2006夏9 ハイドパーク　　BBC Proms in the Park

2006/09/09 - 2006/09/09

カンタベリーからロンドンのVictoria駅に着き、バスでMarble Archへ帰ってきたらなんだかハイドパークが騒がしい。「盛り上がろうぜ」的なアナウンスが聞こえてくるし、続々と人がハイドパークへ入っていく。

私もつられて公園に入ってみた。どうやらこの日はBBC Proms in the Parkが開催されるらしい。そういえば散歩中に何度もこのイベントの横断幕を見かけたけど、それが今日のことだったとはつゆ知らず。

BBC Promsとは毎年夏にロイヤルアルバートホールで開催されるコンサートのことで、2006年は7月14日から9月9日まで、期間中の毎晩開催されました。普通に行ったら高いイメージがあるクラシックでもこのプロムスならなんと５ポンド（約1500円）。そのかわり座席はないけど、シートを持ってきて寝そべったり、ワインを持ってきてそれを飲みながら、と好きなように時間を過ごせるのです。

そして最終日には大規模な野外コンサートが開かれるんですが、この日がちょうどそれにあたったみたい。

エリア ロンドン(イギリス)

特設会場の入場口

いったんホテルに戻り、ジーパンからジャージに着替えてハイドパークを散歩がてら近付いてみました。

こんな柵は何列もあって、すでに人は並んでなかったけど中はすごい人でした。すごい盛り上がってるけど、始まってるワケでもないみたい。

会場に入らずにタダで聞きに来た人たち。

これは入り口から振り返って見た風景。ここらへんの芝生に陣取る人がいっぱい。

「わざわざお金を払って中に入らなくても音は聞こてるし、高い壁で囲まれてたって入り口から見えるやん」ってとこでしょう。

椅子を持ってきてる人までいる･･･用意周到やなー！

写真ではちょっとわかりづらいですが、クレーンでの撮影もしてるみたい。大掛かりですな?

だんだん日も暮れてきました。私も中には入らず、散歩を楽しみながら開演前の盛り上がりを聞くだけ。この日がロンドン滞在最後の夜なので、ハイドパーク散歩を満喫したかったのだ。

と言いつつ、実は手持ちのお金がなかっただけかもしれない。入場料をはっきりと覚えてないけど５ポンドよりも高かったような気が･･･

2006年、ロンドンでの最後の夜が更けてゆくー！

いやだー！帰りたくないよぉー！

ちょっぴり涙目になってしまいました。

いつものことですが･･･

マーブルアーチ。

今回の旅行中、ずっと行けてなかったマーブルアーチ。ハイドパークの北東角に立っている。

これまでの散歩中、ずっと目の前に見えているのに地上からはたどり着けなかった。私の行き方が悪いのか!?

いえいえ、ここは全然違うところから長い地下通路を通って行くのです。

地上からマーブルアーチを目指して歩いていくと地下通路の入り口が近くにない！ということになります。

どないなっとんねん！

ホテルの窓から。暗っ！

22時頃、窓を開けるとPromsの音が聞こえてきた。どうやらクライマックスを迎えるよう。

英国国歌の大合唱に続いて「威風堂々」の大合唱。この「威風堂々」は第二の国歌というぐらい親しまれていると聞いたことがある。

観客と一体になった迫力のある歌声にものすごく感動！私も覚えて一緒に唄いたいと思った。テレビを消して聴き入る。空気が震えてるよー

23時頃には花火が打ち上がったみたい。すごい音と歓声はいつまでも続く。外の芝生からでも参加すればよかったかなぁ（いやいや、夜道の一人歩きは危険ですよ）

ロンドン最後の夜に素敵なプレゼントをもらいました☆

この旅行記へのコメント （2）

• Noririnさん 2007/01/19 22:16:49

  威風堂々♪

  ＵＫらぶさん　こんばんは！
  
  私が勤める会社の会長が「威風堂々」大好きなんです。
  会長が社長時代、社内の忘年会等があると最後は全社員で「威風堂々」の大合唱････思い出してしまいました（笑）

  ＵＫらぶさん からの返信 2007/01/20 02:02:42

  いいな〜！

  Noririnさん歌えるんだー！！
  私なんか鼻歌で
  「フ〜ン フフフ〜ン フ〜ン フ〜ン♪」
  でしたもん･･･盛りあがらないことこの上ない。
  
  そんな忘年会、楽しかっただろうな☆