谷川岳・一ノ倉沢を探訪　☆紅葉と残照のころに・・

2006/11/03 - 2006/11/03

《　谷川岳・一ノ倉沢ハイキングと名瀑吹割の滝　》阪急トラピックスの日帰りバスツアー〔５９８０円〕に参加しました。
３連休の初日、絶好の行楽日和で関越自動車道は大渋滞！谷川土合口に11時頃ついて、約３時間のハイキングを楽しむはずが、何と14；45着。17時15分集合で漸く２時間半の自由時間がとれました。
一ノ倉沢の絶景はやはり感動的でした！夕日をあびての残照や月の出の風情も味わえました。吹割の滝は中止になりましたが、リンゴジュースがお土産につきました。運転手・添乗員さん長時間でお疲れさまでした。

エリア 谷川温泉・湯桧曽温泉(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

谷川岳（たにがわだけ）は群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の境の三国山脈にある標高1,977mの山。日本百名山の一つ。もともとは、トマ・オキの二つ耳と呼ばれ、隣の俎品（マナイタグラ）のことを谷川岳と呼んでいた。しかし、国土地理院5万分の1の地図での誤記により、トマ・オキの二つの耳のことを谷川岳と呼ぶようになった。

実際には、近くの一ノ倉沢岳など、周囲の山域を含めて、谷川岳と呼ばれている。トマの耳(標高1,963m)は、薬師岳。オキの耳(標高1,977m)は、谷川富士という別称を持つ。

標高は2,000mにも満たないが、険しい岩壁と複雑な地形、変化の激しい天候であり、一ノ倉沢を始めロック・クライミングのメッカでもある。

そのため遭難者の数も群を抜いて多い。昭和6年(1931年)から統計が開始された谷川岳遭難事故記録によると、2005年までに781名もの登山者が遭難死という飛びぬけた日本のワースト記録を保持している。(ちなみに、エベレストのそれは178人)。

眼前にそびえ立つ一ノ倉岳・・ここでの景観は圧巻である。
その場に立ち一ノ倉岳を仰ぎ見ると、「魔の山」と呼ばれる理由が理解できる。険しさ厳しさの中に、人を魅了してやまない何かが、ここにはある

谷川岳ドライブインに漸く着いた。キノコ弁当を積み込む。登山基地まではあと５分程度だ。

谷川岳ロープウエイの麓駅から歩きはじめる。
細く曲がりくねった道は軽い登り坂で・・。

谷川岳歴史街道ゾーンの案内板。日本海側に続く旧街道であった。一ノ倉沢までは舗装もされており自動車も通る。

マチガ沢が見えてきた。沢の正面に谷川岳の威容が迫る。

一ノ倉岳の向かいにある白毛門山。　白毛門・・？とは、山頂直下の二つの岩が通称「ジジ岩」「ババ岩」とよばれるからだそうな。

一ノ倉概念図。
クライミングの登攀ルートがわかるが・・。

木の間越しに月がでてきた。明日が１５夜だろうか。月の陰影が分りいい露出となった。

５時半ころのドライブイン。みやげ物を購入する。到着時から３時間程なのに、闇の倉さになった。

この旅行記へのコメント （5）

• 招き猫さん 2006/11/15 19:02:02

  紅葉

  　マキタンさん、こんばんわ。
  また、いつも訪問ありがとうございます。
  
  良いあんばいに月とススキ撮れましたね。
  旅行での風景写真は、ほとんど運とタイミングですから、、
  まあ、それを逃さない洞察力も必要ですが、でも良かったですね。
  
  ではまた、宜しくお願いします。
  
  招き猫

  マキタンさん からの返信 2006/11/16 00:07:38

  RE: 月とススキと・・いい風情です。

  招き猫さん こんにちは。書き込みありがとうございます。
  
  良いあんばいに月とススキ撮れましたね。・・お褒めいただき恐縮です。
  山道で薄暗くなるころですが、詩情を感じる光景でした。月の陰影を出す露出は難しいようですが、偶然の結果です。またお立ち寄りください。再見！
  
  

• イーハンさん 2006/11/06 19:53:18

  マキタンさんこんにちは。

  紅葉の谷川岳拝見しました、わが青春の谷川であります、土合駅下りの階段は今でも体が覚えています、登山センターにはお世話になりました、其の途中にあります遭難者の石碑には県別に氏名が記され、まだ余白も残されていてそれらが埋まらぬよう念じては、哀悼の意を持って通過していました。一ノ倉沢も変わることなく、滝沢スラブ、烏帽子岩、衝立岩、コップ状岩壁と本当に懐かしく拝見、当時私は通年毎週のようにこの谷川の岩壁を登攀していました、出来ればこの目でもう一度見たいと思っていますが中々そうはさせてくれません、そんな中マキタンさんの日記は感激しました有難うございます。また訪問させていただきます。

  マキタンさん からの返信 2006/11/06 23:33:16

  RE: 谷川岳の思い出・・ありがとう！

  イーハンさん こんにちは　投票・書き込みありがとう！
  谷川岳の思い出、嬉しく読みました。学友もここで雪崩に遭遇し近寄り難い処でした。こんなに手軽にハイキングできると知り、初めての探訪でした。（ロープウェイ利用の登頂はありますが・・）一ノ倉沢も変わることなく、滝沢スラブ、烏帽子岩、衝立岩、コップ状岩壁と本当に懐かしく・・アルピニストの感激・・をいただけるとは想像以上のことでした。でも、荘厳さは実感できますね。またお気軽に訪問してください。お待ちしています。

• いっちゃんさん 2006/11/05 12:46:36

  大渋滞に耐えて

  大変なツアーになりましたね
  観光シーズンの関越道は予定が立ちませんね。
  でも、午後の陽射しの一の倉、また趣きがちがっていいですね
  やっとたどり着いた一の倉・・・深まる秋のいでたちに感激したのではないですか！
  何時訪れても一の倉の荘厳な雰囲気は岩を登る人には堪えられない風景ですね。
  若い頃を思い出します。
  吹き割りの滝は残念でしたが、またの機会の楽しみを残しましたね。
  大渋滞お疲れ様でした。