Londonのエスニックタウンを歩く ― ユダヤ人街

2006/03 - 2006/04

ロンドンには様々な民族が住んでいます。

街を歩いていると、東洋系(特に中国人）、アフリカ系、東欧系、カリブ系、ラテン系など数多くの民族に出会います。

民族毎に住み分けをしていて、その街を歩くのは大変興味深いです。今まで英語の看板があふれいたのがある通りに入ると、いきなりロシア語だけの看板になったり、歩いている人が肌の黒い人々に変わるという具合に、ロンドンの街は雑多な人々であふれています。そんな街のいくつかを歩いてみました。

エリア ロンドン(イギリス)

　 ロンドンにはかなりのユダヤ人がいます。特に北部のGolders Greenには多くのユダヤ人が住んでいます。彼らの多くはユダヤ教徒ですが、その精神的なよりどころとなるのはシナゴーグ（礼拝堂）です。これはユダヤ人街の一角にあるシナゴーグです。

　この街を訪れたのがちょうど金曜日でした。金曜日はユダヤ人にとって安息日であるため、多くの人々がシナゴーグへ出かけます。この写真は礼拝を終えて帰る一家のようです。「ハシディム」と呼ばれる黒ずくめの服装が彼らの特徴です。

　　　一人の老ユダヤ人が杖をつきながら歩いています。

　金曜日のため街はひっそりとしていて商店はほとんど閉まり、歩いている人は礼拝を終えて帰宅している人々だけでした。

　Kosher(「コーシャ」と呼ばれるユダヤ人のための清浄・適正食品）を扱うスーパーマーケットですが、金曜日のために閉まっていました。中を覗けず、残念です。　

　たまたま青果店だけが開いていました。色々な野菜や果物が売られています。