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2006/10/14(土)第7日目:ブダペストからセンテンドレ日帰り<br />中央広場、マジパン博物館、ブラゴヴェシュテンスカ教会、フェレンツィ美術館、コヴァーチ・マルギット美術館、丘の上のカトリック教会、セルビア正教会&博物館<br />シュカンゼン(野外博物館)で約2時間半<br />ブダペストに戻った後:バッチャーニ広場付近で夜景撮影<br /><br />午後に野外博物館に行くとなったら、思ったより余裕のなくなってしまったセンテンドレの街中散策。<br />教会は2つ入りました。セルビア教会2つ。<br />どちらも有料の教会で、内部の写真を撮ることもOKでした。<br />カトリックの教区教会である「丘の上の教会」にも行ったのですが、ちょうど係員が留守で、入れませんでした。<br />扉には「すぐ戻ります」と張り紙があったのですが、残念ながら待てなくて。<br /><br />センテンドレでは、セルビア教会も、もともと観光ハイライトとして目をつけていました。<br />セルビア教会ってどんなんだろうという好奇心もありました。<br />あまり詳しくはありませんが、東方正教会系なので、ハイライトは、信者と司教を分ける壁であり、ひいてはこの世と天国の境を象徴するイコノスタシス(聖障)でしょう。<br />たいていイコノスタシスにはイコン(聖像)がたくさん描かれ、あるいは聖像がずらりと並び、カトリック教会における主祭壇のように豪華です。<br />それから、教会内にはイコンが多いでしょう。<br />また、信者は立っているものなので、信者席はなく、そのため建物は全体的に小ぶりなかんじがするでしょう。<br /><br />センテンドレで目をつけていたセルビア教会は、実は4つありました。<br />1つ目は、フェー(中央)広場にあるブラゴヴェステンスカ教会。ハンガリー政府観光局のHPでは、ロココ様式の教会で、イコノスタシスが美しいと特記されていました。<br />2つ目は、パートリアールカ通りにあるベオグラード主教会(セルビア正教会)。色鮮やかなイコンや司教のマントなどがあるセルビア正教会美術館が付属で別棟にあります。<br />3つ目は、コシュート通りにあるボジャレヴァチカ教会。<br />4つ目は、ボグダーニ大通りにあるプレブラジェンスカ教会。<br /><br />行くことができた教会は、ブラゴヴェステンスカ教会とベオグラード主教会(セルビア正教会)です。<br /><br />ブラゴヴェステンスカ教会は、旧市街散策となれば必ず通る中央広場にあるので、見つけるのは簡単でした。避ける理由はありません。有料ですけれど。<br />また、ベオグラード主教会は、町を見下ろそうと高台に登った時に見つけました。オレンジ色の鮮やかな姿が目に入ったのです。あの色鮮やかさはハンガリーでは珍しいかもしれないと思い、ぜひ近くで写真を撮りたくなりました。<br />それが目をつけていたセルビア教会と知れば、入らないわけにはいきません。<br /><br />残りの2つは、ボジャレヴァチカ教会は、駅から歩いている途中にあったはずなのですが、急いでいて、それと気付かず、通り過ぎてしまいました。<br />プレオブラジェンスカ教会はもっと先でしたので、行きませんでした。<br /><br />入場料は、ブラゴヴェステンスカ教会が250フォーリント、ベオグラード主教会と付属美術館が500フォーリントでした。<br />(2006年10月現在、1フォーリント=約0.6円)

2006年ハンガリーとルーマニア旅行第7日目(3):センテンドレの教会

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2006/10/14 - 2006/10/14

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まみ

まみさん

2006/10/14(土)第7日目:ブダペストからセンテンドレ日帰り
中央広場、マジパン博物館、ブラゴヴェシュテンスカ教会、フェレンツィ美術館、コヴァーチ・マルギット美術館、丘の上のカトリック教会、セルビア正教会&博物館
シュカンゼン(野外博物館)で約2時間半
ブダペストに戻った後:バッチャーニ広場付近で夜景撮影

午後に野外博物館に行くとなったら、思ったより余裕のなくなってしまったセンテンドレの街中散策。
教会は2つ入りました。セルビア教会2つ。
どちらも有料の教会で、内部の写真を撮ることもOKでした。
カトリックの教区教会である「丘の上の教会」にも行ったのですが、ちょうど係員が留守で、入れませんでした。
扉には「すぐ戻ります」と張り紙があったのですが、残念ながら待てなくて。

センテンドレでは、セルビア教会も、もともと観光ハイライトとして目をつけていました。
セルビア教会ってどんなんだろうという好奇心もありました。
あまり詳しくはありませんが、東方正教会系なので、ハイライトは、信者と司教を分ける壁であり、ひいてはこの世と天国の境を象徴するイコノスタシス(聖障)でしょう。
たいていイコノスタシスにはイコン(聖像)がたくさん描かれ、あるいは聖像がずらりと並び、カトリック教会における主祭壇のように豪華です。
それから、教会内にはイコンが多いでしょう。
また、信者は立っているものなので、信者席はなく、そのため建物は全体的に小ぶりなかんじがするでしょう。

センテンドレで目をつけていたセルビア教会は、実は4つありました。
1つ目は、フェー(中央)広場にあるブラゴヴェステンスカ教会。ハンガリー政府観光局のHPでは、ロココ様式の教会で、イコノスタシスが美しいと特記されていました。
2つ目は、パートリアールカ通りにあるベオグラード主教会(セルビア正教会)。色鮮やかなイコンや司教のマントなどがあるセルビア正教会美術館が付属で別棟にあります。
3つ目は、コシュート通りにあるボジャレヴァチカ教会。
4つ目は、ボグダーニ大通りにあるプレブラジェンスカ教会。

行くことができた教会は、ブラゴヴェステンスカ教会とベオグラード主教会(セルビア正教会)です。

ブラゴヴェステンスカ教会は、旧市街散策となれば必ず通る中央広場にあるので、見つけるのは簡単でした。避ける理由はありません。有料ですけれど。
また、ベオグラード主教会は、町を見下ろそうと高台に登った時に見つけました。オレンジ色の鮮やかな姿が目に入ったのです。あの色鮮やかさはハンガリーでは珍しいかもしれないと思い、ぜひ近くで写真を撮りたくなりました。
それが目をつけていたセルビア教会と知れば、入らないわけにはいきません。

残りの2つは、ボジャレヴァチカ教会は、駅から歩いている途中にあったはずなのですが、急いでいて、それと気付かず、通り過ぎてしまいました。
プレオブラジェンスカ教会はもっと先でしたので、行きませんでした。

入場料は、ブラゴヴェステンスカ教会が250フォーリント、ベオグラード主教会と付属美術館が500フォーリントでした。
(2006年10月現在、1フォーリント=約0.6円)

  • ブラゴヴェステンスカ教会のイコノスタシス<br /><br />ロココ様式<br />光が反射しすぎるので、少し斜めから撮りました。<br />といっても、真正面から撮らずに、少し斜めから撮るのが私の好みでもあります。

    ブラゴヴェステンスカ教会のイコノスタシス

    ロココ様式
    光が反射しすぎるので、少し斜めから撮りました。
    といっても、真正面から撮らずに、少し斜めから撮るのが私の好みでもあります。

  • ブラゴヴェステンスカ教会のシャンデリアとイコノスタシス<br /><br />なるほどロココ様式です。<br />教会というより宮殿のようです。<br /><br />ちなみに「ブラゴヴェステンスカ」という言葉から、ロシアの「ブラゴビシェンスキー教会」を思い出しました。<br />教会の名称としては特別なものではありません。<br />あちこちにあります。<br />どうやら「受胎告知教会」という意味らしいので納得です。<br />セルビアといえば、セルビア語。ロシア語と同じくキリルマジを用いるスラヴ語系。<br />ブラゴヴェステンスカとはセルビア語で「受胎告知」という意味ということはありえないことでもない気がしてきましたが、どうでしょう。

    ブラゴヴェステンスカ教会のシャンデリアとイコノスタシス

    なるほどロココ様式です。
    教会というより宮殿のようです。

    ちなみに「ブラゴヴェステンスカ」という言葉から、ロシアの「ブラゴビシェンスキー教会」を思い出しました。
    教会の名称としては特別なものではありません。
    あちこちにあります。
    どうやら「受胎告知教会」という意味らしいので納得です。
    セルビアといえば、セルビア語。ロシア語と同じくキリルマジを用いるスラヴ語系。
    ブラゴヴェステンスカとはセルビア語で「受胎告知」という意味ということはありえないことでもない気がしてきましたが、どうでしょう。

  • ベオグラード主教会(セルビア正教会)の塔

    ベオグラード主教会(セルビア正教会)の塔

  • ベオグラード主教会(セルビア正教会)の鉄柵の入口<br /><br />すてきな鉄柵の方が実は主役だったのですが、ちょっとわかりづらかったですね。

    ベオグラード主教会(セルビア正教会)の鉄柵の入口

    すてきな鉄柵の方が実は主役だったのですが、ちょっとわかりづらかったですね。

  • ベオグラード主教会(セルビア正教会)<br /><br />さすが、美しいと特記されるだけのことがあるイコノスタシスです。<br />イコンは18世紀のものだそうです。

    ベオグラード主教会(セルビア正教会)

    さすが、美しいと特記されるだけのことがあるイコノスタシスです。
    イコンは18世紀のものだそうです。

  • ベオグラード主教会(セルビア正教会)の説教台とイコノスタシス

    ベオグラード主教会(セルビア正教会)の説教台とイコノスタシス

  • ベオグラード主教会(セルビア正教会)<br /><br />全貌を撮るアングルを探したのですが、併設の美術館のある中庭の方はいまひとで、結局、こういう敷地の外から狙ったアングルが1番でした。

    ベオグラード主教会(セルビア正教会)

    全貌を撮るアングルを探したのですが、併設の美術館のある中庭の方はいまひとで、結局、こういう敷地の外から狙ったアングルが1番でした。

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  • パパスさん 2007/03/23 09:07:15
    センテンドレ。
    まみさん、中々ハンガリー&ルーマニアを読破することが出来ません。(涙)

    今日はセンテンドレのセルビア教会を拝見。
    2つのセルビア教会に入られたのですね。
    パパスが行った時は何処も閉まっていて入れませんでした。

    そしてベオグラード主教会(セルビア正教会)はやはり独特な色使いですね。
    そして鉄柵!
    パパスは気が付きませんでした。
    中世のヨーロッパを強く感じますね。
    素敵ですね。
    また気候のいい時に再訪したいです。

    パパス。

    まみ

    まみさん からの返信 2007/03/27 12:09:05
    RE: センテンドレ。
    パパスさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    いやぁ、膨大な量になってしまいました、ハンガリー&ルーマニア旅行記。
    ちょっとハリキリすぎ。
    どうぞゆっくりお読みくださいませ。
    私の方は次回の旅行に出てしまったら、去年の旅行記がストップしてしまうのが目に見えているので、あせっております@
    でもあとひといき。

    センテンドレでは4つとも教会に入りたいと思っていましたが、なんだかんだとたくさんの都市に行ける方を優先させて旅程を欲張り、2つどまりでした。
    でもとても良かったです
    天気がよくて、観光客であまり混雑しすぎてなく、なかなかよい半日散策でした。

    しかし、教会というと、カトリック教会はだいぶ見慣れてしまったのですが、正教会はまだまだ新鮮です!
    正教会の国に旅行する楽しみができました。

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