2005/07/17 - 2005/07/18
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mozartianさん
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カナダ・アラスカ旅行 番外編(1)
約一ヶ月間の旅行で、現地の人たちの大小さまざまな親切に出会いました。
旅行記の、その1〜20で触れたものもありますが、ウイニペッグ空港で働く人たち、ウイニペッグ市内バスの運転手、オンタリオ・ノースランド鉄道の女性乗務員、ダンカンB&Bのオーナーなど、皆親切な良い人ばかりでした。その中で特に感激したことだけを2件だけ番外編として紹介しておきます。一件は既に触れたことの再録です。
本当にカナダの人たちは素朴で親切でした。しかし、残念なことがありました。それは、現地の人たちの親切にひきかえ、カナダ大使館観光局の現地の人の親切を台無しにするような誠意のない姿勢です。
私は帰国後、パワーポイントを使って、130ページ余りのこの旅行の旅行記録を作成しました。
そこで、いきなり送りつけるのは失礼かと考え、観光局の日本代表宛に(日本人スタッフや日本語の分かるスタッフがいると考え日本語で)、“現地で親切にしてくれた人たちへの感謝の念を込めて”旅行記録を作成しましたが、CD−ROMを送れば読んで頂けるでしょうか、読んでいただけるとすれば、どちらにお送りすればよいでしょうかと、旅行記のプリントの一部を付けて、丁重な問い合わせの手紙を出しました。
しかし、完全に無視されてしまいました。
一々多数の旅行客に取り合っていられないのかも知れませんが、現地の人たちの本当にフレンドリーな態度に比べ、観光の窓口のアンフレンドリーともいうべき姿勢は残念なことでした。
カナダ大使館の観光局は、多くの問い合わせなどが殺到するのを避けるためか、保安上の問題かどうかは知りませんが、日本の旅行者に対してはインターネットとFAX、情報誌以外の情報提供サービスを行っておらず、調べれば分かることなのですが、所在地(住所)も電話番号も公開していません。私は大使館の方からやっと所在地を知りました。日本人旅行者とのコンタクトは日本の外注業者に任せておけ、とでもいうような感じの接し方(私にはそう感じられました)には改善の余地があるように思います。観光局とは、一方的に観光を売り込み、情報を流すだけが役割ではないでしょう。
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- エアカナダ
-
出会った親切(1)
ダンカンのバスデポに予定より2時早く着きました。昼食がまだなので、遅い昼食を摂るため隣のピザ屋に入りました。ピザ屋とはいっても宅配かテークアウトが主体らしく、店内には数脚の椅子が置いてあるだけで、飲物も缶入りだけです。そこで15センチ程の一番小さなピザを注文し、待っていると店の外に公衆電話が見えました。今夜の宿にはバスの到着時間に出迎えてもらうことになっていたので、できたら早めに来てもらうよう電話をしようと思いました。
ところがうまく掛からず、テープでアナウンスが流れているが理解できません。カナダの公衆電話には何回かてこづっているので、店員に助けてもらおうと思って店に戻って若い店員に状況を説明していると、話を聞いていたらしい中年の男性(あとから店の主人のRobert Smith氏と判明)が奥から出てきて、この電話を使いなさいと店の電話を私の方に向けてくれました。
再びダイアルするが矢張り掛かりません。すると彼が受話器を取って聞いてくれ、該当する7910なる番号の電話はないと言っているという。用意していた他の資料も取り出してみたが間違いありません。すると彼は職業別電話帳を取り出してきたが見付かりません。僅か3室のB & Bなので載せていないのかも知れません。今度は電話局に聞いてあげようと言って、宿の名前から聞いてくれたが間違いないといいいます。再度掛けてみてもダメでした。それから彼は何回かあちこちに電話を掛けてくれて、どうして分かったのか聞く気力も失せていましたが、番号違いで7920が正しいといいいます。その上、私の英会話能力ではまだるっこしいと思ったのか、あなたが早く着いてここで待っていることを電話してあげようと言って宿に電話してくれました。そして、留守だったので留守電にその旨入れておいた、ピザが冷めるから早く食べなさいといいいます。
冷めてしまったピザの美味しかったこと。既にかれこれ1時間は経っていたので、約束の時間までバス停で待つことにして、謝辞を言い、10回以上は掛けたであろう電話代を払わせてくれと申し出たが受け取ってくれませんでした。更に、もし迎えに出会えなかったら、B&Bの場所は判るから自分が送ってあげる、必ずここに戻ってきなさいというのである。
発端や内容はさほど重要なことではありませんでしたが、一旅行者に対するこれほどの親切に目頭が熱くなってしまいました。
宿の主人のMr.Rensing が予定の時間に迎えにきてくれたので、とりあえずその旨伝えて宿に向かいました。Rensing 氏によると、申し訳ないが最近番号が変わったばかりだといい、それを電話局が把握していないことはよくあることといいます。
(礼状への返事)
帰国後、作成した旅行記録の121ページから130ページ(見出しだけは英訳を付けて)のコピーを添えて礼状を出しました。
その返事がまた良かったので一部を紹介しておきます。
“あなたの便りを心から楽しませてもらいました。この世に小さな親切を示す人がいるということは大変素晴らしいことですが、私に感謝する必要はありません。ヴァンクーヴァー島に滞在していた貴方に少しお手伝いできたことは私自身にも喜びを感じさせてくれたことなのですから。” “貴方が素敵な手紙をくれたので、もっと人を助けるよう努力すべきだと気付かされました。皆がそのように振舞えば、この世はもっと素敵な場所になるでしょう。そのことを気付かさせてくれた貴方に感謝します。今の流れの速い社会では直ぐに忘れてしまうことはとても簡単なことなのですから。” -
Robert Smith氏ノ経営するピザ屋PANAGO、最近の便りによると、ヴィクトリアにも店を出したとか。
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出会った親切(2)再録
ポート・エドワード北太平洋漁業歴史村
プリンス・ルパートからBC州営バスで訪れました。 -
エリザベスが私のためにタイプしてくれた説明
ポートエドワードにある「北太平洋漁業歴史村」を訪問したとき、中で上演されている一人芝居「スキーナ・リバー・ストーリー」を見物しました。
演ずるのは、後で知ったのですが、ビクトリアの大学で演劇を専攻するElizabeth Tomthon(これでトンプソンと読むそうです) でした。
過去にこの村を支えた人達の苦労と生活を各人種ごとに映写されるスライドに合せて7人のキャラクターを素人とは思えない熱意で30分あまりを演じていました。
これを見て、ここが日本人にも縁の深い場所であることを知ったので、他の展示を見る前ではありましたが、終わった後、彼女にこの村の歴史と日本人の関わりを示す資料がないか訊ねました。
フランス語の本になったものはあるが簡単なものはないという答えでした。しかし、それで終わりにはならなかったのです。何時までここにいるかと聞くので4時のバスで帰ると言うと、それまでに自分がタイプで打って書いてやろうというのです。そして、4時少し前に売店にいた私のところにA4 1枚にワープロで打った写真の紙を持ってきてくれたのです。
4時からの芝居が始まるからと急ぐ彼女に十分な礼をいう暇もありませんでした。タイプの内容の出来・不出来は問題ではありません。一外国人が向けた関心に自分のできる範囲内で誠心誠意応えようとする姿勢は素晴らしいものでした。 -
「北太平洋漁業歴史村」で一人芝居を演じていたElizabeth Tomthon
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