エジプト◎　砂漠と歴史探訪8日間　(アブシンベル、アスワン、ルクソール編　2/4)

2005/11/19 - 2005/11/26

カイロ編　1/4の続きです。

カイロ編
https://4travel.jp/travelogue/10116466
アブシンベル、アスワン、ルクソール編
https://4travel.jp/travelogue/10116474
バハレイヤ編
https://4travel.jp/travelogue/10116482
メンフィス、サッカラ、ダハシュール編
https://4travel.jp/travelogue/10116493

エリア アブ・シンベル(エジプト)

■3日目(カイロ→アブシンベル→アスワン)
夜中2時起床！
4時半(遅れて5時半になったが)発の飛行機でアブシンベルへ。
朝、カイロは雨が降っていた。今年初だそうだ。もう11月の終わりなのだが。。。

アブシンベル着。
アブシンベル大神殿は、想像以上の大きさ。圧巻！
ラムセス2世(第19王朝?)によって建造され、太陽神ラー･ホルアクティに捧げられた。

ラムセス2世のこのふっとい足！

内部はラムセス2世の6本の柱がとてもかっこいい。ここも撮影禁止。

しかし驚くのは、アスワンハイダムの建設により水没しそうになったのを、ブロックに分解して、今の位置に移動させたという事だ。Good job、ユネスコ！

大神殿の50m隣は、大好きな妻ネフェルタリのための小神殿。
ラムセス2世には多くの妻がいたが、ネフェルタリとの間の娘(メリトアメン)とまで結婚したらしい。昔ってそういうの多い。

10時半、空路アスワンへ。1時間ちょっとでAswan international airportに到着。
荷物を運んでくれるポーターさん達はおそらくヌビア人、黒い人が多かった。
その中の一人、ハニーさんが片言の日本語で話し掛けてきた。「髪がキレイ、目がキレイ、鼻がキレイ、口がキレイ、愛してます。」

アスワン･ハイダムは軍隊によって厳しく警備されている。エジプト全土の電力をまかない、輸出までしているというから驚き。

未完のオベリスクを見た後、ファルーカ(帆かけ船)セーリング。
ヌビア人の船漕ぎの人とタンバリンを持った人で、みんなで歌って踊る。風を受けて、ゆったりと(でも意外に速い)、いい時間を過ごした。

■4日目(アスワン→ルクソール)
ホテルを7時過ぎに出発し、アスワンから空路ルクソールへ。

昼ご飯。モロヘイヤスープは聞いた感じヘルシーなイメージだったが、ニンニクと油がすごかった。ハト料理は香辛料を付けてパリッとから揚げにした感じでこちらも油がすごい。美味しいが、胃が…

ナイル川西岸遺跡観光へ。
王家の谷へ。王家の谷周辺エリア改良プロジェクトの看板が。いいなぁこういう仕事。

ツタンカーメンのお墓に入る。

内部の壁には、ヒョウ柄の服を着た宰相アイ(次期ファラオ。アイはツタンカーメンを殺した疑いが持たれている)が、ツタンカーメンに口開けの儀式を行っている画など。(撮影禁止)

王家の谷の裏側のハトシェプスト女王葬祭殿は、女性的な建築美という謳い文句だが、どう見てもビルみたいにカクカクして男っぽい建物に見える。
ハトシェプスト女王はトトメス1世(第18王朝?)の子供でトトメス2世(第18王朝?)の妻。

土産物屋が立ち並ぶ。

向かって左側にあるハトホル神殿では、修復も行っていた。

←ハトホル

メムノンの巨像(アメンヘテプ3世(第18王朝?)像。彼は享楽の限りを尽くし、デブでハゲ、歯抜けの不細工王だったとか。)を見て、アラバスター(雪花石膏)のお店へ。

この置物のバランスおかしいでしょ…

ルクソール東岸遺跡観光へ。
カルナック神殿はハトシェプスト女王の30mのオベリスクやトトメス3世(第18王朝?、エジプト領土を最大にしたと言われている)の祝祭殿など。
セティ1世(第19王朝?)とその息子が造った大列柱室が素晴らしい。
1本1本が、巨大！

アメンヘテプ3世やラムセス2世が造ったルクソール神殿。
夕方になり、ライトアップがされ始めた。


連日の早起き、日中の暑さ、油っこい料理で、ほとんどご飯が食べられない。
夜ご飯はパスしました。