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かつて「ウィークエンドフリーきっぷ」というとんでもない切符が存在していた。<br />土日祝日の連続する2日間、JR東日本全線が乗り放題!<br />しかも、新幹線を含む特急の自由席に追加料金なしで乗車できた。<br />これで15,000円は破格である。<br />ちょっとサービスしすぎだと思ったのか、その後、乗り放題区間から北東北が除外されたが、代わりに新幹線を含む特急指定席が利用できるようになった。<br />値上げも何度か行なわれ、2006年現在は18,000円となっている。<br />名称も、ストレートに分かりやすく「土・日きっぷ」となった。<br /><br />まずは東京駅から山形新幹線で山形へ。<br />ミニ新幹線は初めて乗ったが、車内は完全に在来線。<br />在来線の特急に乗っても何とも思わないが、これが新幹線だと思うと圧迫感を覚えるから不思議なものだ。<br />山形からは特急に乗り換えて秋田まで。<br />単調な風景が続く。<br />秋田駅は秋田新幹線開業に向けて工事中だった。<br />そこかしこに秋田新幹線関係のポスターが貼ってあり、期待の大きさが窺えた。<br />後で知ったのだが、この時期、秋田新幹線工事のため田沢湖線が全面運休となり、気動車を改造した特急「秋田リレー号」が北上線経由で運転されていたらしい。<br />いつでも乗れる山形新幹線より、二度と乗れない「秋田リレー」に乗っておけばよかったと、ちょっと後悔。<br />青森までも特急を利用。<br />青森では青森港で保存されている青函連絡船・八甲田丸を見学。<br />船内は青函連絡船に関する資料館として使われているが、面白いのは車両展示室。<br />青函連絡船の内部にはレールが敷かれていて、現役当時はここに貨物列車などを載せて青函航路を往復していたという。<br />そのレールを活用して、青森にゆかりのある車両の実物を展示していた。<br />鉄道車両の航送はデンマークやイタリアで現在も行なわれているが、貨物とはいえ最近まで日本にもあったとは知らなかった。<br /><br />復路は八戸に寄ってみた。<br />八戸駅は八戸の中心部から遠いことで有名だが、確かに駅前は閑散としていた。<br />八戸市街に一番近いのは、その名の通り本八戸駅。<br />本八戸は非電化ローカル線の中間駅だが、妙に立派な高架橋の上にあった。<br />八戸は港町だと勝手に思っていたが、海からは割と離れており、潮っ気は全く感じなかった。。<br />盛岡からはE1系Maxに乗った。<br />この車両の自由席は衝撃的で、なんと両側3列の6列座席だった。<br />人民硬座か!?<br />こんなShinkansenでは、とてもじゃないが世界に誇れない。<br />仙台を過ぎる頃には満席となり、私の座っていた席も3人ビッシリ。<br />二度と乗りたくない。<br />この6列座席、JRは余程気に入ったのか、新型のE4系Maxにも受け継がれている。<br />東北新幹線は非常に混み合っていた。<br />よく見ていると、かなりの客がウィークエンドフリーで乗っている。<br />東京〜仙台を往復するだけで元が取れるんだから、当然だろう。

ウィークエンドフリーきっぷで青森へ

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1997/01 - 1997/01

1472位(同エリア1494件中)

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STAMP MANIA

STAMP MANIAさん

かつて「ウィークエンドフリーきっぷ」というとんでもない切符が存在していた。
土日祝日の連続する2日間、JR東日本全線が乗り放題!
しかも、新幹線を含む特急の自由席に追加料金なしで乗車できた。
これで15,000円は破格である。
ちょっとサービスしすぎだと思ったのか、その後、乗り放題区間から北東北が除外されたが、代わりに新幹線を含む特急指定席が利用できるようになった。
値上げも何度か行なわれ、2006年現在は18,000円となっている。
名称も、ストレートに分かりやすく「土・日きっぷ」となった。

まずは東京駅から山形新幹線で山形へ。
ミニ新幹線は初めて乗ったが、車内は完全に在来線。
在来線の特急に乗っても何とも思わないが、これが新幹線だと思うと圧迫感を覚えるから不思議なものだ。
山形からは特急に乗り換えて秋田まで。
単調な風景が続く。
秋田駅は秋田新幹線開業に向けて工事中だった。
そこかしこに秋田新幹線関係のポスターが貼ってあり、期待の大きさが窺えた。
後で知ったのだが、この時期、秋田新幹線工事のため田沢湖線が全面運休となり、気動車を改造した特急「秋田リレー号」が北上線経由で運転されていたらしい。
いつでも乗れる山形新幹線より、二度と乗れない「秋田リレー」に乗っておけばよかったと、ちょっと後悔。
青森までも特急を利用。
青森では青森港で保存されている青函連絡船・八甲田丸を見学。
船内は青函連絡船に関する資料館として使われているが、面白いのは車両展示室。
青函連絡船の内部にはレールが敷かれていて、現役当時はここに貨物列車などを載せて青函航路を往復していたという。
そのレールを活用して、青森にゆかりのある車両の実物を展示していた。
鉄道車両の航送はデンマークやイタリアで現在も行なわれているが、貨物とはいえ最近まで日本にもあったとは知らなかった。

復路は八戸に寄ってみた。
八戸駅は八戸の中心部から遠いことで有名だが、確かに駅前は閑散としていた。
八戸市街に一番近いのは、その名の通り本八戸駅。
本八戸は非電化ローカル線の中間駅だが、妙に立派な高架橋の上にあった。
八戸は港町だと勝手に思っていたが、海からは割と離れており、潮っ気は全く感じなかった。。
盛岡からはE1系Maxに乗った。
この車両の自由席は衝撃的で、なんと両側3列の6列座席だった。
人民硬座か!?
こんなShinkansenでは、とてもじゃないが世界に誇れない。
仙台を過ぎる頃には満席となり、私の座っていた席も3人ビッシリ。
二度と乗りたくない。
この6列座席、JRは余程気に入ったのか、新型のE4系Maxにも受け継がれている。
東北新幹線は非常に混み合っていた。
よく見ていると、かなりの客がウィークエンドフリーで乗っている。
東京〜仙台を往復するだけで元が取れるんだから、当然だろう。

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