晩夏の中欧へ～リュブリャーナ・ポストイナ（スロヴェニア）編

2006/09/11 - 2006/09/13

ブダペストから列車に揺られること8時間。ようやく到着したのは最近までどうやって読むかすら分からなかったリュブリャーナ(Ljubljana)。

どこにあるかも、何があるのかも分からないまま、近くを通るんやからとりあえず行ってみよう！

そういうノリでたどりついた町。

旧ユーゴスラビアの国っていうだけで、物々しいところなんじゃないかと思っていたのに、「自分の国には愛(love)があるのよ」なんて言ってしまうお国柄らしく、良い意味で予想を裏切られた。
(Slovenia、と書くと分かるでしょうか)

loveというより、lovelyというコトバがぴったりの、このこぢんまりかわいい町を一気に気に入ってしまった。

列車の切符売り場のおネエさんも、両替所のおニイさんも、みんな手際よくて、きっちりしてるし、ハンガリーとはなんかチガウかんじがして、どきどき、わくわく。

エリア リュブリャナ(スロベニア)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道

リュブリャーナ駅からバックパックを背負ってテクテク歩くこと10分強。
中心部にあるプレシェーレン広場にあるフランシスコ教会にたどりついたのでとりあえずパチリ。
全体がピンクでかわゆい。

広場の名前にもなっている、プレシェーレンさん。
スロヴェニアを代表する詩人だそうな。

この広場には、老若男女人が集まっていて、なんだか賑わしい。

プレシェーレン広場からは、こんな石畳の通りが四方八方に続いています。

新市街と旧市街を結ぶ小さな3本の橋「トロモストウイエ」

橋というより道路が3本あるかんじ。
横から見ると橋かどうかすら分からないよ〜。

欄干に竜がいる、そのまんま「竜の橋」

竜はリュブリャーナ市の象徴なんだそうな。
近くまでいくと、かなりデカイ。

作りがかなりリアルなので夜見たら怖いかな〜って思ったけど、意外とそうでもなかったな。。。

橋の途中にある街頭も仔竜が支えてた。

きゃわいい。

ココからクロアチアの首都ザグレブまでは135kmらしい。

んんー、近いな。

ちょっと暗いですが、ティヴォリ公園方面にあるオペラ座。
この近くには国立の美術館・博物館があるみたい。

フランシスコ協会と三本橋の夜景。

夜は川沿いのレストランが営業していたり、生演奏が聞けるレストランがあったり、風情があってよかったな〜。

治安もかなりよい気がしました。

夜の石畳。

写真は暗く見えるけど、さほど怖くなったかな。
しかし、味がありますねぇ。

リュブリャーナでは、共同がキッチンがある宿に2泊。新しい宿らしく、とても綺麗。

川を渡ったところにSPARというスーパーがあったので、朝ごはんと昼ごはんはそこで調達。

生ハムが絶品。

イタリアが近いからか、種類も豊富でかなりお安く買えるのが嬉しい☆

毎日のように食べてました。

2日目は、バスに乗ってポストイナ鍾乳洞へ。
約1時間ほどで着く。

この鍾乳洞、ヨーロッパ最大らしくガイドさんは英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語を選択できるらしい。勿論、英語しか分からんので英語ツアーに参加したが、ちょうどバッティングした韓国旅行団の気ままな行動に若干イラッ。

中はほんっとうに広い！

どれくらい広いかというと、ナウシカにでてくる地底くらいあるんじゃないかと。（ホンマかな）

天井も高いし、いろんなカタチの鍾乳石もたくさんあるし、見ドコロ満載。
でも、写真がうまく撮れないなかった。。

この洞窟にいる「類人魚」という生物。
暗闇の世界で生き続けた結果、目は退化してしまったらしいが、1年間何も食べなくても生きていけるすごいヤツ。

45分くらい鍾乳洞をうろうろして出口へ向かう。
ほんとにおっきな岩の中にいたんだなぁと実感。

ちなみに生き帰りにこんなトロッコに乗ります。

お昼過ぎには、リュブリャーナに戻って、町散策へ。
ヴォードニク広場にはこんなお店がいっぱい。

色とりどりの果物！

りんごを1個買って、その場でかぶりついてみた。
冷えてはないけど、甘くて美味しい！

その場で食べる人用に、ちゃんと手洗い場とごみ箱が用意されてました。

ヴォードニク広場から道路を渡ったところにある細い道(Studentov ul.)から坂道を登っていくと、リュブリャーナ城が目の前に。
町と同じでこじんまりした感じのお城。

リュブリャーナ城からの街の眺め。
フランシスコ教会がこんなふうに見えるのねー。

お城にはためくスロヴェニアの国旗。

お城からの帰り道。
小道に緑が溢れているのがなんだか心休まる。

なんだかやっぱりラブリーなキオスク風の売店。

太陽がとっても柔らかい日でした。

スロヴェニアの地ビール！

セルビアのベオグラード行きの電車に乗って、いざザグレブへ！！