2006/09/15 - 2006/09/20
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SUR SHANGHAIさん
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スコットランドの旅を終えたSUR SHANGHAIは、一足先にドイツ入りしていた旦那とフランクフルトで落ち合い、毎年恒例のハンブルクへ。
夏から秋へ季節が移り変わり行く頃のハンブルク近郊。
ここでの懸案は、数年前から養老院に入っている親戚のお見舞い。
医療行為は出来ない旦那とSUR SHANGHAIは、裏方での手伝いしか出来ないのが心苦しい。
それでもお見舞いに来てもらうのを楽しみにしている親戚との数日。
最終日には遊覧船でハンブルク港を巡ってみました。
表紙の画像は、今年の夏の終わりを感じさせる木立の光
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- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
-
まずはエジンバラからフランクフルト入りするSUR SHANGHAI。
下に見えるのはライン川支流のマイン川かな。
ヘッセン州にあって金融・商業の中心地であるフランクフルトの正式名はフランクフルト・アム・マイン。
マイン川そばのフランクフルトという意味。
旧東ドイツにもフランクフルトという街があるので、こうやって区別しています。(こちらはずっとマイナーですが)
このあと無事に旦那と落ち合って、ハンブルク行きに乗り換え。 -
ハンブルクの空港からはレンタカーで親戚の家へ。
ここでは便宜上、養老院に入所している親戚をAさん、その連れ合いで、Aさんの介護をしている親戚をBさんと呼ぶことにします。
「Bさん、午後になったらAさんのお見舞いに行こうね。そのあとはみんな一緒に晩ご飯でしょ。どこのレストランにする?」
「…それがね…、Aは最近症状が進んで、外で食事させるのが大変なの。だから今日は、施設の晩ご飯をキャンセルしてないのよ…。」
「え?…」 -
Aさんの症状が進んでいるとは聞いていなかったSUR SHANGHAIと旦那は内心びっくり。
とりあえず様子を見てみることに。
Aさんはアイスクリームが大好きなので、
「お天気もいいし、外のカフェでアイスクリーム食べようよ。」
「……。」
う〜ん、確かに反応が鈍くなったかな…。
でも、拒否反応は無いので、車椅子を押して施設の外にあるカフェに陣取る。 -
以前に比べると口数は減ったけど、食欲は旺盛なAさん。
ゆっくりながらも自分が好きなアイスクリームを食べ終わる。
ついでに言うと、ドイツには日本で言うアイス・コーヒーはSUR SHANGHAIが知っている限りではありません。
メニューを見ると、アイス・カフェはありますが、この画像のようにコーヒー・フロートの豪華版と言った感じでアイスクリームや生クリームがたっぷり。 -
(Bさんが言うようには悪くなってないような気がするけどなあ…。)
でも、今日は施設の晩ご飯を摂らせるようにしたというので、夕暮れが迫る前にAさんを送っていくと…、
「俺は今日はここの晩ご飯は食べないぞ。」 -
これまでずっとお見舞いに行った数日は一緒に外で食事をしていたので、今日もどこかに行くんだろうとAさんは楽しみにしていたらしい…。
何に対しても反応が無くなったかのようなAさんにも、楽しみにしていることや意思は残っていた。
Bさんや介護士さんたちがどう勧めても、その日の晩ご飯には見向きもしなかった。
Bさんをはじめ、全員で猛反省。 -
翌朝、親戚宅の朝食での会話。
「今日の晩ご飯は一緒に摂ろうね。前に行った○○のお店がよかったけど。」
「あそこはもう無くなったのよ。△△のお店は入り口に階段があって上り下りができないし、□□のお店は車椅子だと通路が狭いし…。」
そう考えると、ドイツでもバリアフリーのお店は少ない。
遠出をすると施設内の介護士さんたちの介護スケジュールに支障をきたすし、結局はいつも行くお店のうちの一つに決定。
あとはBさんも含め、その日の役割分担。 -
Aさんが入所しているのは、全室個室で24時間介護付きの養老院。
はじめは1日に2度巡回してくる介護士さんの助けを借りて自宅介護をしていたBさん自身にも健康の不安が出てきたので、やむをえない選択。
今は午前中は自分や家のことに時間を費やし、午後の数時間をAさんに付き添う毎日。
これは義務ではなく、Bさんの愛情のなせる業。
Aさん、Bさん共通の趣味は庭仕事だったのに、今は広い庭の芝生刈りは人を雇っている。
エントランスからずらりと並ぶ植木の手入れは、SUR SHANGHAIの分担。 -
植木鋏でチョキチョキ。
一丁あがり。
すっきりしたなあ。
本職の方が見たら恥ずかしいですが…。(^^ゞ -
こんな植木がエントランス沿いと庭に合わせて30は有る。(^^ゞ
人の背丈以上の植木は旦那の担当。
気合を入れないと、ほかの雑用も有るし、滞在中には終わらない。 -
チョキチョキチョキチョキ…。
ホイ、また一丁 あがり!!
合間には、あれを片付けて、これを直して、あれも買わなきゃ、これも手続きを終わらせないと…、の数日間。 -
この日はAさんも一緒に早めの晩ご飯を食べに養老院の外へ出る。
ふと見上げる町並み。 -
「外でお食事?皆さん一緒でよかったですね。いってらっしゃ〜い。」
と、介護士さんたちに見送られても、午後の6時半頃までに戻らないといけないし、食事にかかる時間も考慮しないと。
朝、決めたように養老院から車椅子を押して10分足らずのレストランへ。
これはその途中にある別のお食事処の看板オブジェ。
目新しい場所へ、と思っても、バリアフリーの場所でないと困るし、上記のような時間的制約があるのは残念。
でも、昨日と違ってAさんの顔からは険しさが消えて、全員ホッ。やっぱりうれしいんだなあ。 -
町角の広場に出ていたカフェも、秋が迫るともうこの時間には店仕舞い。
スコットランドでも思ったけど、ドイツも人が少ないなあ。
自分が住んでる中国の町角風景を見慣れているから、からっぽな風景がやけに寂しい…。 -
その中庭には気候のいい時期にはカフェも出て、お見舞いにやって来た人も共に談笑する姿がよく見られる。
これまでに何度か行き合わせて、顔見知りになった人たちも。
今日は雨で寒いこともあって、外のカフェは休業。
後に見えるガラス張りの部分が入所者用の昼食兼カフェスペース。
内部のインテリアも立派で、それだけ見たら小粋なプチ・ホテル。
今日は皆さん、中で集まっているらしい気配。 -
Aさんが入所している養老院の様子は前にもご紹介しましたが、また別のアングルから数枚。
Bさんが毎日お見舞いに来るにも、車で5分という立地がありがたい。
これは別の日の午後にお見舞いに行った時のエントランスそばにある中庭の植え込み。
この日はそぼ降る冷たい秋の雨の中。
お見舞いにやって来る人はちょくちょく通るけど、プライバシー保護の観点から人のいない場面をパチリ。 -
ここは、入所者用の昼の食事スペース兼カフェとは別に各階にある夕食用スペースの一角。
こちらはちょっとシンプルな内装。
今は昼なので、照明も無く、誰もいない。
数回夕食風景も目にしたけど、盛り切りの食事をトレーで置くのではなく、介護士さんが付いてのブッフェ形式。
内容も前菜からデザートまで数種類揃っているのが驚き。味の方はどうなんだろう。 -
入所者の部屋は個室で、シャワーを浴びに車椅子ごと入れる広い浴室付き。
Aさんの部屋は1階なので、ちょっとした庭もあって、そこにも出られる。
以前3階にいた時には、ベランダが付いていたっけ。
ドイツではどこもこんな養老院なのか、誰でも入れるのかと言うとそうでもないらしいけど、SUR SHANGHAIはここ以外は見たことが無いので比較は出来ない。
ただ、日本でヘルパーの研修を受けていた時に通った施設に比べると…、設備も介護の内容も格段の差が有るのは歴然。
自分が年を取った時にはどうなるんだろう…。 -
ハンブルク最終日の午前。
Bさん曰く「今日は私も病院に行くし、雑用も済ませてくれてご苦労さん。午後のお見舞い前にどこかに行ってきたら?」
そう言えば、ハンブルクにはもう何度も来たのに中心部の街歩きはあんまりしていない。
ハンブルク港にでも行ってみようか。 -
Uバーンのランドゥングスブリュッケン駅を出ると、ハンブルク港を巡る遊覧船の埠頭堤防がありますよ。
そこから更にこの通路を渡って船着場に行くと…、 -
…ハンブルク港観光のボートがたくさん停まっているので、あれこれ自分で見て選んでみては?
次の出航時刻、遊覧時間、料金を表示した看板が出ています。
遊覧時間は30分〜2時間。チケットはそれぞれの会社の窓口でどうぞ。
出航時刻が迫っても席に余裕のある時には呼び込みの人が船の入口にいるので、その人から直接買うこともできます。 -
SUR SHANGHAIと旦那が乗ってみたのは、GROSSE HAFENRUNDFAHRT社の、遊覧時間1時間で1人10ユーロの遊覧船。
スタッフによる解説(ドイツ語)付き。
大きめの船で、150人くらい乗っていたのにゆったり。揺れはほとんど無し。
飲み物別料金のカフェも有ってのんびりできます。
ただ、この時はお天気が悪くて眺めは今ひとつ。 -
それでも大きな窓からはハンブルク港に沿った街並みや行き交う船、それに…、
-
…荷積み作業中の巨大コンテナ船の様子が手に取るように見える遊覧船内。
-
航空輸送システムがいくら発展しても、コンテナ船はまだまだ重要。
一度に1000単位でのコンテナを積める規模の物もあると聞くと驚く。 -
デッキ席にも出てみたけど、今日は寒い〜。
ブルブル ((+_+))
霧の中だとドイツの国旗も湿っぽい。 -
ドックに入って修理中の貨物船。
かと思えば…、 -
…客船も停まる埠頭。
-
ハンブルク港を巡る遊覧船には、こんなディナー・ショー付きのものも有るようなので、興味のある方は要チェック。
-
1時間の遊覧を終えて下船。
ちょっと埠頭も歩いてみようか。 -
ん?
これは何なのかは分からぬながらも、その色と形に惹かれるなあ。 -
古い建物、新しい建物も入り混じるハンブルク港沿いの埠頭。
お天気がいい日には華やいで見えるんだろうな。 -
どこの港町でも、SUR SHANGHAIにとっては懐かしい記憶のある場所。
潮の匂い、ペンキの匂い、重油の匂い、汗の匂い…。
クレーンやエンジンの響き、埠頭を打つ波の音…。
子どもの頃は、船乗りの生活に何となく憧れていた時もあったっけ。
女の子のくせに!と呆れられたのも想い出。 -
あ、これは初めて見た。
赤い移動式の灯台。
ボートの上に灯台が付いています。
今はお役目を終えて、博物館に。 -
この埠頭がある周辺からは、ハンブルクの見所を回っているバスも出ています。
SUR SHANGHAIたちは試しませんでしたが、観光インフォも埠頭にあるので、乗ってみたい方はそちらでご確認を。 -
最終日のお見舞いのあとはお天気がすっかり崩れてAさんは外に連れ出せず、Bさんを入れて3人での晩ご飯。
このギリシャ料理店も、Aさんが元気だった時にはよく一緒に来ていたお気に入りの場所だったんだけどなあ。 -
「また来年も来るからね…。」と言っても、
…何となく湿っぽい、ハンブルクでの最終日の食事。
この頃、タイのバンコクではクーデターが。(^^ゞ
バンコク一泊で帰る予定なのになあ。
ともあれ、明日のフランクフルトで様子を見てからのことに。
Aさん、Bさん、とりあえず今回はこれでお別れ。
次来る時は毎日一緒にご飯に行けるといいね。(^.^)/~~~
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この旅行記へのコメント (5)
-
- felicitaさん 2006/11/21 15:52:26
- ドイツの養老院って素敵ですね
- ドイツの養老院って素敵ですね。
日本の普通のマンションよりもおしゃれですね。
私もこんなところに住んでみた〜い!
日本でもこういう素敵な施設が増えるといいですね。
そうしたら、老後のイメージももう少し明るくなるのに。。。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/11/24 00:59:24
- RE: ドイツの養老院って素敵ですね
- ドイツではみんなこういう養老院かと言うとそうでもないらしいのですが、ここは介護システムもよく出来ていて、介護士さんたちもよく訓練されているばかりではなく、入所者に対する態度も尊敬すべきものがありました。
やむを得ず連れ合いをここに預けているBさんにとってはありがたい施設だと思います。
今日の朝には出発します。
出来たら出先からお邪魔します。(^.^)/~~~
-
- wiz さん 2006/11/20 18:52:56
- 港の写真
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは!
またしてもコメントがついていないうちに
遊びに来ちゃいました♪
スコットランドのところでもそうだったけれど、
SUR SHANGHAIさんの港の写真かっこいいなぁーーp(^-^)q
いつもながら見惚れてます♪
SUR SHANGHAIさんのコメントがついたら
またさらに素敵な旅行記になるだろうなぁ・・・と思いながら。
ということで、また少ししたら見に来まーーす(^-^)/~
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/11/21 10:27:44
- RE: 港の写真
- まだ準備中のところへお越しくださいまして恐縮です。(^^ゞ
これからは、まだ準備中の旅行記にはタイトルの終わりではなく、初めに≪編集途中≫と入れることにします。
数日後から留守になるので、秋までの写真はアップだけでもして行こうと思いますが、全部に≪編集途中≫と付くかもです。(^○^)
- wiz さん からの返信 2006/11/21 20:09:43
- RE: RE: 港の写真
- ≪編集途中≫、
昨夜寝る前zzzに気付きましたぁー、
あ、頭についてるって(苦笑)!
でも、お気になさらず!!
私はSUR SHANGHAIさんのコメントがついた後はもちろん、
お写真だけの時に"妄想"するのも好きなので・・・(^O^)♪
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