冬のカナダ?カナディアンロッキー編

2006/11/22 - 2006/11/27

ここに来て、改めて「私は北の寒い国が好きだ」と思いました。
日本国内でも北海道や東北が大好きです。
そして、南の国や地域は激しく合わないです…。
ごちゃごちゃしてる都会的な雰囲気よりも、広々としてどこか寂しいような雰囲気のほうが好きです。

私はこのカナディアンロッキーに深く心を打たれました。
夏に、秋に、春に、また冬に、何度でも来たいと思います。
自然の素晴らしさを全身で感じられます。
これを見てる方でまだカナディアンロッキーに行ったことがない人は是非いってみてください。
カナディアンロッキーに行かないで死ぬ人はかわいそうだと思います！！

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

国道一号（トランスカナダハイウェイ）には多くの鹿の保護策があります。これによって、しかの事故死が減ったそうです。

この針葉樹林は蝦夷マツ、モミ、ロッジポールパイン。ロッジポールパインというのはおそらく日本にはない木です。この木は非常に面白い性質をしています。大学で森林科学を学んでる私にはたまらなくおもしろいんです！！
なにがって、この木の松ぼっくりは40度から50度の気温でないと踏んでもけっても開かないそうです。では、熱帯でないカナダでどうしてこんなにも繁殖したのでしょうか。答えは山火事です。降水量が少ないので自然発火がおきやすいもだそうです。ちなみにカナダでは、山火事を消してはいけないとの決まりがあるのもこのロッジポールパインの例があるからなのでしょう。火を消すことが自然保護とは限らないんですね。
そして、名前の由来はロッジのポールになるパイン（マツ）だそうです（そのまんま・笑）
ほかの木にくらべて光に弱いため木の元のほう枝が枯れておちているんだそうです。

カナディアンロッキーの木の樹齢は100〜120年らしいです。

カナダの国立公園法というのは世界初の自然保護法らしいです。

ランドル連山。ランドルというのはキリスト教を伝えた人らしい。

エルク（オオツノジカ）国道沿いにあらわれる。

キャッスルマウンテン。
スコットランドのジェームスへクターという人が
スコットランドのあるお城にそっくりだということで
名づけたらしい。

ここらへんの貨物列車は８０両、１００両編成が普通！！一番長いのは１８０両だとか・・・。
運悪く踏み切りがさがったら・・・ぞっとします。

ナチュラルブリッジ。
残念ながらここでしかエメラルドの水を見ることができませんでした。

ちなみにここら辺の湖がエメラルドかというと、氷河が溶け出した美しい水だからというのと、そこに粉ぐらいの大きさの石がはいっており光の反射でエメラルドに見えるそうです。この色は今だけの色で、その年、その季節、その日、その時間により色が違うそうです。

この地域はずっと暑い雲の覆われていて白と黒しかない世界です。だからこそ気づいたことがありました。一瞬現れる、ぼやけた太陽、太陽の光、青い空がみえたとき心のそこからうれしかった。こんなにもうれしくなったことは今までになかった気がします。私が住んでる町では毎日当たり前のように太陽や青い空が見えるから今まで考えたこともなかった。
太陽って素晴らしい・・・。青空って安心する。
そして、白い雪と黒い木しかない淡々とした風景を見ても感動するんです。このすばらしさは写真では伝わらないかもしれない。

メープルバター。怖くて、まだ味見してません。3個で1000円くらい。

一番安いメープルシロップ（笑）1個150円という破格、

ドリームキャッチャー。これは本物のインディアンの方が作ったものだそうです。カラフルでかわいい。1000円くらい。

これは偽物のドリームキャッチャー。
150円。

メープルキャラメル。
すっごく、しつこい・・・。