1988/10/19 - 1988/10/23
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ももんがあまんさん
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チェコ・スロバキアのコシツェから、夜行でクラコフへ入りました、国境での荷物検査は、異常なほどにしつこかったです、ポーランド人は、人が好いという噂を聞いていたのだけれど、制服組と言うのは、やはり融通の利かないもののようです、賄賂でも渡せば、すんなり行くのかもしれないけれど、かえって疑惑をもたれると逆効果ですしね・・・ 何はともあれ無事に入国、先ずはオシヴィエンツィム(アウシュヴィツツ)に向います。
写真の銅像は、ワルシャワの旧市街、崩れ落ちた城壁の前に置かれていたものです、どのような事実、どのような物語があるのか、何も知らない僕の目には、何かの漫画のような、牧歌的な、可愛らしい銅像に見えますけれど、ポーランド人自身には、どのように見えているのでしょうか・・・ 想像しても、理解できるものでは、無いでしょうね。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
-
アウシュヴィッツ(オシヴィエンツィム)
収容所入口
第二次大戦の最中、ナチスドイツによって作られた、ユダヤ人、ジプシー、反政府勢力等の「最終処分場」、宗教的憎悪&傲慢と人種的偏見により、遮るものの無い「サディズム」が吹き荒れた、そんな時代の「記念碑」です。 -
アウシュヴィッツ(オシヴィエンツィム)
まるで、何処かの田舎の、のどかな風景にも見えるけれど、建物の中には、女性の大量の髪の毛の山やら、人間の皮による制作物など、おどろおどろしいものの展示物があります、さすがに、そちらの方は、写真を撮るには・・・ チョッとですね。 -
アウシュヴィッツ(オシヴィエンツィム)
二重の鉄条網
戦後、ハリウッド製の映画などで、いやと言うほど喧伝されている場所で、やはり一度は、見ておきたいと思ってきた処です、けれど、この時から約20年、今日の、中東地帯での、彼等「ナチスの犠牲者の子孫達」のふるまい(パレスチナ人やレバノンでの、血に飢えた残虐さ)を見るに付け、今や、この土地の印象は変らざるを得ないと、そんな気がします。
ユダヤ人が、多いといわれる、ハリウッドの映画などは、やはりだいぶ、眉にツバをつけて見るべきなのかもしれませんし、少なくとも、この地で殺されたような多くの善良な人々も、武器と力を持ちさえすれば、その迫害者たちと、何の違いも無い、サディストと成り得るのだという事ですね。
つまり、この土地を、「ナチスの犯罪」と「可愛そうなユダヤ人」の悲劇の場として見るだけでは、今日的意味は無いと、そんな気がします、宗教的傲慢と民族的・人種的偏見は、「ナチス」のみの病ではなく、人類に等しく共通の「病気」なのですね。 -
アウシュヴィッツ(オシヴィエンツィム)
焼却炉です。
勿論、当然? 人間のでしょうね。 「灰の記憶」と言う、アウシュヴィッツの、かなり悲惨な映画を最近見ました・・・ -
クラコフ、フロリアンスカ門
クラコフは、14世紀〜16世紀、ポーランドがヨーロッパの強国であった時代(ポーランド・リトアニア連合王国)の首都(1596年にワルシャワへ遷都)であったそうです、この門は、その旧市街への入口です。 雰囲気がありますね。 -
クラコフ、バルバカン
フロリアンスカ門の脇にある「砦」です、クラコフは、第二次大戦でボロボロにされてしまったポーランドとしては、珍しく、戦禍を免れた街だそうです、ですから、チェコのプラハ同様に、古い街並が良く残されています。 -
クラコフ、旧市庁舎前
ライオン像
このライオンは、眠っております、もう一方のライオンも、ホントに情けない顔をしておりますね・・・ 何故でしょうか、ポーランドが周辺国に分割されたり、蹂躙されたりしたのも、この子達のせいかも・・・ と言うのは、冗談ですけれど・・・ それにしても、何故こんなのを、市庁舎前に飾っているのでしょうかね、面白いので撮っておきましたけれど、三越のライオンの方がまだましかも。 -
クラコフ
聖マリア教会&中央市場広場
旧市街の真ん中にある広場です、ランドマークは、聖マリア教会、建造は1222年だそうです、ゴシック様式だそうですけれど、見ての通り、左右非対称の、塔の形が面白いです。
観光客もたくさんいて、楽しげな様子の広場でした。 -
クラコフ
聖マリア教会&中央市場広場
市場広場ですので、いろいろと物売りのお店がたくさんあります、主に食料やら花やらの日用品が多く、まるで近くの農家が店を広げているような、殆どが素朴なお店です、なんとなく、ひやかすのも申し訳ないような気がして、あまり近寄りませんでした。 -
クラコフ、中央市場広場
かなり、だだっ広いですけれど、なんとなく素朴な美しさを持った、そんな広場、と言うのが、僕の感想です。
「レストランもカフェも無いのですけれど、西側ならば、相当に観光客を集めそうな良い広場」と、当時の日記に書いてありました。
今は、どうなっているのでしょうかね・・・? -
クラコフ、中央市場広場
おじさんたちの楽隊が、路上パフォーマンスを演じておりました、こちらの服装も、かなり素朴ですね、真っ赤っ赤のおばさんのセンスは、チョッと、と言う感じですけれど。 -
クラコフ、ヴァべル城
中央広場を南へ下った旧市街の端にある、ポーランド歴代の王の居城です、教会以外には、それ程たいした建物だとも思いませんでしたけれど、元々は、相当に美しかったのではないかと思わせる、タペストリーのコレクションがありました(どんなだったか?、今は忘れてしまいましたけれど・・・)。 -
グダニスク(ダンチヒ)
中央駅
クラコフから夜行列車で早朝に到着、グダニスクは、バルト海沿岸の町で、13〜14世紀には「ハンザ同盟都市」として、有力な都市だったそうです。 当時は隣にあった「ドイツ騎士修道会国家」(チュートン騎士団=プロイセンの前身)にとっても重要な港町で、ポーランド・リトアニア連合王国と、その覇権を争ったと伝えられます。 -
グダニスク(ダンチヒ)
高い門
駅から線路沿いに、旧市街の方向へ歩いて行くと、この門があります、元々は城壁の一部をなしていたそうですけれど、今はなんとなく、唐突と言う感じで、立っています、名前ほどには、高くも無いのですけれどね・・・ -
グダニスク(ダンチヒ)
旧市街入口前、名前は忘れましたけれど、此処にも突然に、塔が立っています、この町は、第二次大戦の激戦地であったとかで、これらの塔が、周辺と何の脈絡も無く立っているように見えるのは、たぶん周辺が全て破壊されたせいだと思います、殆どの塔は真っ黒で、煤けたような色をしていますし、日本のお役所の感覚ならば、マア、壊してしまうのでしょうけれどね・・・ -
グダニスク、旧市庁舎
戦後、一生懸命に復旧されたと言う旧市街です、中でも、この市庁舎の建物は、見事なものです、街の90%が焦土と化したらしいのだけれど? ホント、信じられないほど見事ですね・・・
でも、此処へ来るまでの、門や塔の煤けた色に比べても、新しいなあと言う感じは、確かにあります、プラハやクラコフに比べても、更に古い町なのに、「綺麗過ぎる」と、そんな気もします、そこいらが、マア、「焦土」と化した事の「証拠」でもあるのでしょうね。 -
グダニスク(ドゥワーギ広場)
ネプチューンの噴水
ヨーロッパでも有名な噴水であるそうですけれど、当時はあまり意識しなかったので、上手く撮れていません、ネプチューン(ポセイドン)はヨーロッパでは、珍しくも無いですしね。 -
グダニスク、レーニン造船所前
連帯の慰霊碑
ポーランド民主化の象徴、自主管理労組「連帯」の発祥の地「レーニン造船所」の前にある慰霊碑で、1980年のストライキと、それに続く弾圧の時代に、殺された人々への「慰霊碑」だそうです。
この町へ来たのは、このストライキとこの時代、この町を描いた、「鉄の男」と言う映画を見たからなのですけれど、正直言って、この映画が、良い映画だったかどうかは解かりません、この映画を鑑賞するには、当時は、ポーランドの歴史に対する知識も、「連帯」についての知識も、無さ過ぎました(今でも、無いけれど)、けれど、この映画の、なんともいえぬ「暗さ」に惹かれたのですね、「暗さに惹かれる」と言うのも、おかしいかもしれないけれど、マアそれは、僕の好みなので・・・ その「暗さ」の現場を見てみたかったのです。
出来れば、あの映画をもう一度見てみたい気もするけれど、普通のビデオ屋さんには、あまり置いてないのですね、DVDでは、出ているのでしょうか? 監督は、アンジェイ・ワイダと言う人で、この人の「灰とダイアモンド」も「地下水道」も「暗い」映画でした、けれど、彼に限らず、ポーランドの映画は「とにかく暗い」のが特徴なのだそうです、「暗さ」が好みの方には、お薦めですね、たぶん、本当の意味で、人の心を慰めるものは「明るさ」よりも「暗さ」なのだから・・・ですね。 -
グダニスク、レーニン造船所
連帯の慰霊碑
慰霊碑の前には、数多くの花が供えられていました。 -
ワルシャワ
文化科学宮殿
またの名を「ワルシャワの墓石」と言うのだそうです、ドイツ人が追い払われたと思ったら、今度はロシア人というわけで、この建物は、その「友好?」のしるしとかで、ロシア人がくれたのだそうです、マア、災難の続く国であります。
建物は、カンペキにロシア的ですね、謂わば「権威的」「誇大妄想的」ですね、こういう、居丈高な建築が好きと言うのも、裏を返せば、西欧に対しての「文化的コンプレックス」の顕われという事なのかもしれません。
昔、エッフェル塔嫌いのフランス人が、エッフェル塔に登って、「エッフェル塔は素晴らしい!、なんと言っても、エッフェル塔が見えないのだから」と言ったそうですけれど、ワルシャワっ子も、同じように思っているかも・・・ 確かに、ワルシャワの何処からでも、いやでも見えるランドマーク・・・です。 -
ワルシャワ
ザムコビィ広場
大戦後に、修復された、戦前の街並だそうです、美しいけれど、グダニスクの旧市街などと同じで、いかんせん「綺麗すぎ」なのですね、あと100年位すれば、「中世風」になるでしょうか?? -
ワルシャワ、ニケの像
ワルシャワの町を歩いていると、アチラこちらに勇ましい「銅像」があります、ガイド本によると、これらの像は、いずれもドイツ方向に向って、刃を振りかざしているとか・・・ でも、いまさら・・と言う気もするのですけれど・・・ ポーランド人の皆さん、ごめんなさい。
それに、ちょっとこういうのも、ロシア的、共産主義的、と言う気もしますですね、アチラこちらの共産圏で見た、露骨に兵隊さんの銅像で無いのは、ポーランド人のセンスでしょうか?? -
ワルシャワ、人魚増
ヴィスワ川の辺にあった「人魚像」です、こちらも勇ましくも「楯に剣」を持っております。
ところでポーランドは世界一の「美人の産地」と言われているそうです、ハリウッド女優の、イングリッド・バーグマンだったか?、誰だったか、忘れてしまったけれど、確かに僕も、アチラこちらの「喫茶店」やら「食堂」やらで、透き通るような肌をした「美女」を、幾度も発見しましたです、こういう素晴らしい、「目の覚めるような美女」と言うのが、ごく普通に、普通のところで働いているのが、不思議と言えば不思議で、これは、共産主義の良いところかも・・・?、と思ったものですけれど、今はどうなのでしょうねえ、殆どの美女は、ブラウン管かスクリーンの向こうへ行ってしまったのでしょうか・・・?? -
ワルシャワ、少年兵の像
表紙に使った「少年兵の像」です。
たくさんの花が供えられていたけれど、そのいわれは、解かりません。
この後は、この旅の、最後の国「東ドイツ」へ向います、この当時(1988年)は、当然に、共産圏です。
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この旅行記へのコメント (4)
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- るなさん 2014/03/07 00:57:19
- 遠い記憶
- こんばんは、ももんがあまんさん。
訪問遅くなりました。
この年より少し遅くして初めての欧州へ旅しています。私が訪れたのは当時西ドイツ〜オーストリアを抜けスイスへと約3週間旅しました。
そしてその年、東西ドイツは統一となりました。
私が回った国はこの時のももんがあまんさんの見た東欧とはたぶんかけ離れた雰囲気があったかと思いますね。
ポーランド、写真のせいか私が見た風景とは全然違って見えました。
アウシュヴィッツ...今回はあえて外した負の遺産です。
欧州ってそんなに進化して変わりゆく風景はないと思います。でも、東欧諸国はちょっと違うかもしれませんね。
ただ石畳と歴史を見守ってきた街並みは変わらないでいて欲しいと思います。
ももんがあまんさんの見たポーランド、何だか物悲しく見えました。
るな
- ももんがあまんさん からの返信 2014/03/07 11:03:24
- RE: 遠い記憶
- こんにちは、るなさん。
ポーランドの旧い旅行記、ご覧いただいて、ありがとうございます。
> 私が回った国はこの時のももんがあまんさんの見た東欧とはたぶんかけ
> 離れた雰囲気があったかと思いますね。
> ポーランド、写真のせいか私が見た風景とは全然違って見えました。
> 欧州ってそんなに進化して変わりゆく風景はないと思います。でも、東
> 欧諸国はちょっと違うかもしれませんね。
> ただ石畳と歴史を見守ってきた街並みは変わらないでいて欲しいと思います。
るなさんも、統一前のドイツに行かれたことがあるんですね、まあ、西側は、25年くらいではそれほど変わってはいないですけれど、東は、ポーランドに限らず「激変」している感じが、どの方の旅行記を見ても、感じ取れます・・・中でも、るなさんの「可愛いシリーズ」が一番印象的でした。
> ももんがあまんさんの見たポーランド、何だか物悲しく見えました。
マア、当時の東欧諸国の印象は・・・お店が無い・・・人の姿が無い・・・建物が煤けてる・・・と言う感じが、何処へ行っても強かったので、どの街角を撮っても、寂しい感じは有りましたけど・・・イマイチ、言う事を聞いてくれないカメラで、写真のピントがぼやけてるので、そんな感じが倍加してますね・・ハハ・・腕が悪かっただけかも?
by ももんがあまん
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- たぽじいさん 2006/09/24 16:15:04
- 眼を開かれました
- ももんがあまんさん こんにちは。
3枚目の写真のコメント、強い共感をもって拝読いたしました。
特に最後の三段の文は、新しく眼を開かされた思いがいたしました。
スケールの小さな話しになりますが、自分への自戒の思いがいたしました。
旅行記なれど大変勉強になりました。有難う御座いました。
- ももんがあまんさん からの返信 2006/09/24 20:31:07
- RE: こんばんわ
- たぽじいさん、こんばんわ
メッセージ有難う御座います。
僕の旅行記は、思うところを出来るだけ、はっきりと書くことにしておりますので、感想をいただけると、とても嬉しいです。
今後とも、宜しくお願いします。
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