2007/01/19 - 2007/01/20
90位(同エリア113件中)
CANさん
冬はやっぱり温泉!東京より暖かい鹿児島を訪れました。鹿児島は4回目となります。今回は鹿児島市内を観光し2度目となる妙見温泉そして霧島まで足を伸ばします。もちろん目的は源泉掛け流しの温泉とご当地グルメ。九州の温泉は泉質・湯量も最高もちろん鹿児島にもすばらしい温泉が沢山あります。前日までの雨予報がはずれ、暖かでのんびりゆったり素敵な旅となりました。
- 交通手段
- ANAグループ
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鹿児島空港から鹿児島市内へ向かい、バスに乗り20分弱の仙巌園へ向かいます。仙巌園は磯庭園とも呼ばれ
19代薩摩藩主島津光久によって別邸として造られたそうです。雄大な桜島と錦江湾を借景に取り込んだ庭園にはとても美しい庭園が広がっています。この日は平日のため人も少なくゆっくりと見ることが出来ました。 -
入園料は庭園コース1000円を選択、中に入るとまず綺麗に手入れされたぼたんが迎えてくれます。1000円で仙巌園とすぐ隣にある尚古集成館を見ることが出来ます。
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お庭を散策していたら、早くも咲く梅の花を発見!地元のテレビ局の人も取材に来ていました。今日も14度位にあがり、コートを着ているとちょっと暑い位です。早くも春の気配を感じる南国鹿児島です。
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磯庭園からは桜島が目の前に見えます。噴煙も見ることができました。天気は良いのですが霞がかかっているようでぼや〜と見えます。
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朝早い飛行機だったのでお腹が空きました〜!今日は会社の友達のお奨め・・地元でも行列のできる「豚とろ屋」へ行きました。場所はちょうどワシントンプラザの裏手あたりです。11時30分の開店と同時に狭い店内はほぼいっぱいになりました。
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こちらが豚とろラーメンです。見た目と違って、あっさりめの豚骨スープそしてトロトロのチャーシューが入っていて美味しい。飽きない味ですね。
ラーメンだけなら550円、高菜やチャーシューの小どんぶりがついたセットもあります。結構美味しかったのが餃子!小さめでしたが美味!お店を出ることには7〜8人が並んでいました。 -
お腹がいっぱいになり、天文館から市電に乗り、観光再開です。鹿児島市内は市電やバスがかなり多く走っているのでさほど待つこともありません。向かった先は西郷隆盛の銅像です。上野の西郷さんより少々小さめです。上野は確か浴衣に犬を連れていたと思うのですがこちらは、制服姿です。
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のんびり鶴丸城跡の前を歩きながら、西郷銅像から7・8分で薩摩義士碑前に着きました。ここからカゴシマシティビューに乗れば西郷洞窟前や城山へ行けますが、そのまま市電に乗り駅へと向かいました。
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鹿児島中央駅の目の前には「若き薩摩の群像」があります。名前が書いてありましたが、勉強不足のため?!あまり知っている人はいませんでした。。。
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以前きたときにはちょうど鹿児島中央駅が新幹線の工事をしていましたが、凄く近代的な駅になっていました。妙見温泉に行く電車までは少し時間があるので時間つぶしに観覧車に乗ってみることにしました。
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観覧車からみる桜島と鹿児島市内の風景です!やっぱ高い!ところでこの観覧車にはシースルーの観覧車があるそうです。そう・・透明なんです。もちろん足の下も透明!普通の観覧車に乗ったんですがシースルーに乗ってみれば良かった!残念。。
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鹿児島を後にして電車で隼人駅へそしてバスで今日のお宿「妙見石原荘」へ到着です。3年前に来たときには川を挟んだ目の前にある「雅叙園」さんへ宿泊しました。石原荘さんはお部屋に露天風呂はありませんが、湯量豊富な貸し切り露天風呂はもとより、お料理に定評のあるお宿で以前から一度宿泊したいと思っていました。
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妙見石原荘の中にはいると左手にフロント、右手に売店、その奥にチェックインをするテーブルがあります。
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チェックイン時にテーブルで出された白玉汁粉です。
ちょっと小腹が空いていたので甘さもちょうど良く美味しい!奥に見えるみかんは「日本一小さなみかん」だそうです。2〜3cmぐらいしかありません。翌日の朝このみかんを絞ったジュースを出していただきました。 -
宿泊したのは「朱華」というお部屋です。川沿いではありませんが、新館で広々としています。本当はもう1ランク下のお部屋だったのですが、一緒に行った知人が誕生日だということで、なんともう一部屋多い広めのお部屋にランクアップして下さいました。こちらは「朱華」の玄関を入ったところです。
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2間続きの8帖・6帖の広々としたお部屋と談話スペースがついています。最初予約したお部屋は確か8帖と談話スペースのお部屋でしたのでかなり広く感じます。写真は入口から談話室そして6帖のお部屋です。
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そして6帖から8帖のお部屋をみたところです。最初お布団はひいてありませんでしたが、「今日は朝4時起きなんです〜」と言ったら、「お疲れでしょうから・・」と先にひいてくださいました。
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お部屋にはなんとお風呂もついています。かなり広いのですが残念ながら温泉ではありません。
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風呂の手前には2人でゆったり使える位の洗面所があります。
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簡単なキッチンもついていて、コーヒーを入れることもできます。もちろんコーヒー豆やクリーム・砂糖も用意されています。冷蔵庫の中にはビールやジュースお茶を冷たく冷やしたものまで入っています。ビックリしたのはその安さ。ビールは確か230円でした!外で買うのとあまり変わりません。
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お部屋でお茶を入れていたら、手作りの羊羹を持ってきてくれました!これが甘さ控えめで美味しい。右上はピーナッツと黒砂糖のお菓子なんですがこれも美味しい!!あまり食べると夕食が食べれなくなるので、ほどほどで我慢です。
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さて、まずは温泉です!川沿いの貸切露天風呂「川端露天風呂」は17:00〜予約をしています。ちょうど今工事をしていて、その前は使用できないとのこと。ってことは一番風呂です!その前にまずは大浴場へ行くことにしました。大浴場「天降殿」へはいったん外へ出て屋根付の廊下を歩いていきます。
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その途中に飲料用の温泉があります。恐る恐る飲んでみると甘みのある鉄の味がしました。
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大浴場「天降殿」の写真はありませんが、豊富な湯量ととてもよい泉質、そしてとても清潔で掃除が行き届いた脱衣場でした。大浴場を出ると冷たいレモン入りのお水が置いてありいつでも飲むことが出来ます。朝はコーヒーのサービスもありました。
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横にはテーブルと椅子が用意されていて、のんびりとくつろぐことが出来ます。
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石原荘さんには3つの露天風呂があります。
大浴場の先にあるのが混浴の「椋の木露天風呂」です。混浴にはちょっと入る勇気がないので、見に行ってみる事に・・・こちらが入り口です。 -
こちらが椋の木露天風呂です。目の前が川でなんて開放てきなんでしょう!!でも・・・道路や前には旅館が・・・丸見えです。この露天風呂はバスタオルOKとか・・・やはり勇気がいりますね。。
湯量は泉質は最高!湯船の中から温泉が湧いていて微量の炭酸を肌に感じるそうです。 -
石原荘さんの川を挟んだ真向かいには茅葺屋根の「雅叙園」さんが見えます。数年前に宿泊しました。お部屋に露天風呂もあり素朴なよいお宿でした。
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目の前に流れているとても綺麗な新川(天降川)渓谷です。
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そして予約をしている貸切露天風呂「川端露天風呂」に向かう階段です。
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貸切風呂にするときにはこんな「立入禁止」ついた木の枝でつっかえ棒にするだけです。30分交代では入れます。朝は早いもの勝ちなんで、空いていればいつでも貸切です。
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川端露天風呂は、もともと川岸にあった岩を使って造った露天風呂で鳥のさえずりや川の瀬音、川面に吹く風を感じられる露天風呂でとても気持ちが良いです。
普段は朝10時〜15時 女性専用露天風呂
夕方15時〜貸切露天風呂。
朝は空いていればいつでも貸切OK!
温泉の泉質はラムネ湯と呼ばれ、二酸化炭素(炭酸)成分だそうです。
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泉質は鉄分を感じる天然100%掛け流しです。かなりの湯量でどんどん川に流れ込んで行っています。少しにごり湯で成分の濃さを感じることができる温泉です。
いつでも新鮮な湯ではいることができるよう、この位の大きさにしたとか・・温度もちょうど良くとにかく最高です。着替える場所には簡単な棚とカゴそしてタオルがあります。屋根はありませんので雨でも入れるように風情のある傘が2本おいてありました。 -
道路などはありませんが、とにかく開放的な場所にありますが、ちょっとぐらい見えても気にならなくなりました!!う〜ん気持ちよさのほうが優先です。
でも斜め前には、雅叙園さんのかやぶき屋根が・・・
まっ!見えちゃってもいいや・・・って感じです。
冷たいビールを持ち込んで・・最高の一時です。ぷふぁ〜。。。 -
お夕食は18:30を選択、お部屋でいただきます。
まずは食前酒、そして前菜は「のびる赤貝椎茸味噌和え」と「茶振り生子」です。なまこ?!というだけでグアムの海を思い出し・・・殆ど食べず嫌いでしたが、食べたら歯ごたえがあり美味しい! -
「豆乳蒸し」です。見た目は茶碗蒸しのような感じです。中には銀杏・ゆりね・お魚などが入っています。あっさり薄味でした。私はもう少し塩味がほしかったかな。
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お刺身は「近海の地魚割正油」たい・かんぱち・早取りたけのこです。お刺身は新鮮そのもの歯ごたえがあり美味しい!さて、九州と言えば焼酎。このあたりで「佐藤」の焼酎ロックを頼みました。佐藤といえばこの霧島では有名な焼酎です。
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私が一番美味しかった逸品「白味噌仕立て大和芋真葛 筍ふきの搭」です。ちょっと甘い白味噌と春を感じる野菜そしてカルカンのような触感の大和芋・・料亭に出てくるようなお味で美味しかった!!
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煮物は「穴子昆布巻海老芋蕪筍」です。穴子がやわらかく美味しい。お野菜は味がしみた蕪と筍・海老芋です。
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「鰤照焼木の芽 大隈牛炭火焼 金柑」です。
楽しみにしていた一品です。ちょっと冷めてしまっていて、残念。。。でも大隈牛はちょっと冷めても良質の脂がのっていて美味しい!!もっと熱々なら・・どんなに美味しかったか。。。この辺りで2杯目の焼酎「無印逸品」地元の焼酎を頼みました。「香りが佐藤より強くないです」と言う割にはなかなかのお味。なんていう焼酎だったか聞いておけば良かった! -
お口直しの「柿なます」です。干し柿の甘さ&さっぱりとしたお味です。
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「黒豚はりはり鍋 水菜栗麩」です。鍋の内容はごぼう・水菜・麩・そして黒豚です。豚はやわらかく・・何といっても「だし」がとにかく美味しい。結構お腹がいっぱいにもかかわらずペロリといただきました。
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ごはんものは、空豆ご飯とお味噌汁・漬物です。
春の味ですね。 -
デザートは「杏仁豆腐と苺」
妙見石原荘さんはかなりレベルの高いお料理でした。
ご馳走さまでした! -
朝食も抜かりなし!こちらはオコゲつきのそれぞれ釜で炊いたご飯とアサリの味噌汁、干物・出汁巻き卵・漬物等です。
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なす田楽・手作り熱々豆腐・薬味、のりなどです。
なす田楽が美味しかったのと「のり」を軽く炭火で炙っていただきます。こののりが上質で美味しい!!ごはんがちょっと足りないぐらいでした。 -
ちょうど一緒に言った友達が誕生日だったので、なんと帰りに石原荘さんの隠れてた名物「チーズケーキ」を担当の方がプレゼントしてくださいました。
春らしいお花と手書きのカードまで入っていて感激です!!前日の担当の方は若いのにとても感じが良くお料理やお酒の説明も完璧でした。朝お会いできずお礼がいえなかったのがとても残念です。本当に気持ちよく過ごさせて頂きました。今年の秋には露天風呂がついているお部屋も出来るそうです。また絶対に訪れたいお宿となりました。
http://www.m-ishiharaso.com/ -
妙見のバス停側にある橋より・・・川から温泉が湧き出ているように各お宿から温泉が流れ出ています。
さて、次はバスで霧島へ向かいます。次の旅行記につづく・・・
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この旅行記へのコメント (3)
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- melonpanさん 2007/02/12 18:52:37
- 懐かしさでいっぱいの石原荘です。
- 僕の故郷は姶良郡出身です。向かいの雅叙園に行こうと近くの兄や姉達と同行しましたが、石原荘さんにお世話に成り食事をさせて頂いたのを感謝しています。集団就職で都会に出て長くなる僕からすると園内をかっ歩している多くの鶏を見て故郷を感じましたが、故郷に居る兄達からは昔の家を思い出すと反対に遭い石原荘さんにお世話に成りました。懐かしさでいっぱいです。
- CANさん からの返信 2007/02/12 19:42:25
- RE: 懐かしさでいっぱいの石原荘です。
- remonpeyさん
ご訪問ありがとうございます!!私は3・4年前に雅叙園さんにそして今年は石原荘さんにお世話になりました。東京育ちで田舎のない私にとっては
雅叙園さんはとても新鮮で・・お食事も素朴な感じがとても良かったです。自由に食べれるおやつが置いてあって、黒砂糖の蒸パンやサツマイモなんかが楽しく且つ美味しかったです。朝の大きな釜で炊いたオコゲご飯の美味しかったこと!!でもかなりお値段が高かったですが・・。
石原荘さんはとても洗練されていて、お部屋・お食事・お風呂すべて満足のいくものでした。両方ともまったくコンセプトの違った素敵な旅館だと思います。わたしは両方とも好きで〜す!!
- melonpanさん からの返信 2007/02/12 20:18:18
- RE: RE: 懐かしさでいっぱいの石原荘です。
- そうですね。石原荘さんと1つの川を隔てて全く異なる思想で経営されているようです。あの地域では雅叙園さんは、兄姉達に言われた時に、はっとしましたが、故郷の家周辺の家庭では十数羽の鶏、アヒル等を放し飼いにしていました。夕暮れに成ると折々が自分達の小屋に戻っていたのを思い出します。可哀想ですが、お盆や正月は兄弟の帰省や親戚の集まりで調理されていました。各家庭には兄弟が多く、何処も家計が苦しく、僕は集団就職で家を出て、食分を減らし、皆が生産品を農協に拠出して、お金を得ていました。九州の特に南九州は工業化が遅れて鹿児島出身の経営者の京セラさん達が奔走されて、生活も良く成りました。CANさん、えびの高原も春から花が咲き乱れていいですよ。早朝には雲海も見られます。近くに霧島神宮も有ります。また、出掛けて下さいね。
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