晩夏の中欧へ～車窓便り～ブダペストからリュブリャーナへ編

2006/09/11 - 2006/09/11

この度2カ国目のスロヴェニアにはハンガリーから列車で入国することに。この区間は夜行便がないので日中に移動。

8.25　ブダペストのケレティ西駅発
16:40頃　スロヴェニアの首都リュブリャーナ駅着

始発駅から乗ったからか、6人掛けのコンパートメントを2人で占領し続けること約8時間。

足を延ばして、溜まり気味だった旅行記を書いて、音楽を聴いて、窓から見える風景を楽しんで、次に訪れる国と町の情報を本で仕入れて、朝ホテルでくすねたパンを食べて、寝ころんでお昼寝して、ふと目が覚めると車内販売に来ていたのでコーヒーを買って、友人と他愛のない話をして、車内を歩き回って、持ってきた単行本を読破して、また寝ころんで、、、

それでもまだまだ目的地には着かない。。。

ゆっくり、まったり。
少しずつ変わる窓の外の風景を楽しみながら時が流れ。。
いつの間にか自分と向き合って物思いに耽ってたりもする。

そんな列車の旅が大好きです。

今回分かったこと。
ハンガリー→スロヴェニアの鉄道旅は一度クロアチアを通ってからじゃないと行けないということ。

ブダペストからバラトン湖沿いに南下して、ザグレブを通ってからリュブリャーナに至るんよね。

さぁ、まだまだ旅は長いぞぉ。

エリア その他の都市(ハンガリー)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道

朝8時25分　ブダペスト発ヴェネツィア行のEC52号に乗り込む。

いよいよ出発。

ちなみに指定席を買わなかったが、特に自由席があるわけではなく、空いてる所に座り、運悪く指定席券を買った人が来たらやむなく席を替わるというシステムらしい。

入った瞬間、寝台列車かと思ってしまうこの作り。

「NAGYKANIZSA駅」到着

まだハンガリーにいたのね。ふあ〜

うーん、のどかです。

ハンガリー側国境の駅「GyeKenyes駅」通過〜

運良く駅舎前に停まったので、激写。

クロアチア側の国境駅「KOPRINVICA駅」を過ぎたあたり。どこまでも草原。

がたんごとん、がたんごとん。
日差しが柔らかくて気持ちいい。

空もきれい。

この風景はきっと忘れないなぁ、、と思ってたら知らず知らず手が動いてた。

友人と2人、それぞれのことをしながら過ごす車内。

何かを考えるのにちょうどいい時間なのに、何も考えないで過ごす時間が、この風景と共に過ぎていく。。

クロアチアに予想外の入国したなぁと思ってたら、後で来るはずだったザグレブに来ちゃったよ。。

やっぱり首都のある駅は大きいなぁ。

いつの間にやらスロヴェニア入国してたらしい。
突如、平原だった景色が山と谷と河の風景に変わった！

山だ！ヤマだ！

さぁ、もうすぐ到着するぞぉ

リュブリャーナ駅に到着！

さぁ、宿探さないとね。