2006/09/01 - 2006/09/03
5282位(同エリア7041件中)
かたまねさん
山間の小さな町で元禄の時代から不思議な雰囲気の盆の踊りが継承されており、
見物するにはカメラのフラッシュも大声も極力控えて欲しいとか、、、
一体どんな"盆踊り"が見られるのか興味津々で出かけました。
富山空港へfly、富山駅前のホテルから町までタクシーで20分程度でした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー JALグループ 徒歩
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このお祭りの間は住民も含めて町中への車の乗り入れは禁止。
イベント関係者も観光客も会場(小高い坂の上)手前の麓でタクシー、バス、自家用車を降りる。
開催の3日間で全国から20余万人の人が訪れるとか(踊りが見られる東町、西町辺りの人口は5〜6000人。
かつての旅籠町と言っても今は宿屋は4軒らしい)。
所々急な坂道を20分くらいのぼって、
やっとお部屋をお借りした表具屋さんにたどり着き一休み。
通りには続々と観光客が増えて来る。
「おわら風の盆」は、毎年旧盆にあたる9月1日〜3日に行われる。
長さ2km程度の坂が平行に何本か通っていて、
下から上に鼓弓、太鼓、三味線の囃子,そろいの着物で男踊り、女踊りの行列が
ゆっくりとのぼってくる「町流し」も見ものとか。 -
まずは2階の窓からの見物。
お囃子の三味線,胡弓,太鼓は雨が降ると使用不能になることや、
高価な衣装の保護のため、小雨でも中止とせざるないとか。
この日も短時間ながら2回中止に。
雨がやむと再開する。
まだ幻想的な雰囲気は無いが静かな動きではある。 -
だんだん暗くなり,,
通りのお店も民家も明かりを落とし、灯篭のみに。
急に空気が変化したように感じる。
夜の撮影はうまくいかなかったので観光協会のポスター写真を借用。 -
踊り手は20歳前半(年齢制限ありとか)の男女で、
見るからに手の先まで姿が美しい。
所作もキリリと極まり静止した時の様子は、
自らのおわら踊りに陶酔しているよう。
しかし見物人がこの踊りに引きこまれるのは、
踊り手たちの顔が深く被った笠に隠れて
ほとんど見えないからではないか。
一瞬見えた顔は無表情。
よくある「盆踊り」ではなく、何か哲学的?にさえ思え、
"風の踊り”が目の前を通り過ぎていくのを無言で見送る。 -
夕方、暗くなって表具屋さんの中庭で、
予約してあった踊り手6人が来て目の前で披露して下さった。
かなり暗い中で見事な舞。
空気が張り詰めて、だた心酔。まさに幻想の世界だった。
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この旅行記へのコメント (3)
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- さすらいおじさんさん 2007/02/11 11:50:52
- 「八尾おわら風の盆」
- かたまねさん
300年の伝統を持つ「八尾おわら風の盆」機会があれば行ってみたいと思っていました。
踊り手の装いや踊りの様子が良く解ります。
確かに幻想」的な雰囲気がありますね。情報感謝です。
- かたまねさん からの返信 2007/02/18 14:54:48
- RE: 「八尾おわら風の盆」
- さすらいおじさんさん,
コメント有難うございます。"風の盆"という言葉の響きに惹かれていつか訪問したいと思っていました。念願かなった訳でしかも期待以上のものがありました。地元の人々の 年、一度の伝統のこの踊りにかける意気込みは尋常でなく真剣、真摯なものでした。どうぞ一度足をお運びください。3日間のみの開催、天候次第のスケジュール、ものすごい人出、、、かなり早めのお宿の手配が大切。八尾の街中でのお泊まりはかなり無理で、交通便利な富山駅周辺のホテルはどこも満室のようでした。
- さすらいおじさんさん からの返信 2007/02/18 19:28:38
- RE: 「八尾おわら風の盆」
- ごていねいにお教えいただきありがとうございます。
機会あれば訪問したいと思います。
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