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古都京都には面白い鉄道路線が多い。<br />京阪京津線・京福嵐電・京阪本線に乗ってみた。

京のおもしろ電車

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2000/03 - 2000/03

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STAMP MANIA

STAMP MANIAさん

古都京都には面白い鉄道路線が多い。
京阪京津線・京福嵐電・京阪本線に乗ってみた。

同行者
友人
交通手段
高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

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  • 滋賀県の友人宅を出発。<br />新快速で石山へ。<br />石山駅で京阪石山坂本線に乗換。

    滋賀県の友人宅を出発。
    新快速で石山へ。
    石山駅で京阪石山坂本線に乗換。

  • 浜大津駅で京津線に乗換。<br />地下鉄直通の京都市役所前行き電車に乗車。<br />京都地下鉄東西線と同タイプの車両。<br />地下鉄車両にしては小ぶりで、編成も4両と短い。<br />浜大津を出ると、いきなり道路上を走る。<br />小ぶりとはいえ、地下鉄車両が路面を走るとは衝撃的!<br />路面区間が終わると、今度は山越え。<br />肉眼でも分かるほどの急勾配(あとで調べたら60‰以上!!)を登る。<br />まるで登山電車だ。<br />山科の盆地に入ると、今度は地下へ。<br />開通したばかりの東西線は、ホームドア完備の近代的な地下鉄だった。<br />わずか10kmほどで路面電車・登山電車・地下鉄が味わえる路線は、日本ではここだけだろう。<br /><br />後で知ったが、地下鉄が路面を走る鉄道は、ドイツあたりでは珍しくないとか。<br />フランクフルトでは、京津線クラスの車両が堂々と地下鉄を名乗って路面を走っているらしい。<br />逆に、路面電車が地下を走る都市は、幾らでもある。

    浜大津駅で京津線に乗換。
    地下鉄直通の京都市役所前行き電車に乗車。
    京都地下鉄東西線と同タイプの車両。
    地下鉄車両にしては小ぶりで、編成も4両と短い。
    浜大津を出ると、いきなり道路上を走る。
    小ぶりとはいえ、地下鉄車両が路面を走るとは衝撃的!
    路面区間が終わると、今度は山越え。
    肉眼でも分かるほどの急勾配(あとで調べたら60‰以上!!)を登る。
    まるで登山電車だ。
    山科の盆地に入ると、今度は地下へ。
    開通したばかりの東西線は、ホームドア完備の近代的な地下鉄だった。
    わずか10kmほどで路面電車・登山電車・地下鉄が味わえる路線は、日本ではここだけだろう。

    後で知ったが、地下鉄が路面を走る鉄道は、ドイツあたりでは珍しくないとか。
    フランクフルトでは、京津線クラスの車両が堂々と地下鉄を名乗って路面を走っているらしい。
    逆に、路面電車が地下を走る都市は、幾らでもある。

  • 京都駅の駅舎にはビックリ!<br />吹き抜けにヨーロッパの広場のような巨大階段が。<br />上から見下ろすと結構怖い。

    京都駅の駅舎にはビックリ!
    吹き抜けにヨーロッパの広場のような巨大階段が。
    上から見下ろすと結構怖い。

  • 嵐山、渡月橋。<br />今回は乗車しなかったが、ここにも有名な鉄道がある。<br />旧山陰本線の廃線敷を利用したトロッコ列車だ。<br />後日乗車したが、確かに峡谷の景色が最高だった。<br />保津川下りとセットにしたツアーが多数組まれているらしく、亀岡発はわりと空いているが、嵯峨発は混雑が酷いようだ。<br />休日ともなると、立客満載で風景どころじゃない状況だった。<br />この鉄道、トロッコ嵯峨〜トロッコ嵐山間は山陰本線の下り線を間借りして走る。<br />上り列車に乗ると、複線の線路を逆走するスリル(?)が味わえる。

    嵐山、渡月橋。
    今回は乗車しなかったが、ここにも有名な鉄道がある。
    旧山陰本線の廃線敷を利用したトロッコ列車だ。
    後日乗車したが、確かに峡谷の景色が最高だった。
    保津川下りとセットにしたツアーが多数組まれているらしく、亀岡発はわりと空いているが、嵯峨発は混雑が酷いようだ。
    休日ともなると、立客満載で風景どころじゃない状況だった。
    この鉄道、トロッコ嵯峨〜トロッコ嵐山間は山陰本線の下り線を間借りして走る。
    上り列車に乗ると、複線の線路を逆走するスリル(?)が味わえる。

  • 渡月橋からJRの駅へ向かう道沿いに、小さな駅がある。<br />この駅の存在に気付く観光客は少なくないが、ここから電車に乗ったことがある者は少ないと思う。<br />この路線は京福電鉄嵐山本線。<br />「京福嵐電」などとも呼ばれる。<br />嵐山と四条大宮を結ぶ本線と、途中の帷子ノ辻駅で分岐して北野白梅町へ向かう北野線で構成される。<br />本線は途中山ノ内駅付近で路面を走る。<br />古都京都で路面電車とは風流だ。

    渡月橋からJRの駅へ向かう道沿いに、小さな駅がある。
    この駅の存在に気付く観光客は少なくないが、ここから電車に乗ったことがある者は少ないと思う。
    この路線は京福電鉄嵐山本線。
    「京福嵐電」などとも呼ばれる。
    嵐山と四条大宮を結ぶ本線と、途中の帷子ノ辻駅で分岐して北野白梅町へ向かう北野線で構成される。
    本線は途中山ノ内駅付近で路面を走る。
    古都京都で路面電車とは風流だ。

  • 車両も路面電車サイズだが、他都市で見かける車両とは一味違うデザイン。<br />この写真のようなレトロ調車両もあるが、通常の車両も十分レトロな雰囲気。<br />民家の軒先をかすめる沿線風景によく似合っている。<br />鹿王院・車折・有栖川と風流な名前の駅を過ぎ、帷子ノ辻に到着。<br />路面区間にも興味があったが、ここで北野線に乗換。<br />常盤・鳴滝・高雄口・御堂・妙心寺・竜安寺道・等持院と、こちらも美しい駅名が続く。<br />

    車両も路面電車サイズだが、他都市で見かける車両とは一味違うデザイン。
    この写真のようなレトロ調車両もあるが、通常の車両も十分レトロな雰囲気。
    民家の軒先をかすめる沿線風景によく似合っている。
    鹿王院・車折・有栖川と風流な名前の駅を過ぎ、帷子ノ辻に到着。
    路面区間にも興味があったが、ここで北野線に乗換。
    常盤・鳴滝・高雄口・御堂・妙心寺・竜安寺道・等持院と、こちらも美しい駅名が続く。

  • 北野白梅町駅から金閣までは徒歩20分と微妙な距離。<br />嵐山と太秦・金閣を結ぶ路線と言えなくもないが、この距離がネックか?<br />ちなみに、竜安寺道から竜安寺までも1km弱ある。<br /><br />金閣には「この建物は“金閣寺”ではありません」という立札があった。<br />???と思ったが、要するに、<br /> 誤 金閣寺<br /> 正 鹿苑寺金閣<br />と言いたいらしい。<br />金閣寺が俗称だと知ってはいたが、立札の意味を理解するのに時間がかかった。<br />後日訪問した時には、何故か立札はなくなっていた。

    北野白梅町駅から金閣までは徒歩20分と微妙な距離。
    嵐山と太秦・金閣を結ぶ路線と言えなくもないが、この距離がネックか?
    ちなみに、竜安寺道から竜安寺までも1km弱ある。

    金閣には「この建物は“金閣寺”ではありません」という立札があった。
    ???と思ったが、要するに、
     誤 金閣寺
     正 鹿苑寺金閣
    と言いたいらしい。
    金閣寺が俗称だと知ってはいたが、立札の意味を理解するのに時間がかかった。
    後日訪問した時には、何故か立札はなくなっていた。

  • 京阪電車で大阪方面へ向かった。<br />京阪の特急は、二階建車両を1両組み込んだ編成だった。<br />関東の人間は、「これはグリーン車か?」と思うだろうが、もちろん普通車。<br />私鉄のない地域の人間は、「特急料金は?」と思うだろうが、もちろん運賃だけで乗れる。<br />車内は関西では当たり前の転換クロスシートだが、どことなく落ち着きがあり、雰囲気は関東の私鉄特急やJRの中電グリーン車に近い。<br />いまだにテレビカーが健在だったのには驚いた。

    京阪電車で大阪方面へ向かった。
    京阪の特急は、二階建車両を1両組み込んだ編成だった。
    関東の人間は、「これはグリーン車か?」と思うだろうが、もちろん普通車。
    私鉄のない地域の人間は、「特急料金は?」と思うだろうが、もちろん運賃だけで乗れる。
    車内は関西では当たり前の転換クロスシートだが、どことなく落ち着きがあり、雰囲気は関東の私鉄特急やJRの中電グリーン車に近い。
    いまだにテレビカーが健在だったのには驚いた。

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