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諫早<br /><br />飛行機プラスホテルというチケットを始めて買ってみた。長崎往復の航空券とホテルは一泊という組み合わせである。ホテルは旅の最初でも最後でもいいというのである。<br /><br />長崎にはなんども来ている。長崎市だけでなく、島原半島にも長崎半島も端っこまで行ったことがある。平戸にも行ったし、ハウステンボスも遊園地はもちろん、見事なコージェネレーションシステムも見せてもらった。諫早もめがね橋は知っているが、干拓地を見るのはこれが初めてだった。<br /><br />まずは諫早干拓の現場を見に行った。ギロチンという水門が閉められ、4年ぐらい経ったのだろうか。まだ有明海の海苔がダメになったという騒動以前のことである。<br /><br />電車で諫早まで行き、バスで干拓地近くまで行き、歩いた。<br />すくすく伸びた稲の青田が広がっていた。その稲にカイガラムシのような、赤いものがついているのに気がついた。なんだろう、とってつぶしてみると、かさかさと割れた。やはりカイガラムシの仲間かもしれない。<br /><br />干拓現場の近くに行って見た。テレビの映像だと海を隔てる、ギロチンが近くに見えたが、近くに立ってみるといやはや干拓される場所は広い。はるかかなたにかすんだようにギロチンが並んでいるのが見える。その向こうに島原の山々がかすんでいる。すでに干拓された地の中の土くれは干上がって、まるで大きな牛の糞のように固まって、ひび割れていた。雑草が伸びている。もう少しすれば、雑草が生い茂り下の土くれは覆い隠してくれるだろうが、まだまばらな雑草だった。ところどころに、逃げ遅れた貝たちの屍が真っ白になってころがっている。本明川の流れに沿えば逃げることは出来ただろうに。<br /><br />一旦駅に戻り、食事をした。大村寿司をとった。ゆっくり休んで、島原鉄道で干拓の村へ行った。きれいな建物が立っている。中には干拓の歴史や漁具などが並んでいた。諫早の干拓は今始まったことではなく、古くから干拓事業が行われ、言ってみれば諫早は干拓で出来た町だという説明があった。歴史的には分からないわけではないが、今干拓している土地の将来計画は?と探していると、ピーマン・ゾーンとかトマト・ゾーンとか幾つかに色分けして、農業計画があった。絵はたのしい。平らな土地だから機械化は出来るだろう。干拓地は塩分が抜けるまで、どのくらいかかるんだろう。デザインの野菜は塩分には強い野菜なんだろうか。しかも農家の後継者が減っている。計画通りになるんだろうか。余計なことを心配した。<br /><br />ここに来る前に駅前でなんにんかの地元の人に「干拓地がどうなるのか」聞いて見た。「そのままにしておくんでしょう」「遊園地かな」といった気のない返事が返ってきた。<br />干拓の村の前でちょうどタクシーが来たので乗った。長崎のタクシーなので、諫早は詳しくないというので、公園を見ただけで長崎に行くことにした。<br /><br />公園ではネコはのんびり寝そべっていた。のどかですね。<br /><br />

諫早

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1998/07 - 1998/07

136位(同エリア140件中)

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buchijoyce

buchijoyceさん

諫早

飛行機プラスホテルというチケットを始めて買ってみた。長崎往復の航空券とホテルは一泊という組み合わせである。ホテルは旅の最初でも最後でもいいというのである。

長崎にはなんども来ている。長崎市だけでなく、島原半島にも長崎半島も端っこまで行ったことがある。平戸にも行ったし、ハウステンボスも遊園地はもちろん、見事なコージェネレーションシステムも見せてもらった。諫早もめがね橋は知っているが、干拓地を見るのはこれが初めてだった。

まずは諫早干拓の現場を見に行った。ギロチンという水門が閉められ、4年ぐらい経ったのだろうか。まだ有明海の海苔がダメになったという騒動以前のことである。

電車で諫早まで行き、バスで干拓地近くまで行き、歩いた。
すくすく伸びた稲の青田が広がっていた。その稲にカイガラムシのような、赤いものがついているのに気がついた。なんだろう、とってつぶしてみると、かさかさと割れた。やはりカイガラムシの仲間かもしれない。

干拓現場の近くに行って見た。テレビの映像だと海を隔てる、ギロチンが近くに見えたが、近くに立ってみるといやはや干拓される場所は広い。はるかかなたにかすんだようにギロチンが並んでいるのが見える。その向こうに島原の山々がかすんでいる。すでに干拓された地の中の土くれは干上がって、まるで大きな牛の糞のように固まって、ひび割れていた。雑草が伸びている。もう少しすれば、雑草が生い茂り下の土くれは覆い隠してくれるだろうが、まだまばらな雑草だった。ところどころに、逃げ遅れた貝たちの屍が真っ白になってころがっている。本明川の流れに沿えば逃げることは出来ただろうに。

一旦駅に戻り、食事をした。大村寿司をとった。ゆっくり休んで、島原鉄道で干拓の村へ行った。きれいな建物が立っている。中には干拓の歴史や漁具などが並んでいた。諫早の干拓は今始まったことではなく、古くから干拓事業が行われ、言ってみれば諫早は干拓で出来た町だという説明があった。歴史的には分からないわけではないが、今干拓している土地の将来計画は?と探していると、ピーマン・ゾーンとかトマト・ゾーンとか幾つかに色分けして、農業計画があった。絵はたのしい。平らな土地だから機械化は出来るだろう。干拓地は塩分が抜けるまで、どのくらいかかるんだろう。デザインの野菜は塩分には強い野菜なんだろうか。しかも農家の後継者が減っている。計画通りになるんだろうか。余計なことを心配した。

ここに来る前に駅前でなんにんかの地元の人に「干拓地がどうなるのか」聞いて見た。「そのままにしておくんでしょう」「遊園地かな」といった気のない返事が返ってきた。
干拓の村の前でちょうどタクシーが来たので乗った。長崎のタクシーなので、諫早は詳しくないというので、公園を見ただけで長崎に行くことにした。

公園ではネコはのんびり寝そべっていた。のどかですね。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
JALグループ
  • 手前は干拓が済んだところ、雑草の原だ。<br />そして現在進行中のところ。遠くには島原の山がかすんでいる。

    手前は干拓が済んだところ、雑草の原だ。
    そして現在進行中のところ。遠くには島原の山がかすんでいる。

  • 干上がった土くれ。まるで牛糞みたいだ。白いのは塩なのだろうか。塩分を抜くにはどうするんだろう。<br />それにしても雑草はたくましい。

    干上がった土くれ。まるで牛糞みたいだ。白いのは塩なのだろうか。塩分を抜くにはどうするんだろう。
    それにしても雑草はたくましい。

  • 土くれ、少し引いた写真。雑草は生えている。

    土くれ、少し引いた写真。雑草は生えている。

  • 水田

    水田

  • 根元にカイガラムシ(?)が

    根元にカイガラムシ(?)が

  • こんなところにもいる。

    こんなところにもいる。

  • ホホジロがいい声でさえずっていた。

    ホホジロがいい声でさえずっていた。

  • はい、のどかですね。

    はい、のどかですね。

  • これでメガネ橋ですね

    これでメガネ橋ですね

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