2006/10/01 - 2006/10/05
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ラマダン中にマラケシュへ
2006年10月1日
マラケシュに寄ってからエッサウィラで過ごす為、本日18時30分エルフード発のバスに乗り込む予定。
エッサウィラではいつも寒い思いをしている。
だから今回は温かい服をメインに準備。
私が準備した荷物リスト
・分厚い生地のズボン
・半袖のTシャツ
・分厚い生地の長袖Tシャツ
・長袖のワンピース
・裏がモコモコした生地の温かい長袖シャツ
・綿生地の長袖シャツ
・学生時代から愛用しているVネックセーター
・裏がモコモコした生地のパーカー
・裏がモコモコした生地のジャージジャンパー
・ウィンドブレーカー
・ショート丈のコート
・綿生地のショール
・毛糸の帽子 × 2
・温かいババシャツ
・綿のババシャツ × 2
・タイツ
・スキー用の温かいスパッツ
・綿のスパッツ
・スポーツソックス(温かいから) × 2
・普通の靴下 × 2
・スリムウォーク(足が浮腫むから)
・アンダーパンツ × 3
・ブラジャー
・シャワー&室内用サンダル
こんな感じ。
普段使ってるサンダルも持って行きたかったけど、靴が3足になるのは嫌やったから諦めた。
日よけの帽子も持っていこうと思ったけど、寒いのにこんなんいらんか、という事で却下。
パジャマ様のシャツとズボン、どんな格好でも寝れるからいらんか、また却下。
初め半袖Tシャツなんて用意してなかったけど、エルフードは暑いやん!て事で半袖シャツで行く事に。
じゃ、もう1枚くらいTシャツ持って行こうか、と荷物に加えた。これ、後々大正解!
確かこの頃は18時20分くらいにフトール(断食明けの食事)を採っていた。
今日のフトールはどうするんやろう?と思いながら、18時に家を出てバス停へ。
夕日を浴びた雲が綺麗!
前日から座席を予約してたから、運転席の真後ろに陣取る。
というか、荷物を預けてすぐにカフェへと向かう。
家から持参したデイツ(ナツメヤシの実)やシュバキア、クルミをテーブルに並べ、旦那がハリラを注文。
ぼ〜っと待ってたら、「もう断食明けたから早く食べて!」と旦那。
アザーンに全く気づかんかったけど、周りを見てみると皆デイツを食べている。
何かアザーンが鳴ったらすぐに食べなあかん!て感じで皆急いでいる様子が面白い。
ここまで我慢してんから、もう1分や2分くらい別にどうって事ないやん、なんて思いながらゆっくりとハリラをすすった。
エルフードでジーンズに靴はまだ暑い。
フトールが済んだらバスへと戻る。
運転手の真後ろはちょっと広めやし、眺めがいいから嬉しい。
でも事故ったら運転手と共にあの世行きか重症やろうな。
18時50分 エルフードを出発。
19時55分 エルラシディアに到着。
ふと外を見たら白い煙がもんもんとしている。
出元はこのバス...
運ちゃんたちが何やら整備している模様。
だ、大丈夫ですかぁ?
20時15分 エルラシディアを出発。
21時06分 道路脇の砂利道に停車。
運ちゃん達も乗客も出て行く。
どうやらバスの調子がよく無いらしい。
外に見えるのは満点の星空。電線? 山。
出てみると少し寒かったからウインドブレーカーを着用。
星を眺めてたけど、暇やから今のうちに横になって寝る事にしよう。
座席二つ使って寝てたら旦那が覗きに来た。
調度トイレに行きたかったから旦那と人がいない方向へと歩いて岩陰で用を足す。
「まだかかるんかなぁ?」
「知らない」と両手を上に上げて答える旦那。
「どうする?このまま断食に入ったら。」
「デイツいっぱい持ってるから大丈夫。」
デイツだけで明日断食するのはちょっと辛いなぁ...
なんて思っていたら、23時10分にようやく出発。
23時48分 リッシ着
ヌハや☆子ちゃん達と過ごした日を思い出す。
→http://blog.gogosahara.com/?eid=502400
Tシャツじゃちょっと冷えてきたから、セーターとジャージを羽織った。
何分に出たかは不明。でもそんなに止まってなかった。
1時50分 ザイダで夕食。
バスの休憩で食事をする時、決まってケフタをリクエストしてしまう。
初めての旅で休憩所で食べたケフタが余りにも美味しかったから。
それに食べるのが遅い私でも、サンドウィッチにしてバスに持ち込めるしね。
お隣に座って食事をしていたおじいさんがゆで卵をくれた。
やけに上手い!
2時24分 ザイダ出発
また冷えてきたからウインドブレーカーを着用。
5時20分 どこかの町で停まった。と同時に眠りから覚める。
時間を確認して、もうすぐラマダン入りやから水飲んどかな、と急いで手元にあったジュースを飲んだ。
バスを降りて友達と話していた旦那が戻ってきて、
「もうラマダンに入っててんで。知ってた?」
と聞いてきた。
「うそぉ、ちゃんと時間確認したもん!」
「今何時?」
「5時20分過ぎたところ。」
「いっつもラマダン何時からやった?」
「うわぁ!4時20分と5時20分間違えた!!」
て事で、知らぬ間にラマダン始まってました。
スホール(ラマダンに入る前に食べる食事)の休憩があると思ってたし、
何らかのアイズがあると思ってたからびっくりや。
他の人たちはちゃんと何か食べたんやろうか???
昔ラマダン中バスに乗った時は、いきなりおじいさんがアザーンらしき言葉を大声で叫びだし、皆ゴソゴソと食べ物を取り出してフトールの食事を始めた事がある。
ヌハがマラケシュから帰る時はスホールの休憩もあったから時間かかったと言っていた。
なのに、何でアイズも何もないのぉ?!
ま、気づかなかったという事で、そのままラマダンしました。
5時53分 ベニメラル着
プチタクシーが沢山走ってるし、ポストオフィスを2軒見かけた。
マラケシュのようにピンク色でもないし、エッサウィラのように白でもない、普通の町だけど大きな町だった。
9時10分 マラケシュ着
いつもの安宿へ直行して昼寝。
他に客はいないらしく、貸切状態。
13時、メディナへと出向く。
マラケシュはラマダンを感じさせないくらい普通に見えた。
いつものバブーシュ屋さんでバブーシュを沢山仕入れる。
やっぱりマラケシュのお店にある商品はお洒落で可愛い。
片っ端から見て周りたいけど、旦那が付き合ってくれる訳もなく、
さっさと用事を済ませてまたホテルで昼寝。
昼間に歩き回って疲れたけど眠れない。
マラケシュのフトールは18時30分頃と聞いてたけど、きっともう少し早くなってるやろうから早めにカフェに行きたい。
でも旦那が起きない。
やっと起きてくれて外に出た時は18時をまわってた。
フナ広場に面したカフェに行くと、1軒目は既に満席。
ハリラやシュバキアが置かれたテーブルで皆フトール待ち。
そのカフェで普通にお茶やお喋りを楽しんでいる外人さん達を見かけて、
「何もフトールの時間にカフェに来んでもええやん!?」
と勝手にイライラする。
お隣のカフェで席を確保して、フトールセットのハリラ、ゆで卵、シュバキア、デイツ、オレンジジュースを眺めながらアザーンが鳴るのを待つ。
正に犬のお預け状態。
昨日はここまで待ったら1分や2分フトールの時間が遅れたってどうって事ないわ、なんて思ってたけど、
もうアザーンと同時に食べたい!1秒も待てん!!という思いで待ちました。
18時20分 本日のラマダン終了
オレンジジュース一気飲み。
あ〜、美味い!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
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