1961/11/12 - 1961/11/12
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ソフィさん
1961年11月12日(日)
今日は友人に誘われ、彼の車でパリの東北約80キロのコンピエーニュを訪ねた。
ここを訪問する第一の目的は、お城である。
コンピエーニュの城は、15世紀にジャンヌダルクが捕らえられた地として歴史に名を残している。
もう少し昔にさかのぼれば、9世紀にフランク帝国が分裂し、西の部分を相続したシャルル二世が、ここを首都とした。
18世紀になり、この城を愛したルイ15世は抜本的な改造を目指すが、巨大すぎた構想は十分に実現でないまま、ルイ16世の時代になって大革命の直前、1788年に一応の完成を見た。
城を取り巻く森は、王の狩場だったが、150平方キロとフォンテーヌブローの森に匹敵し、パリの1.5倍もの広さである。
これら多くの森が周辺にあるパリの生活は、まことにうらやましい。
1770年、ルイ16世とオーストリアのマリー・アントワネットとの対面(見合?)、1810年ナポレオンとマリー・ルイーズ(マリー・アントワネットの姪)との対面は、この地で行われた。
ナポレオン3世は、11月から12月にかけての狩猟シーズンには、賓客をもてなすために「連続夜会」を開催したと伝えられる。
近くの自動車博物館には、1898年の蒸気自動車をはじめ、コレクションがたくさんあり、自動車の発達史に関心を持つカーマニアには欠かせない訪問地だろう。
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