedia.org/wiki/Tiruvalluvar -
出港から6〜7分でヴィヴェーカーナンダ岩に上陸。
船着場から上は記念堂になっており、入場料は10Rs。
履物を預けて裸足で歩き回る。 -
岩(というよりは島)から見るカニャークマリ(英語名:コモリン岬)。
岬といっても断崖絶壁で海に細長く突き出ているというわけではなく、見てのとおり陸地が緩やかに海に沈んでいくような感じ。
位置は北緯8°4'60、東経77°34'0
(出典:Wikipedia「カンニヤークマリ」)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%AA
あっちの岬よりも、今いるこっちのヴィヴェーカーナンダ岩の方が南に位置しているように感じられる。 -
二対の岩から成るヴィヴェーカーナンダ岩。
僅かに海を挟んだ向かいの岩に立つティルヴァッルヴァル。
この巨大さは、詩人像というより観音様。 -
ヴィヴェ岩の南端からさらに南の海を眺める。
東、西、南の三つの海の交わる南方はインド洋。
インド洋に浮かぶヴィヴェ岩よりもさらに南に岩があって、そのさらに南の彼方にはオーストラリアがあるのかと一瞬思い違い。
インドの遥か南方は南極。 -
東側から日の出の位置を確認。
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東のベンガル湾から荒い波が打ち寄せる。
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岩の北側を航行してベンガル湾へ出漁する漁船。
遥か北では風力発電の白い風車が林立。
相当な距離があるようだが回転しているのがわかるほど大きい。 -
インド最南端参上!
ヴィヴェーカーナンダ岩に立つ俺とティルヴァッルヴァル。
白人女性旅行者に撮ってもらった1枚。
彼女には読めまい( ̄ー ̄)ニヤリッ -
(なんだこの日本人、m9(^Д^)プギャー)
と彼女が思ったかどうかはともかく、インド洋を背にもう1枚。 -
ヴィヴェーカーナンダ記念堂。
内部は静寂そのもの。
堂の一角には瞑想室があり、インド人たちが床に座って瞑想している。
「オーーーーーーーーーーム、…、オーーーーーーーーーーム、…、」
という僧侶?の低い声だけが室内に響く。
周りにならってちょっと瞑想してみる。 -
船は、港→ヴィヴェーカーナンダ記念堂→ティルヴァッルヴァル像→港をひっきりなしに周回。
像の立つ隣の島へ渡る船を並んで待つ。 -
ほんのちょっとで隣岩へ上陸。
見上げる像の頭の上を海鳥が舞う。
台座の中に階段があり、ティルの足元まで上がれる。 -
ティルの足元まで上がる。
海を隔てて向かい合うヴィヴェーカーナンダ記念堂。 -
インド人たちもティルの足元に群がって記念撮影。
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ティルの足と俺の足。
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汚物はそのままアラビア海の荒波を泳ぐ魚の餌になるんじゃないかと思われるトイレ。
(体験せず。) -
ティルの足元から眺めるインド亜大陸最先端。
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視線をちょっと北へ。
最南端のガート(沐浴場)、ガンディー記念堂、紅白縦縞の外壁のクマリ・アンマン寺院。
これにてヴィヴェーカーナンダ岩攻略。
船でインド本土へ戻る。
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インド最南端参上!・完
次回は、カニャークマリ編その2
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