2003/02/25 - 2003/02/30
21032位(同エリア28142件中)
しゅんはさん
故宮博物院、
今回こそ、ゆっくりと時間を気にすることなく‥‥
三回目の訪問です。
一日スケジュールをあけていたのですが、思うことは同じでした。
やっぱり時間、足りません。
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獣に似せた3本足に楕円形のカメ型という、
西周晩期の青銅器の特徴を良く表した「毛公鼎」は2800年以上も前のものです。
取っ手がついたような形が特徴の「鼎」は、もともと肉類を入れて料理に使用したものでしたが、
しだいに、権威を象徴する礼器として使用されるようになりました -
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この「雕象牙龍舟」は、非常に小さい和風の容器の中に精巧な象牙彫刻で船を削り出したものです。
虫眼鏡で拡大してよく観察してみると、単に一つ一つの輪郭を削り出してあるだけでなく、先頭から船尾にかけての龍の彫刻もさらに細かく生き生きと描写しています。 -
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清代後期
通称「弁当箱」、『四層透花堤食盒』。
食盒とは、ピクニックなどに行くときに、食事を入れた容器のことですが、『四層透花堤食盒』は、鑑賞用工芸品としてつくられました。
高さ50cmほどの、手提げの縦長のカゴです。
カゴは象牙を極限まで彫り、網目の1本1本まで表現したものです。
糸でできているような、細い縦線のみの網目の上に、動植物を題材にした、さまざまな模様が表現されています。
向こう側が透けて見えるほどです。
「弁当箱」は親、子、孫三代にわたって制作され続け、ようやく完成したということです。 -
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「象牙多層球」
ひとつの象牙の塊からできていますが、中は何層も空洞の球体が重なっています。 -
玉は中国5千年の歴史の中でもずっと重要な位置を占めてきました。
「翠玉白菜」
翠玉白菜は、本来永和宮に陣列されていたものです。
永和宮とは、清時代の末期に瑾妃が住んでいた宮殿で、翠玉白菜は瑾妃のお嫁入りと共に永和宮へやって来ました。
白菜は清廉潔白(お嬢さんの純潔)を象徴、キリギリスは子孫繁栄(多産)を象徴しています。
「肉形石」
豚の角煮そのものです。
三層のばら肉のようになっているばかりか、皮表面の毛穴まであります。 -
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年代 (清)
「嵌玉石博古圖八方漆盒」は多宝格の一つです。
多宝格とは、清朝から製作され始めたもので、皇帝がいつも側に置いて楽しんだ鑑賞用の宝箱であり、通称「皇帝の玩具箱」と呼ばれています。
多宝格の製作目的は、皇帝のお気に入りの愛玩物収蔵のためで、その中に収められる物は、玉器、銅器、金、銀、水晶など様々で特別な文具用品も含まれます。
この嵌玉石博古圖八方漆盒の中央には、立派な毛筆が2本収められていますが、この筆は鑑賞用なのでもちろん未使用です。 -
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唐三彩 -
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年代 北宋時代
左 「汝窯(じょよう)青磁無紋水仙盆」
世界で唯一、ほんの少しの開片(ひび割れ)も入っていない汝窯磁器です。しっとりとした青と滑らかな輝きを放つ本作品は、底に清の乾隆帝が刻ませた詩文が入り、雲状の足が4つついています。
中央 「汝窯青瓷奉華紙槌瓶」
右 「汝窯蓮花式温碗」
汝窯で焼かれた磁器で、淡く優雅な単一色系(青色)で磁器の周りを覆い、釉薬の表面にひび模様が出ているのがはっきり確認できます。 -
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定窯の白磁 -
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本館の西側に「レストラン 上林賦」があります。
オーダーするのではなく、出来上がった料理が陳列されていて、その中から自分でチョイスしていく方式です。
小一皿160元〜240元程でお手ごろ価格でした。 -
イカとキャベツの炒め物。
おいしかったです。
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