おばＱ＆おばＱ、Ｐａｒｉｓへ行く☆　　第５日目　ロワールの古城巡り♪

2006/09/06 - 2006/09/13

５日目、シティラマ社のツアーでロワール川の古城巡りに参加しました。

　早朝７時半にパリを出発し２０時過ぎに帰着という一日がかりのツアーですが、日曜日などショッピングが出来ない日に入れておくと一日が有効に使えます。

モンサンミシェルやロワールに出かけるとパリがフランスの中でも異質な場所である事に気付かされます。

　天候にも恵まれてパリとはまた違った楽しい一日を過ごしました。。

エリア ロワールの古城周辺(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝の７時ですが外はまだ真っ暗です。
　シティラマ社で受け付けを済ませてから出発までの間に目の前のカフェでカフェオレをテイクアウトしてもらいバスに乗り込みました。

　因みに今日のバスは日本・イギリス・イタリアの「多国籍軍」でした。。。

予定時刻より早く全員が集合したのかバスは７時２１分に出発しました

順調にイル・ド・フランスのアウトバーンを走り、途中のサービスエリアでトイレ休憩に止まりました。

　私たちは前日のうちにＰＡＵＬでパンを買っていたのでバスに乗り込んで食べましたが、 朝ご飯を食べて居ない人々はここで済ませていました。

１０時少し前にブロワ城を車窓に望みながらロワール川を渡り川に沿って進みます。

　ロワール川の古城は左側が多いので、バスは左側に座ると良いですね☆

橋の上からのロワール川

私たちはその中からシュノンソー・シュベルニー・シャンボールという３つのお城を見学します。

　共通点としては日本のお城と異なり、いずれのお城も戦闘をあまり意識していない、居館としての性格が強いですね。



続いてショーモン城を左に見ながら１０時４０分にシュノンソー城に到着しました。

シュノンソーは６人の女城主の物語が有名な水上に浮かぶ女性的なお城です。

駐車場から画像のような木立の中を歩いて行くとお城の入り口に着きます。

綺麗なお城です。。。。

上の階はギャラリーになっています。

カトリーヌ・ド・メディシスの庭園を抜けてお城から離れていくと、お城の裏側も見れます。

ディアヌ・ド・ポワティエのお庭越しにお城を見ます。

　お妾さんの方が正妻よりも庭が広いというのも驚きですし、それを正妻が破壊しないでいたというのも驚きです。

　浮気や妾さんに対する考え方の違いというか、文化の違いを感じます。

上流はこんな眺め。。。

私たちはここで昼食をとりました。

お城の敷地内にはフレンチを出すレストランもありましたが、私たちは気候の良さに誘われてガーデンテラスでハンバーガーを食べました。

　これも１９ｅですので３０００円です。。。。安くないですね（泣）

お庭を見ながら優雅なランチ☆天気にも恵まれて気持ちの良いひと時でした♪

食事のあと、レストランの左隅でジェラートを売っていました。

　

その次はシュベルニー城です。　２時１５分に到着しました。。
ここは現在は個人の持ち物で今も一般開放していないスペースに暮らしているそうです。
　７00年間同一の家系が所有しているため整備が行き届いており、現在も３階は築城者と同じ家系のヴィブレ侯爵の実際の住居となっていて、伯爵家は現在も2000haの領地を所有しているとのことでした。

離れに犬専用の建物があり年に１〜２回催される狩猟の為に猟犬が７０匹以上飼われています。

３時半に出発し最後に見たのは世界遺産にも指定されているシャンボール城です。

この城はフランソワ１世という王様が狩猟の為に作らせたもので敷地はパリの環状線の内側とほぼ同じ広さです。

　横154m、奥行き117mの建物で、部屋数440、階段数84、煙突数365４００を超える部屋と３６５本の煙突と、ロワール河畔で最大の規模です。。


お城全体の写真を撮ろうと思い後ずさりしたのですが、いくら下がってもカメラに収まり切れず、多分５００?位離れた所でやっとシャッターを切りました。

よくまあ、こんなものを造ったものだと、ただただ感心するばかりです。。。

バスは５時半過ぎにパリに向かって出発しましたが日曜日の夕方の激しい渋滞に巻き込まれ、ピラミデ広場で解散したのは８時２０分頃でした。

この日は運動量が少なかったせいか夜になってもお腹が空かず、エスカルゴにバケットという簡単な食事で済ませました。。。

　『エスカルゴデビュー』だった家内は美味しさに感動していました♪